エイプリルフール2017

エイプリルフール2017のこたえあわせー
さて今年は去年に続いてクイズ形式にしたんですが、お楽しみいただけたなら幸いです。

調子に乗って長々と書きすぎたかな…。
もうちょっとサクッとした方が良かったかなーとも思っています。

さてフェイク部分はどこかお分かり頂けましたかな。
二つありました。
うち一つは、たぶん去年のものよりは幾らか簡単だったかなと思います。
もう一つは、もしかすると去年のよりも難しかったかも。

一つ目の答えはここです。

「シールドライガーMK-IIの説明書にはメカ生体ゾイド末期に改定が加えられた」と書いていますが、ここがフェイクです。
この説明のために使用した上の画像もフェイクです。

シールドライガーMK-IIの説明書に改定は加えられていない。
最後まで「当初と同じ」説明書が使用されています。

じゃあこの画像はいったい何なんだと思われる事でしょう。
それについて説明します。

実はこれ、あの伝説のゾイド食玩・カバヤの「ゾイドガム」の説明書です。
綺麗にスキャンして全体をお見せしましょう。

うほぉ・・・ゾイドガムすげぇ。
本格的なプラモといった構成をしていて、説明書も本家ゾイドに引けをとらない位に本格派なんですねー。
二色刷りをしている点も本家と同じですね。

ゾイドガムのパーツ数はとても多い。
マッドサンダーやシールドライガーなどの電動ゾイドのゾイドガム版はさすがに幾らかパーツ数が減っています。
ですがコマンドウルフやブラックライモス等のHiユニット級は本家とほぼ同じパーツ数をしていたりします。
これらの機種は、説明書も動力を組ませる部分がない以外は本家とほぼ同じだったりします。

ここにしか載っていない機体解説があるのも貴重。
んー、改めて凄いなゾイドガム。軟質プラと言う点だけは難ですが、それ以外はまさに隙のない見事な出来であります。
しかも、これで200円だったんだもんなあ…。


二つ目は、

この画像ですね。
シールドライガーDCS-Jの説明書として提示した画像ですが、こちらは嘘です。

正しいシールドライガーDCS-Jの説明書は、

これです。

んんん同じじゃないんかい!? と思ったアナタ、よく見てみましょう。
カスタマイズパーツの説明書が違うのです。


CP-01ビームキャノンセットは、実は二種類あります。
一つは、一般発売されたもの(上)
もう一つは、2000年の次世代ワールドホビーフェア冬で先行販売されたもの(下)

両説明書ですが、中身は同じものです。

ただし先行販売版は表紙の画像が違う。旧大戦時の写真を使用している。
対して一般発売版はRZ-007シールドライガーで撮影されていますね。

シールドライガーDCS-Jの説明書は「シールドライガーの説明書+一般発売版のCP説明書」です。
フェイクの画像は「シールドライガーの説明書+先行発売版のCP説明書」にしていました。
これはちとマニアックすぎだったかな。

ところで、ちょっと謎だと思っている事がありますので追記します。
シールドライガーDCS-Jの説明書は、ノーマル説明書+CP説明書です。
これが謎です。

というのも、新世紀ゾイドの限定強化ゾイドといえばシールドライガーDCS-J、ゴジュラス・ジ・オーガ、アイアンコングPKの三つです。


オーガとPKはノーマル説明書+CP説明書ではなく、専用の説明書になっているのですね。
なんでシールドライガーDCS-Jも専用の説明書にしなかったのだろうなぁ。
ちょっと謎です。

まあ、そんなわけで今年もコラム的な形を採りつつエイプリルフール記事を作ってみたんですが、改めてお楽しみいただけたなら幸いです。
今後も良い説明書に期待したいものですね。

さて、来年はどうしようかなあ…。
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説明書

本日は4/1です。年に一度のあの日です。
もはやバレバレだと思うので、本年も昨年と同じくクイズ方式でいきます。
以下にコラムを書きますが、2箇所フェイクが混じっています
その部分がどこかを見極められたし。


~説明書~
本日は本家ゾイドの説明書についてコラムを書きます。
説明書はあまり注目される事もないアイテムと思いますが、改めて考えるとよくできてるよなーと思います。

私は小三の時に初めてグスタフを作り、次にウルトラザウルスを作りました。
初のプラモだったのに全く間違わずに作れた。これは説明書の優秀さがあってこそと思います。


ウルトラザウルスは部品数がかなり多いのに、それなのに迷わずに組めた。
これは本当すごいなあと思うばかりです。
ゾイドの説明書は単に組み立て指示が最低限されているというわけではなく、組みやすさに配慮した様々な工夫があります。


説明書は、セイスモサウルスや凱龍輝や月刊ゾイドグラフィックスなど一部にはフルカラーのものもあります。

コチラは凱龍輝説明書。フルカラーの説明書を最初に見た時はビビりました。
ただフルカラー説明書は少なく、ほとんどのゾイド説明書は2色刷りで製作されています。

バトストといえば帝国VS共和国ですが、
「共和国ゾイドの説明書は黒・青」「帝国ゾイドの説明書は黒・赤」
の二色で刷られています。



こんな感じ。

細かいところですが、世界観への配慮が感じられますね。
これはメカ生体シリーズでも機獣新世紀シリーズでも同じです。

…メカ生体後期の「暗黒ゾイド」の説明書は「黒・赤」です。

帝国と同じ色ですね。
暗黒軍ゾイドの説明書は「黒・緑」でも良かったような気がするなー…。

例外は幾つかあります。たとえばゾイドリバースセンチュリーのダークネシオスやヴァルガの説明書は「黒・紫」です。

他にも、全機を確認したわけではないので例外はあるかもしれません。
ですが、基本的には大筋で「共和国系ゾイド=青」「帝国系ゾイド=赤」が保たれています。
世界観への配慮。ちょっといいですね。


さて、ここまではバトスト機の話。
バトスト以外のゾイドの場合は、「赤」「青」以外の色で構成されている事も多いです。
アニメ仕様とかですね。


こちらはゾイドフューザーズ版のキラースパイナーですが、緑色です。
アニメ仕様機の説明書の色は様々です。コマンドウルフ アーバイン仕様は紫だった。
自由で多彩です。

この事から、従来からの縛りをなくした自由な世界観である事が読める。
なにげなく見ている説明書ですが、色に注目しても面白いものです。


さてさて、二色刷りが基本のゾイド説明書ですが、これはプラモとしては珍しい事です。
というのも、プラモの説明書とは基本的に一色で刷られる事がほとんどなのです。

コトブキヤのHMMやDスタイルも一色刷りです。(ただし表紙や機体解説などの部分はフルカラー)
ガンプラも、メインシリーズであるところのHGやMGはHMMと同じ構成です。


HMMシャドーフォックス説明書(上)と本家シャドーフォックス説明書(下)
違いは明らかですね。

当然、印刷は一色刷りが安い。なのでコストカットの観点から言えば一色で刷るべきです。
なのに何故ゾイドが二色刷りになったかというと、これはもう組みやすさへの配慮です。


説明書には、このように「今使う」パーツが色で示されているので、直感的に迷わず組めるようになっている。
そもそも本家ゾイドはパーツ数が少なく組みやすいんですが、その上で更にこのような配慮があるのですね。

こうした配慮があったからこそ、小三当時の私は迷わずグスタフやウルトラザウルスを組めたのだと思います。

本家ゾイドの対象年齢はゼンマイクラスは6歳以上、電動クラスは8歳以上。ガンプラのHGは8歳以上です。
いずれも低年齢から組ませる事を意識したキットですが、ゾイドは説明書の仕様から「より組みやすい」と言えます。
もっともこれは「玩具」であるゾイドと「模型」であるガンプラの差でもあると思いますが。


「玩具」と「模型」
さて一部のゾイドは、「模型」として流通した事もあります。
24ゾイドを焼きなおした「Zevle」シリーズですね。


Zevleのキットの内容は色が違う以外はゾイドのままだったんですが、説明書が改定されています。


上がZevle「ランドギャロップ」 下がゾイド「バトルローバー」
模型流通だったZevleでは、説明書が一色刷りに改定されているのですね。

Zevleは模型として流通した事からわかるように、ターゲットをやや高めに設定していました。
広告展開が主にホビージャパンだった事からも容易に分かります。

対象年齢をやや上げたZevleは説明書が一色刷り。
この事から、
メーカーとしては「出来るだけコストを下げたいから一色刷りが望ましい」
しかし「ゾイドはチビッコでも容易に組めるよう配慮する必要がありそこは譲れない」
という意思が読めます。
ステキ、ゾイドの説明書。


さてそんなゾイドの説明書ですが、年代ごとに差があります。
ここからは、それを見ます。
説明書内の絵が変わっている事があります。

機獣新世紀ゾイドで再販されたゾイドの説明書は、基本的にメカ生体シリーズの説明書と同じ絵を使っています。


表紙こそ変わっていますが、中身は同じであることが分かるでしょう。
ですが「ヘリックメモリアル」「ゼネバスメモリアル」で再販されたゾイドは絵が変わっていました。


下がゼネメモ版です。
これだとちょっと分かり辛いかな。


ヒレ部分を拡大してみました。よく見てみましょう。
絵を描き直していることが分かるでしょう。


グランチュラでも比較。この絵は脚部分の差が大きいですね。
ヘリメモ版の絵はやたら縮こまってる感じがする。

ヘリメモ/ゼネメモ時になにゆえ絵を描き直したかは謎です。


絵の他にも、細かい改定がある場合があります。
メカ生体ゾイドと機獣新世紀ゾイド以降の説明書を比べると…、




サラマンダーの説明書。左はメカ生体版、右が機獣新世紀版。

このように、一部に補足説明が追加されていたりする場合があります。
何度も再販を繰り返された機種は、後期版になるに従い「より分かりやすく」改定されています。

ひとえに「再販」といっても、同じゾイドだから同じ説明書を刷ればいいだろ…ではなく、細かい検討が加わりより良い製品に仕上げようとした事が分かります。
見えない配慮があるのは何とも嬉しいことです。
はっきりと気付くユーザーは少ないかもしれませんが、このような対応を繰り返す事はさすがトミーだなと思います。


