エイプリルフール2017

エイプリルフール2017のこたえあわせー
さて今年は去年に続いてクイズ形式にしたんですが、お楽しみいただけたなら幸いです。

調子に乗って長々と書きすぎたかな…。
もうちょっとサクッとした方が良かったかなーとも思っています。

さてフェイク部分はどこかお分かり頂けましたかな。
二つありました。
うち一つは、たぶん去年のものよりは幾らか簡単だったかなと思います。
もう一つは、もしかすると去年のよりも難しかったかも。

一つ目の答えはここです。

「シールドライガーMK-IIの説明書にはメカ生体ゾイド末期に改定が加えられた」と書いていますが、ここがフェイクです。
この説明のために使用した上の画像もフェイクです。

シールドライガーMK-IIの説明書に改定は加えられていない。
最後まで「当初と同じ」説明書が使用されています。

じゃあこの画像はいったい何なんだと思われる事でしょう。
それについて説明します。

実はこれ、あの伝説のゾイド食玩・カバヤの「ゾイドガム」の説明書です。
綺麗にスキャンして全体をお見せしましょう。

うほぉ・・・ゾイドガムすげぇ。
本格的なプラモといった構成をしていて、説明書も本家ゾイドに引けをとらない位に本格派なんですねー。
二色刷りをしている点も本家と同じですね。

ゾイドガムのパーツ数はとても多い。
マッドサンダーやシールドライガーなどの電動ゾイドのゾイドガム版はさすがに幾らかパーツ数が減っています。
ですがコマンドウルフやブラックライモス等のHiユニット級は本家とほぼ同じパーツ数をしていたりします。
これらの機種は、説明書も動力を組ませる部分がない以外は本家とほぼ同じだったりします。

ここにしか載っていない機体解説があるのも貴重。
んー、改めて凄いなゾイドガム。軟質プラと言う点だけは難ですが、それ以外はまさに隙のない見事な出来であります。
しかも、これで200円だったんだもんなあ…。


二つ目は、

この画像ですね。
シールドライガーDCS-Jの説明書として提示した画像ですが、こちらは嘘です。

正しいシールドライガーDCS-Jの説明書は、

これです。

んんん同じじゃないんかい!? と思ったアナタ、よく見てみましょう。
カスタマイズパーツの説明書が違うのです。


CP-01ビームキャノンセットは、実は二種類あります。
一つは、一般発売されたもの(上)
もう一つは、2000年の次世代ワールドホビーフェア冬で先行販売されたもの(下)

両説明書ですが、中身は同じものです。

ただし先行販売版は表紙の画像が違う。旧大戦時の写真を使用している。
対して一般発売版はRZ-007シールドライガーで撮影されていますね。

シールドライガーDCS-Jの説明書は「シールドライガーの説明書+一般発売版のCP説明書」です。
フェイクの画像は「シールドライガーの説明書+先行発売版のCP説明書」にしていました。
これはちとマニアックすぎだったかな。

ところで、ちょっと謎だと思っている事がありますので追記します。
シールドライガーDCS-Jの説明書は、ノーマル説明書+CP説明書です。
これが謎です。

というのも、新世紀ゾイドの限定強化ゾイドといえばシールドライガーDCS-J、ゴジュラス・ジ・オーガ、アイアンコングPKの三つです。


オーガとPKはノーマル説明書+CP説明書ではなく、専用の説明書になっているのですね。
なんでシールドライガーDCS-Jも専用の説明書にしなかったのだろうなぁ。
ちょっと謎です。

まあ、そんなわけで今年もコラム的な形を採りつつエイプリルフール記事を作ってみたんですが、改めてお楽しみいただけたなら幸いです。
今後も良い説明書に期待したいものですね。

さて、来年はどうしようかなあ…。
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説明書

本日は4/1です。年に一度のあの日です。
もはやバレバレだと思うので、本年も昨年と同じくクイズ方式でいきます。
以下にコラムを書きますが、2箇所フェイクが混じっています
その部分がどこかを見極められたし。


~説明書~
本日は本家ゾイドの説明書についてコラムを書きます。
説明書はあまり注目される事もないアイテムと思いますが、改めて考えるとよくできてるよなーと思います。

私は小三の時に初めてグスタフを作り、次にウルトラザウルスを作りました。
初のプラモだったのに全く間違わずに作れた。これは説明書の優秀さがあってこそと思います。


ウルトラザウルスは部品数がかなり多いのに、それなのに迷わずに組めた。
これは本当すごいなあと思うばかりです。
ゾイドの説明書は単に組み立て指示が最低限されているというわけではなく、組みやすさに配慮した様々な工夫があります。


