ゴムの劣化の話

問い合わせを頂きましたのでそれのテーマで!

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先日、機獣新世紀時代の未組立ゾイドを購入し、組んだあと部屋に飾っていたのですが、1,2カ月ほどでゴムキャップが割れてしまいました。
20年前の物だし仕方ないかと思っていたところ、最近になり部屋にあったギルラプターのゴムキャップも割れていることに気付きました。
他のワイルド世代のゾイドも確認したところ、ナックルコングやガブリゲーターなどデスメタル陣営のゾイドにキャップ割れが多く見つかりました。しかもディロフォスのキャップまで割れており、劣化の早さに驚いています。
そこで三式さんに教えていただきたいのですが、そもそもゴムキャップはどういった仕組み(原因)で割れてしまうのでしょうか?
これ程早く割れてしまった原因が気になります。
また、ゴムキャップを割れにくくする対策などあれば合わせて教えていただけると幸いです。

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ありがとうございます!

ゴムキャップですね。
ホントにゴムキャップはゾイドのアキレス腱ですね。
劣化前提で考えるべき素材なので、ぜひとも単品販売してほしいんですけどねぇ……。

個性派な色のキャップは替えが難しいという問題もありますね。
たとえばシールドライガーの白キャップとかデスピオンの青キャップとか。
ダメになったら替えがねぇ…!
黒、灰色とかだと別のゾイドの余りを流用したりしやすいんですが。

しかし、ワイルドも割れはじめていますか……。第一弾ギルラプターはともかくディロフォスは最近のゾイドですねえ…。
うちのワイルド機は全て無事なんですが、個体差もあるのかもしれませんね。
ただうちのワイルド機の全てがアタリ個体で、問い合わせ主さんのワイルド機がハズレ個体だったというのは考えにくい。
おそらく飾り方などの差かなぁと思いました。

といっても私も専門家ではないのである程度の知識と経験でしか答えられません。
完璧にあってるかどうかも分かりません。
その前提で以下、お答えします。


~ゴムの劣化の原因~

[オゾン劣化]

大気中に微量に含まれているオゾンがゴムを劣化させます。
「大気中にある=常に触れている」なので、当然ですが時間と共に劣化は進行します。
なにぶんオゾンは大気中に常に存在するので防ぐ事は不可能です。
強いて言えばケースの中に密封して入れておけばマシにはなるかも……。

オゾン劣化が起こったゴムは垂直方向に裂けます。
ゾイドのゴムキャップもよく垂直方向(縦方向)に避けます。

この赤で示した部分が割れてる感じ。よくありますね。

この原因がオゾン劣化と推測できます。
対策は上記の様に基本的に不可能ですが、「表面にワックスを塗る」又は「オゾン劣化防止剤という製品があるのでこれを塗る」方法があります。
私は試した事はないのですが、これをやってみてもいいかも……。

ワックスはゴム表面に薄い皮膜を作り保護する物理的保護。
オゾン劣化防止剤はゴムとオゾンの反応を抑えて劣化を防ぐ科学的保護です。
ただしワックスやオゾン劣化防止剤は通常、自転車や車のタイヤにするような対策です。
これをゾイドのキャップに使うことは果たして可能なのだろうか……という疑問があり試せていません。


[光酸化劣化]

日光などに含まれる紫外線、放射線、光そのものの影響でゴムが劣化します。
これは置き場所を変えることである程度は防ぐ事が可能です。
直射日光が当たる場所を避け、日陰になる部分に飾ると良いでしょう。
ただし光は反射するので、直射光を防いでも完璧とは言えません。


※画像は国土交通省HPより

上図の通りです。なかなか難しい……。
ですが、直射光を防ぐ場所に飾るだけで随分改善します。
また、見ない時は上に布をかけるなどをすれば更に改善するでしょう。それをするとついでにホコリ対策にもなります。
面倒くさいんですけどね……。

お金を惜しまないなら……、UVカット仕様のアクリル板やPET板があるので、それでショーケースを作るのもアリかも……。

光酸化劣化が起こったゴムはランダム方向に裂けます。オゾン劣化と同時に起こった場合は、全体がボロボロと崩壊するように崩れます。

ところで、光酸化劣化は劣化しやすい色としにくい色があります。
レッドホーンやモルガなどのライトグレーのキャップ。これは最悪です。
逆にゴジュラスやストームソーダーなどの黒キャップ。これは非常に強いです。
なぜかというと明るい色の方が光の影響を強く受けるからです。

赤、青、緑などのキャップは黒色ほどではないが割と強い印象です。
クリアーは……よくわかりません。ただ透明なのでパーツ内部で光が反射すると思います。なので強くはないと思います。


ゴムの劣化の代表的な原因は上の2つです。
その他は…、


[熱や寒さによる劣化]
これは夏の暑さでへばる。冬の寒さでへばるということです。
ゴムには耐熱性や耐寒性があります。これは通常は夏の暑さや冬の寒さに耐える設計ですが、長年使い続けると少しずつ劣化し次第に耐えられなくなります。

高温ではゴムに亀裂が入りやすくなります。
低温ではゴムが硬化し、酷くなると「結晶化」と呼ばれる状態になります。結晶化したゴムとはカチカチになったアレです。

両方とも、瞬間的に熱くなったり寒くなったりする程度なら大丈夫です。しかしその温度のまま長時間が過ぎると徐々に影響が出てしまいます。

昨今は夏が異常に暑くなりました。高温の劣化は起こりやすくなっていると思います。
気をつけたいところです。

対策としては、暑い時は室温に気をつける位かなぁ……。
寒い時は、キャップをはずして湯に漬けるとかしています。


[経年劣化]
長年使うことによってゴムが疲労し劣化するものです。
これは仕方がない事です……。

ただし、はめたままで置いておくと劣化は早まります。
たまに外して適度にほぐすと、若干は寿命を延ばせます。ストレッチをさせるようなことです。
もっともやりすぎると逆にユルくなったりして逆効果です。
このタイミングというのは難しいので各人で感覚をつかむしかないと思います。


もちろん、劣化はどれか一つの原因で起こるわけではなく、色々な原因が複合して起こります。
「どれか一項目を完璧に」ではなく「できるだけ色んな要素を広く浅く対策」した方が効果が上がると思います。


ここからは補足です。

[ブルーム/ブリード]
ゴムの表面に白い粉が吹くことがあります。これをブルームと呼びます。
ゴムの表面に液がしみ出てくることがあります。ゴムが汗をかいたような状態です。これをブリードと呼びます。

温度差がある場所に長期間置いておくと発生します。
ゾイドの場合、特にブリードが起こりやすい感じがします。


画像だと分かりにくいと思いますが、ブリードしてます。
個人的な感覚ですが、白や灰色のキャップはブリードしやすいと感じます。

これが起こっても特に品質上は問題ない……そうです。しかし私の経験上の主観だと、ブリードは劣化のサインという印象があります。
ブリードしてるけど品質は問題ないというケースは稀で、ブリードしてるキャップは硬化していたりする事が多い感じです。
できるだけブリードを見ないように日々の管理をしようという事でしょうか。


[黄ばみ]
これはゾイドではおなじみですね。
プラと同じく、表面に付いた皮脂などが化学反応を起こして黄ばみを作っていると思われます。
触る際は石鹸で手を洗ってから。これをするとだいぶ改善できるでしょう。
黄ばんでしまったらワイドハイターEXで。


☆劣化が起こりやすいキャップ☆
ここまではゴムの品質に関係なく、劣化のメカニズムを解説しました。
しかし当然ながら劣化はゴムの品質そのものにも左右されます。劣化しやすいゴムと劣化しにくいゴムがあるのです。


[金銀キャップ]
新世紀版ヘル・ディガンナーの銀キャップなどの、光沢粒子の入ったキャップは他に比べて脆いです。
これは光沢粒子が非常に粗いから、そこを起点にして裂けが発生しやすい為です。


[一部の生産時期のキャップ]
どのゾイドが、とは言いかねますが、異常に脆いキャップがあります。
うちのゾイドだと恐竜博レッドホーンのキャップが異常な速さで硬化し触るだけでボロボロに崩れました。明らかに他のゾイドにはない酷い状態でした。
時期によっては品質が低下しているキットがあるのかも……。
特に機獣新世紀~ジェネシスの海外生産ゾイドは品質が安定していない傾向にあります。

限定ゾイドの「白レドラー」のキャップは低品質の上に金キャップなのでダブルで酷いキャップだったようです。
残念ながら低品質のキャップには対策がないと思います。
代替で他のゾイドの余りキャップを付けるしかないでしょう。同じ色のキャップがあれば良いのですが……。


そんな感じでしょうか。
あまり対策を語れていない気がしますが、少しでも参考になれば幸いです。
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天敵

お便りいただきましたのでそのテーマで!

