閃光師団と懲罰部隊2

閃光師団の記事へのレスたくさんありがとうございます。
実に興味深い話題ですね。


ところでこれは懲罰部隊なのかは分かりませんが共和国軍にはこんな部隊もあります。



有名なブルーパイレーツですが、学年誌には隊員のプロフィールが載っています。
これがねぇ~、ちょっと気になる。
フォッカー大尉は何をやらかしてゴジュラスからショットダイルに乗り換えたのだろう・・・。
アロザウラーのファンブックEXでアロザウラー乗りになったパイロットの憂鬱がありましたが、そんなレベルじゃねえですな。

ちなみに、

フォッカー大尉はバトスト1巻にも登場します。
「共和国の偉大なエース、フォッカー大尉。家に帰ればやさしいパパぶりでも有名だ」
パパ、アタックゾイド乗りになっちゃったんか。

フォッカー以外の隊員のプロフ。


この部隊はなんていうか腕はあるが上官と対立してアタックゾイドしかもらえなくなったとか、そんな感じなんだろうか。
ビッグフット・ジョンとかねぇ。それはもう軍人として終わりそうなことをやっちゃってるなぁ。
彼の軍人生活を描いたドラマが見てみたい。
ビッグフット・ジョンという位だからゴドスに乗ってキックとかぶちかましてほしいな。

ジョンはゴジュラス乗りのフォッカーと良いペアだ。
ある日、フォッカーが上官から不当な扱いを受けているのを目撃する。激高したジョンは思わず蹴り飛ばす。
懲罰的にアタックゾイド部隊へ転属させられるジョン。フォッカーはお前にゃ俺が必要だということで一緒についてきた みたいな。

そんなドラマを想像しても面白いですね。
しかし、それにしてもフォッカーを知る人物はショットダイルへの機種転換を驚いただろうなあ。
え、お前さん何をしでかしてアタックゾイドになったんだい!?
お子さんもショック受けてなきゃいいんだけど。

ところでブルーパイレーツが活躍した時期といえば、この直後くらいにゴジュラスはMK-II量産型へとアップデートし…そしてバトストの描写は敗戦に次ぐ敗戦になっていくのであります。
フォッカーはエースなんだから教官に抜擢して新人パイロットの育成に活かしたほうが良かったんじゃないかなあ。
逆に言えばそのような措置をせず教育を怠ったばかりにゴジュラスがあの描写になったのかなー なんていう事も思ったり。
共和国軍は育成面ってどうなっているんだろうなぁ。


さてさて閃光師団/懲罰部隊の記事へのレスですが、その多くに「新鋭機のゼロフェニックスが29機も与えられていた」「任務の特性(先陣きって強敵に突っ込む)を考えればやってる事は以前と同じ」と頂きました。
おおおお、そういえばそうですね。
そうですね、懲罰部隊といえば本来は埋葬とか地雷処理とかをさせられるものですが、そうはなっていないんですよね。
相変わらず最新鋭機を駆って先陣を切る部隊なんですよね。
これって凄いなあ。

懲罰部隊といえるかは微妙ですが、私は不遇の部隊というと風の谷のナウシカ(漫画の方)の第3軍を思い出します。
第3軍は高速戦闘を得意とする部隊。ですが作中では政治的なゴタゴタに巻き込まれて不慣れな防衛戦を命じられていました。その結果として本来の力を出せないまま壊滅の危機を迎えていた。

こういう感じでもないんですよね。
もしも彼らがバリゲーターでもあてがわれて海上護衛とかをしていたら嫌がらせ的な仕打ちなんですが、全然そうじゃなくて。
この時代でもなお最高の高速ゾイドであるところのライガーゼロ、しかもその最新形態のフェニックスを最低でも29機与えられているわけだからなぁ。

もちろん投入された戦いが生還率の低い対セイスモ戦だったりはしたけども。


「だがその中に、かつて最強と謳われた「閃光師団」の名前はない。その生き残りたちはかつての鉄竜騎兵団との戦いで、帝国皇帝ヴォルフ・ムーロアを逃した責任を問われ、懲罰部隊として最も過酷な任務を強制され続けていた」
こちらはストーリー中の一文を抜粋したもの。
たしかに苛酷な任務だけど……、その苛酷ゆえに彼らは閃光師団という名のままであったとしても「俺達がやります」と言った気がするなぁ。

懲罰部隊というと衝撃的な措置にみえますが、これはその実はあまり変わっていなかったのかもしれませんね。
共和国軍としては有力な部隊だから今後もいい働きを見せて欲しかった筈だし。
ただが失態なのは確かだ。だから表向きには処罰したという風にしなければならない。
じゃあ部隊名だけ変えようというか…。
そんな事だったのかも…。

あと前回、本来は懲罰を受けるべきは最大でもレイと部隊長の二名であるとも書きました。
本来はそうするべきだが、その措置をすれば二人(おそらく部隊内でも屈指の腕であろう)を部隊から引き離すことになる。
超エース。しかもおそらく閃光部隊は隊員たちの仲がとても良く最高の「連携」が出来る部隊だと思う。
連携が出来るというのはとても重要です。
空戦では超エースでも単機では二機ないし三機での編隊飛行のできる敵に勝つ事は難しい。部隊は集団戦なのです。集団戦に強い者が勝つ。
そして集団戦を身に付けさせるのは並大抵の苦労じゃない。

共和国軍の上としては、
・失態だから誰かに責任はとらせなきゃいけない。
・その責は命令違反をしたレイおよび部隊長だ。
・この二人を移動などの措置にしてもいいのだが……だが閃光師団は最高の連携ができる部隊だ。人員を引き離せば二人分どことかもっと大きく戦力ダウンをするだろう。彼らは閃光師団において戦いの鍵を握るほどの腕だったのだ。
・どうしよう。ええいいっそ部隊全体の連帯責任という事にして部隊名を変えて懲罰した事にしよう。
みたいな考えになったのかな。