説明書は、セイスモサウルスや凱龍輝や月刊ゾイドグラフィックスなど一部にはフルカラーのものもあります。

コチラは凱龍輝説明書。フルカラーの説明書を最初に見た時はビビりました。
ただフルカラー説明書は少なく、ほとんどのゾイド説明書は2色刷りで製作されています。

バトストといえば帝国VS共和国ですが、
「共和国ゾイドの説明書は黒・青」「帝国ゾイドの説明書は黒・赤」
の二色で刷られています。



こんな感じ。

細かいところですが、世界観への配慮が感じられますね。
これはメカ生体シリーズでも機獣新世紀シリーズでも同じです。

…メカ生体後期の「暗黒ゾイド」の説明書は「黒・赤」です。

帝国と同じ色ですね。
暗黒軍ゾイドの説明書は「黒・緑」でも良かったような気がするなー…。

例外は幾つかあります。たとえばゾイドリバースセンチュリーのダークネシオスやヴァルガの説明書は「黒・紫」です。

他にも、全機を確認したわけではないので例外はあるかもしれません。
ですが、基本的には大筋で「共和国系ゾイド=青」「帝国系ゾイド=赤」が保たれています。
世界観への配慮。ちょっといいですね。


さて、ここまではバトスト機の話。
バトスト以外のゾイドの場合は、「赤」「青」以外の色で構成されている事も多いです。
アニメ仕様とかですね。


こちらはゾイドフューザーズ版のキラースパイナーですが、緑色です。
アニメ仕様機の説明書の色は様々です。コマンドウルフ アーバイン仕様は紫だった。
自由で多彩です。

この事から、従来からの縛りをなくした自由な世界観である事が読める。
なにげなく見ている説明書ですが、色に注目しても面白いものです。


さてさて、二色刷りが基本のゾイド説明書ですが、これはプラモとしては珍しい事です。
というのも、プラモの説明書とは基本的に一色で刷られる事がほとんどなのです。

コトブキヤのHMMやDスタイルも一色刷りです。(ただし表紙や機体解説などの部分はフルカラー)
ガンプラも、メインシリーズであるところのHGやMGはHMMと同じ構成です。


HMMシャドーフォックス説明書(上)と本家シャドーフォックス説明書(下)
違いは明らかですね。

当然、印刷は一色刷りが安い。なのでコストカットの観点から言えば一色で刷るべきです。
なのに何故ゾイドが二色刷りになったかというと、これはもう組みやすさへの配慮です。


説明書には、このように「今使う」パーツが色で示されているので、直感的に迷わず組めるようになっている。
そもそも本家ゾイドはパーツ数が少なく組みやすいんですが、その上で更にこのような配慮があるのですね。

こうした配慮があったからこそ、小三当時の私は迷わずグスタフやウルトラザウルスを組めたのだと思います。

本家ゾイドの対象年齢はゼンマイクラスは6歳以上、電動クラスは8歳以上。ガンプラのHGは8歳以上です。
いずれも低年齢から組ませる事を意識したキットですが、ゾイドは説明書の仕様から「より組みやすい」と言えます。
もっともこれは「玩具」であるゾイドと「模型」であるガンプラの差でもあると思いますが。


「玩具」と「模型」
さて一部のゾイドは、「模型」として流通した事もあります。
24ゾイドを焼きなおした「Zevle」シリーズですね。


Zevleのキットの内容は色が違う以外はゾイドのままだったんですが、説明書が改定されています。


上がZevle「ランドギャロップ」 下がゾイド「バトルローバー」
模型流通だったZevleでは、説明書が一色刷りに改定されているのですね。

Zevleは模型として流通した事からわかるように、ターゲットをやや高めに設定していました。
広告展開が主にホビージャパンだった事からも容易に分かります。

対象年齢をやや上げたZevleは説明書が一色刷り。
この事から、
メーカーとしては「出来るだけコストを下げたいから一色刷りが望ましい」
しかし「ゾイドはチビッコでも容易に組めるよう配慮する必要がありそこは譲れない」
という意思が読めます。
ステキ、ゾイドの説明書。