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ふと思ったのですが、サイカーチス。
特別強い印象のあるゾイドではありませんが、「対ゴジュラス」を想定した際、めちゃくちゃ優位性が高いのではないかと思いました。

いくらゴジュラスが自在に動く尾部に砲を備えていると言っても、運動性能の高いサイカーチスなら尾の動きを視認して回避することは容易。
ゴジュラスは高い耐久性を誇りますが、そもそもサイカーチスはゴジュラスそのものにダメージを与える必要はなく、上空からコクピットのキャノピーを狙い続ければよい。
巨大で高い位置にあるゴジュラスのコクピットを狙うのはマーダやモルガ、レッドホーンですら困難ですが、サイカーチスならむしろ真正面上空から一方的に叩ける。

実際の戦場ではサポート機など付くのでしょうが、万一1対1で対峙した場合、ゴジュラスは成す術なく頭を抱えて逃げ回るだけ。しかし巨大なゴジュラスは飛行ゾイドのサイカーチスからは逃げることさえできないのでは。

…そんな風に思いましたがいかがでしょう。
他に「格下機なのにこいつにだけは圧倒的に優位」みたいなものがあれば面白いなと思います。機会がございましたらご考察くださいませ。

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ありがとうございます!
「格下機なのにこいつにだけは圧倒的に優位」
凄く面白いテーマですね。
「巨大戦艦ウルトラザウルスも小型潜水艦ウオディックには為す術がない」みたいな感じですね。
バトスト1巻の「レーダー装備で劣るガイサックは夜間戦闘においてはゲーターに為す術がない」のもこの例かな。

他にもないか。面白いですね。他の方の意見もぜひ聞いてみたいですねー。
やはり「飛行」とか「潜水」とか他にはない特性を持っていると、こういう事が起きやすいですね。


さてゴジュラスVSサイカーチスでサイカーチスが一方的に攻めるのは私は厳しいかなーと思いました。
サイカーチスの優位は書かれている通り上からキャノピーを狙って撃てることですね。
逆にサイカーチスの不利は鈍足のヘリという点です。

サイカーチスやダブルソーダは最高速度が地球のヘリに極めて近いです。
これの特性を見てみましょう。

ヘリはホバリングなどの特殊機動が出来る点では優れていますが、こと速度に関してはジェット機はもちろん零戦などのレシプロ機にも劣ります。
なので誘導ミサイルはおろか旧式の対空砲であっても大きな脅威になります。
速度がないので撃たれた際の回避が困難なのです。

ゴジュラスは腕と尾に角度自在の砲を持ちます。これの動きに注目して「射角を読む」事は可能かもしれません。
ただそれでもヘリの速度で砲撃を避けるのは厳しい。
なぜなら、たとえば「読心術を持つ・肉体的には一般人レベルの者」と「プロボクサー」が戦う姿を想像すると分かりやすいかな。
読心術があるので次に相手がどういう攻撃をするかは全て分かります。ただ「右ストレートが来る……」と分かっても、いかんせん体が付いていかないので避けることは叶わずクリーンヒットしてしまう……。
一度くらいは避けても連続で避け続けることは厳しい…。

対空砲の砲弾飛翔速度は初速マッハ2~3を超えます。また猛烈な勢いで速射されます。一発だけ撃つ狙撃ではなく目標撃墜まで発射をやめないのが対空砲です。
なのでこれを避け続け、なおかつこちら側の攻撃をキャノピーに当てることはサイカーチスにとって至難ではないかと思います。
ビーム砲であれば更に弾速は早く、

ただ状況によっては書かれているようなサイカーチス優位の状況も不可能ではないかも……とも考えました。
それは…………、最近なんだか急激に暑くなってきました。太陽がまぶしいです。真夏・快晴時の太陽はまぶしすぎて直視できません。
空戦の基本の一つが「太陽を背にせよ」という事です。
これは、「そうすれば敵はこちらの位置を把握できない」「逆にこちらは敵の位置を把握できる」という状況を生めるからです。


太陽光というのは強烈なので、

通常時は左のように見る飛行機も、太陽を背にすれば右のように光に飲まれて見えなくなったりしてしまいます。
角度によってはほぼ完全に見えなくなります。
もっともこれは[快晴時][昼間]に限った話です。夕方ごろになると日の光も弱くなるので、夕日をバックにするとむしろ逆光でシルエットがクッキリ出たりします。

さててサイカーチスが真夏の快晴時にゴジュラスから見て太陽と重なる位置をとれば…、そこから一方的に攻撃できないかなぁ…。

ゴジュラス側はサイカーチスの位置を把握しにくい。光学照準機は使い物にならない。
極めて限定的なケースですが、こうなるとゴジュラス側は撃たれる一方かも。
ゴジュラス側が迎撃しようにも敵の正確な位置が把握できないので大雑把な位置めがけて撃つしかない。それは当たらん…。

普段は王者として無敵を誇るゴジュラス。だがそんなゴジュラスも条件によっては……。
サイカーチスにはぜひとも頑張ってほしい所ですね。


さてその他で隠したに手こずる状況…というと何だろうなぁ。
むろんお便り中でも触れられている通り、これは「1対1」という話。普段はサポート機が付いているものだから、それをもって弱点とするわけにはいかない。
ですが状況によっては単独行動する事もあるかもしれないし、こういう考察は実に面白いですね。

私は、新世紀意向のゾイドは割と「何かに偏向した能力」である事が多いのでこういう状況がおきやすいかなと思いました。


「プテラスボマーVSジェノブレイカーorバーサークフューラー」

新世紀の帝国軍大型ゾイドは出来れば「帝国共通武器セット」は装備しておくべきだったよなぁ…と思います。
このセットは非常に使い勝手が良く、いろんな場面に対応できる傑作装備です。

プテラスではむろん完全破壊はできませんが、荷電粒子コンバーターや背中の大型ブースターを損傷させることは出来ないかな。
むろんフリーラウンドシールドで防がれたりする可能性も大きいんですが、なにしろ撃墜される事はあまりないだろうし、さいあく撃墜されたとして共和国軍はあまり痛くない。逆に成功して背中の装備を損傷させれば大戦果。
本来は対大型陸上ゾイド用装備である荷電粒子砲を対空射撃…しかもプテラス程度の小型ゾイドに使うことはジェノブレ(フューラー)はしたくないだろうし、撃つ決意をしたらそれはそれでエネルギーを大きく消費するので共和国軍にとってはニヤリでしょう。
(いかにコンバーターがあっても無限に撃てるわけではない)
という事で強力な誘導ミサイルを多数持ったプテラスボマーは格闘重視の帝国ゾイドにはあんがい大きな脅威になるのかも…と思いました。

ところで「部隊」で弱点を相互カバーするとすれば……、誰が共和国飛行ゾイドの脅威に対処していたのかな。
イグアンではもはやジェノブレに随伴するのは難しいし、かといって随伴できそうなレブラプターは火力がないしなぁ……。
陸上ゾイドでなくレドラーを上空に付けるつもりだったのかな?
確かにそれだとプテラスを排除できそう。
共和国側が更にストソを護衛に付ければ再び危ういですが、ストソ級のゾイドが登場すればさすがにジェノブレ側も荷電粒子砲を撃つ決意をするでしょう。
ストソを撃墜できるなら荷電粒子砲を撃つことに充分見合う戦果だし。