また、いくらなんでも常に最前線の危険な任務をやりまくっていたら、友軍から以下のような声があがったのかもしれないと思いました。
「奴らにばかり危険な任務をやらせていいのか?」
閃光師団をみて、「俺達だって最前線の任務をやりますよ」という部隊があったのかもしれない。
でも残酷な話、技量がないと閃光師団の変わりはできないんですよね。
あの任務は最新鋭のライガーゼロ、シャドーフォックス、コマンドATなどの最新鋭機で構成されたしかもエースぞろいの部隊だから出来ることである。

そこそこの腕のシールドライガー部隊・しかし血気盛んで戦う意思だけは誰にも負けない…が居たとして、彼らを使うわけにはいかないんですよね。
そしたらその部隊は全滅するだけ。そして先陣が全滅したらその後も上手く行かないので作戦は失敗する。残酷なものです。
実に大変ですが良い装備と高い技量を持つ部隊を使わざるをえないわけですね。

なので、閃光師団に何らかの措置をしなければならないという問題が起こった。この状況を利用したのかもしれない。
懲罰部隊という名前への変更。
「奴らにばかり危険な任務をやらせていいのか?」に対して「あいつらは重大な失態を犯した懲罰部隊だから危険な任務を毎回やって当然だ」という空気を作り出したのかも…。

閃光師団側としても、懲罰部隊と呼ばれ失態と指さされる屈辱を背負ってでも友軍を救う。俺達が戦うんだ・俺達しかできないんだという決意をしたのかもしれないなー とかそんな事も思いました。
都合が良い解釈かもしれませんがこうなると熱い。

現在、レスを一通り読ませていただいて最初の段階で思ったのが今回の記事です。
まだまだ細かく読んで考えて導いて行きたい感じです。
それにしても新年から濃ゆーく考る事ができて喜びです。
今年もいろいろな事をいっしょに考えていけたら良いですねぇ。
そろそろ正月も終わりですが改めまして今年もよろしくお願い致します。
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閃光師団と懲罰部隊

たまーに黒い共和国軍 的な話をしますが今日もそんな感じ。


機獣新世紀ゾイドで登場した部隊に「閃光師団」があります。
ライガーゼロを中心に構成された超エース部隊です。
超エースが最精鋭機を駆って敵陣に真っ先に切り込み鮮やかな勝利を得る。まさしくヒーローといった感じの部隊でした。

私は正直に言うとリアルタイム当時は燃えなかった。
そんなヒーローじゃなくてもっと地味で泥臭くて、でもリアル感にあふれるゾイドを描いて欲しいんだよなぁと思って馴染めませんでした。
その頃からゾイドと距離を置いてしまった時期があって……、でも何年かして戻ってきて、離れていた時期のストーリーを把握したという感じです。
さてゾイドに戻ってきた私は閃光師団のその後を知ってとても驚きました。

え…、閃光師団て懲罰部隊になってたの…!?
今回はこれについてちょっと思っている事を書きます。

この扱いっていうのは考える必要があると思います。
閃光師団は「暗黒大陸での戦いにてヴォルフ・ムーロアを取り逃がした事からその責を問われ懲罰部隊になってしまった」とされています。
しかしそんな事をしていいのだろうか? という思いがあります。

戦争とは総力戦です。そこで重要なのは個々の技量よりも作戦です。
作戦とは手持ちの戦力でどうすれば勝てるか・目的を達するかを考えることです。
例えば自軍には100の部隊がある。内訳は小型歩兵部隊50、高速部隊20、大型重戦闘部隊10、火力支援部隊10、飛行部隊10だとする。
これをどう動かせば最大限に良い結果が生めるか。
大局的な視野を持って「目的を達する為に部隊をどう動かすか」を考え指示することが重要です。

それによって勝敗が決まります。良い作戦を使えば戦力差を覆して勝つことができたり、被害が少なくなったりする。
作戦がダメだと戦力で上回りながら負ける事もある。
戦いでは不測の事態も多々起こります。そうした場合の想定も行い、こうなればこうするというような対応策を考えておくことも重要です。
そうして入念な作戦を考えてこそ目的を達することができます。
部隊や各機体というのはその作戦の上に存在するコマのような立場です。
作戦とは戦略であり実働部隊は戦術です。戦術は戦略の指示によって動くものであります。

では作戦が失敗したら誰の責任か。
作戦を立てた司令官なのか実際に戦ったコマなのか。
これはもう明らかに前者です。

作戦の通りに動いたコマが責任を取らされるなんてあってはならない。
作戦失敗、それは目標を達する為の戦い(作戦)を組み立てられなかった上が悪いのです。
あの戦いで責任を取るべき者がいるとすればそれは作戦を立てた者ではないのだろうか。
閃光師団がヴォルフ・ムーロアを取り逃がした。それは作戦としてそれを想定できていなかった上が悪い。

そうでなければ兵士は戦うなどできない。
ロクでもない作戦のもと出撃し、負けたらその責まで負うのか?