さてそんなゾイドの説明書ですが、年代ごとに差があります。
ここからは、それを見ます。
説明書内の絵が変わっている事があります。

機獣新世紀ゾイドで再販されたゾイドの説明書は、基本的にメカ生体シリーズの説明書と同じ絵を使っています。


表紙こそ変わっていますが、中身は同じであることが分かるでしょう。
ですが「ヘリックメモリアル」「ゼネバスメモリアル」で再販されたゾイドは絵が変わっていました。


下がゼネメモ版です。
これだとちょっと分かり辛いかな。


ヒレ部分を拡大してみました。よく見てみましょう。
絵を描き直していることが分かるでしょう。


グランチュラでも比較。この絵は脚部分の差が大きいですね。
ヘリメモ版の絵はやたら縮こまってる感じがする。

ヘリメモ/ゼネメモ時になにゆえ絵を描き直したかは謎です。


絵の他にも、細かい改定がある場合があります。
メカ生体ゾイドと機獣新世紀ゾイド以降の説明書を比べると…、




サラマンダーの説明書。左はメカ生体版、右が機獣新世紀版。

このように、一部に補足説明が追加されていたりする場合があります。
何度も再販を繰り返された機種は、後期版になるに従い「より分かりやすく」改定されています。

ひとえに「再販」といっても、同じゾイドだから同じ説明書を刷ればいいだろ…ではなく、細かい検討が加わりより良い製品に仕上げようとした事が分かります。
見えない配慮があるのは何とも嬉しいことです。
はっきりと気付くユーザーは少ないかもしれませんが、このような対応を繰り返す事はさすがトミーだなと思います。


さて、更に色々。

二色刷りが基本のゾイド説明書ですが、ゾイドジェネシスシリーズの一部の機は一色刷りで構成されています。

ブラックライモスとヘビーライモスを並べてみました。
差は明らかですね。比べると、ヘビーライモスはちょっと分かりにくいです。

同じゾイドジェネシスの機でも、

このように、従来と同じ二色刷りをしているものもあります。こちらは組みやすいですね。
んー…。なんでこんな風にしたのだろう。

「全て一色刷り」なら「ジェネシスのキットはそうしたのだろう」となるのですが…。
また「主役機などは二色刷り・その他は一色刷り」とかならまだ分かるのですが…。
ヘビーライモスとハウンドソルジャーは共にアニメ未登場に終わった機体ですが、かたや一色刷り、かたや二色刷りというアンバランスになっている事はかなり意図が分からない。


次に強化型ゾイドについて。
ゾイドにおいてカスタマイズパーツは定番です。
そして幾つかの機体は、「カスタマイズパーツとセット」の状態でも販売されました。
たとえばグレートサーベルやシールドライガーMK-IIですね。

「またライガーか」というのはよく聞かれる事ですが、まぁー、とにかく売れるみたいです。
メカ生体ゾイド末期…1990年年末ののハローマックの広告を見ていると、


下段に注目。
かなり値引きされているとはいえ、グレートサーベル&シールドライガーMK-IIが載っています。
この時期においても人気機種だった事が分かります。凄いなあ。

末期のバトストは、グレートサーベルはほとんど登場しなくなってたし、シールドライガーMK-IIは出るがやられ役が主でした。
バトストの支援を得ていないのに広告に載る程度の人気を最後まで維持していたのは凄い。
そら、毎度けん引役に抜擢されるわ。

ただ余談ですが、この広告にこそ載っていませんが、メカ生体ゾイドにおいてはゴジュラスMK-II量産型も最後の瞬間まで現役であり続けました。
最終版カタログにも立派に登場しています。


こちらはメカ生体ゾイドのカタログの最終版。
カタログに登場しているという事は、すなわち生産が維持され玩具屋に流通していたという事です。

ゴジュラスMK-II量産型のバトストでの悲惨ぶりは、いまさら繰り返すまでもあるまい…。
シールドライガーMK-IIもやられ役でしたが、ゴジュラスMK-II量産型に比べればはるかにマシでした…。

ゴジュラスMK-IIもバトストの支援を受けていないというか「弱い・やられ役」なイメージばかり植えつけられていたんですが、それでいて最後まで現役であり続けたのは最高に健闘したと誇って良いと思う。
ゴジュラスもやっぱり大きな魅力を持っていると思うので、今後の展開に大いに期待したいところです。


さて話が逸れてしまったので本題に戻す。
強化型ゾイドの説明書といえば、ノーマルゾイドとは一味違います。
これらのゾイドの説明書は、
「①ノーマル状態で組ませる・ノーマル状態で完成させる」
「②強化パーツを付けMK-II仕様として完成させる」
ようになっています。
完成を二段階にしている。
ユーザーが「ノーマル状態でも」「MK-II仕様でも」どちらでも遊べるように一工夫しているのですね。