これは余談ですが、デススティンガーも対空能力はあまり高くないと思います(尻尾の砲はある程度の脅威と思うのでジェノブレなどよりは格段に上とは思いますが)。ただコイツの場合は背中がほぼ装甲なので撃たれても知らん顔して進撃できそう…。
またあまりにも爆撃がうるさかったら一旦地中に退避も出来るし、うーん、強い。
マッドサンダーもそうですが、やはり地中に離脱できるのは凄い利点だなぁと思います。

ゴジュラスギガはどうなんだろう?
ギガは通常時に使える火器がない。
まぁギガも空爆でどうこうなる防御ではないし、構わないのかな。コックピット上面も装甲化されてるし。
ただ製造を急ぎすぎた時期のロット(グランチャーに脚部を損傷させられた機体のロット)は、ザバットから空爆を受ければあちこち損傷してしまうかも…。


ということで面白いテーマなので思いついたらまた書いていきたいです!
改めまして面白いテーマをありがとうございました。

めっきっき

お問い合わせいただきましたのでそれについて。
めっちゃ回答が遅くなってしまい申し訳ありません。。。

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いつも楽しく拝見しています。
さてもう30年くらい前の話でしょうか。
友達の家に「全身金メッキを施されたゴルドス」が飾ってありました。
友人曰く「何かの懸賞で当たった」と話していたのを記憶しています。
何とはなしにふと思い出したことではありますが、そのようなものはご存知でしょうか。
あれはなんだったのか、もしお分かりになれば情報お願いいたします。
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とのことで、ありがとうございます!
資料探したりするのに手間取ってました。

30年前だと1989年ごろ。その頃にご覧になったということはメカ生体ゾイド時代ですね。
金メッキのゾイドは懸賞品の定番でした……が、手持ちの資料(学年誌、てれびくん、コロコロ)をみた所ゴルドスでは金メッキ懸賞モデルをみ付ける事ができませんでした。
※コロコロは未所持号が多いので全号は検証できていません。

同じ動力ボックスを使ったゴジュラスは金メッキモデルが存在するようですが、ゴルドスは見つけられず……。


金メッキゴジュラスは、「ゲルダー」「ザットン」のネーミングコンテスト景品だった模様。


モルガなどの「小型」はやはり手軽さゆえか割と金メッキになっているようです。またグレートサーベルやデッド・ボーダーみたいな「その時期のプッシュゾイド」も懸賞用としてメッキになっている事があります。



マッドサンダーもコンテストの景品でメッキになっています。


多分これがメカ生体時代で一番有名なメッキゾイドじゃないかな(ノーマル仕様でメッキなのは除いて)。

ゴルドスはなー…、正直、ビガザウロは史上初の大型モデルで大アピールされた。マンモスはパワフルな戦闘ゾイドと大アピールされた。ゴジュラスは最強ゾイドとして超アピールされた。これらと比べると地味な扱いだったかなぁ。
ゴルドスはゴジュラス発売後のモデルですが、正直まだまだゴジュラス大プッシュが続いていて、そこまで大きなアピールはされていません。
なのでメッキモデルになった可能性も低いかも……。

ただ、この手のメッキゾイドは、雑誌を全て調べても検証しきれないのが正直なところです。
メカ生体当時はデパートの高島屋でイベント時に海外版キットが販売されたり、ディズニーランドで海外版ゾイドが売られた時期があったり(これはトミーがディズニーランドオフィシャルサポーターだから)、色々とあったようです。
そういう告知は一切されていない!
今では考えられないですね…。まぁ、時代です。

なので、何かのイベントの時に販売されたり懸賞になったりした可能性は否定できません。
そんなモデルなのかも…。

こんな回答しかできずに申し訳ないです。


なお新世紀だと確実にメッキのゴルドスが存在しており、そこそこ流通しているようです。
もしも「20年前」だったらこちらのモデルだったと思うのですが…。

新世紀以降の時代だと個人レベルでメッキ業者に依頼する事も可能になりました。公式ではなく個人レベルの製作物が日本橋や秋葉原で流通する事もあったようです。
(私は再販サラマンダーの翼を金メッキにしたF2もどきを見た事があります)
なので新世紀以降の時代だと…、もはや検証が難しいではなく「困難」になってしまいますね……。

そんな感じです。
メッキモデルについて何かご存知の方がいらっしゃれば、情報もお待ちしています!

ゾイグラ的な

お問い合わせをいただきましたので、それについて。

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メカ生体のゾイドグラフィックスは有名だが、新機獣世紀もあるのでしょうか?
あるなら、何号までありますか?
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とのことで、ありがとうございます。
メカ生体のゾイドグラフィックスは「新製品情報」「関連情報発表」「ストーリー」などが掲載された冊子です。
これに相当する紙資料があったかという事でお答えします。

あります。
一つはキットに同梱したカタログです(正確にはカタログではなく「ゾイドファンブック」という名前です)。
これはvol.11まで出ています。

vol.1と2にはストーリーと機体設定が。3以降は機体設定が載っています。


こちらはvol.1ですが非常に詳細なストーリーやシーンが掲載されていますね。

メカ生体のカタログは基本的には本当に「カタログ」というもので、設定も一応は載っていますが一行程度の短文でした。
ストーリーは号によっては載っていますが基本的にはありません。それに比べると、より豪華になった仕様と言えます。
ただし、メカ生体のカタログは「現在第一線にあるすべてのゾイド」が掲載されたまさにカタログでした。
新世紀のカタログは、基本的に「新しく登場した新型」だけが載っています。
必然的に一機当たりのスペースが多く詳細な設定が載ったというわけです。

次に「ファンブックEX」です。

これはストーリーや機体設定が描かれた小冊子で、vol.12まであります。
ゴジュラスギガ、ディメトロドン、ゴルヘックス、アロザウラー、シュトルヒ、レオゲーター、ディメトロプテラ、ライガーゼロフェニックス、ワイツウルフ、デスレイザー、レイズタイガー、ブラストルタイガーも付属しました。
ここでストーリーや外伝的エピソードが語られました。ギガ以降はコロコロにバトストがあまり乗らなくなった事情があります。なのでファンブックEXはストーリーを把握する極めて貴重な資料です。
レイズタイガー、ブラストルタイガーには紙ではありませんがDVDも付いています。

次に「説明書」です。

「ゴジュラスギガ以降・ブラストルタイガー以前の動力キット」であっても、幾つかはファンブックEXが付属しません。
セイスモサウルス、ライガーゼロフェニックス、凱龍輝、エナジーライガーです。
これらのゾイドには、代わりに説明書内に機体解説やストーリーのコーナーがありました。


ファンブックEXとして独立した別冊子にするか、説明書内に収めるか。この差がどうして起こったかは不明です。
資料収集的にはかなり嫌な方式でした。

次に「Zi-REPORT」です。

ライガーゼロが発売された頃に配布された冊子……だったと思います。
これはライガーゼロを主役にしたストーリーが載りました。
また「ゾイドバトルカードゲーム」を盛り上げるための冊子であったようです。
冊子には「vol.0」と書かれておりここから続々刊行される予定だったようです……が、残念ながらこの一冊しか出ませんでした。

次に「ゾイドグラフィックス」です。

これは2001年末から2003年初頭くらいの時期に配布された冊子で、この時期のゾイドの解説や設定画が掲載されています。
種類は「vol.1~4」と「20周年大企画号」「番外編」の全6種類です。

補足ですが「ネオブロックス」の販促冊子にもゾイドグラフィックスと名付けられたものがあります。

ゾイドグラフィックスというのはそれを指す冊子が極めて多い、実にややこしい名前です。

次に下敷きです。

凱龍輝発売時期あたりに、一部の大型店舗では厚紙のゾイド下敷きがもらえました。
設定が載っています。

だいたい、こんな所かなーと思います。
情報把握、あるいは収集される際の参考になれば幸いです!

歴戦のマッドサンダー

問い合わせをしていただきました! のでそれについてです。
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ゾイドのマッドサンダーに憧れこの度購入致しました。
ネットで、検索していたところ、ホームページにあげられているマッドサンダーの塗装のクオリティの高さに感動し、自分も同じような形で塗装したいと考えております。
大変恐縮ではございますが、もし分かりましたら、各パーツの塗装の下地の色や、仕上げの色の種類を教えていただくことは可能でしょうか。
また制作過程でのアドバイスやテクニックなどおりましたら大変嬉しいです。

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ありがとうございます!