もちろん閃光師団パイロットのレイ・グレックは重大な命令違反をした。
バーサークフューラー(ヴォルフ・ムーロア)を追えという命令を無視して味方救助の為に戻る愚を犯した。
ただしこれは閃光師団ではなくレイの問題だと思う。
彼個人が軍法会議にかけられ懲罰部隊に編入されて・・・・・というものならばともかく、部隊全体が懲罰部隊へ降格になったのはちょとどうかなあと思ってしまう。
あるいは隊長は責を問われるかもしれないが最大でもその2名だろう。他の隊員まで責を取らされるのは…。

これで軍隊が保てるのだろうか?
前線の兵士は命をかけている。だから目覚しい活躍をすれば称える。失敗した時には度合いに応じて叱咤はすれどそこ止まり。責任を取るのは上。
こうでなければ兵になる者はおらぬ。

この懲罰部隊降格という措置が実際に行われたものであり、軍そして国民がそれを納得しているなら凄い事だよなぁと思ってしまうのですが、どうなんだろう。
実際に共和国の上の判断で「責任は閃光師団の兵にあり。責任とらせて懲罰部隊にすべし」にしたのなら何というブラックな集団なのだろうと思ってしまうなぁ………。


これは会社に置き換えても分かりやすいかもしれない。
社員…たとえば営業マンは会社の方針によって担当地区を決められ出向します。
そこで営業マンが全力をもって成果を挙げようとするのは当然です。
ただ結果が伴わなかったとすれば、それは営業マンの技量の問題でもある…のですが、もっと根本的な問題があります。
それは「この地区はそもそも勝算のある地区だったのか?」を会社がどれだけ考えたかという事です。
また勝算があったとして「その地区の攻略難度と彼の営業スキルを正しく把握していれば、もっと高スキルの者を派遣すべきだったのではないか」という事です。
結局のところ根本は会社の作戦が悪いのです。
無茶をやらせて社員にばかり責を取らせる会社をブラック企業といます。

もう一つ例を出すと、例えばラーメンチェーンだと、店長は美味しいラーメンを調理しようとするのは当然です。
ただそれが不味くて店が潰れたなら店長のせいではなくて根本はもっと旨いレシピを用意できなかった本部の責任であります。
店長はチェーン店のレシピを守ってその中で最大限に旨いラーメンを作る事はできるけどそれ以上の事はできない。してもいけない。
また調理に対して店長のスキルが足りないというのなら良い研修を設けていない、あるいはチェーンなのに技量を重視しすぎるシステムが悪いのです。

まあ実際の会社とはブラックな所が多すぎて現代日本を生きていると感覚がマヒしてしまうのですが。上の例も普通にあるから……。
ブラックなところだと営業に失敗したら/店が潰れたら、会社側の責は無視して個人を責めます。本来はそんな風にしてはいけない筈なんですが。
優秀な企業であれば失敗した場合のカバーもあらかじめ想定している筈なので失敗したとして致命的になる事は少ない筈です。

ま、ブラック企業語りはこれくらいでいいか…。
話を戻します。
そんなわけで閃光師団が懲罰部隊に格下げという事がなぁー……。共和国ってどうなん? って思ってしまってずっとひっかかっていました。
しかし以下のようなドラマがあったのかなあ とも思いました。


閃光師団の戦い。それはヴォルフ・ムーロアを取り逃がすという最悪の結果に終わった。
作戦失敗の責は作戦を指示した者にある。
だがレイ・グレックは命令違反という重要な責があった。また部隊長も彼を指導できていなかった点において連帯責任があった。
よってこの二名を懲罰部隊に配置転換する措置が決定する。
この措置は妥当である。

しかし閃光師団隊員にとってレイの行為はまさしく恩であった。
部隊長はレイを叱咤する事はなく、彼の行為………自分や多くの部下の命を救った………に感謝をしながら懲罰部隊への転換を受け入れる。
そんなレイと部隊長の姿を見て、彼らだけを行かせるわけにはいかないと思う隊員達。

レイと部隊長が懲罰部隊に旅立つ日、その最後の別れの日に隊員達は一歩前に出る。
「俺達もついて行きますよ」「なに、俺達は腕は確かだ。懲罰部隊の危険な任務でも俺達全員の技量があれば生き残れる筈ですぜ」「そんでデカい戦果を上げてまた閃光師団として戻ってきましょうや」
隊員達は自らの決断で懲罰部隊への転換を申し出たのであった。


みたいな経緯があったのならいいなぁ。
こういう、ある種の”美しい”ドラマがあったと考えるのはエゴなのかなあ・・・ とも思ってしまうのですが。

そんな感じの話でした。
ヘビーだ。

野生体に由来するスペック調整

・・・そういえば先日のガンブラスターの記事で、新世紀のガンブラスター=老齢機説を出しました。
ゾイドは生物なので量産機であっても品質にムラが出るものだと思います。
年齢の問題…、若すぎたり高齢すぎたりすると出力が弱い。
ただゾイド個体数に余裕のあったメカ生体時代には、基本的に年齢の問題はなかったと思います。
野生体が豊富なので適齢の個体を捕獲し使用すれば良かった。年齢が問題になったのは個体数が激減した新世紀以降の問題だと思います。
この時は数がないのでもう何が何でも徴用する事が必要だった。

ただ旧大戦時にも理想的な野生体事情であったかというと完璧ではなかったと思います。
同じ年齢の人でも100m走をすると記録はまちまち。このような個性、個体ごとの出力は多少のバラつきがあったでしょう。

しかし軍として部隊運用するならある程度の統一されたスペックが必須。
多分、統一したいならリミッターを付けて強制的に同じ出力にする事だと思います。
でも、これは悪しき部分もある。
強い野生体に合わせて統一する事はできない。それではついていけない個体が多いので必然的に弱い方に合わせる事になる。
それは強い固体にしてみれば能力を持て余してる感じになってしまう。