さて、更に色々。

二色刷りが基本のゾイド説明書ですが、ゾイドジェネシスシリーズの一部の機は一色刷りで構成されています。

ブラックライモスとヘビーライモスを並べてみました。
差は明らかですね。比べると、ヘビーライモスはちょっと分かりにくいです。

同じゾイドジェネシスの機でも、

このように、従来と同じ二色刷りをしているものもあります。こちらは組みやすいですね。
んー…。なんでこんな風にしたのだろう。

「全て一色刷り」なら「ジェネシスのキットはそうしたのだろう」となるのですが…。
また「主役機などは二色刷り・その他は一色刷り」とかならまだ分かるのですが…。
ヘビーライモスとハウンドソルジャーは共にアニメ未登場に終わった機体ですが、かたや一色刷り、かたや二色刷りというアンバランスになっている事はかなり意図が分からない。


次に強化型ゾイドについて。
ゾイドにおいてカスタマイズパーツは定番です。
そして幾つかの機体は、「カスタマイズパーツとセット」の状態でも販売されました。
たとえばグレートサーベルやシールドライガーMK-IIですね。

「またライガーか」というのはよく聞かれる事ですが、まぁー、とにかく売れるみたいです。
メカ生体ゾイド末期…1990年年末ののハローマックの広告を見ていると、


下段に注目。
かなり値引きされているとはいえ、グレートサーベル&シールドライガーMK-IIが載っています。
この時期においても人気機種だった事が分かります。凄いなあ。

末期のバトストは、グレートサーベルはほとんど登場しなくなってたし、シールドライガーMK-IIは出るがやられ役が主でした。
バトストの支援を得ていないのに広告に載る程度の人気を最後まで維持していたのは凄い。
そら、毎度けん引役に抜擢されるわ。

ただ余談ですが、この広告にこそ載っていませんが、メカ生体ゾイドにおいてはゴジュラスMK-II量産型も最後の瞬間まで現役であり続けました。
最終版カタログにも立派に登場しています。


こちらはメカ生体ゾイドのカタログの最終版。
カタログに登場しているという事は、すなわち生産が維持され玩具屋に流通していたという事です。

ゴジュラスMK-II量産型のバトストでの悲惨ぶりは、いまさら繰り返すまでもあるまい…。
シールドライガーMK-IIもやられ役でしたが、ゴジュラスMK-II量産型に比べればはるかにマシでした…。

ゴジュラスMK-IIもバトストの支援を受けていないというか「弱い・やられ役」なイメージばかり植えつけられていたんですが、それでいて最後まで現役であり続けたのは最高に健闘したと誇って良いと思う。
ゴジュラスもやっぱり大きな魅力を持っていると思うので、今後の展開に大いに期待したいところです。


さて話が逸れてしまったので本題に戻す。
強化型ゾイドの説明書といえば、ノーマルゾイドとは一味違います。
これらのゾイドの説明書は、
「①ノーマル状態で組ませる・ノーマル状態で完成させる」
「②強化パーツを付けMK-II仕様として完成させる」
ようになっています。
完成を二段階にしている。
ユーザーが「ノーマル状態でも」「MK-II仕様でも」どちらでも遊べるように一工夫しているのですね。

例えばグレートサーベルの説明書は、まずサーベルタイガーとして完成させている。
そして次のページから「グレートサーベル仕様に組もう」のページが始まります。

サーベルタイガー状態を完成させると、その次のページは、

このようになっている。
「部品を取り換えて組み立てよう」の文字が見えますね。


グレートサーベル仕様のページでは、まずサーベルタイガーから一部の装備を外させ、そしてグレートサーベル用の装備を付ける指示がされる。

グレートサーベルを組む事だけが目的ならば、これは明らかに無駄な手順です。
にもかかわらずこのようになっているという事は、トミーが「ノーマル状態でも」「MK-II仕様でも」どちらでも好きな方で遊んでほしいと思っていたからに他ならないでしょう。

もし組む「途中」で強化パーツを取り付ける(グレートサーベルとしてのみ組ませる)になっていたら…、ユーザーはその状態のみが正しいと思ってしまうでしょう。
そうじゃない。「ノーマルでも強化型でもどっちでもいいんだ」と遊びの幅を広くしている。
これもまた良い配慮だと思います。


ただし、例外もあります。
メカ生体ゾイド後期、共和国軍VS暗黒軍…第一次大陸間戦争期の強化型ゾイドです。
ダーク・ホーンの説明書は、「レッドホーンとして完成させる→ダーク・ホーンに強化する」ではなく、いきなりダーク・ホーンとして組ませています。


上がレッドホーン、下がダーク・ホーンの説明書。同じページです。
(ダーク・ホーンの説明書は何故か絵が全て新規に描き直されています)

行程21までは同じように組むように指示がしてあります。ですが工程22から分岐します。
工程22を見ると、ダーク・ホーンが「レッドホーンとしては組ませていない」事が分かるでしょう。
二連加速ビーム砲と三連電磁突撃砲を付ける指示がない。

次のページはこう。

このキットは説明書の指示に従えば「ダーク・ホーンとしてのみ完成する」。

ダーク・ホーンが初ゾイドだったユーザーは、レッドホーン状態を知る事はなく「ダーク・ホーン形態こそが正しい」と思ってしまうわけであります。
遊びの幅が少ない感じがして、ちょっと寂しい。
願わくば、レッドホーン状態で組んでもいいんだよ。強化型のダーク・ホーンにも出来るよ。な従来の方式が良いと感じるなぁ…。


ゾイドは初期の頃は、改造を推奨しとにかく自由に遊ばせる感じでした。
中期からバトストが盛り上がり「キットそのまま」で遊ばせる風に移行してきました。だがまだ初期のテイストは残っており改造も推奨していました。
ですが末期は、キットそのままで遊ばせる感じが更に強くなっていき、ユーザーの遊び幅を許さないような意思さえ感じてしまう仕様になってしまった。
(この辺りはTFゾイドについてのコラムも参照されたい)

ただ、ダーク・ホーンの説明書は最後のページに、

このような組み換え例が示されていて、最低限は改造への呼びかけもあるんですが…。
いやでも、やっぱり「ノーマル状態が示されない」のは寂しいなぁ…。.


更に続けます。
シールドライガーMK-IIは、メカ生体ゾイドにおいて最後まで現役であり続けたのは先に書いた通りです。
そんなシールドライガーMK-IIですが、うちにメカ生体当時の説明書が二つあります。


左の二つがメカ生体当時モノ。右の縦に置いているのはトイドリ版です。
よく見るとTOMYのロゴが違うので見分けが付くと思います。

さてメカ生体当時の説明書ですが、中を見比べると「発売当初の版」「改訂版」の二種類である事が分かりました。

メカ生体ゾイドのキットは細かく改定される事がありました。
ゼネバス帝国軍のゾイドは暗黒軍に吸収され、その後は「暗黒軍のゾイド」として扱われました。
この時期に生産されたデスザウラーなどの旧帝国ゾイドのキットには、シールに改定が加えらました。
ゼネバス帝国のマークが付属しなくなったかわりに、暗黒軍のマークが付属するようになっているのです。
(残念ながら未所持につき画像を掲載できないのは申し訳ない…)
これも凄いことだよなあ…。
細かく仕様変更を繰り返していたわけですね。

さてシールドライガーMK-IIの説明書です。
他の強化型ゾイドに同様の改定が加えられたかは分かりませんが、本機の説明書には改定が加えられたようです。
その内容は以下を見れば明らかです。

まずは当初のシールドライガーMK-IIの説明書。




「ノーマル状態として完成させ」「そして強化型にする」という従来からの手順である事が分かります。

しかし改訂版の説明書。


改訂版では、組み順が大きく改定されているのです。
この工程を見れば明らかに分かるでしょう。

これはボディを組んだ直後、脚を付ける前の段階ですが、背中に注目して下さい。
この段階でキャノンビーム砲が付ける指示があるのが分かると思います。
この説明書ではシールドライガーをノーマルタイプとして組む事を許さず、MK-IIとして完成させる事だけを目的としているのです。
ダーク・ホーンと同じ感じに改定してあるのです。寂しいことだなあ…。

グレートサーベル等でも同様の事が行われたかは不明です。
ですが、思うにシールドライガーMK-IIだけで行われた試験だと予想しています。
シールドライガーMK-IIは、漫画「特攻!!ゾイド少年隊」の主人公機になったりと、当時から格別の扱いを受けていた部分が大いにあります。
(バトストでの扱いはともかく…)
なので、そのシールドライガーで試験を行ったんじゃないかなぁと予想しています。


機獣新世紀ゾイド以降では、この版の説明書は破棄されたようです。
シールドライガーDCS-Jのキットには「ノーマルのシールドライガーの説明書」と「強化パーツの説明書」が入っていた。


これにより、ユーザーはノーマル仕様にも強化仕様にも組む事ができる。
トイドリ版のシールドライガーMK-IIの説明書も、初版と同じ構成になっていました。

機獣新世紀以降のシリーズが、メカ生体末期の「指定した通りに組ませる」ではなく「ある程度の自由や選択の余地がある」事を復活させたのは嬉しい限りです。

そんなわけで、今回は説明書をマニアックにみてきました。
まだまだ書きたい事がたくさんありますんですが……、たとえば極初期の一部ゾイドの説明書には、


このようにストーリーや機体解説が説明書に載っていた事とか。
(ストーリーやスペックは後のゾイドでは箱に記載され説明書には載らなくなる)

色々あるんですが、キリがないのでこの辺りでいったん終了します。
説明書も実に興味深いテーマです。


さて改めて。
本日はエイプリルフールです。
内容は大部分は本当のことですが2つのフェイクがあります。
見破れますかな。


回答は明日に。

ネタバラシ@2016エイプリルフール

さて昨日のエイプリルフールネタは確認いただけましたでしょうか。
今年はちと難しくしすぎた気もします(去年は簡単でしたね)。
仮称、お分かりいただけましたかな?
今回は、答え合わせです!