これですね。
歴戦のマッドサンダー。

そのように仰っていただきとても嬉しいです。
製作工程を思い出せる範囲で書きます。

技術的にたいした事はしていないです。というのも模型的なスキルはあんまりありません。
ただ「技術がなくても思い通りの仕上げにしたい」と思って作った作品ではあります。
参考になる部分があれば幸いです。


■歴戦のマッドサンダーの基本の考え■
マッドサンダー=巨大ゾイドです。デカい=塗る面積も多い。塗装するのも大変です。
なので途中で力尽きないように、ものぐさでも完成できるように作りました。

おそらく多くの場合において、模型の塗装は「薄く綺麗に均質に塗る」ことを目指していると思います。
ただし本作においては「ムラがあってもいいじゃないか」という考えを前提にしています。

特に古い兵器においては近くで見るとあんがい塗膜くが厚ぼったい場合があります。

これは前線部隊に塗料(ペンキ)を送る→現地の者が合間の時間で塗るという対応をする場合があるからです。
また現場で酷使された機体は色も日焼けなどによりムラが出てきたりします。
このような考えにのっとり、ムラがあってもいいじゃない!それもまたリアルじゃない! という前提を置きました。


■塗料と筆■
塗料は水性アクリル塗料を使い、筆塗りをしています。
理由はいちばん手間がかからないからです。
塗料は同じ色で「ツヤ」「半ツヤ」「つや消し」の3タイプがありますが、全てつや消しで行っています。

具体的に言うと装甲の灰色部分にはタミヤカラーの「XF-12明灰白色」を使っています。
元の成型色に近い色です。

マグネーザーには「XF-1フラットブラック」を使っています。

その他の部分はすみません、、、番号を覚えていません。ただ成型色に近い色を選んで使いました。
色は厳密にこの色じゃなければダメということはないと思います。
塗料はフタの色がその色になっていますので、売り場でこれが近いかなーという何となくで決めています。


ちなみに私はタミヤカラーを使っていますが、クレオス社から出ている水性ホビーカラーを使用しても良いでしょう。
たいていにおいてホビーショップに行けばクレオスとタミヤの水性アクリル塗料はズラリ並んでいます。
(どうでもいい話題だけど昔からプラモをやってる方はクレオスよりグンゼと言いたくなるよね)

筆は普通の平筆です。面倒くさいので1本で塗っていたと記憶しています。
たいていは塗料売り場の横に置いてあるので、1本買っておけばOKです。


■塗りかた■
平筆で塗るだけです。
やはり塗装をすると表面の質感が変わりますね。プラスチックの質感から本物のような質感に変化します。

模型誌やwebで講座を見ると、
①パーツを洗う(パーツついている離型剤を落とす)
②下地処理をする(サーフェイサーを塗る)
③塗装をする
という手順になっていると思いますが、なにぶん大変なので③だけしかやりませんでした。いきなり塗ります。

①の離型剤とは金型から外すために必要なものです。
分かりやすく言うとタイヤキの焼き型に油を塗っておかないとひっついてしまいますね。
プラモの成型時も同じ事が言えます。成型後に型からきれいにはがれるように離型剤が塗ってあるわけです。
これが製品にも残っています。
残っていると塗料をはじいたりして塗膜が多少汚くなります・・・が、気にしません!
なぜかというと「基本の考え」で述べた通りムラがあってもいいじゃない! 汚くてもいいじゃない! それもまたリアルじゃない! という考えをしているからです。

②の下地処理ですが、サーフェイサーを塗ってから塗装をすると発色が格段に良くなります。が、①と同様に特に求めないので省きました。

いきなり塗ります。
塗りですが、筆でやるとどうしても筆跡が出たり塗りが均質にならなかったりします。
出来るだけ丁寧にやりますが、どうしようもならない場合は特に気にしないで進めます。


本作は元の色に近い塗料を選んで塗っています。
これは私が「マッドサンダーの配色が好きだから」でもありますが、「元の色に近ければ多少の塗り残しや色ムラが出ても目立たないから」でもあります。
分かりやすく図解しましょう。


ヘタッピに塗って塗膜がこんな感じだったとします。厚い部分や薄い部分がある。

下地と塗りの色が違うと…、

塗膜が薄い部分において下地の色が透けて見えますので違和感が出てしまいます。

しかし下地の色と塗りの色が近いと…、

透けていたとしてもほとんど分からない感じになります。

むろん厳密に全く同じ色ではないのでよく見ればムラがわかります。でもそれはそれほど気になるものではありません。
これくらいのムラだと「現場で酷使されて塗膜があせてきたんだろう」くらいのリアル感に感じられると思います。

(サーフェイサーは元と違う色にしたい…例えば青いシールドライガーを黄色く塗りたいような場合は必須と思いますが、私の場合は似たような色に塗る場合は省く場合が多いです)

質感については、多少塗りにムラがあってもばっちり良い質感になります。
塗り残しにさえ気をつければ、あとは多少ムラがあっても大丈夫でしょう。出来るだけ丁寧に、という位で進めます。
その他で気をつけることがあるとすれば…、乾くまでは触らないくらいでしょうか。


書いていて改めてものぐさ仕様なやりかただなぁ・・・と思いました。ズボラ塗装ですな。
ズボラと言えば筆の洗い方もズボラでした。
1本しか筆を使っていない上にそこまで丁寧に洗わずに使いまわしていました。いやもちろんジャブジャブ洗いはしますが、そこまでド丁寧にはしていませんでした。なので「奥の方にわずかに黒い塗料がこびりついてる」ような状態で灰色の塗料の塗りに入ったりしていました。
これをするとどうなるかというと、灰色を塗るとき筆の奥の方から残った黒塗料が染みてきます。
でもなにぶん少量だからそれほど気になりません。否むしろ、その染みによって色がわずかに変わる。それが戦場で使い古された感を出したりします……出したりするんだ……とズボラに言い訳をしながらテンションを保って作業します。


基本塗装はこんな感じです。次に仕上げです。

…そうそう、テクニックというほどではないんですが本機は幾つか傷を付けました。
これは使い古して切れ味の悪くなったニッパーを使って傷を付けています。


こうやって敵と対峙したらこの辺に被弾するかなー…と考えながら付けています。

これは基本塗装の前に行うと良いですが、塗った後でも別に構わないでしょう。後からやる場合は、その部分だけプラスチック地が出てしまうと思うので、追加で塗装しましょう。

んで基本塗装ができたら仕上げですね。
ここで使うのは「銀(アルミシルバー)」「茶色」と「黒」「土色」です。

私のやり方はかなり特殊だと思うんですが、まず銀を使っています。
筆に、わずかだけ銀塗料を付けます。
次に、水にドボンとつけて軽く洗います。
次に、自ら出して軽く水を落とします(洗いバケツのフチで2~3回ほどなでる程度)。
こうすると、筆が「水多量・銀塗料ごくわずか」な状態になります。
この状態でパーツ全体を適当に塗ります。すると銀塗料が全体にわずかに付着します。何となく金属感がUPする気がします。
好みの銀具合になるまでやります。

茶色と黒は汚れとか錆びの表現に使います。
私の場合は、筆に黒塗料を付けます。次にそれを水で洗います。
銀の時と同じように、軽く水を落とします。その状態で塗ります。何となくここが汚れそうかなーと思う箇所は多めに筆を入れます。
茶色も同じようにします。

「傷付け」をやっていた場合は、その部分に茶色、黒、銀を多めに塗って、いかにも傷ついた感を出すといいですね。

マグネーザーのような格闘戦で多用するであろう装備には銀でドライブラシをかけました。
ドライブラシは
①筆を銀塗料につける
②塗料をふきんなどで可能な限り落とす
③パサパサになった筆でパーツ表面をこすると、わずかに残った銀がパーツに塗られる
というやつですね。エッジ部分をなぞるように付ければそれっぽくなると思います。


全部やったらこんな感じに。

あとは、脚などには歩行時に付くであろうドロ汚れなどを表現しました。
(私はXF-59 デザートイエローの色が好きなのでそれを使っています)
これはドライブラシと同じように付けています。
ただドライブラシはエッジを立てるように行うのに対して、ドロ跳ねのような動きで黄色を付けるのが違いですね。


仕上げはどの順でやっても良いと思います。また好きな具合になるまで繰り返しても良いと思います。

あとはデカールを張れば完成です。
デカールはゾイド付属のシールよりもスケールモデルなどの水転写デカールの方が綺麗です。図案はゾイドシールの方がそれっぽいんですが…。
最近は模型店で水転写デカールが豊富に打ってあるので、好きなものを探して貼ります。

そんな感じでできています。

私のやり方はかなりズボラなやり方です。たぶんモデラーの方が見れば憤慨するような足り方じゃないかなー。
でもまぁ、楽しめて完成すればOK! という感じで。
参考になれば幸いです。

最強合体ゾイドの実力1

今日もお便りを頂きましたのでそのお題で!