例えばグレートサーベルの説明書は、まずサーベルタイガーとして完成させている。
そして次のページから「グレートサーベル仕様に組もう」のページが始まります。

サーベルタイガー状態を完成させると、その次のページは、

このようになっている。
「部品を取り換えて組み立てよう」の文字が見えますね。


グレートサーベル仕様のページでは、まずサーベルタイガーから一部の装備を外させ、そしてグレートサーベル用の装備を付ける指示がされる。

グレートサーベルを組む事だけが目的ならば、これは明らかに無駄な手順です。
にもかかわらずこのようになっているという事は、トミーが「ノーマル状態でも」「MK-II仕様でも」どちらでも好きな方で遊んでほしいと思っていたからに他ならないでしょう。

もし組む「途中」で強化パーツを取り付ける(グレートサーベルとしてのみ組ませる)になっていたら…、ユーザーはその状態のみが正しいと思ってしまうでしょう。
そうじゃない。「ノーマルでも強化型でもどっちでもいいんだ」と遊びの幅を広くしている。
これもまた良い配慮だと思います。


ただし、例外もあります。
メカ生体ゾイド後期、共和国軍VS暗黒軍…第一次大陸間戦争期の強化型ゾイドです。
ダーク・ホーンの説明書は、「レッドホーンとして完成させる→ダーク・ホーンに強化する」ではなく、いきなりダーク・ホーンとして組ませています。


上がレッドホーン、下がダーク・ホーンの説明書。同じページです。
(ダーク・ホーンの説明書は何故か絵が全て新規に描き直されています)

行程21までは同じように組むように指示がしてあります。ですが工程22から分岐します。
工程22を見ると、ダーク・ホーンが「レッドホーンとしては組ませていない」事が分かるでしょう。
二連加速ビーム砲と三連電磁突撃砲を付ける指示がない。

次のページはこう。

このキットは説明書の指示に従えば「ダーク・ホーンとしてのみ完成する」。

ダーク・ホーンが初ゾイドだったユーザーは、レッドホーン状態を知る事はなく「ダーク・ホーン形態こそが正しい」と思ってしまうわけであります。
遊びの幅が少ない感じがして、ちょっと寂しい。
願わくば、レッドホーン状態で組んでもいいんだよ。強化型のダーク・ホーンにも出来るよ。な従来の方式が良いと感じるなぁ…。


ゾイドは初期の頃は、改造を推奨しとにかく自由に遊ばせる感じでした。
中期からバトストが盛り上がり「キットそのまま」で遊ばせる風に移行してきました。だがまだ初期のテイストは残っており改造も推奨していました。
ですが末期は、キットそのままで遊ばせる感じが更に強くなっていき、ユーザーの遊び幅を許さないような意思さえ感じてしまう仕様になってしまった。
(この辺りはTFゾイドについてのコラムも参照されたい)

ただ、ダーク・ホーンの説明書は最後のページに、

このような組み換え例が示されていて、最低限は改造への呼びかけもあるんですが…。
いやでも、やっぱり「ノーマル状態が示されない」のは寂しいなぁ…。.


更に続けます。
シールドライガーMK-IIは、メカ生体ゾイドにおいて最後まで現役であり続けたのは先に書いた通りです。
そんなシールドライガーMK-IIですが、うちにメカ生体当時の説明書が二つあります。


左の二つがメカ生体当時モノ。右の縦に置いているのはトイドリ版です。
よく見るとTOMYのロゴが違うので見分けが付くと思います。

さてメカ生体当時の説明書ですが、中を見比べると「発売当初の版」「改訂版」の二種類である事が分かりました。

メカ生体ゾイドのキットは細かく改定される事がありました。
ゼネバス帝国軍のゾイドは暗黒軍に吸収され、その後は「暗黒軍のゾイド」として扱われました。
この時期に生産されたデスザウラーなどの旧帝国ゾイドのキットには、シールに改定が加えらました。
ゼネバス帝国のマークが付属しなくなったかわりに、暗黒軍のマークが付属するようになっているのです。
(残念ながら未所持につき画像を掲載できないのは申し訳ない…)
これも凄いことだよなあ…。
細かく仕様変更を繰り返していたわけですね。

さてシールドライガーMK-IIの説明書です。
他の強化型ゾイドに同様の改定が加えられたかは分かりませんが、本機の説明書には改定が加えられたようです。
その内容は以下を見れば明らかです。

まずは当初のシールドライガーMK-IIの説明書。




「ノーマル状態として完成させ」「そして強化型にする」という従来からの手順である事が分かります。

しかし改訂版の説明書。


改訂版では、組み順が大きく改定されているのです。
この工程を見れば明らかに分かるでしょう。

これはボディを組んだ直後、脚を付ける前の段階ですが、背中に注目して下さい。
この段階でキャノンビーム砲が付ける指示があるのが分かると思います。
この説明書ではシールドライガーをノーマルタイプとして組む事を許さず、MK-IIとして完成させる事だけを目的としているのです。
ダーク・ホーンと同じ感じに改定してあるのです。寂しいことだなあ…。