また一口に野生体の強さといっても「素早さ」「持続力」「瞬間的なパワー」など様々な要素があると思います。
これは得意だがあれは苦手という事もあるでしょう。
「全機とも同じ行動がとれる」ようにする為には全ての要素を低い方にあわせる事になる。
この統一は最良であっても最強ではない…、もったいないなぁと思える仕様で完成すると思います。
もちろん軍としては最適・最良なんですが。

ただ実際の部隊で運用する際には個々のケースがあろう。
例えばこの部隊に配備されているゾイドはシールドライガー一機のみだ という場合はリミットを付ける意味はない。
リミッターは統一するもの。「シールドライガー部隊」を構成する上では重要だろうけど一機しかないならその機体を最強にした方が良いのは明らか。
そうした場合はリミッターを解除したMAXモードな感じで運用される事もあったかもしれない。
(陸ガンみたいだ)

集団…、部隊として面の運用を考えるなら統一した方が良いんだけど、個々の戦闘ではリミットが邪魔になって解除するケースもあったんじゃないかな。
ゾイドはバトストを見ていると頻繁にスペック以上の強さを見せる描写が出てきていると思う。
それはパイロットとゾイドが同調して性能をフルに発揮した・しかもリミッターを解除したMAXモードになったから発揮できたものであった……みたいな事によって起こったのかもしれない。

ちなみにリミットやMAXモードについて補足すると、機体設計は「リミットを付けた状態での運用」になっていると思います。
想定以上の事をすると機体の各部は強度が持たずに分解する可能性がある。
極端に言うとゴドスの小型ビーム砲にマッドサンダーのキャノンビーム砲と同じエネルギーを込めて撃ったら砲身が耐え切れずに破裂するでしょう。
また特にライガー系などは駆動時に各部にかかる負荷が極めて大きい。なのでMAXモードになると負荷が増えて脚部がバッキリ折れてしまいかねない。
更に冷却機構などは「リミットモード時の駆動をカバーする冷却力」であるから、MAXモード発動後は冷却が追いつかずに一時的に行動不能になるかもしれない。
高出力でエンジンをふかしすぎると高温で溶けてしまう事も…。

実機での例を出すとMig-25は通常運転(リミットモード)での最高速度はM2.83だが全力運転(MAXモード)ではM3.4くらいまで出せる。その代償にその速度を出しすぎると機体が耐え切れずに溶けてしまう。

ゾイドでは野生体から兵器製造を行うので、量産機である事には違いないんですが一方でバラつきや個性がどうしても起こり得るものだと思うので、そういう要素を考えるとより魅力的な感じがします。

で、もうちょっと続けます。
これを更に考えると、以下の事も思いつきました。

ゾイドの野生体には個性がある。
じゃあそれを利用している事があるかもしれないなという事です。
リミッターは付ける事が必要だが均一化の為にあえて弱くしているのも事実。できる限り回避したい。
そこで……、
野生体捕獲。ここではシールドライガー野生体100を捕獲したと仮定。
これらは検査に回される。検査では「瞬発力」「持続力」「パワー」などの項目が評価される。
当然、個性があるので各個バラバラ。
だが100も検査すればある程度のグループに分ける事は可能。

・瞬発力に優れた短距離タイプ。
・持続力に優れた長距離タイプ。
・このクラスとしてはパワーに優れる重戦闘タイプ。
・どれも平均的なバランスタイプ。
4種類の分類・各25ずつに分かれたとすれば…。

短距離用に調整したシールドライガー、仮にシールドライガーAタイプと呼称。これは局地戦を行う部隊に配備される事が多い。
重戦闘用に調整したシールドライガー、仮にシールドライガーCタイプと呼称。これは対アイアンコングや要塞攻略戦に配備される。こうした任務は基本的にはゴジュラスなどに任せるべきであるが場合によっては同機が出張れずシールドでまかなう場合もあるだろう。特に山岳等では。そうした部隊用。
というような感じで、できるかぎり特性を活かせるように調整された各タイプが存在していても面白いかもしれないなあと思いました。

また中には全ての要素が高い天才型の野生体もいるかもしれない。これは極一部の精鋭部隊向けに仕上げられる……ような事もあったかも。
エリクソン部隊のシールドライガーや敵側で言えばダニー・ダンカン将軍のサーベルタイガー部隊がこれに該当していそうな気がする。

こうした調整は共和国側の方がやっていそう。
国力が高いし「ゾイド本来の力を生かす傾向が強い」という事からしてもそう。
帝国側はダンカン部隊のサーベルは例外として基本的には統一仕様に調整していそう。それは統一された感じが好きなお国柄でもあり国力的余裕がない事情から各タイプに分けるなどできないという事情でもあると思う。

ゾイドのスペック表は一級資料であるが同時にあくまで参考値と考えても良いのかなーと思います。
細かく色んなタイプがあって、それのスペックはどんなのだろう。どんな運用をされていたのだろうと思うと面白い。
更に…、損失機の補填として新しいシールドライガーがきた。けど別タイプの調整機だった…さぁどうするか。みたいな物語を考えても面白そう。
「生物」である事はやはりゾイドにとって大きな魅力なんだなと思う次第です。

新世紀ガンブラスター

今日は新世紀のガンブラスターについての話題です。

超重砲型ゾイド、ガンブラスター。
旧大戦時には大陸間戦争での共和国軍反撃の切り札として登場し、見事にその目的を達した。
本機が無ければ共和国軍はマトモな反撃ができずにそのまま追い込まれていたかもしれない。



ディバイソンをはるかに超える砲撃力を発揮する。この時期は”黄金砲”の異名もあった。
さてそんなガンブラスターですが、新世紀ではずいぶん弱体化した印象もあります。その辺を考えていければと思います。