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ふと思ったのですがケンタウロス。
もちろん当時のあらゆる共和国ゾイドの中で最強なのは解るのですが、「対デスザウラー用」としては全然ダメなんじゃ…と疑問に思います。
ゴルドスのレーダーとウルトラのキャノン砲で荷電粒子砲の圏外から砲撃しても致命傷を与えられない。格闘戦に持ち込もうにも接近する前に荷電粒子砲の餌食に。サラマンダーでさえ撃ち落とされるのに、それ以下の飛行能力しか持たないケンタウロスでは空からの攻撃も難しい。
ケンタウロスはどうやってデスザウラーを倒す算段で実戦投入されたのでしょうか。また量産できないと判りながらも何故作られたのでしょうか。
やっぱり「ケンタウロスでは勝てない」という結論に至りあれ1台になっちゃったのでしょうかね。
お時間のある時にでもご意見ご考察お願い致します。

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という事で、ありがとうございます!
伝説の合体改造ゾイド、ケンタウロスですね。

バトスト3巻解説では「総合力はデスザウラーより高いと言われる」となっていますね。
非常に興味深いテーマなので何度かに分けて書きたいと思います!

本日はまずは第一回。ケンタウロスの特徴を今一度おさらいします。

ケンタウロスとは「ゴジュラス」「ウルトラザウルス」「サラマンダー」「ゴルドス」が合体した超改造ゾイド。
デスザウラー無敵時代にただ一台だけ建造されました。
「総合力はデスザウラーより高いと言われる」という絶大な能力を持ちますが、量産するには元になった4種類のゾイドの生産数に影響が出てしまう。
生産数が1台なのはその為。


上半身はゴジュラス。格闘戦で絶大な力を発揮する。
腕はノーマルとやや形状が違い、両肩にサブパワージェネレーターを装備している。
ウルトラと合体しているからか、腕の力はノーマルの3倍。デスザウラーとも張り合えるらしい。



腕の可動範囲は広く、ケンタウロス専用の弓矢を使うことも可能。これは小山くらいなら吹き飛ばす威力を持つ。

凄まじい威力だが、弓矢という事から命中率は極めて低いだろう。しかも矢は一発しかない。
まぁ、小山を吹き飛ばす威力だからピンポイント射撃は必要ない・周囲一帯ごと吹き飛ばすという思想かもしれないが……。

劇中では弓を使わず腕の力で投げた事もありましたが、こちらではあまり威力が出ない模様。
(至近距離に落下したが火花を上げる程度であった)


射出せず矢をヤリのように使うことも可能。これでアイアンコング部隊を血祭りにした。

このように格闘武器として使った方が良いかもしれない。


背中にはサラマンダーの翼。
正確にはサラマンダーの翼を2倍サイズにして付けている。位置はゴジュラスMK-IIだとキャノン砲を付けてる辺り。
これにより飛行が可能。ただし飛行はエネルギー消費が激しすぎるので航続距離は極めて短い。
どの位短いかというと、陸上ゾイドから逃げきれないくらい短かった……。


下半身はウルトラザウルス。
基本的にウルトラザウルスのまま。もちろんウルトラキャノン砲あり。
ただ飛行甲板がないので飛行ゾイド運用力は劣っている。
また設定はないものの、水上/水中での能力はなくなっていると思われる。


尾部付け根にはゴルドスのレーダー。
設定は特にないものの、ウルトラのパワーでレーダーを使うから、ゴルドスよりも出力が上がっているかもしれない。

……ところで、ケンタウロスが建造された時期は既に新鋭のゴルヘックスが居ました。なのでクリスタルレーダーを付けろよという話である。

なんでわざわざ旧式機のゴルドス用レーダーを使ったのだろう。

思うに、ゴルドスとウルトラは外観のゴチャゴチャ感などが非常に似ているので構造上の共通が多いと思います。
なので互換性が高いというか…、部品流用・調整などがしやすかったと想像します。
対してゴルヘックスはいかにも新鋭機といった感じ。なので構造は新機軸であり流用が難しかったのかもしれない。
本来ならクリスタルレーダーを装備させたかったが、構造上の問題から難しかった。
しかしウルトラのパワーでレーダーの出力を上げたらクリスタルレーダーと同程度まで能力向上した。
という感じに想像をします。


まぁ、そんなわけでゴジュラスの格闘力、ウルトラの砲撃力、サラマンダーの飛行能力、ゴルドスの索敵力を全て兼ね備えた夢の超ロマンゾイドがケンタウロスですね。
これがデスザウラーと戦っていたらどうなっていたでしょう というのが今回のテーマ。

非常に残念な事に、実際に戦う事はありませんでした。
戦ったのはデスドッグというかなり特殊な改造デスザウラーだったからノーマルとの実戦データが無いのは悔やまれます。
ということで、ノーマルデスVSケンタウロスのシミュレートをしていきたいと思います。


シミュレートに際して、より詳細にケンタウロスを想像しましょう。
表にするとデスザウラーとケンタウロスの能力は…、



くらいなんじゃないかなーと想像しました。
一つ一つみていきましょう。

パワーはデスザウラーとウルトラザウルスの時点でウルトラやや優位くらいです。
ケンタウロスはウルトラ+ゴジュラスなのでこのような評価にしました。


速度は互角程度と推測しました。
デスザウラーは90km/h。ケンタウロスはウルトラザウルスの下半身を使っていますが、超超重い機体です。
「ウルトラ+ゴジュラス+そのほか諸々」だから、だいたい重量750~800tくらいはあるでしょう。
という所から考えると、足だけだと30km/hくらいしかでなさそうな気がします。
いやしかし、翼があります。

ケンタウロスの翼は基本的に飛ぶためではなく速度と運動性を向上させる装備と思います。
上にも書きましたが、ケンタウロスの航続距離は極めて短かった。
飛ぶとエネルギーを一気に使いすぎるから。これは飛行ゾイドとしてはそもそも考えられていないことを示しています。

ではなぜ翼を付けたのか。というと速度や運動性を補助するためでしょう。
本来は30km/hくらいしか出ない。それじゃぁいくらなんでも使い物にならない。しかし羽ばたきながら歩くと7~80km/h程度になった。
(背中にブースターを付けて走るイメージをすると分かりやすいと思う)
飛ぶわけじゃないからパワーもそこまで一気に消費しない。
という想像です。


装甲は圧倒的にデスザウラーでしょう。至近距離からのウルトラキャノン砲さえ跳ね返す「スーパーヘビーガード」はこの時代の最強装甲です。
ケンタウロスは基本的にゴジュラスやウルトラから装甲材質は変わっていないと思われる。
決して弱くはない…どころかかなり堅牢なんですが、やはりデスザウラーと比べると格段に劣るでしょう。