グレートサーベル等でも同様の事が行われたかは不明です。
ですが、思うにシールドライガーMK-IIだけで行われた試験だと予想しています。
シールドライガーMK-IIは、漫画「特攻!!ゾイド少年隊」の主人公機になったりと、当時から格別の扱いを受けていた部分が大いにあります。
(バトストでの扱いはともかく…)
なので、そのシールドライガーで試験を行ったんじゃないかなぁと予想しています。


機獣新世紀ゾイド以降では、この版の説明書は破棄されたようです。
シールドライガーDCS-Jのキットには「ノーマルのシールドライガーの説明書」と「強化パーツの説明書」が入っていた。


これにより、ユーザーはノーマル仕様にも強化仕様にも組む事ができる。
トイドリ版のシールドライガーMK-IIの説明書も、初版と同じ構成になっていました。

機獣新世紀以降のシリーズが、メカ生体末期の「指定した通りに組ませる」ではなく「ある程度の自由や選択の余地がある」事を復活させたのは嬉しい限りです。

そんなわけで、今回は説明書をマニアックにみてきました。
まだまだ書きたい事がたくさんありますんですが……、たとえば極初期の一部ゾイドの説明書には、


このようにストーリーや機体解説が説明書に載っていた事とか。
(ストーリーやスペックは後のゾイドでは箱に記載され説明書には載らなくなる)

色々あるんですが、キリがないのでこの辺りでいったん終了します。
説明書も実に興味深いテーマです。


さて改めて。
本日はエイプリルフールです。
内容は大部分は本当のことですが2つのフェイクがあります。
見破れますかな。


回答は明日に。

ネタバラシ@2016エイプリルフール

さて昨日のエイプリルフールネタは確認いただけましたでしょうか。
今年はちと難しくしすぎた気もします(去年は簡単でしたね)。
仮称、お分かりいただけましたかな?
今回は、答え合わせです!

超超マニアックすぎる回答の手引きも併記いたします。


まず、第一次中央大陸戦争のゾイドの仮称。

実際に使用された仮称は以下の一覧。

ケトラーは、コメント欄で「トリケラトプス」のアナグラムではないかと頂きました。
なるほど、その線が濃厚ですね。しかし、バッキーとはいったい…。
ちょっと陽気な響きですね。

ところでヘビ型ことスネークスですが、こやつはユーザーアイデアコンテストからのキット化です。

応募時は「スネーカー」 そこから「ヘビ型(ネーミング未定)」になり、そして応募時の名前に近い「スネークス」に落ち着いているのは面白い。

さて、この時代にはフェイクを二つ入れていました。

マルダー、ヘルキャットが答えでした。


マルダーは、暗黒マルダーのレビューに同画像を使用しています。
なので、注意深い方は気付いたかもしれませんね。

ヘルキャットの方は、深く考えれば仮称はありえないという事に気付くはずです。
というのも、ヘルキャットの奥にいる機体はよく見るとウルトラザウルスである事が分かるでしょう。
そして、ウルトラザウルスはヘルキャットよりも半年ほども後に発売されたキットです。
つまり、ウルトラザウルスが登場する号において、ヘルキャットがいまだ仮称なわけはない というわけです。
まぁ、発売時期なんて覚えてへんわっ! て感じかもしれませんね(笑)

続いて、第二次中央大陸戦争。
まずは実際に使われてる方から。

この時代はサイ(仮)みたいなパターンが多いですね。
ヤドカリ(仮)とサイ(仮)はすげーシュールで面白いです。
ドラゴン(仮)はまだしもカッコいいのですが。

ベァファイターはちょっと意味不明ですね。妙に発音が良いのですが。
この時代の仮称の中で最も気になるのは「ワニ竜型」ですね。
ワニ竜てなんぞや…。

さて、この時代もフェイクを二つ入れていました。

答えはディメトロドンとネプチューンでした。


ディメトロドンの方は、超超入念に考察すれば分かったかも。

ゾイドの展開は、基本的に「年度」で区切られます。というのも、展開の中心が学年誌だったからです。
という事を思えば・・・、ディメトロドンは「新たなる展開」をみせた機体です。
つまり登場は四月号(3月発売)と考えられるわけです。

ゾイドの展開を年度で区切ると…、
1987「D-DAY上陸作戦~デスザウラーが共和国首都を陥落させる」
1988「ディバイソンが登場し反撃が本格化~マッドサンダーが共和国に勝利をもたらす」
1989「暗黒軍登場~ギル・ベイダー猛攻」
1999「オルディオスが登場し反撃が始まる~キングゴジュラスが共和国に勝利をもたらす」
てな感じになります。