まずは新世紀ガンブラスターの設定…、

さらなる激戦が予想される暗黒大陸ニクス決戦のため、共和国軍が復活させた旧大戦の名機「ガンブラスター」。
背部に20門もの長距離ビーム砲を装備した、史上最強の砲撃ゾイドである。
各ビーム砲は威力、効果が違うだけでなく、一斉発射時に砲ごとの周波数を変えることで、いかなる強力なEシールドも撃ち破ることができるのだ。
また、側面左右24本の角から発生する超電磁シールドは、ジェノザウラー級の荷電粒子砲の直撃にも10秒以上絶えるよう設計されている。
この絶大な攻撃力、防御力に加え、強力なレーダーも備えたガンブラスターは、共和国陸戦部隊の要となる機体なのである。


色々と謎な所が多いと思うのですが、一つ一つ考えていきたい。
まず「暗黒大陸ニクス決戦のため、共和国軍が復活させた旧大戦の名機」という表現があります。私はこれが気になりました。
んー……、これってオーガノイドシステムを使って復活させたという意味だろうか?

帝国軍ウオディックの設定が
オーガノイドシステムを限定的に利用することによリ、ゾイド核の分裂を促進できることを知った帝国技術班は、絶滅寸前のゾイドを大量生産することに成功した。その中のひとつウオディックは……
というものだった。これに近いニュアンスを受けます。

ちなみにレイノスは
大異変で絶滅寸前に追い込まれたが、共和国の長年の保護政策によって、ZAC2101年現在、戦闘ゾイドとして戦場に送り出せるほどに個体数は増加している
となっています。

これをふまえてガンブラスターの設定を読むと、保護政策で個体数を回復させたわけではないように思える。
「復活させた」という言葉からは何かしらの技術を使って強制的に増やしたような……、つまりオーガノイドシステムの影を感じる。
オーガノイドシステムは帝国軍の方がより効果的な遣い方をしている印象を持っていたんですが、共和国軍も同様の個体数増加の技術を持っていたのかもしれないなあ。

あるいは「格納庫でモスボールになっていた旧大戦の生き残りをひっぱっりだして再整備した」という意味なのかもしれないと思いました。
新世紀ではどうも砲撃力がガタ落ちしていた印象のガンブラスターですが、老齢機でもはや出力が旧大戦時ほど出せない状態だったのかも…。
この時期の共和国ゾイドといえばマッドサンダーは若すぎて弱体化。ガンブラスターは反対にご老体で弱体化していたのかもしれないなぁ……。
ゾイドは「野生体を改造する」という事情からこの辺の要素は影響が濃そうである。


超電磁シールドはどうだろう?
やはりシールドの耐久性は落ちているのだろうか?
砲撃がダウンしているのでこちらも同様な気がします。直接的な描写がなかったのは悔やまれます。

まぁ、それでもシールドが「ジェノザウラー級の荷電粒子砲に10秒以上耐える」のだから大したものです。
攻・防ともに多少弱っていたといっても依然として強力機ではあったのでしょう。

いやでも、実際に荷電粒子砲を喰らった描写がないのでなんとも判断つきかねる部分もあります。
新世紀マッドサンダーも箱裏設定では「反荷電粒子シールドは、大口径荷電粒子砲の直撃にもビクともしない」とされていましたが、実際には弱体化&向こうがOSで強化されていた事によって突破されてしまった。
ケーニッヒウルフがいなければそのまま消滅していただろう。

箱裏の機体解説は、一部に「旧大戦時のスペックをそのまま流用した」「開発中の想定・期待値」が含まれている気がするなぁ。
実際にガンブラスターにジェノザウラーの荷電粒子砲が当たっていたらどうなっていただろう。

ちなみに旧大戦時にはダーク・ホーンのハイブリットバルカン砲を完璧に防いだ事があります。
しかもその後にフルパワーでキャノンをぶっ放してダーク・ホーン&デッド・ボーダー混成部隊を全滅させていたので、割と余裕で耐えていたと思える。
(ギリギリで耐えたのならエネルギー切れで射撃ができないと思える)

ハイブリットバルカンとジェノ級の荷電粒子砲はどっちが強いのかな…。
どちらも貫通力に優れた高性能砲です。
ハイブリットバルカンはカノンフォートを二機まとめて貫いた。んー、これくらいならジェノの荷電粒子砲でも楽にできそうかな。

もう少しだけジェノとの交戦を書くと、1対1であれば荷電粒子砲もパルスレーザーライフルも使わず、正面(敵の射角)を避けながら接近して蹴るなどしてひっくり返してやれば良いと思います。
実際の部隊運用時にはガンブラスターの周囲には護衛機が居るから使えない戦法になるでしょうが…。


ちょっと話が逸れてきたので戻しましょう。

ガンブラスターの砲撃力は新世紀ではガタ落ちしていた印象。
金色からグレーになって派手さがなくなったガブラスターですが、砲の威力の方も地味になった感じがする。
ガンブラスターファン的にはモヤモヤする強さでした。
まあ、マッドサンダーが控えている状況では「デスザウラーだって貫けるぜ」という設定で登場するわけにはいかなかったのでしょうが…。


上では老齢機説を出しました。
更に別の説も出したいと思います。

それは「あえてだった」のではないかという事です。
ガンブラスターは新世紀版で金型に一部変更が加わり、一部のパイプがなくなりました。
これはキット的な事情をいうと「破損しやすい部位だから」なんですが、バトスト的にも考えたい。





旧大戦仕様のガンブラスターは比類なき砲撃力を持っていました。
しかし射撃可能時間はわずかだったはずです。全エネルギーを一気に放出するから一瞬で枯渇する。
ガンブラスターは「一秒に1000発撃てる」という設定があります。更に「3000連発」の呼び名もあります。
ということは全力射撃の継続時間はわずか3秒という事だと思います。