耐久性、タフさについては互角程度、どちらも特上だと思います。部位を破壊されてもしぶとく動き続ける感じだと思います。


砲撃力は共に特上。
荷電粒子砲を持つデスザウラーは最強なのは言うまでもない。ただ弱点はチャージに時間がかかることとこの時代の仕様では3発しか撃てないことです。

ケンタウロスは単発の威力面では大きく劣りますが、ウルトラキャノン砲は連射力があるのが優れていますね。
またケンタウロスはパワーがウルトラより上なので、威力はウルトラザウルスが撃つより上だと思います。
そうはいってもデスザウラーを破れる威力ではない。せいぜい「若干上乗せ」程度だとは思いますが。

射程も上でしょう。ウルトラキャノン砲は100km先を撃てるとされていますので、同程度あると判断します。
デスザウラーの射程外からキャノン砲の連射を叩き込める。単発での威力は劣るものの、これはかなり有効です。

総合的に互角と判断しました。


運動性は両者ともかなり高いと思いました。ただし特性が大きく違うと思います。
デスザウラーは接近戦でシールドライガーをも捕捉する俊敏さがあります。
最高速度250km/hを誇る、あの時代における最強の高速機シールドライガーが為す術もなく捕えられてしまう。
ゴジュラスは当初サーベルタイガーに苦戦しましたが、デスザウラーはサーベル以上に速いゾイドを苦もなく補足しているから凄いことです。
※ただしゴジュラスを少し擁護しておくと、前例のない敵に対峙したのだから対処法が分からずに苦戦した面も大きいと思う。
 デスザウラーは訓練時にサーベルタイガーを使って対高速ゾイドの模擬戦を徹底的にしていただろう。

このような俊敏さはケンタウロスは決して真似できないと思います。
じゃあなんで運動性に8を与えているかというと、やはりこれは翼です。
私が思うに、デスザウラーは「小回り」が素晴らしく高い。
対してケンタウロスは「大回り」というか・・・・・・、もうちょっと大きな動きが得意だと思います。
キビキビと動く事は出来ない。でも「直線的に突撃」「翼を使って一瞬飛ぶ」ような動きはできるんじゃないかという考えです。

敵に向かって突撃する、その瞬間だけ翼の力を爆発的に使って飛ぶ。そうしたら一瞬で距離がつまる。
不利な状況では、やはり一瞬だけ飛んで距離をとる。
そんな感じの動きができると思います。

という事で特性が違うが両者とも互角程度という判断をしました。


索敵は圧倒的にケンタウロスでしょう。
やはりゴルドスのレーダーを積んでるのは大きい。
デスザウラーは帝国共通武器セットの3Dレーダーしかない。
むろんこれは部隊行動時にはディメトロドンを随伴させるから不要という判断でしょう。
単独で行動させる状況など稀だと思うので正しい判断です。

…話が逸れますが、ケンタウロスは何で強力なレーダーを積んだんでしょうね。
ゴルドスかゴルヘックスを随伴させれば良いのでは。
というと、やはり翼にヒントがあると思いました。

例えば山岳を突破する時にゴルドスやゴルヘックスは随分苦労するでしょう。ゴルヘックスはまだしもゴルドスは絶望的と言える。
ただ、ケンタウロスは翼があるから難所では飛び越えるなんて事が比較的容易でしょう。
山岳をひょいひょい乗り越えるケンタウロス。ゴルドスもゴルヘックスも随伴できない。とすると自身でレーダーを積む必要があったのかもしれない。


と言う事で両者の能力面を以上の様に推測しました。
長くなってきたので一旦ここでとめます。明日は戦いをシミュレートします。

ふたを外そう

お問い合わせいただきましたのでその件で!

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質問があるのですが、ゴジュラスのお腹の電池入れるトコのフタのパーツってどうやって電動ボックス本体から外したらいいのでしょうか?
元々、電動ボックスに力ずくでハメ込んで取り付けられてるんでしょうか?破損しないように取り外す方法をご存知でしたら、ぜひ教えてください。お願いします。

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とのことで、ありがとうございます!
応えられる範囲でお答えします。


ゴジュラスの動力ボックス。でかいぜー。
最近ワイルドのボックスに慣れてるのでこりゃ衝撃的なデカさだ。
でもこれはこれでテンション上がるからどっちも良い。

電池ブタの外し方vol.1 ~電池入れ替え時~
電池入れ替え時は簡単に開きます。



画像のようにスライドさせればOKです。
ちなみにパーツをよく見るとここをスライドさせると開きますよという図案がありますね。

ゾイドは玩具扱いなので、こういう部分に分かりやすさ・優しさがありますね。

ちなみにゴジュラスはメカ生体だろうが機獣新世紀だろうが同じです。
ネジ止めに改定される事はありませんでした。

レッドホーンやシールドライガーなどは機獣新世紀ゾイドの途中(2000年後期ごろ?)からネジ止めに変わりました。
一方、ゴジュラスのようにネジ止めにならなかった機種もあります。
この違いが何かというと電池の種類にあるようです。

単四電池は誤飲防止のためにST法で「簡単には開かないように」が義務付けられています。
メカ生体ゾイドの電動ゾイドの多くは単三電池で動く仕様です。単四じゃないのでネジ止めにする必須はないのですが、おそらくST法の更に上の安全を求めてネジ止めになったのでしょう。
ただし単に電池はさすがに誤飲すまい。デカいの誤飲でできるサイズじゃない。ということで改定されず据え置かれたのだと思います。

稀に機獣新世紀ゾイド期で全ての電池ボックスフタはネジ止めになったとする文を見ますがこれは誤りで、単二を使用するゴルドス、ウルトラザウルス、デスザウラー、マッドサンダーなどの巨大ゾイドクラスは最後まで据え置きでした。
今後再販されることがあればおそらくその時も据え置きだと思います。


電池ブタの外し方vol.2 ~完全分離~


次に、こんな感じで完全分離しましょう。質問されてるのはこちらの方かな?

パーツ洗浄時などはフタを完全分離する必要がありますね。
それについては、


この部分を外すのですが、


「ゆっくり力を入れて外す」しか方法がないですね。
スルッと外れる方法はないです。

一気に力をこめるとパーツが割れますが、少しずつやればだいたい大丈夫です。
じっくりいじっていたら外れやすい角度も見えてきます。

このフタは「はめやすいが外すのは難しい」という構造で作られています。
なので外すのはけっこう難儀です。
まぁ、じっくりと。
という事で、あんまりいい回答じゃなかったかもしれませんが、参考になれば幸いです!

Hiゼンマイを修理したい

問い合わせでHiゼンマイを修理したいという内容を頂きました。
それについて分かる範囲で解答いたします。

ゼンマイ修理はいずれマイクロゼンマイ・Hiゼンマイ両方の詳細修理方法をまとめたいのですが、今回はとりあえず急ぎHiユニットの簡易修理方法を。
基本的にゼンマイも電動も修理方法は同じです。

1分解する

2中には動力やギアが入っているので修理する
 (動力とはモーターかゼンマイバネ)

3組み立てる

という三ステップですね。
電動ゾイドはモーターが寿命を迎えているとか導線が切れてる場合がけっこう多いのですが、ゼンマイは動力自体が死んでいることは少ないです。
なのでたいていにおいてギアの噛み合いがズレたとかいう場合が多いです。

ギアの噛み合いがズレた。これは「限界以上に巻いてしまった」とかの負荷をかけすぎた場合に起こりやすいです。
遊ぶ際は加減をして遊ぶ事を心がけよう……。

電動ゾイドの動力ボックスはネジで止められています。
ゼンマイユニットはツメで止まっているので分解します。


こちらの写真は参考までに。

開けたら各ギアの具合をチェックしましょう。歯車がかみ合っているか。割れはないか。
歯車がかみ合っていない箇所があれば直しましょう。
部品が割れていた場合は・・・・・・・私の場合はもはや諦めます。
どうしても直したければ、ジャンクの別のゼンマイから歯車を回収するか、専門店に行けば同じものがあるかも?
(ギア自体は規格品なので探せばある筈)

ということで急ぎ修理方法でした。
今回の記事のものは簡易です。詳細はまたまとめたいと思います。

ワイルドのコックピット

問い合わせフォームからワイルドのコックピットに馴染めないんですがどうでしょうという趣旨の内容を頂きました。
いわゆるむき出しのスタイルに対してですね。

(若干文章があらぶってたのでそのままの転載は控えますが、要約するとどう見てもやっぱり危険そうで馴染めない、従来のスタイルが好きというものでした)
本記事ではそれについてです。