さて、さきほどのヤドカリ(仮)とディメトロドンは同じ広告ですが、5月発売のヤドカリ(仮)に対しディメトロドンは3月発売です。
つまり広告が出た時点で既に発売間近なわけです。
なので、この時期において仮称なわけはないだろう という考えができるわけです。

ネプチューンの方はノーヒントです。ごめんなさい…。

最後、大陸間戦争。実際に使用された仮称は以下の一覧。

「ペガサス」の方は何度もブログで紹介してるので覚えてる方も多かったかもしれませんね。
「パンサー」の方も、一応はブログで一度だけ紹介した事があります。
3年くらい前に、ですが・・・・・・・・・・・・。

この時代のフェイクは一つ。

ガンブラスターでした。


一応、考察材料になるかどうかは分かりませんが、「そのゾイド専用の広告」であれば、さすがにここに仮称を使う事はありません。
単機を猛プッシュする広告なら、名前も決まりバッチリになった段階で行われるのが通例です。


という事で、以上、答え合わせでした。
超超超超マニアックでしたが、悪乗りしました。反省はしません。
しかし、まだまだ資料はあるわけで、知らない仮称はまだあると思います。これからも探していきたい!

さて来年は更に難しくするか、それとも優しくするか…。どちらにいたしましょうか。

仮称

既に何度も書いていますが、ゾイドにおいて秀逸だと思うのはネーミングです。
不思議なSF的響きの名(マーダ、ザットンなど)や2語の複合語の名(デスザウラー、シールドライガーなど)など、どれも魅力にあふれ秀逸です。
名前を聞くだけでもワクワクしてくる と言ったら言い過ぎでしょうか。
しかし、本当に秀逸な名前が多い。

新世紀ゾイドのジェノザウラーはネーミングの極地の一つだと思います。
ジェノ(GENO)の部分は考えれば考えるほどよくできてる。
虐殺竜の異名を持つ事から考えれば、「ジェノサイド(genocide)」であろう。
しかしもう一方で、デスザウラーの遺伝子を継いでおり「ゲノム(genome)」でもあろう。
色々な意味を感じられるネーミングが素敵です。
更に「ジェノザウラー」という言いやすい語感も良い。

さてさて、そんな秀逸なネーミングですが、資料に目を通すと稀にあるのが「○○(仮)」のような表記です。
カタログなどにおいて確認できます。おそらく、ゾイドは「デザインが先でありネーミングは後から」なのだろうと思います。
そういえば、レブラプターもコロコロでキット試作が初公開された折は「ベロキラプトル」の名で呼ばれていました。


今回は、そんな正式決定前の「仮称」に注目してみたいと思います。
というわけで、以下に、メカ生体ゾイド関連資料の中で見つけた仮称を並べてみます。
(新世紀の仮称は収集した資料が少ないのでまた別の機会に…)

沢山ありますので面白いですぞ。

帝国軍第一号ゾイド、マーダ

細かいですが「マーダー」と、「ー」が多いです。
余談ですが、「ダブルソーダ」「バトルクーガー」「ストームソーダー」など、ゾイド名を覚える際は「-」があるか無いかがややこしい時がありますね。
ネーミングではないですが、マーダの色が凄い!

次、帝国小型ゾイド4、5号機。



これまた珍妙な…。ケトラー。バッキー。語源は何だろう。
ところで私の世代だとケトラーと聞くとUFO仮面ヤキソバンを思い出すハズなのですが、いかがか。

次、グスタフ。

トレーラーセット。もしかすると、当初はトレーラーが目玉でグスタフ本体にはあまり重点が置かれていなかったのかも…。
戦闘は行わいないしなあ…。

次、帝国重装甲SP級ゾイド1、2号。



エイガー、カルゴス。
エイガーはそのままとして、マルダーは「エスカルゴ」からであろう。
悪くないですが、後の形状を表しつつ同時にドイツ軍自走砲でもある「マルダー」の方がやはりシックリくる気がします。
ネーミングの他に、色も試作段階ですね。