超超マニアックすぎる回答の手引きも併記いたします。


まず、第一次中央大陸戦争のゾイドの仮称。

実際に使用された仮称は以下の一覧。

ケトラーは、コメント欄で「トリケラトプス」のアナグラムではないかと頂きました。
なるほど、その線が濃厚ですね。しかし、バッキーとはいったい…。
ちょっと陽気な響きですね。

ところでヘビ型ことスネークスですが、こやつはユーザーアイデアコンテストからのキット化です。

応募時は「スネーカー」 そこから「ヘビ型(ネーミング未定)」になり、そして応募時の名前に近い「スネークス」に落ち着いているのは面白い。

さて、この時代にはフェイクを二つ入れていました。

マルダー、ヘルキャットが答えでした。


マルダーは、暗黒マルダーのレビューに同画像を使用しています。
なので、注意深い方は気付いたかもしれませんね。

ヘルキャットの方は、深く考えれば仮称はありえないという事に気付くはずです。
というのも、ヘルキャットの奥にいる機体はよく見るとウルトラザウルスである事が分かるでしょう。
そして、ウルトラザウルスはヘルキャットよりも半年ほども後に発売されたキットです。
つまり、ウルトラザウルスが登場する号において、ヘルキャットがいまだ仮称なわけはない というわけです。
まぁ、発売時期なんて覚えてへんわっ! て感じかもしれませんね(笑)

続いて、第二次中央大陸戦争。
まずは実際に使われてる方から。

この時代はサイ(仮)みたいなパターンが多いですね。
ヤドカリ(仮)とサイ(仮)はすげーシュールで面白いです。
ドラゴン(仮)はまだしもカッコいいのですが。

ベァファイターはちょっと意味不明ですね。妙に発音が良いのですが。
この時代の仮称の中で最も気になるのは「ワニ竜型」ですね。
ワニ竜てなんぞや…。

さて、この時代もフェイクを二つ入れていました。

答えはディメトロドンとネプチューンでした。


ディメトロドンの方は、超超入念に考察すれば分かったかも。

ゾイドの展開は、基本的に「年度」で区切られます。というのも、展開の中心が学年誌だったからです。
という事を思えば・・・、ディメトロドンは「新たなる展開」をみせた機体です。
つまり登場は四月号(3月発売)と考えられるわけです。

ゾイドの展開を年度で区切ると…、
1987「D-DAY上陸作戦~デスザウラーが共和国首都を陥落させる」
1988「ディバイソンが登場し反撃が本格化~マッドサンダーが共和国に勝利をもたらす」
1989「暗黒軍登場~ギル・ベイダー猛攻」
1999「オルディオスが登場し反撃が始まる~キングゴジュラスが共和国に勝利をもたらす」
てな感じになります。

さて、さきほどのヤドカリ(仮)とディメトロドンは同じ広告ですが、5月発売のヤドカリ(仮)に対しディメトロドンは3月発売です。
つまり広告が出た時点で既に発売間近なわけです。
なので、この時期において仮称なわけはないだろう という考えができるわけです。

ネプチューンの方はノーヒントです。ごめんなさい…。

最後、大陸間戦争。実際に使用された仮称は以下の一覧。

「ペガサス」の方は何度もブログで紹介してるので覚えてる方も多かったかもしれませんね。
「パンサー」の方も、一応はブログで一度だけ紹介した事があります。
3年くらい前に、ですが・・・・・・・・・・・・。

この時代のフェイクは一つ。

ガンブラスターでした。


一応、考察材料になるかどうかは分かりませんが、「そのゾイド専用の広告」であれば、さすがにここに仮称を使う事はありません。
単機を猛プッシュする広告なら、名前も決まりバッチリになった段階で行われるのが通例です。


という事で、以上、答え合わせでした。
超超超超マニアックでしたが、悪乗りしました。反省はしません。
しかし、まだまだ資料はあるわけで、知らない仮称はまだあると思います。これからも探していきたい!

さて来年は更に難しくするか、それとも優しくするか…。どちらにいたしましょうか。

仮称

既に何度も書いていますが、ゾイドにおいて秀逸だと思うのはネーミングです。
不思議なSF的響きの名(マーダ、ザットンなど)や2語の複合語の名(デスザウラー、シールドライガーなど)など、どれも魅力にあふれ秀逸です。
名前を聞くだけでもワクワクしてくる と言ったら言い過ぎでしょうか。
しかし、本当に秀逸な名前が多い。

新世紀ゾイドのジェノザウラーはネーミングの極地の一つだと思います。
ジェノ(GENO)の部分は考えれば考えるほどよくできてる。
虐殺竜の異名を持つ事から考えれば、「ジェノサイド(genocide)」であろう。
しかしもう一方で、デスザウラーの遺伝子を継いでおり「ゲノム(genome)」でもあろう。
色々な意味を感じられるネーミングが素敵です。
更に「ジェノザウラー」という言いやすい語感も良い。

さてさて、そんな秀逸なネーミングですが、資料に目を通すと稀にあるのが「○○(仮)」のような表記です。
カタログなどにおいて確認できます。おそらく、ゾイドは「デザインが先でありネーミングは後から」なのだろうと思います。
そういえば、レブラプターもコロコロでキット試作が初公開された折は「ベロキラプトル」の名で呼ばれていました。


今回は、そんな正式決定前の「仮称」に注目してみたいと思います。
というわけで、以下に、メカ生体ゾイド関連資料の中で見つけた仮称を並べてみます。
(新世紀の仮称は収集した資料が少ないのでまた別の機会に…)

沢山ありますので面白いですぞ。

帝国軍第一号ゾイド、マーダ

細かいですが「マーダー」と、「ー」が多いです。
余談ですが、「ダブルソーダ」「バトルクーガー」「ストームソーダー」など、ゾイド名を覚える際は「-」があるか無いかがややこしい時がありますね。
ネーミングではないですが、マーダの色が凄い!

次、帝国小型ゾイド4、5号機。



これまた珍妙な…。ケトラー。バッキー。語源は何だろう。
ところで私の世代だとケトラーと聞くとUFO仮面ヤキソバンを思い出すハズなのですが、いかがか。

次、グスタフ。

トレーラーセット。もしかすると、当初はトレーラーが目玉でグスタフ本体にはあまり重点が置かれていなかったのかも…。
戦闘は行わいないしなあ…。

次、帝国重装甲SP級ゾイド1、2号。



エイガー、カルゴス。
エイガーはそのままとして、マルダーは「エスカルゴ」からであろう。
悪くないですが、後の形状を表しつつ同時にドイツ軍自走砲でもある「マルダー」の方がやはりシックリくる気がします。
ネーミングの他に、色も試作段階ですね。

次、ヘルキャット。

モチーフ名そのままですね。。
余談ですが、ヘルキャットはモチーフがヒョウと書かれているものとジャガーと書かれているものの二つが確認できます。

次、スネークス。

ネーミングが未定のまま時が流れ、そのまんますぎる「スネークス」という名前になったのだろうか…。



第一次中央大陸戦争のゾイドは以上です。
次に、第二次中央大陸戦争に移ります。

まず、D-DAY上陸作戦で姿を見せた新型二種。



ヤドカリ(仮)、ディメトロドン(仮)ですが、ディメトロドンは後に「(仮)」がとれて正式名称になったのね…。
かなり珍しいパターンだと思います。

次、Hiユニット級ゾイド4種。







ベアファイターは細かいですが「ア」が小さな「ァ」になっています。

サイ(仮)は破壊力が凄いですね。すごいシュールです。
あと、なんか、これだけ(仮)の文字まで赤太字で強調してあるし。「仮ですよ!!」というメッセージ感が凄い。

ゴルヘックスは、「(仮)」の文字が付いていない。当初はディメトロドンのようにモチーフそのままにするつもりで仮決定してたのかな?