短すぎんか?と思われると思いますが、例えば零式艦上戦闘機21型の20mm機関砲は60発の弾を持っていました。発射速度は毎分約520発。という事は7秒ほどで撃ちつくします。
現用機になると携行弾数は増えたものの、砲も改良されて毎分6000発なんていう超速射タイプを積んでいたりする。なので、やはり射撃時間は短めです。


ハイパーローリングキャノンの旧大戦仕様はデスザウラーを貫けたのか、貫けなかったのか。
私は至近距離(ヤツの荷電粒子砲の射程)からなら貫けると推測しています。
が、まぁそれについてはここでは議論しません。
とりあえず新世紀時よりは高かったのだろうという程度で良いでしょう。

なぜ威力が高かったかというと、標準的な敵戦力としてデスザウラーを含む部隊だった(この頃のデスザウラーはバリバリの量産機である)ことや、「暗黒化改造」がすすめられていた時期です。
ブラックコングやダーク・ホーンを見た共和国軍は「絶対防御力も格段に向上してるはず」と予想したと思う。
なので可能な限り高威力の砲を搭載して貫く設計になったのだと思います。

対して新世紀時というと、アイアンコングとエレファンダーを貫ければ良いという発想だったと思います。
両機の評価は極めて高い。これを超える防御力の機体はなかなか出現しないだろう…。
ジェノブレイカーのフリーラウンドシールドのような局所的な超防御を持つ機体あるにはあったのですが、基本的にこれらはガブラスターが交戦するような相手ではありません。
高速機の対処はライガーゼロやケーニッヒウルフに任せておけば良い。

高速機というのは主力ではありません。主力はもっと足の遅い機体が多い。ガンブラスターが相手にするのは基本的にはコチラ。
と考えると、ガンブラスターは「十分な威力を維持しつつ」「射撃可能時間を延ばした仕様」にした方が「最良」になると思いました。

最強のガンブラスターは旧大戦のような一点特化というかとにかく高威力で貫く。だが射撃可能時間が短く汎用性で劣る。
最良のガンブラスターは新世紀のような威力は落ちたが十分な威力は維持して長時間の射撃ができる仕様。
つまりそういう事だと思いました。


-補足-
もちろん今後においてデスザウラーが今後復活する可能性もあったわけですが、これは同時期に復活が進められていたマッドサンダーをぶつける。ガンブラスターは基本的には戦わない想定がされていたとも思いました。

「一斉発射時に砲ごとの周波数を変えることで、いかなる強力なEシールドも撃ち破ることができる」との設定もあります。
周波数を変えてシールドをすり抜ける・・・・という原理はよく分からないんですが・・・、この機構は旧大戦時にはなかったと思います。たぶん新世紀版で加わった新機構と思う。
これは帝国機にもEシールドを持つ機体が増えてきたことへの対応でしょう。
この処理をしたことで一斉発射時の威力が落ちたと考えることもできるかもしれません。


私は今回、旧大戦仕様のガブラスターを「最強」と導きました。汎用性は劣るものの目的に応じた場所では比類なき強さを発揮する。ゴジュラスでいえばMK-II限定型やジ・オーガのような仕様です。
対して新世紀のガンブラスターは最良と導きました。汎用性はあるものの威力だけを比べれば低下している。ゴジュラスでいえばMK-II量産型のような仕様です。

「最良」というのは戦場で最も必要な仕様です。
しかし華が無いのも事実。
最良であったゆえに地味な活躍に留まってしまったのは旧大戦時の大活躍を知る身としては少し悲しいなあとも思ってしまいます。

そういうタイプも一部には居た。マッドサンダー復活計画が失敗した場合に備えて用意はされていた。
けっきょく復活が成功したので「最良」の調整がされたのだが……、ごく一部の部隊には旧大戦時と同じタイプも配備されていたのである……みたいな想像もしたいかな。と思いました。


新世紀以降のガンブラスターと言えば、私は/0でリノンを乗せて撃ちまくって欲しかったかなー。
ディバイソンをぶっ壊したエレファンダーへのリベンジ的な回があれば最高だったんだけどなあ。
いやでもリノンだとその後すぐに壊しちゃいそうで複雑でもあるかな…。
リノンの撃ちまくる感じは好きなんですが、操縦はそれほど上手い印象はなくて、壊されんでいいところで壊されている印象もあるのでなぁ…。
んー、でもやっぱり見たかったかな。
ガンブラスターはあの狂気じみた砲を一斉に撃って破壊し尽くすことに魅力があると思うので、そういう描写をまた見てみたい。

新世紀のカラーリング

以前にゾイドのカラーリング法則を考えた事がありましたが、メカ生体時代のものでした。
今回からは新世紀のものも考えていきたいと思います。



といってもかなり難しいテーマになりそうだし、現時点で私の中にもぼんやりとしたイメージしかありません。
なので何回かに分けて書いていって、その中で考えを精査して行きたいと思っています。

新世紀ゾイドのカラーはかなりフリーダムで統一感という意味では昔ほど規則的じゃないと思います。
それは何故か。
私は機獣新世紀ゾイドのカラーはそもそも「標準カラー」ではないと思っています。
メカ生体ゾイドと機獣新世紀ゾイドを見ると、メカ生体ゾイドは全体の動きをより多く描写する「群」としての傾向が強かったと思います。
機獣新世紀ゾイドは「個人」や「特別な部隊」の描写が増えたと思います。

すなわちメカ生体ゾイドは標準カラーでキットが出された。
新世紀ゾイドは「標準カラーではなく、高い戦果を挙げた部隊やパーソナル機のカラーがキット化された」という解釈です。