次、ヘルキャット。

モチーフ名そのままですね。。
余談ですが、ヘルキャットはモチーフがヒョウと書かれているものとジャガーと書かれているものの二つが確認できます。

次、スネークス。

ネーミングが未定のまま時が流れ、そのまんますぎる「スネークス」という名前になったのだろうか…。



第一次中央大陸戦争のゾイドは以上です。
次に、第二次中央大陸戦争に移ります。

まず、D-DAY上陸作戦で姿を見せた新型二種。



ヤドカリ(仮)、ディメトロドン(仮)ですが、ディメトロドンは後に「(仮)」がとれて正式名称になったのね…。
かなり珍しいパターンだと思います。

次、Hiユニット級ゾイド4種。







ベアファイターは細かいですが「ア」が小さな「ァ」になっています。

サイ(仮)は破壊力が凄いですね。すごいシュールです。
あと、なんか、これだけ(仮)の文字まで赤太字で強調してあるし。「仮ですよ!!」というメッセージ感が凄い。

ゴルヘックスは、「(仮)」の文字が付いていない。当初はディメトロドンのようにモチーフそのままにするつもりで仮決定してたのかな?

次、グレートサーベル。

間違っちゃいない気もするんですが、グレートサーベルMK-IIといってしまうと、強化を二度繰り返しているように思える。
チャーハン焼き飯 みたいな。
なお、この呼称は学年誌でグレートサーベル出現当初において複数見られます。
「グレートサーベル・タイプMK-II」と書いてあるものもあります。
グレートサーベルは「MK-II」という呼称を付けなかった最初の強化ゾイドです。なので、初期において故障がかなり混乱してしまったのだろう。

次、24ゾイド

これは有名かな?
グスタフと同じく、当初は機体名が付けられずフィギュアを強調したキットだったようだ。
こうした経緯から考えると、サンドスピーダはやはり非ゾイドであろうと思えてきます。


揃ってモチーフ名が仮称になっています。
ただ、ネプチューンの「ワニ竜」とは何ぞや…。


メガトプロス初陣。
これは仮称というより誤植かも。メ「カ」トプロスになっています。

誤植といえば後に・・・、

こんなのもあります。これは気付こうぜ…って感じですね。

…コホン、誤植は置いといて本題に戻る。


ネプチューンの名前はかなり苦労されたようだ。学年誌で初陣を迎えた回ですが、この時点ではポセイドンになっています。
メガトプロスは決定しているのに。
・・・なお、ネプチューンもポセイドンも共に海の神の名です。
・・・更に余談ですが、Zナイトシリーズに「エギール」という機体があります。この機体も登場当初は「ポセイドン」という名で呼ばれていました。



以上、第二次中央大陸戦争。
次に、大陸間戦争に移ります。この時期はちょっと少なめです。

まず、ガンブラスター。

…低年齢層向け広告で、ここに登場しているキャラは「特攻ゾイド少年隊」の大和タケル君ですな。
「カノンバスター」これもなかなか良い名ではないか。いずれにしろ、撃つ気満々なネーミングです。
なお「カノン」は大口径砲、「ガン」は小口径砲なイメージです。
ガンブラスターの砲は小口径砲が密集している感じなので、後に「ガン」になったのだろう。
余談ですが、このガンブラスターの写真は試作品が使用されている模様。

次、オルディオス。

予告内において、ペガサスと呼ばれています。
(次号で登場した時からはきっちりとオルディオスと呼ばれていますが)
ネーミングがかなりギリギリになったんだなあという事例です。

最後、デス・キャット

これも、ヘルキャットと同じくモチーフ名そのままになっていますね。
対キングゴジュラス用として急きょ出撃したゾイドですが、その経緯から察するに完全完成した機体だったかは怪しい気がする。
名前も間に合っていなかったか・・・。



そんなわけで仮称特集でしたが、はい、ここで重要案件です。
今日は4/1です。エイプリルフールなわけです。
そんなわけでこれはネタ記事です。ですが、全てがネタではありません!
上で紹介した仮称のほとんどは実際のものです。
しかし、5つだけフェイクが入れてあります。


フェイクである仮称は5つ。お分かりになりますかな?

もう4/1というだけで警戒されるだろう…。今年の記事はどうしよう…と考えた結果、ええぃそれならバレても悩ませる記事にしてやれ! という事でこんな記事にしてみました。
仮称のほとんどは本当に使われた仮称です。しかし、5つだけは実際には使われていないものが混じっています。
そんなわけでぜひお悩みくださいませ。
全部分かったら凄すぎです。

2015エイプリルフールのネタバラシ

はい、そんなわけで今年も4/1です。



今年は我ながらちょっと弱かったなーと思います、すみません。
去年ほど手間をかけておらず荒かった。
以前からやってる「新バトスト完結編」は学年誌のラストバトルの号がなかなか手に入っていないので作れず…。
それと、今年は本の制作に全力を注いでいるので企画に時間をかけなかったというのもありました。