次、グレートサーベル。

間違っちゃいない気もするんですが、グレートサーベルMK-IIといってしまうと、強化を二度繰り返しているように思える。
チャーハン焼き飯 みたいな。
なお、この呼称は学年誌でグレートサーベル出現当初において複数見られます。
「グレートサーベル・タイプMK-II」と書いてあるものもあります。
グレートサーベルは「MK-II」という呼称を付けなかった最初の強化ゾイドです。なので、初期において故障がかなり混乱してしまったのだろう。

次、24ゾイド

これは有名かな?
グスタフと同じく、当初は機体名が付けられずフィギュアを強調したキットだったようだ。
こうした経緯から考えると、サンドスピーダはやはり非ゾイドであろうと思えてきます。


揃ってモチーフ名が仮称になっています。
ただ、ネプチューンの「ワニ竜」とは何ぞや…。


メガトプロス初陣。
これは仮称というより誤植かも。メ「カ」トプロスになっています。

誤植といえば後に・・・、

こんなのもあります。これは気付こうぜ…って感じですね。

…コホン、誤植は置いといて本題に戻る。


ネプチューンの名前はかなり苦労されたようだ。学年誌で初陣を迎えた回ですが、この時点ではポセイドンになっています。
メガトプロスは決定しているのに。
・・・なお、ネプチューンもポセイドンも共に海の神の名です。
・・・更に余談ですが、Zナイトシリーズに「エギール」という機体があります。この機体も登場当初は「ポセイドン」という名で呼ばれていました。



以上、第二次中央大陸戦争。
次に、大陸間戦争に移ります。この時期はちょっと少なめです。

まず、ガンブラスター。

…低年齢層向け広告で、ここに登場しているキャラは「特攻ゾイド少年隊」の大和タケル君ですな。
「カノンバスター」これもなかなか良い名ではないか。いずれにしろ、撃つ気満々なネーミングです。
なお「カノン」は大口径砲、「ガン」は小口径砲なイメージです。
ガンブラスターの砲は小口径砲が密集している感じなので、後に「ガン」になったのだろう。
余談ですが、このガンブラスターの写真は試作品が使用されている模様。

次、オルディオス。

予告内において、ペガサスと呼ばれています。
(次号で登場した時からはきっちりとオルディオスと呼ばれていますが)
ネーミングがかなりギリギリになったんだなあという事例です。

最後、デス・キャット

これも、ヘルキャットと同じくモチーフ名そのままになっていますね。
対キングゴジュラス用として急きょ出撃したゾイドですが、その経緯から察するに完全完成した機体だったかは怪しい気がする。
名前も間に合っていなかったか・・・。



そんなわけで仮称特集でしたが、はい、ここで重要案件です。
今日は4/1です。エイプリルフールなわけです。
そんなわけでこれはネタ記事です。ですが、全てがネタではありません!
上で紹介した仮称のほとんどは実際のものです。
しかし、5つだけフェイクが入れてあります。


フェイクである仮称は5つ。お分かりになりますかな?

もう4/1というだけで警戒されるだろう…。今年の記事はどうしよう…と考えた結果、ええぃそれならバレても悩ませる記事にしてやれ! という事でこんな記事にしてみました。
仮称のほとんどは本当に使われた仮称です。しかし、5つだけは実際には使われていないものが混じっています。
そんなわけでぜひお悩みくださいませ。
全部分かったら凄すぎです。

2015エイプリルフールのネタバラシ

はい、そんなわけで今年も4/1です。



今年は我ながらちょっと弱かったなーと思います、すみません。
去年ほど手間をかけておらず荒かった。
以前からやってる「新バトスト完結編」は学年誌のラストバトルの号がなかなか手に入っていないので作れず…。
それと、今年は本の制作に全力を注いでいるので企画に時間をかけなかったというのもありました。

用意した画像の元と比べるとコチラ。

右が本物。
最新ゾイドはヘルキャットですが、そこを謎の新ゾイド・バルガにしたというわけです。

謎の新ゾイド・バルガのジオラマですが、もちろんありものの画像と合成。
「ありものの画像」とはいったい何か。気付きますでしょうか?
これ、下に敷いてるのはウルトラザウルスの全包囲攻撃のカットです。



ウルトラの位置に謎の新ゾイド・バルガを置いて隠してるんですね。

謎の新ゾイド・バルガは…、


メカ生体ゾイドと同時期に学研から出ていたキット「ロボゴロン」シリーズのキャタピラスです。

普段は丸いのですが、スイッチを入れると転がり…、


そして徐々に伸び…、


完全に伸びる。


そこから、もう一度丸まる。

これを繰り返します。
すごー。脅威のギミックを持ったメカダンゴムシなのであります。
リバセンでヴァルガを見た時、うぉロボゴロン!と思ったのは秘密。
しかし本当、先祖と言える存在じゃないかな。

ヴァルガは動力が中央でしたが、キャタピラスは最前面にあります。

装甲のディティールがいい感じですね。パネルラインの彫り方がモルガを発展させた感じに見えるのが良い。
その半面、


前面の内部メカが露出している部分は、シールで済まされているのは残念…。
ただ、このデザインがいかにも80年代的で魅力的でもありますね。


動力は電動です。

ギミックの構造ですが、これはなかなか面白いです。
基本的に、装甲は常に広がるように力が働いている。しかし、

各装甲がテグスで繋がっています。

球体状態は、テグスが完全に巻き取られた状態。ゆえに丸い。
スイッチを入れると…、モーターが回りテグスを緩めます。そうすると徐々に装甲が開かれ伸びてゆくというわけです。
更にモーターが回ると、今度は巻き取ります。そうするとまた、各装甲が収納され丸くなります。
ギミック派こんな風になっています。

見た目は似ていますが、ギミックの構造はヴァルガとは違いますね。

それにしても面白いギミックです。当時の記事を見ても絶賛されています。
ただ、難点は耐久性のなさです。
すぐに壊れる…。そのうえ部品が特殊であります。
一般的じゃないギアが使用されていて、現在では同じものを購入するのはほぼ不可能…。
修理には、代用品を購入の上、各部を削るなどして加工していく必要があるみたいです。
ゾイドのようにちょっと頑張ればすぐ修理出来る・・・ものではなく、かなり熟練したものが必要なようで、うーん、ちょっと大変です。


ロボゴロンは他にも二種類出てるようですが、特にタゴラスは構造が超特殊で修理困難なようです。
「転がる」という乱暴なギミックを持つので壊れやすい。
残念ながら現存するロボゴロンはほぼ全て動かない状態になっているようで…悲しい。

ギミックだけで言えばロボゴロンやバンダイのレボルトの様に凌駕するものもありますが、耐久性や構造を理解する楽しみ、メンテナンス性、そういったものを総合して考えるとやっぱりゾイドは凄いなーと改めて思います。
(ヴァルガはちょっと修理しづらいけど…)


ストーリー設定


ロボゴロンは生きているメカ。ゾイドの影響を感じる。


絵がやたらカッコいいです。


スペック的に言うと、モルガの方が強いかな?


というわけで2015のエイプリルフールでした。来年はもっとアツいのを作れるように頑張ります。

ただ、あれですね。
本文に書いていた、
「新型は常に最新の案から生まれるのではないという事です。ずっと以前に試みられていたものが、ようやく後の時代になって花開く…なんていう事も多いんだなぁと思っています」
っていう部分は、本当にそうなのかなーと思っています。

もちろん、昔のゾイドが未来のゾイドに影響を与えるという事もあります。しかしそれだけでなく、もっと広い視点で…、
傑作玩具は企業を越え多方面に影響を与えるという視点で考えると面白いのかなーと思いました。
当時の色んな玩具を見ていると、あぁこれがゾイドに影響を与えたのか。逆に、この玩具はゾイドの影響を受けているなというようなものがあって面白いです。

ロボゴロンの正確な発売年は不明ですが、85年と推測されます(85年発売の本に最新キットとして紹介されてるので)。
85年ごろ…、ゾイドが一気に延びてきていた年のアイテムということで、影響はあったと思います。

ゾイドにインスパイアされロボゴロン・キャタピラスが生まれる。
2008年、ロボゴロンに似たヴァルガが生まれる。
私はこういうのを見つけるのが好きです。

ゾイドはもちろんですが、それ以外にも様々な傑作を見つけていきたいなーと思います。

バルガ

新世紀ゾイドのバーサークフューラーは、

こんなスケッチから造られているそうです(電ホビ付録のゾイドブック2002より)。

ちなみにこれ、ジェノザウラー開発よりずっと前にかかれていたイラストだそうで。
ゾイドを研究していて、また資料を集めていて思うのは、新型は常に最新の案から生まれるのではないという事です。
ずっと以前に試みられていたものが、ようやく後の時代になって花開く…なんていう事も多いんだなぁと思っています。

そういえば、ゴジュラス9バリエーションにあった高速タイプ、あの姿勢は後のジェノザウラーのようです。
あの時代はああいった姿勢のキットが二足歩行という制約ゆえ出来なかった。しかし後の時代にそれが解消されようやく実現した・・・。
とまぁ、こんな視点で見てみると面白いですね。

最近話題のマスターピースも、もちろん新しい試みです。しかしどこか過去にヒントがあったのかな なんて考えたら見えてくるものがあるかもしれません。
それはムービングリアルゾイドであり、更にさかのぼればアイアンコングエヴォルツォーネであり…、更にさかのぼる事が出来るのかも。

さてさて、そんな過去から探る的な事で、最近なかなか凄い資料を発掘しましたので紹介します。
学年誌なんですが、残念ながら号は不明です。
というのも、切り抜きだけを購入したというもので…、今後国会図書館を利用するなどして該当する号を照合せねば…。

ま、それはさておき凄い資料というのは、

おおおお、なんだこれ。
一見、普通に帝国ゾイドのカタログに見える・・・んですが、下の方をよく見てください。



バルガて。
バルガて!!
リバセンのあいつの先祖!?

カタログの内容からして、アイアンコング以降サーベルタイガー以前の時期と推測される。
あとサイカーチスも載ってるから・・・、86年前半かな?