ちなみに[私個人の][現時点での]回答である点に留意くださいませ。
模範回答ではなくあくまで今というタイミングで個人的に思っている事を述べているという事でお願いしますね。


さてワイルドのコックピット仕様です。剥き出しで乗馬的なスタイルですね。
確かに敵が撃ってきたらどうするの?という疑問はもっともだと思います。
レッドホーンの尻尾とかサラマンダーの背中とかアタックゾイドとか、そうした例を提示する事は簡単なんですが、多分そうじゃないんでしょうね。
それがスタンダードになる事への違和感を感じていらっしゃる、だから特殊な例を出しても多分納得はしにくい状態なのだと思いました。
「でもシールドライガーやセイバータイガーは安全じゃん」というか。

ワイルドライガーだと設定上同じくらいの大きさなのがセイバリオンやガンタイガーだと思います。
これらのコックピットはちょうどワイルドと同じような感じですね。
いやでも、これも同じくらいの大きさのレオストライカーやレオブレイズは安全仕様コックピットだからなぁ。

ワイルドのコックピット仕様が心配になってくる感情はよく分かります。
私的には、ライガーはまぁいいとしてガブリゲーターですね、これを気にしています。
ガブリゲーター、ワイルドブラスト発動時の時点で既にヤバい。
あと劇中ではワニらしいデスロールをブチかまして欲しいと思っているんですが、水中で回転しちゃってパイロット大丈夫なの? とは思ってしまいます。
ワニのパイロットはいつも大変だというネタで済むレベルじゃねえ…!
あとスコーピアも砂に潜った時どうなるんだろうなぁと思っています。
そういう心配はありますね。

この事は今のところ「ゾイドワイルドという別シリーズだからそういうコックピットなのでは」という回答が一番いいのかなと思いました。
アニメ放映前だからどんな風に動くのかがまだ分からないし作中での扱いも未知数。
なので今の段階で苦手な人は実際の映像を見て判断すれば良いのではないかな。
「今の段階でコックピットに拒絶感があるからそこで終わり」ではなくて「実際見てから判断」という事を推奨。あんまり答えになっていないかもしれませんが……。

初代の機動戦士ガムダムと機動武闘伝Gガンダムでは操縦法は全然違うわけだし…というのは例として適切かどうかは分からないんですが……、あんな感じかなあ。
(あれも放映前や直後は「ガンダムへの侮辱」とさえ言われたそうだが数ヵ月後には熱烈な支持に変わったそうだ。wikipedia参照)

なんにせ「新しいゾイドだ」という意識で旧来のスタンダードに囚われすぎないようにはした方が良いかもしれないですね。そんな風に思いました。


一方で、そうはいっても旧来のシリーズと比べてしまう感情もよく分かります。
なんたってタイトルがゾイドだからこれは比べるなという方が無理な話だと思います。
ぜんぜん違うならそれはもうゾイドという名を冠した意味とは?
かつてゼブルやパンツァーティーアなどゾイドと同じ金型を使いながら全く別もの扱いだったシリーズがありました。
そういう風にせずあえてゾイドとしているのだからこれはもう関連付けてしまうのは無理からぬものであります。

でも新しいゾイドには期待しています。
コックピットが不安だとしてもそれを上回る期待がある。
きっとアニメ開始後には手のひらを返して「ワイルドはこのコックピットがいいよな」と言えるくらいのものになっていそうな期待があります。

なぜかというと、ゾイドワイルドは再販じゃなくて新規設計です。舞台は地球だしスケールも違います。従来のゾイドと大きく変わっています。
でも変わっていないものもあります。それは核だと思います。
キットを見ているとその動きはまさしく初代からの流れが受け継がれています。先日のガノンタスは特にそれを感じました。
ゾイドワイルド発表時の発言には以下のような言葉もありました。
----------
『ゾイド』は他社にはまねできないものであること。35年の歴史の中で受け継がれてきたノウハウ、技術、思いなどが注ぎ込まれたものだけが『ゾイド』になりえるという強い思いをあらわにしていた。

----------
ゾイドの歩んだ歴史へのリスペクトが大いにあったから、そういう面ですごく安心できる。
ゾイドの核の部分を大事に守りつつ大胆に新しくしてみせたのがワイルドなんじゃないかなあという期待になるわけです。


まあなんにせそういう不安を感じてしまう気持ちはよく分かるけども、あと1ヶ月で始まるアニメを見ようぜ! 体感しようぜ!! そこで改めて判断しようぜ!!! というのが現時点でできる私なりの回答かなあ。
回答になっていれば良いのですが。

しかしこういう問い合わせがくるとはゾイドはやっぱり熱い方が多いのだなあとつくづく思います。
波乱万丈ありつつもふたを開けてみれば最強だった。そんな風になると良いですね。
なると確信しています。


肯定的に見る事はとても大事だけど、それは肯定する事とはイコールではありません。
各人の感性で好きなもの違和感あるものは当然あろうし、まだ気付けていない要素だってあるのは当然。
ゾイドが好きという想いを共有したうえで自由な意見出しを歓迎して見識を深めたいですね。
好きなもの、違和感のあるもの、etc. 色んな意見をいただけてそれに対して見解を書くことで互いの見識が高まるととても嬉しい。そういう回答になっていればと思います。

装甲強度

お便りを頂きましたのでそのテーマで!
(遅くなりました)

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グスタフについてですが、グスタフは装甲が硬いと言われますが、所詮は人工パーツだと思います。
そこで思ったのですが、同じ装甲や装備を施しても、野生体の種類によって性能の変化があるのでしょうか。それともグスタフだから硬い装甲を施せたのでしょうか。

----------

との事でありがとうございます。



同じ装甲でも装着する種によって強度に差は出るのか、という事ですね。


装甲ではないのですが「ビーム砲」は同じ砲であっても「種による差」「個体差」が出ると考えています。
いちばん分かりやすい所で言うとシールドライガーMK-IIとマッドサンダーのキャノンビーム砲ですね。



ビーム砲はゾイドのエネルギーで撃つから、シールドでは連続発射をしようものならエネルギー切れになる。一方でマッドは最大出力で連射できる程の威力を持つ。という感じの解釈をしています。

グラフにすると分かりやすいかな。


こんな感じの想像をします。(青がエネルギー、赤が枯渇している割合を示す)

キャノンビーム砲は下部にエネルギータンクがあるので、これを利用すればシールドでも初撃はMAX威力で撃てるでしょう。だがその後が続かない。一方ありあまるマッドのエネルギーをもってすればMAX威力での連射などどうとでもなる。

またシールドの中でも個体差はあるでしょう。選りすぐりのシールド野生体を使えば幾らかはMAX威力での連射が出きるかも。逆に体力低めのマッド野生体だと連射をしていればそのうちヘバるかも。
そういう事もあると思います。

今回の話題からは外れちゃうんですが、ビーム砲についてもう少し。
要するにビーム砲は機種や個体ごとで威力が変わるという解釈ですね。
さて、ではなぜビーム砲はたくさんの種類があるのだろう。
私は二つの理由があると思います。


それは一つは「速射に適した構造」「貫通力に適した構造」「長距離用」「短距離用」などの用途の差があるのだと思います。
「ゾイドのエネルギーで撃つ」というのは単なるエネルギー供給の問題です。各ビーム砲はそのエネルギーを「どのように変換してどのように撃つのか」という部分を担っているのだと思います。
だから同じような大きさのビーム砲がたくさんある。それぞれ特性があるのだと思います。

また新型の砲はエネルギー変換効率が良い(エネルギーロスが少ない)ような事もあると思います。
何となくですが、初期共和国のビーム砲ってエネルギーロスが多そう。
対して帝国のビーム砲って変換効率が凄く良さそうに見える。