もちろん中には標準カラーでキット化されたゾイドも多いと思います。
小型ゾイドなんかは単機で目覚しい戦果を挙げる事はなかなか難しい。いち特殊部隊が目覚しい戦果を挙げる事も少ない。
なので必然的に最多タイプであるとこの標準カラー仕様が最も高い戦果を挙げた=そのカラーでキット化されたという事です。

対して大型ゾイドになるとエース機が目覚しい戦果を挙げたり特殊部隊として大活躍する機会も比較的多いと思う。
なのでそのような特別な機…特別なカラーでのキット化がされやすい。

その前提でまず共和国側を考えます。

共和国は旧大戦時と同じ「ヘリック共和国」です。大統領は変わっていますがまぁ中身はほとんど同じと言えましょう。
運用するゾイドも同じです。なので標準カラーは[旧大戦末期の共和国軍カラー]を引き継いでいると思います。
末期ゾイドは装甲が白い。基本カラーは白と言えましょう。



その他では金・銀・赤・青がよく使われています。
しかし金はグランドカタストロフ後の大変な時期なので自粛しようという動きがあったんじゃないかな。金という煌びやかなカラーは時代にそぐわない感じがして廃止されたかもしれない。
その代わりに、大陸間戦争以降の共和国軍は「銀」を多用するようになった。(※それ以前は銀といえば帝国の色であった。ただ例外としてディバイソンは銀を使っていますが同機の銀は金属そのままの無塗装であろう)
銀はまあ金属そのままの色だし、金に比べればそこまでハデじゃない。という事で、新世紀の共和国は「金を廃止した・その代わりに銀色をどんどん多用するようになった」と思います。

後期には一部の機が金の採用を再開しますが(シャドーフォックスなど)、あれは暗黒大陸での戦いに向けて出撃した機であった。
国民の戦意を高揚するべく煌びやかにしていたのかなぁ。
開戦前の共和国は復興優先!という風潮で煌びやかなのはNGという感じだったと思う。
けどいざ開戦して西方大陸で勝利した頃には「やっぱり我が軍は強い!」という事で華やかさを許容する風潮に変わっていたのかも。

赤は徹底して使われなくなった。
これは旧大戦末期の共和国軍は「弟ゼネバスを救出する」を大きな目的にしていた。そこでゼネバスの象徴的な色である赤を取り入れたのだと思う。
グランドカタストロフ後はその目的は消滅した。必然的に使われなくなったと思う。
あと……、ルイーズ大統領はゼネバスの娘である。これがどの程度国民に周知されているかは分からないんですが…、私はルイーズ大統領の描写を見るにつけ堂々と宣言しているんじゃないかと思っている。
公開した上で自分の方針を訴えて大統領にまで登りつめたんじゃないかなぁ。
さてゼネバス帝国出身で現在はヘリック共和国大統領という危ういバランス。
なのでかつての故郷の色…赤は徹底して使わないことが必要だったのかも……。下手に使っちゃうと変な疑惑をもたれそうというか…。

青はあいかわらず使われています。
これは古くから共和国=青だったので当然と言えば当然。


さて末期ゾイドの標準は「白」としました。
ここにもう少し補足を加えます。白というのは必ずしも純白を指すわけではありません。キングゴジュラスはライトグレーです。



共和国軍のカラーはけっこう曖昧な所があって、ある程度の誤差を許容する感じがする。「青」もかなりのふり幅があります。サラマンダーの青とレイノスの青とガンブラスターの青はずいぶん違う。
キングゴジュラス程度のグレーなら「白」というカテゴリーに入れても良いんじゃないかな。
ついでに、銀という色も白っぽい色である。
という事で、白は厳密な純白ではなく「白、ライトグレー、銀」くらいを指すと考えます。

ということで、白が共和国軍標準カラーとして考えます。

共和国軍は当初と後期で情勢がまるで変わりました。
ネオゼネバスの建国、中央大陸陥落です。これ以降の共和国軍はゲリラのように活動していた。なので、カラーリングはこのタイミングで一旦区切って今回は中央大陸間陥落の「前期」について考えます。

前期共和国軍。標準の「白」のカテゴリーに属するのはゴジュラス、コマンドウルフ、ゴドス、ストームソーダー、ウルトラザウルス、ライガーゼロ、スピノサパー、ケーニッヒウルフ、マッドサンダー、スナイプマスターあたりでしょうか。
このカテゴリーにシールドライガーを加えるべきかどうか迷います。
というのもシールドライガーの標準カラーは白じゃないか? とも思えるからです。アニメだけじゃなくてバトストにも白いのが登場している。
最大戦果を挙げた機(ハルフォード機)が青いカラーだったのでキットはそれになった可能性が高い気がします。

青も多くの機が採用していますね。
プテラス、ダブルソーダ、ガンスナイパー、サラマンダー。
レイノスは青に含めて良いのだろうか・・・・・・・? 青緑?

当初は飛行ゾイドが青かなーと思ったんですが、であるならストームソーダーが青であるべき。
またガンスナイパーは陸上ゾイドなのに青い。
んー、難しいなぁ。

共和国軍は「白または青」くらいで考えるべきなのかなあ。

ガイサックは茶色ですが、砂漠地帯も多い西方大陸なのでそこの部隊の活躍が目立ったという事だと思います。
メカ生体ゾイド時代から茶色いガイサックはたびたび登場している。西方大陸では「より高い戦果を挙げたのがこの地方」だったのでしょう。

バリゲーターやハンマーヘッドは水に潜むという特性から白は採用できなかったと思う。水に溶け込むようなカラーということであの色になったんじゃないかな。
青でも良かった気はしますが…。

ステルスバイパーは「撤退支援」で大活躍した部隊があったので、そのカラーが採用されたのかも。

ブレードライガーは少数生産の特別仕様機だから、大戦果を挙げたハルフォード機にあやかって青くなったのかなぁ…。

法則が分からないのはゴルドスやカノントータスです。
緑。特にエース機というのは存在しない機種だと思うのですが他の機と共通性のない独自のカラーである。
…そういえばカノントータスとゴルドスのカラーは似ている。重砲部隊のカラー=緑という事?