この時期にあの超ギミックが試作されていたとはね。
「バ」ルガっていうのがちょっと好き。ヴァじゃないのね。

頭部横の触覚みたいなのがちょっとシュールですが、デザインはなかなかいいんじゃないかなと思います。
ヴァルガよりもちょっとスッキリというか、この時代のゾイドらしいシンプルさがあります。

11月予定となっていますが、何らかの事情により中止になったようです。
やっぱりギミックかな?
この頃はHiゼンマイはまだない。小型のマイクロゼンマイのみの時代です。
いかにもパワーが足りなかったんじゃないかなあ。

こういうのが眠ったままにならず、いつか昇華されるというのは何ともアツいものがありますね。
まだまだそういうのがあるんじゃないかなぁと思います。

社内資料をかきあつめ、過去から学び新しきをプラスした次世代ゾイドをまだまだ期待したいです。









っていう事で、以上2015年のエイプリルフールでした。
ネタバラシ編に続きます。

2014エイプリルフールねたばらし

はい、そんなわけで、

今年のエイプリルフールのネタばらし いきます。

今年のエイプリルフールのネタは・・・、4/1の記事の通り、トミーのトイカタログを手に入れたぞ!という事でお届けしました。

毎年恒例で作っている新ゾイドバトルストーリー2完結編は、今年は使用する学年誌を手に入れられなかったので断念しました。
その代案でもあり、また今年はちょっと本気でだましにかかろうと思ったからです。

ちょっとやりすぎました。すみません。


~制作~


印刷し、カッターで余白を切り、


製本用の特殊なホチキスで止めます。


今回の企画の為に製本用の特殊ホチキスを購入した。
この辺の加減の知らなさがZoids ignitionであります。


ゾイド以外のページは残念ながら作っていません。


今回は、カタログ本のデータを作るだけじゃなくて、実際に「印刷し製本し」「その写真を撮る」という手間のかかる事をやってリアリティを出しています。

各ページも…

本物だ思わせるために、印刷したものをスキャナーで取り込んでいます。

なお構成に当たってバトストの写真は全て学年誌およびてれびくんからの抜粋。
手持ちの資料を総動員しました。
バトスト未掲載の写真が多いのは意図的です。


・・・あとこのページ

色々とゾイドのコダワリとかスタッフの事などが書いてありますが、内容自体はおおむね事実と思います。
というのも、実はこの部分は「STARLOG」など当時の雑誌のスタッフインタビューなどを元に構成しています。
そういった意味ではエイプリルフールネタですが、あながち外れているわけでもないというわけで。


という事で、今回のエイプリルフールですが、
改めまして
少しやりすぎました。すみません。

来年はもうちょっと抑え気味にいきます。
新バトストが来年こそ作れるといいなあ・・・。

あと、今年のエイプリルフールの最後に。
今回のカタログ本はエイプリルフール用のフェイクなんですが、長い間資料を探査している三式だから言える事、それは・・・
本当に資料は果てしないし、時に驚くようなものがあります。
まだまだゴロゴロしています。
だからきっとこんな資料もあるはずですよ。
本当のカタログもいずれ手に入れて紹介したいと思います。

ではまた来年のエイプリルフールをお楽しみに。

Toy Catalogue 1989

珍しいものを手に入れました。
なるほど、こういうアイテムも確かに存在するよなぁと思った次第です。
手に入れた喜びをかみ締めると同時に、資料収集の果てしない道を実感したものでもあります。

何かというとこういうものです。

じゃじゃじゃん。


TOMY TOY CATALOGUE 1989
当時のカタログ本です。
中身を見るに、多分当時のイベントで業者などの関係者向けに配布された冊子だと思います。
8月発売までの新製品が紹介されているようなので、多分、東京おもちゃショーで配布されたものだと思う。


「販売店、問屋様へ」と書かれているのが見えます。
そしてTOMYの位置に第注目です。
デッド・ボーダーが居る!

当時のトミー玩具カタログなのでゾイドが載っているのは当然なんですが、その扱いの大きさに驚き。
暗黒大陸編へシフトし、ゾイドもリニューアル。また更に飛躍を試みるべく大プッシュしていたのが分かる。

余談ですが、ゾイド以外だとトミカ、プラレール、ネンダーランド、空転戦士、ボードゲーム、モコリンペンなどが紹介されている。
モコリンペンなつかしすぎる。
ご存知でしょうか・・・。書いてドライヤーの熱風を吹きかけると、インクがモコモコ膨らんでくるという不思議なペンです。
紙だけじゃなく布にも書けるというのが強みで、モコリンペンでオリジナルのTシャツやハンカチを作ろう!っていうCMが当時よく流れてた(洗っても大丈夫らしい)。
クラスの女子がすごい確立で持ってたわぁ…。
モコリンペンはよく覚えてるんですが、まさかトミーだったとは。

さて余談は置いといて。ここからはお待ちかね、ゾイドのページを紹介します。
ゾイドのページは全部で6ページあり、なかなか贅沢なページ構成でした。
しかも、カタログというより「ゾイドの魅力やストーリーを紹介!」というようなノリで攻勢されており、凄く見応えがありました。
これは他の玩具にも共通する紹介方法で、当時、「製品単体の魅力をプッシュするのではなく、シリーズ全体の魅力をどう伝えるか、その上で単体をプッシュする」という方式だったのは興味深い。
個人的には回りくどいけど凄く良い事だと思う。


こんな感じで紹介されます。
カタログにこんな資料があったとは。あまりに予想外でした。

さて、そんな凄い資料だったのでスキャンしましたので、綺麗な画像でお届けします。

まず1ページ目


文章が凄く良い感じなので頑張って全て打ち直しました。以下本文。

1983年にスタートしたメカ生体ゾイドは、今年で7年目を迎た。
小さなゼンマイキット三種類からスタートしたゾイドは、いまやトミーを代表する大シリーズに成長している。
そして今なお、その成長は留まる事を知らず、加速し続けている。
玩具の寿命は年々短くなっていると言われる。その中で何故ゾイドは変わらない人気を博し、子供達の定番となっているのだろう。
長年、少年たちの心を掴んで離さないメカ生体ゾイドシリーズ。その魅力を紹介しよう。

メカ生体ゾイドは、LSIゲームに代表される電子玩具が普及し、最先端の玩具ともてはやされる中で始まった。
あえて時代に逆らい「手作りの良さを再認識しよう」を合言葉に、モノづくりにこだわりながら奮闘した。
それが最初のゾイドだった。
最初のゾイドスタッフはたった4人だった。それが今やシリーズの成功と共に増え、ゾイド開発部はトミー最大の大所帯となっている。
しかし今でも、最初の志は守られている。
「手作りの良さ モノづくりへのこだわり」
どんなに時代が移り変わろうとも、ゾイドがこの志を持ち続ける限り、子供たちの支持が得られるのだろう。


ゾイドのアイテム数は、関連アイテムまで含めると百に迫る。
これだけ多くのアイテム数を誇るシリーズは、他にはなかなか無いだろう。ゾイドの大きな強みだ。
アイテムは、メインシリーズのキットでは、お小遣いで買いやすい低価格小型キットから、クリスマスや誕生日に欲しい特大キットまで様々だ。

チョコボールやガムのオマケの、ミニサイズ簡易キットも多い。
また最近では、ファミコンやMSX2用のテレビゲーム界にも進出した。
LSIゲームへの反発から始まったゾイドが、最先端のテレビゲームに参入したのは一見奇異なように感じる。
しかしゾイドのアイテムは、今後ますます数を増やし、また幅も増えてゆくことだろう。
既にゾイドとしてこだわるべきものは確立した。その確かなものを持ち続けながら、しかし様々な時流に乗ることも怠らないからこそ、ゾイドは限りない成長を続けているのだ。

さて、ここまではオトナの目線でゾイドを見てきた。
ここからは、ゾイドを最もよく遊んでいるコドモの目線に切り替えよう。
子供の目線で見たゾイドは、どんな所が魅力的なのだろう。それは大きく4つの項目で示す事が出来る。




①DESIGN デザインの魅力
ゾイドが少年たちの心を掴んで離さない理由は、まず優れたデザインにある。
子供たちは生き物が大好きだ。「恐竜」「動物」「昆虫」などなど、身近なものから古代のものまで、幅広い動物がゾイドワールドには存在している。
そして少年は、メカも大好きだ。「自動車」「特急」「新幹線」そして戦車や戦艦、戦闘機といった戦うメカたち。
ゾイドのデザインは、生き物とメカが見事に融合している。
この事こそ、ゾイドが少年を惹きつけてやまない理由なのだ。

②MODELLING 組み立てる楽しさ
デザインの次に魅力的なのは、ゾイドが作る楽しさを持っている所だ。
ゾイドの箱を開けると、ぎっしりとパーツが入っている。ゾイドは組み立てキットなのだ。
一見難しそうに見えるが、実は組み立てはぐっと簡単なように設計されいる。
ニッパー等の工具さえあれば、小学校中学年くらいになれば、一人でも完成させられるだろう。
接着剤が不要な点も嬉しい。無機質なパーツが、組み立てる中で、組む人の温かさを持ってゆく。

③GIMMICK リアルな動き
ゾイド・キットは、全て動力を持っている。小型のものはゼンマイ式だが、大型のものはモーターで動く。
これもゾイドが少年たちを掴んで離さない大きな理由だ。
ぜんまいを巻く、あるいはスイッチを入れたゾイドは、まるで生きているかのように動き出す。
しかも、全てのゾイドがそれぞれ独特の動きを持っている。
例えばウルトラザウルスは自慢のキャノン砲を動かしながら歩くし、マッドサンダーはドリルを回転させながら歩く。

④STORY ストーリー展開
魅力的なゾイド・キットをより楽しめるよう、ゾイドは魅力的な世界を用意している。
舞台は地球からはるか6万光年の彼方、ゾイド星。
限りない宇宙への憧れを感じるステージで、ゾイドたちはパワフルにバトルを繰り広げる。
そして魅力的なステージを用意しただけではない。
実はそのステージは、感じるだけでは不十分だ。ユーザー自身が中に飛び込む事で完成するようになっている。
自分のゾイドをどう活躍させるか。少年はそこに熱中している。

ゾイドのストーリーは、今、大きな転換期を迎えている。
展開当初から続いた「帝国VS共和国」の戦いが、ついに共和国の勝利で集結した。
しかし新たなる第三勢力「暗黒軍」が参戦したのである。
次の頁からは、これまでの戦いの歴史を簡単に振り返ろう。