帝国のビーム砲って、同じエネルギー量を使っても共和国のものより高い威力を出しそうに見える。
いや実際どうなのかはよく分かりませんが。


沢山のビーム砲がある理由の一つは以上です。
もう一つは、砲によって限界威力がある為だと思います。
砲身というのもちろん強度限界があります。実弾砲だと撃ちまくったら内部のライフリングが磨耗してマトモに撃てなくなります(砲身命数)。

さてビーム砲の砲身にももちろん強度限界があります。
大威力のビームを撃てば、当然それに伴い砲身内部にかかる負荷・ダメージも大きくなるでしょう。
小型ビーム砲は低エネルギーのビーム発射にしか耐えられない。大型ビーム砲は高エネルギーのビーム発射にも耐えられる、と思います。
多すぎるエネルギーで(砲の強度限界を超えたエネルギーで)撃ってしまえば、さいあく砲が暴発して自爆してしまったり。そういう事態を想像します。


極端な話をするとキングゴジュラスがゴドスのビーム砲を付けたとして、それは「延々と打ち続ける事はできる」だが「一発あたりの最大威力は変わらないのでこれでデスザウラーを貫いたりするのは不可能」なのだと思います。
大威力を撃つならばそれに応じた大規模のビーム砲が必要である。

以上の二点により様々なビーム砲があると思います。


ところで、更に話は逸れます。
艦船には最大速力があります。たとえば戦艦大和なら27ノット。しかし実のところこれ以上の速力を出そうと思えば出せます。
大和の27ノットというのは機関出力を最大にした時ではなくて、「安全を保った中での最大出力」にした時の速度です。
海軍には「前進一杯」という速度があります。これは「艦がダメになってもいいからとにかく最大速度を出せ」という命令です。
魚雷が迫っている瞬間など超緊急時にのみ使います。
機関の耐久性を無視した出力を出す命令なので、それをすれば27ノット以上は当然出ます。出ますが…、機関がダメになってしまうかもしれない。いやそれで済めばまだ良い。最悪の場合は無理をさせすぎた結果爆発してしまいかねません。
そういう超緊急時の命令が前進一杯です。

さてさてビーム砲には「小型ビーム砲は低エネルギーのビーム発射にしか耐えられない。多すぎるエネルギーで(砲の強度限界を超えたエネルギーで)撃ってしまえば、さいあく砲が暴発して自爆してしまったり」と書きました。
しかし運良く砲身がもちこたえてくれたら、その一撃だけは本来の威力以上のビームが撃てるかもしれませんね。

・・・敵はブ厚い装甲を持つブラックライモス。ゴドスのビーム砲なんて跳ね返してしまう。
だが今、俺は安全装置を解除しありったけのエネルギーをビーム砲に注ぎ込んだ。
発射ボタンを押せばビーム砲の砲身が耐え切れずに暴発するか…、それとも運良く一発だけは撃てるか。
前者なら自爆。後者なら大金星。さぁ、やってやろうじゃねえか……。

そんなドラマなストーリーが書けそうだなーと思いました。


さてビーム砲の話は終わり。ここからは装甲の話に戻ります。
装甲でも同じようなことは起るのか。という事を考えます。
で、起るんじゃないかなあと思いました。

以前に「スーパーヘビーガード」というコラムをを書きました。
この中で後半、「デスザウラーのスーパーヘビーガードは荷電粒子エネルギーが支えている」との説を唱えました。

もしかすると、こういう機能はデスザウラーだけじゃなく他の多くのゾイドもできるのではないか。
ゾイドの装甲にはやたらディティールが多い。装甲とするなら一枚の分厚い鉄板でよろしい。貼り合わせ目は強度を落とすだけです。
いやしかし、その過剰なディティールが「ゾイドのエネルギーを装甲表面に行き渡らせて強度を高める」ような役割をしているのではないかと考えました。

よくよく考えたらゾイドの装甲は本当にディティールが多いのです。それを象徴しているのがウルトラザウルスやゴルドスじゃないかなあ。
装甲にパイプがやたらあるんですね。


首を守る装甲にこんなにパイプはいらんでしょう。ガッツリと分厚い一枚もんの鉄板で守ればよろしい。
そう思えるのですが、これだけ大掛かりなパイプが付いているのだから何かしらの意味はあるのでしょう。
ゴルドスの脚部装甲にもパイプがついています。(冷却用…とも考えたのですが、それにしてはいささか大掛かり過ぎる)

この装甲なのに大型パイプが付いてるやつは、「何らかのエネルギー処理をしており」「そのエネルギーは装甲表面に行き強度を高めている」のだと思いました。

そうそうこの考えは「ゴジュラス」についても言えるのであります。
機獣新世紀ゾイド当時、はっきりとした文言までは覚えていないのですが「ゴジュラスの装甲は強いのでアイアンコングのミサイルにも耐える」というような解説がされた事があったと記憶しています。
それに対してユーザー間であんなパイプとかゴチャゴチャしたものが剥き出しなのに…という反応があったのも記憶しています。
それも、「実はあれは装甲表面にエネルギーを行き渡らせる処理である」とすれば納得できるのかな…。

ただ理想的にはそういう「処理部分」は露出させず、表面はツルッとした感じにした方が良いとも思いますが。
装甲全体の強度を上げる処理をしているとはいえ、その処理をしている部分だけで言えば被弾に弱く弱点たる箇所なので。


さてさてグスタフの装甲ですが、色んなディティールがありますね。共和国機の中でもかなりのゴチャメカだと思います。

これは「装甲」という事を思えば明らかに過剰です。
グスタフの装甲も、今回考えたようなエネルギーを表面に行き渡らせるような処理がされたものではないでしょうか。
そんな風に思いました。


ここからは補足です。

シールドライガーはエネルギーシールドを持ちます。これは今回考えた装甲の発展型と言えると思います。
革新的なのは、従来型は「装甲の表面にエネルギーを行き渡らせる」だったのに対して「機体前方の離れた位置にシールドを展開できる」点です。
装甲の強度を上げたとしても、被弾時にはかなりの衝撃が来るでしょう。できれば無い方が良い。
デスザウラーVSウルトラザウルスの一件を思い出されたい。
ウルトラキャノン砲の直撃を受けたデスザウラー。デスザウラー自身は無傷であったがパイロットのトビー・ダンカンは気を失いかけた。
前方の離れた位置で敵弾を防ぐエネルギーシールドは、衝撃を防げる点において極めて優れています。


もう一つ。
グスタフの装甲を他のゾイドに転用できまいか。
それは「付けることはできるがグスタフが付けた時ほどの強度は確保できない」と思いました。

グスタフはかなり特殊なゾイドだと思います。それはもう戦闘用に使えないくらい。
パワーはかなりあります。250tもの物資を運べるくらいだから凄い。(マンモスは輸送量25tである)
でも戦闘用ゾイドとの決定的な差は「出力が常に一定である」という点だと思います。

戦闘用ゾイドは戦闘に入ると一機にパワーを高めて戦う。短距離走というか、ドラゴンボールでいうところの気のコントロールができるような感じ。
グスタフは多分そういう事ができない。
常に一定の力は出しているが瞬間的に高めるようなことができない生態なのだと思います。
グスタフの装甲はおそらくその仕様に最適化されている。
ゆえに他のゾイドが使うとエネルギーのコントロールが違うので使いにくい。結果として期待した程の防御力にはならないのだと思いました。


という感じで、そんな風に考えてみました。
ちょっとややこしくなりましたが、私なりの見解として解答になっていれば幸いです。
面白い掘り下げが出きました。ありがとうございます!!


あ、あともういっこだけ追加。
ゾイドの装甲は今回考えたようなエネルギーを表面に通す特殊な装甲の他に、いわゆる普通装甲「単純に強度の高いの鉄板」の装甲もあると思います。
そういう装甲はどんなゾイドにでも、ゾイドじゃない車両などの装備にも重量が許す限りにおいては増設できると思います。
そして何に装備しても同じ防御力を発揮する。
ただの鉄板だから当然ですね。

ただし強度としてはゾイドのエネルギーを使う装甲よりも大きく劣るとも思います。

そんな感じで、今度こそ終わり。
今日の内容はもう少し分かりやすく書き直したうえでコラムにも入れたいと思います!
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