用意した画像の元と比べるとコチラ。

右が本物。
最新ゾイドはヘルキャットですが、そこを謎の新ゾイド・バルガにしたというわけです。

謎の新ゾイド・バルガのジオラマですが、もちろんありものの画像と合成。
「ありものの画像」とはいったい何か。気付きますでしょうか?
これ、下に敷いてるのはウルトラザウルスの全包囲攻撃のカットです。



ウルトラの位置に謎の新ゾイド・バルガを置いて隠してるんですね。

謎の新ゾイド・バルガは…、


メカ生体ゾイドと同時期に学研から出ていたキット「ロボゴロン」シリーズのキャタピラスです。

普段は丸いのですが、スイッチを入れると転がり…、


そして徐々に伸び…、


完全に伸びる。


そこから、もう一度丸まる。

これを繰り返します。
すごー。脅威のギミックを持ったメカダンゴムシなのであります。
リバセンでヴァルガを見た時、うぉロボゴロン!と思ったのは秘密。
しかし本当、先祖と言える存在じゃないかな。

ヴァルガは動力が中央でしたが、キャタピラスは最前面にあります。

装甲のディティールがいい感じですね。パネルラインの彫り方がモルガを発展させた感じに見えるのが良い。
その半面、


前面の内部メカが露出している部分は、シールで済まされているのは残念…。
ただ、このデザインがいかにも80年代的で魅力的でもありますね。


動力は電動です。

ギミックの構造ですが、これはなかなか面白いです。
基本的に、装甲は常に広がるように力が働いている。しかし、

各装甲がテグスで繋がっています。

球体状態は、テグスが完全に巻き取られた状態。ゆえに丸い。
スイッチを入れると…、モーターが回りテグスを緩めます。そうすると徐々に装甲が開かれ伸びてゆくというわけです。
更にモーターが回ると、今度は巻き取ります。そうするとまた、各装甲が収納され丸くなります。
ギミック派こんな風になっています。

見た目は似ていますが、ギミックの構造はヴァルガとは違いますね。

それにしても面白いギミックです。当時の記事を見ても絶賛されています。
ただ、難点は耐久性のなさです。
すぐに壊れる…。そのうえ部品が特殊であります。
一般的じゃないギアが使用されていて、現在では同じものを購入するのはほぼ不可能…。
修理には、代用品を購入の上、各部を削るなどして加工していく必要があるみたいです。
ゾイドのようにちょっと頑張ればすぐ修理出来る・・・ものではなく、かなり熟練したものが必要なようで、うーん、ちょっと大変です。


ロボゴロンは他にも二種類出てるようですが、特にタゴラスは構造が超特殊で修理困難なようです。
「転がる」という乱暴なギミックを持つので壊れやすい。
残念ながら現存するロボゴロンはほぼ全て動かない状態になっているようで…悲しい。

ギミックだけで言えばロボゴロンやバンダイのレボルトの様に凌駕するものもありますが、耐久性や構造を理解する楽しみ、メンテナンス性、そういったものを総合して考えるとやっぱりゾイドは凄いなーと改めて思います。
(ヴァルガはちょっと修理しづらいけど…)


ストーリー設定


ロボゴロンは生きているメカ。ゾイドの影響を感じる。


絵がやたらカッコいいです。


スペック的に言うと、モルガの方が強いかな?


というわけで2015のエイプリルフールでした。来年はもっとアツいのを作れるように頑張ります。

ただ、あれですね。
本文に書いていた、
「新型は常に最新の案から生まれるのではないという事です。ずっと以前に試みられていたものが、ようやく後の時代になって花開く…なんていう事も多いんだなぁと思っています」
っていう部分は、本当にそうなのかなーと思っています。

もちろん、昔のゾイドが未来のゾイドに影響を与えるという事もあります。しかしそれだけでなく、もっと広い視点で…、
傑作玩具は企業を越え多方面に影響を与えるという視点で考えると面白いのかなーと思いました。
当時の色んな玩具を見ていると、あぁこれがゾイドに影響を与えたのか。逆に、この玩具はゾイドの影響を受けているなというようなものがあって面白いです。

ロボゴロンの正確な発売年は不明ですが、85年と推測されます(85年発売の本に最新キットとして紹介されてるので)。
85年ごろ…、ゾイドが一気に延びてきていた年のアイテムということで、影響はあったと思います。

ゾイドにインスパイアされロボゴロン・キャタピラスが生まれる。
2008年、ロボゴロンに似たヴァルガが生まれる。
私はこういうのを見つけるのが好きです。

ゾイドはもちろんですが、それ以外にも様々な傑作を見つけていきたいなーと思います。
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三式

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