ずおぉ、もうこれだけでかなりいい感じ。最高の資料です。
ですが、本文の最後にあるように、そう!次のページからバトストも載っていました。
というか、既に画像でも示しましたね。
なんという事だろう。こんなところにもバトストがあったとは。
最も、ページの都合上、かなりダイジェストな感じではありました・・・が、それでも非常に分かりやすく、なおかつバトスト未掲載の写真も幾つかあったので非常に興味深く、また良い資料になりました。


3ページ目


ここでは、この星の戦いの歴史を大まかに解説しよう。中央大陸戦争の流れが分かると思う。
なお、ここに記したのは大局の推移のみである。
ここに記していない数多くの戦闘が行われた事は言うまでもない。
その事も踏まえ、熟読の上、今後の作戦に生かして頂ければ幸いである。

①戦いの星 ゾイド星 ZAC1980~2029
地球から遥か6万光年の彼方、ゾイド星。
ここゾイド星の中央大陸では、ゼネバス帝国とヘリック共和国の二大強国が、金属生命体「ゾイド」を戦闘用に改造し、日夜激しい戦いを繰り広げていた。
戦いは初期の頃は小規模であったが、地球からの移民船「グローバリーⅢ」が飛来した事で、メカの性能が一気に進歩し、苛烈な総力戦になったのであった。

②無敵 ゾイドゴジュラス ZAC2029~2032
初期の頃、共和国軍で最も活躍したのは何といってもゾイドゴジュラスだ。
無敵の格闘力と驚異的な頑丈さを持つ最強ゾイドであり、抗し得る帝国ゾイドは皆無であった。
帝国最強のレッドホンが複数でかかっても返り討ちにする程であり、無敵神話を築く程であった。
その上、共和国軍は巨大飛行ゾイド・サラマンダーの開発に成功した。
空から攻めるサラマンダーに、帝国軍は有効な手を打てずにいた。
戦いは共和国の勝利に終わるかに思えた。

③帝国の逆襲 ZAC2032~2036
ゼネバス帝国軍は、ついにゾイドゴジュラスに匹敵する巨大ゾイド・アイアンコングの開発に成功した。
対ゴジュラス用に留まらず、長距離ミサイルを持ち、サラマンダーにも対抗可能であった。
アイアンコングの出現で、帝国軍は戦線を一気に押し戻した。
続いて、帝国軍は画期的新鋭ゾイド・サーベルタイガー就役させた。
このゾイドは信じられないような高速高機動を誇り、大活躍を見せた。
戦線は次第に帝国有利に傾いてゆくかに見えた。

④史上最大のゾイド出現 ZAC2037~2039
共和国軍は、かねてから開発していた史上最大のゾイド・ウルトラザウルスの開発を完了させた。
絶大な威力を誇る巨大なウルトラキャノン砲と、部隊を統括する指揮管理能力を持ち、陸・海で運用できた。
この画期的な戦略級ゾイドの出現によって、帝国軍は大混乱に陥り、ついに崩壊を始めた。
共和国軍はゼネバス帝国攻略を本格的に開始した。
ある部隊は海を越え、またある部隊は中央山脈を突破し、ゼネバス帝国首都を目指し進撃していったのである。


バトスト未掲載の写真の宝庫です。これは凄い。
コング部隊、かっこいいなぁ・・・。マニアックな方は、奥に居る機体がハンマーロック改造の限定型である事に気づかれたし。

コングを巨体でもって踏み潰すウルトラもすげぇ。まさにすげえ・・・という感じ。
この辺の写真はバトストに未掲載になったのが惜しいなぁ…。


4ページ目。

⑤第一次中央大陸戦争終結 ZAC2039~2040
ウルトラザウルスの活躍で、共和国軍の進撃は順調に進んだ。
ついにゼネバス帝国首都も攻略され、共和国の旗がひらめいた。
しかし生き残った帝国残党による必死の抵抗もあり、ゼネバス皇帝は、追撃を振り切り中央大陸を脱出する事に成功した。
皇帝を乗せたシンカーは中央大陸を離れた。
目指す先は、中央大陸より遥か北にある大陸「暗黒大陸」であった。
ゼネバス皇帝は、この未知の大陸に渡り、軍備を再編させ、再び戻ってくるつもりなのだ。

⑥ゼネバスの逆襲 ZAC2041~2042
中央大陸にゼネバス皇帝が帰ってきた。
軍備再編を完了させ、強力な新型ゾイドと士気・練度共に最高の兵士を率いて。
中央大陸への帰還は、作戦名「D-DAY上陸作戦」と名付けられ、大陸北西のバレシア湾への奇襲上陸作戦で幕を開けた。
突然の奇襲と強力な新型ゾイドに押された共和国軍は混乱し、終始圧倒され続けた。
帝国軍の作戦は見事成功した。
ここに第二次中央大陸戦争が幕を開けた。
上陸作戦の後、帝国軍は各地で電撃戦を敢行、あっという間に大陸の西側を制圧した。

⑦共和国軍の反撃 ZAC2042~2044
帝国軍の猛攻は、いぜん続いていた。
しかしここへきて、共和国軍はようやく反撃体勢を整えた。
サーベルタイガーを越える新型超高速ゾイド・シールドライガーが戦線に登場し、帝国軍の進撃を喰い止めた。
戦線は再び一進一退を繰り返す互角の形相をみせた。
この状態はしばらく続くかに思えた。
しかし共和国軍は、帝国軍がウルトラザウルスを越えるゾイドを開発しているとの情報をキャッチした。
その情報に共和国軍は恐怖した。

⑧死の恐竜、誕生 ZAC2044
帝国軍は、ついに新型巨大ゾイド・デスザウラーの開発に成功した。
ゴジュラスを片手で放り投げる圧倒的な格闘力に加え、あのウルトラザウルスが一瞬で戦闘不能になる荷電粒子砲の砲力を持つ、史上最強ゾイドであった。
デスザウラーは各地で無敵の活躍を続け、両軍の力関係は一気に変わった。
あらゆる共和国ゾイドが挑み、そして敗れた。
圧倒的な力を前に、共和国軍は首都の放棄を決定し、撤退を開始した。
これによりヘリック共和国首都は陥落、帝国の旗がひらめいた。


このページも未掲載なのが多い。
ゴジュラスが限定コングを倒している…。
アタックゾイドがフォローされているあたりが細かくて良い感じです。
あと、デスザウラーVSウルトラのは、トビーデスVSエリクソンウルトラの別角度かな…?


5ページ目。

⑨共和国軍、ゲリラ戦開始 ZAC2044~2048
首都を放棄し各地へ撤退した共和国軍は、圧倒的に不利な状況の中、ゲリラ戦で帝国に戦いを挑んでいた。
反抗作戦は、デスザウラーとの交戦を視野に入れた新型ゾイド・ディバイソンの登場で本格化した。
各地で共和国軍が活動を再開した。
しかし、ディバイソンはデスザウラーによく抗したが倒すには至らず、あいかわらず帝国有利な戦況は同じであった。
見通しは暗いままであった。
しかしそんな状況の中、正面からデスザウラーを完全に攻略出来るゾイドの開発が、本格的に開始された。

⑩雷神、マッドサンダー登場 ZAC2048~2051
共和国軍は、ついにデスザウラーを越える新型最強ゾイド・マッドサンダーの開発に成功した。
期待通りの能力を発揮したマッドサンダーは、デスザウラーを撃ち破った。これにより共和国軍は勢いづいた。
一気に共和国首都を奪還し、勢いそのまま帝国への侵攻を開始し、順調に攻略を進めた。
浮き足立った帝国軍はもはや抗する事が出来ず、各地で敗走を重ねた。
ついに帝国首都も攻略され、二度目の陥落を迎えた。帝国軍の運命は、もはや風船の灯火であった。

⑪暗黒軍の出現 ZAC2051
残存する帝国軍は、ゼネバス皇帝と共に中央大陸北西に浮かぶ小島・ニカイドス島に集結し、最後の戦いを挑んだ。
共和国軍は同島攻略部隊を結成し、上陸作戦を開始した。

ここへきて、両軍の兵力差は絶望的になっていた。上陸も成功し、島の攻略も着々と進んだ。
戦いは共和国軍の完全勝利に終わるかに見えた。
しかし予想だにしない事態が起きた。
見たこともない、謎の黒いゾイドが出現し、共和国軍に戦いを挑んできたのである。
謎の敵に、共和国軍は大混乱に陥った。

黒いゾイドを扱うのは暗黒軍。かつてゼネバス皇帝が助けを求めた暗黒大陸に住まう、未知の軍である。
ゼネバス皇帝は、敗戦を目前にむかえ、暗黒大陸への援助を再び求めていた。
しかし暗黒軍は、密かに中央大陸を監視し、機を伺っていた。
両軍が長引く戦いで疲弊した時を狙い、中央大陸への侵攻を企てていたのである。
今、第二次中央大陸戦争は終結し、新たなる大陸間戦争が幕を開けた。


暗黒軍を率いるのはガイロス皇帝である。彼は帝国兵と帝国ゾイドの全てを自軍に吸収し、ヘ
リック共和国に戦いを挑んだ。
はたして暗黒軍の実力とは? 共和国軍はどうなってしまうのであろうか!?
ゾイドは今、
未知なるバトルステージへ突入したのである。


こちらも未掲載写真が多い。
ゲリラ戦開始のところの写真は良いですね。ディバイソンとサーベルが、それぞれ勢い良く敵を突き破っている。
互いの戦力が均衡しているようなコマ割に見えて良い感じ。

そしてマッドはカッコ良過ぎる。この辺もバトストに掲載されなかったのが惜しすぎる…。
暗黒軍の出現の所では、デストゲラーがやられています。レアなゾイドの戦闘シーンが…。
あと、マッドを撃つダーク・ホーンも…。
この時期のマッドはこういう役も多かった…。


6ページ目。

このページはまさにカタログという感じ。
ただ新製品に関してはジオラマ写真になっているのがニクい。
カノンフォート活躍しているではないか。そんなところも嬉しい。
シルエットで紹介されているのはジーク・ドーベルとハウンドソルジャーのようだ。
マニアックですが、ヘルブレイザーとクロスソーダーが無い。
この装備はだいぶ後になってから付けられることが決定したのだろうか?


という感じで実に良い資料が手に入りました!
ストーリーはダイジェストですが、ダイジェストであるがゆえに入門用としても使えそうな分かりやすい内容でGOODです。
ストーリーもですが、最初の見開きページの説明も実に良い感じ。
色んなところで熱いものを感じるカタログでした。
今の公式の方にも見直して欲しいカタログだなあ…。

それにしても、これは他の年のも探さねばなりません!

今年の恒例バトスト

はい、今年もこの日がやって参りました。
という事で、
今年はさすがに3年も同じネタをやっているので、最初からネタばらしをした上で書きます。


2011年から、毎年4月頭に、集めた学年誌を基に、暗黒大陸編のバトストを勝手に作っています。


「何でバトスト最終巻は出なかったかなぁ…。本当惜しいなぁ…。欲しいなぁ…」と、ずっと思っていて…、
その思いもあり、せめて学年誌を収集するようになり、
そうしていたら、「せっかく学年誌が集まってきたから自分で作ろう」と思うに至り。

それ以来、4/1に、4ページずつ勝手なバトストを作っては掲載するのがZoids Ignitionの恒例行事となっております。

さてそんな前置きで、今年もこのタイミングがやって参りましたので、一年間お待たせしました!
2011年に製作した最初のページから今回製作した最新ページまで、全て掲載します。

-2011年製作分-
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中央大陸、共和国領のバレシア軍港はおだやかな朝を迎えようとしていた。
しかし基地のレーダーが暗黒大陸から飛行してくるゾイドの姿を捉え、けたたましいサイレンの音を鳴らし、静寂は一瞬で立ち消えてしまった。
そのゾイドは魔の怪鳥、ギル・ベイダーだった。
湾内に置かれていたウルトラザウルス、ゾイドゴジュラスが直ちに自動迎撃システムに切り替わり、激しい対空砲の嵐をギルに浴びせかける。
しかしギル・ベイダーはひるむことも無く一気に高度を下げ、猛烈な勢いでウルトラの側を飛び去った。
その風圧で海は荒れ、ウルトラの巨体が天に舞い上がる。
続いてゴジュラスも吹き飛ばされ、一瞬にして湾内の部隊は壊滅してしまった。

前年、ギル・ベイダーを完成させた暗黒軍は勢いに乗り、このところ連日のように中央大陸を襲撃していた。
マッドサンダーやサラマンダーF2の力をもってしても防ぎきれないギル・ベイダーの恐るべき能力に、共和国軍はかつてない恐怖を覚えていた。
共和国大統領のヘリックは、暗黒大陸に潜む恐怖の皇帝ガイロスの姿を思い身震いし、何とかしてこの状況を打開しなくてはと固く決意していた。
そしてその決意は今、新型ゾイドの完成という形を持って現実になろうとしていた。
ギル・ベイダーに唯一対抗可能な共和国最新鋭ゾイドであるオルディオスの量産体制が整い、急ピッチで生産が開始されたのだ。

ギル・ベイダーの襲撃に、完成したばかりのオルディオスが勇ましく飛び立ち、今、軍港に到着した。
共和国軍はようやく、ギル・ベイダーに対抗する力を得つつあった。


オルディオスはギル・ベイダーに向けて一気に加速すると、サンダーブレードの強烈な一撃を浴びせた。
最高速度では劣るものの、加速ではオルディオスはギルを凌ぐ。
ギル・ベイダーのツインメイザーが粉々に吹き飛んだ。


ツインメイザーを破壊されたギルは、怒りに燃えてオルディオスを迎撃する。
最高速度で勝るギルは、ジリジリとオルディオスとの距離を縮めてきた。
しかしオルディオスのパイロットは、その事は承知の上だった。
オルディオスは、あるポイントへとギルを誘導していた。



110401i.jpg
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低空を飛ぶギルがビームスマッシャーの射程に捉えようとした瞬間、ビルをぬって改造ゴジュラスが現れ、必殺のレーザーネットをギルに浴びせた。
レーザーネットはギルを覆い、がんじがらめに締め付けた。
しかし怪力を誇るギルは、機体を揺さぶり強引に飛び立とうとした。
頑丈なゴジュラスのボディーがギシギシと嫌な音を出し始めた。
しかしこの瞬間が、オルディオスに貴重な反撃の時間を与えた。
反転し、一気にギルへ向け再加速する。


頭部のサンダーブレードにエネルギーを最大限に送り込む。
瞬間、オルディオスの前方の空気が、あまりの電磁波に耐え切れずに激しい音を立てる。
そのままギルに突っ込み、巨大な翼に必殺の一撃を叩き込んだ。

頑丈なギルの翼がバラバラになってはじけ飛ぶ。
しかしゾイド生命体の生きていたギルは、体制が不利と見るや緊急用ロケットエンジンを点火し、暗黒大陸へ逃走していった。
からくも中央大陸は守られたが、オルディオスには、もう追撃するだけのエネルギーは残されていなかった。

この年、共和国軍はオルディオス、バトルクーガー、ゴッドカイザーなどの新鋭機を次々に完成させ、ようやく対ギル・ベイダーの戦術を確立させつつあった。
また同時に、貴重な犠牲から得た戦訓により、ゴジュラスはじめ共和国の従来機も、対暗黒軍用に次々改造されパワーアップを果たしていた。
しかし同時に、正面からギルを倒せる共和国ゾイドが居ない事も確かであった。
また、オルディオスはじめ新鋭機がそろってかかれば、ギルを迎撃することは難しくなくなっていた。
しかし驚異的なパワーを誇るギルに、いつも手痛い被害が出るのは確かであり、またいつも撃墜に至らず取り逃がしている事も事実だった。

共和国軍は、オルディオスの増産を続ける一方、何よりギルを超えるゾイドの開発を急いでいた。



-2012年製作分-
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オルディオス始め、強力な新生共和国ゾイドは、着実に暗黒軍を追い詰めていった。
空ではバトルクーガーが機動力を遺憾なく発揮し、地上ではゴッドカイザーの格闘力がものを言った。
オルディオス隊と連携し、ゴジュラスやマッドサンダーなど、既存の部隊の活躍も、再び勢いを戻していた。
一時期、中央大陸への侵入を許した共和国軍であったが、その勢いはもはや、暗黒最強のギル・ベイダーの力をもってしても、防げなかった。

全軍からも、もはやギル・ベイダーは決して勝てぬ敵ではないという意識が芽生え、士気もいよいよ高まっていった。
ここへきて、共和国軍総指令のヘリックは、重大な決断を下した。
「この勢いに乗じ、一気に暗黒首都・ダークネスを攻略せよ」
その言葉は全ての兵士が待ちわびた言葉だった。
「大統領、作戦は?」
湧き上がる歓声と質問に、ヘリックは作戦内容を説明した。
「オルディオス隊を前面に置き、ギル・ベイダーを絶対に阻止する。ギルさえ居なければ、マッドサンダーとガンブラスターの陸戦部隊が我が軍に勝利をもたらすであろう」
ひときわ歓声が大きくなり、ヘリック自身も思わず笑みを浮かべた。
同時に、思わず湧き上がる思いを抑え切れなかった。
弟ゼネバスがもし本当に生きているのなら……、
それは、数日後に分かるだろう…。
ヘリックは自身に言い聞かせ、作戦決行の合図を全軍に送った。


しかしこの時、ヘリックは、いや共和国の誰も知らなかった。
暗黒軍は早くも、対・オルディオス用ゾイドを完成させていたのだ。
ギル・ベイダーに続くドラゴン型として登場したゾイドは、名をガン・ギャラドといった。

飛行速度でオルディオスを凌ぎ、機動力でも互角を誇った。
火炎放射器やハイパー荷電粒子砲といった強力な火器に加え、キラークローやゴッドテイルと格闘用兵装も充実していた。
また何よりの特徴は、機体を飛行形態から格闘形態へ瞬時に変形できる事であった。
これにより空戦は勿論、地上での戦闘も強力なものになっており、その能力はマッドサンダーを以ってようやく互角という程であった。

戦場に登場したガン・ギャラドは、一直線に共和国部隊に襲い掛かった。
オルディオスでようやく互角といった呈で、他のゾイドはことごとく敗れ去った。
再び、ガン・ギャラドを護衛につけたギル・ベイダーが戦場に現れ、共和国軍の作戦は、脆くも崩れ去ろうとしていた。

暗黒軍皇帝ガイロスは、ガン・ギャラドの能力に自信を持ち、密かに決戦を決意した。
「共和国軍はひるんだ。今こそ機は熟した」
しかし彼には一つだけ、心配な事があった。
それはかねてより噂された、オルディオスとは別の、共和国新型メカの事であった。

-共和国が秘密基地で、ギル・ベイダーを超える超巨大ゾイドを作っている-
戦場では尽きない噂話で、彼自身本気にしていたわけではなかった。
だが幾多の死線を乗り越えてきたガイロスの本能は、この件を放置する事を許さなかった。
ガン・ギャラドを主力とした特殊部隊が編成され、共和国秘密基地へ襲い掛かろうとしていた。

共和国の島々に点在する無数の基地が、次々に狙われた。
成果は少なかった。
しかしそんな中、ついに有力な情報を暗黒軍はキャッチした。
偵察部隊として、密かに敵地に潜入していた隠密用ガル・タイガーが、かつてない規模の電力を使用する海底基地を発見したというのだ。
ついに、ガン・ギャラドは、共和国新型メカが開発されている、秘密基地への潜入を開始した。

海底基地へ進入するとすぐ、オルディオスを中心とした基地守備隊の精鋭がガン・ギャラドに襲い掛かった。
しかし火炎放射を広範囲に吐き出し、敵をひるませる。
今は敵を倒す必要は無い。
この隙に奥に忍び込み、噂される新型メカの情報を持ち帰る事が、課せられた任務なのだ。


敵を突破したガン・ギャラドとガル・タイガーが猛スピードで基地内を駆け抜ける。
混乱する共和国軍は、いまだに反撃の準備を整える事が出来ない。
勝利の女神は、暗黒軍特殊部隊に微笑みつつあった。


突然、目の前に守備隊のゴジュラスが現れた。
思わず立ち止まり、ハイパー荷電粒子砲を発射するガン・ギャラド。
だが弾はゴジュラスをそれ、基地格納庫の壁にぶち当たった。
破壊された壁から、濛々と煙が立ち昇り、たちまち一切の視界が防がれてしまった。



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奪われる視界の中、偵察型で赤外線装置を持つガル・タイガーが、格納庫の中へ飛び出した。
しかしそこで見たものは、既に完成し動き出した、あまりにも巨大なゾイドの姿だった。
絶叫に近い緊急通信が聞こえる。
「未確認共和国ゾイドを発見!しかしその姿は予想よりはるかに巨大で…」
それきり、ガル・タイガーの交信はプツリと途切れた。

共和国最終兵器-キングゴジュラス-は、あやうい所で起動に成功していた。
「ここが暴かれるとは予想外だったが、無事撃退出来て良かった」
「戦った後ですが、機体に異常は一切ありません。このまま戦えます」
「うむ。しかし、先の一大作戦が失敗した時の事を思って進めさせたこの開発だったが、見事役に立ったな」
「こいつはどんな敵にも負ける事はありません。最強の機体です。ご武運を、ヘリック大統領」

秘密基地でキングゴジュラスの開発指揮を執っていたヘリック大統領は、満足げに頷くと、そのままコックピットへ再び座った。


ヘリック大統領の乗る共和国最終兵器・キングゴジュラスは、海中基地から単機で浮上。
そのまま暗黒軍首都への進撃を開始した。
先の一大作戦で、共和国の精鋭は壊滅した。
あまりにも多い犠牲を前に、もはや次の作戦では自らが果てるまで、ヘリックは戦う覚悟であった。


群がる暗黒軍を片っ端から叩き潰す。
鬼神の如き強さ。
いつしか、キングゴジュラスの後には、わずかに残存した共和国部隊も続いていた。
「大統領、お供します」
いよいよ、本当の最終決戦が始まろうとしていた。


-2013年製作分-
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ついにキングゴジュラスを先頭に、共和国残存部隊が暗黒首都へ向け、進撃を開始した。
暗黒軍は突然の事態に混乱を極めた。

強力な軍団とはいえ、せいぜい少数に過ぎない。
時間をかければ、敵の懐で倍する数の敵に囲まれてしまうだろう。
しかし今は、敵もこちらの勢力をつかめてはいない。
なにしろ通信をする間もなく片っ端からその巨体の餌食となる。
残存したキングゴジュラスの他のゾイドも、決死の勢いで怯ま
ず暗黒軍を襲った。


キングゴジュラスは、無敵の力を発揮した。
混乱の助けもあり、勢いは俄然共和国にあった。
だが暗黒軍も必死だ。
ついに最新鋭のアイス・ブレーザーを投入し、圧倒的な機動力で距離をつめてきた。

共和国の度のゾイドも補足出来ない。
凄まじいジャンプ力で、キングゴジュラスに迫った。


懐に飛びこまれてはたまらない。
至近距離から強力なビーム砲を浴び、さしものキングゴジュラスもぐらついた。
そこへガン・ギャラドが狙いを定める。
しかしヘリックは焦らず命令した。

「全友軍機、直ちに衝撃に備えよ」
言うや、キングゴジュラスが強烈な絶叫をあげた。
スーパーサウンドブラスターの強烈な音波が放たれる。
直撃を受けたガン・ギャラドは、バラバラになって弾けとんだ。

周辺の暗黒軍ゾイドも、その余波を受け一様にダメージを受けている。
「予想以上の威力のようだ。友軍機に被害は無いか?」
「ショック体制をとっていたので何とか。しかし大統領、耳栓をする間はなかったもので、キンキン言っております」
「威力は申し分ないが、やはりエネルギー消費は激しいな…。出来る限り使いたくは無かったが…」

鬼神のごとき強さを発揮する共和国最終兵器・キングゴジュラスとはいえ、もはや補給することもままならない。
だが既に、進むことしか道は残されていないのだった。
スーパーサウンドブラスターでダメージを受けた暗黒ゾイドは、その動きが鈍っている。

今や無敵の機動力を発揮したジーク・ドーベル、ガル・タイガーは弱りきり、シールドライガーに仕留められ、残る陸上ゾイドはマッドサンダー、ガンブラスターによって駆逐された。

「今のところ味方に被害無し」
「ギルが居なかったのが幸いだった…」
ヘリックは、この戦いの幸運に感謝した。
だが、首都へ近づくにつれ、ヤツは必ず現れるだろう。

その時、味方はどうなるのだろう…。
「首都は目前だ。このまま進む」
休む間もないまま、共和国部隊の進撃は続いた。


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日が沈み、月が辺りと照らす頃、ようやく暗黒首都が見えた。
首都周辺には、ギル・ベイダー、そして新鋭のデス・キャットが多数配備され、共和国部隊の侵入を阻んでいた。

さしものキングゴジュラスも、これを全て撃破する余力は無い。
ヘリックは危険な賭けに出た。
「……ウルトラザウルス以外の機は、全てゾイドを自動操縦に切り替え、暗黒首都へ向け直進させよ」
「大統領…、それは」

残存部隊全てを囮にした大胆な作戦だった。
「残った兵は全てウルトラで中央大陸へ脱出せよ。最終決戦は私一人でつける」
もはやヘリックは、キングゴジュラスに乗り続け、ただ一人でこの戦争を終わらせるつもりだった。

「大統領。自動操縦のゾイドに大した時間稼ぎは出来ません。それより、俺たちが乗ってゾイド共々生き延びて見せますよ」
兵たちから声が上がった。
「どう転ぶにせよ、最後までお供させて下さい」

ついに共和国の最終作戦が決行された。

夜明けと共に共和国部隊が動いた。
残存ゾイドが囮部隊を堂々編成し、出撃準備を整えた。
かしこまった敬礼が終わると、囮部隊は、朝焼けの日を全身に受けながら、
暗黒首都へ消えていった。
ヘリックはそれをいつまでも眺めた。

やがて巨大だったゾイドの姿は点のように小さく写り、最後まで見えていたウルトラザウルスの長い首さえ見えなくなると、ヘリックは思わず伏せた。
だがひとしきり終わると、決意を固めてキングゴジュラスのコックピットに改めて座り、目の前を見るのだった。


キングゴジュラスから離れた共和国部隊は、わざと見つかりやすいよう、派手に暴れた。
すぐさまギル・ベイダーを中心とした強力な暗黒軍が駆けつけ、交戦に入る。
キングゴジュラスのいない部隊は、次々にやられる。
だがこの敵の数、強さ。
囮部隊が、見事にその役割を果たしている何よりの証拠であった。


一方、キングゴジュラスは、がら空きになった暗黒首都を突き進んだ。
巨大な機体だが、単機なら隠密行動も易い。
だが首都のガイロス宮殿に差し掛かったとき、不意にレーダーが警告音を発した。

眼前に巨大ゾイドが迫っていた。
デスザウラー…?いや、背中にギルの翼を装備した改造型だ。

そのゾイドの名はギルザウラー。
暗黒軍が開発した究極の改造ゾイドにして、皇帝ガイロス専用機であった。


本当にメカ生体ゾイドのバトスト完結編が出なかったのは惜しい限りだなぁ…と思うばかりです。

エイプリルフールネタバラシ

はい、そんなわけで。

今年は、去年本気でエイプリルフールやりすぎてしまったので、押さえ気味にやりました。
この記事がネタばらしです。

去年のネタの続きで作っています。
同じネタで挑んだ今年のエイプリルフールだったので、本気でだまされた方はほとんど居なかったのではないかと思います。
(分からない方がいましたら、2011年の4/1の記事を参照してくださいませ。

新ネタでも良いかなーとは思ってたんですが、気に入ったネタだったので、続きという形で行いました。


制作記事

こちらの元ネタは、小学二年生9月号の記事より。
暗黒軍部隊が共和国海中基地を襲撃するエピソードを改定して作っています。

苦労した点ですが・・・、



この2ページから作ってるんですが、見開きページの関係で、ガン・ギャラドが切れてしまってます。
これを違和感無くひっつけるのが、地味に手間かかっています。

あと、実は一番苦労しているのはここです。

後のページのドラえもんが映っとる…。

スキャンすると、白い部分は裏の絵が透けてしまうんですね…。
これを修正するのはしんどかったです。


このページも、小二の9月号の記事より抜粋したものです。
ただ小さい写真は、小二10月号と、小三10月号よりの抜粋です。

個人的に、この部分のテキストは自分で気に入っています。
ヘリックが単機突撃し、共和国残存部隊が続く感じ。


去年の記事では、こういった文字は、上から爆発のエフェクトをかけてごまかしていました。


しかし今回は、字だけを消すように修正していたり、技術的進化が伴ってる感じがします。
その辺が見所…?


しかし終わってみて思うのは、やはりエイプリルフール。
去年並みに本気でだましにかかっても良かったかな…と思わなくも無い…。
来年はリベンジしてみようかな…?
プロフィール

三式

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