ベアファイターは茶色。んー、これも何だろう。まぁベアは通販専用だったくらいなので少数だったのでしょう。
なのでたまたまそういうカラーで塗られていたのかな。

ディバイソンは黒い。
これは難しいなぁ…。かつての共和国軍は黒いゾイドがたくさん居たんですが、新世紀ではディバイソンだけかな?

んー……、まだまだ課題は多いものの、現時点での新世紀共和国のカラーについての第一段階です。
ここから精査して行きたいと思います。

ゲーム機とかゾイドとか

私はメカ生体ゾイドが終了した91年4月以降、熱中する対象をテレビゲームに移しました。
最初はゲームボーイ。そんでその後は据え置き機もいろいろ入手したのですが、私が最も入れ込んでいたのはセガサターンだったなあ。

当時、SS、PS、64が次世代機戦争をしていました。
スーファミは面白いけどもう古いハードという風潮だった。さあ次の王者はどのハードだという感じだった。
私はSSの熱烈支持者で、特に格ゲーやシューティングの出来が良かったので最高のハードだと思っていました。カプコンの格ゲーでは雲泥の差があった。
パッドも使いやすいし絶対にSSが勝つと思っていた。そしたらあれよあれよとPSが伸びてしまって。

当時を思い出せばPSをかなり敵視していたなー、と覚えています。
あの頃は多くのタイトルがSS、PSで同時発売されていて。それでもちろん私はSS版を買って、いかにPS版より優れているかを探して満足感を得たものでした。
嫌味なやつですね。
主にロード時間が短いという事だったかなー…。しかし格ゲーのロード時間の差は凄まじかった。

ただ一方でロックマンX4とかのアクションゲームをやる際はサターンのパッドはかなり使いにくくて。しかも別売のパッドにも良いものがなくて。
PSのパッドはアクションゲームには最適の形になっていて、それだけは悔しかったなあと覚えています。
サターンパッドは格ゲーとシューティングには良いけどアクションには向かんかったのだ。

さてSSとPSに注目していた当時ですが、私や周りの友人は64への関心は一切無かったように記憶しています。みんなSSかPSだった。
当時は高校生でしたが、64はなんていうか小学生には人気があるけど…くらいの認識だったかなあ。
ポケモンが空前の大ヒット。人気のないハードだがポケモン人気にあやかり何とか死なずに居るハードという程度の印象でした。
近所のゲーム屋ではポケモンスタジアムやピカチュウげんきでちゅうが64試遊台になっている事が多かったのですが、そをよく冷ややかな目で見ていました。当時は。

 

NINTENDO64は「勝ち負けが付くゲームはマニアックになりやすい」としてあまり歓迎しなかったそうです。
これの典型は格闘ゲームで、まぁたしかに上達するとどんどん達人になっていって初心者ではどうあがいても勝てない感じになってしまいます。
その結果として熱狂的なマニアを生む反面ユーザーは決して増えないという考え。

そういえばゲーセンでシューティングゲームというジャンルがまさにそれを経験しています。
その昔ゲーセンの花形はシューティングであった。
ただ人気が出たのでユーザーの腕もメキメキ上がった。そうなると次作は難度を上げないと歯ごたえがなくなってしまう。
そうして新作は難度がどんどん上昇して、ついには新規ユーザーがプレイするとまったくもって手も足も出ないような難度になってしまった。

80年代末期にリリースされたグラディウスIIIやR-TYPE2、これらはまさに超難度のゲームでした。
シューターでもかなり難しい難度。それは極一部の超エース級シューターから熱烈に歓迎された一方で、シューティングを「マニアが楽しむもの」という認識に変えてしまい「一般ユーザーから敬遠されるジャンル」にしてしまった。
そのジャンルのマニアから見れば名作ともされるのにジャンル全体として言えば衰退を招いたわけですね。
進化のジレンマとでも言うべきかもしれない。

不運だったのは、同時期にテトリスやファイナルファイトといった別ジャンルの大ヒット作が登場した事でもあった。
ユーザーの多くはそちらに移ってしまった。
更に92年にはあの伝説のゲーム、ストリートファイターIIが登場しました。これは決定的な出来事だった。
もはやゲーセンの花形は格ゲーに移行し、シューティングは隅の方に1、2作は置いてあるが……というマイナーなジャンルになってしまった。
シューティングは冬の時代に突入していったのであった…。

初心者・新規ユーザーが楽しめるっていうのは大事なんだろうなぁと思います。
格ゲーは今でも人気ですが、これについてもそういえばと思う事があります。
私が印象深く思っているのはストリートファイターZEROです。
ストリートファイターIIの続編として製作されたのがストリートファイターZEROとストリートファイターIIIです。
ZEROはライト層を意識した造りでIIIはマニアを意識した造り。
当時のムック本を見るとIIIは「究極の格ゲー」と自信満々のスタッフインタビューが載っている。
実際IIIはマニアからは絶賛されて究極の格ゲーの名の通りの評価もありますが、商業的にはZEROに遠く及ばぬ成績に終わった。


NINTENDO64………、
あの頃は本当に空前の格ゲーブームだった。なのでそれを移植したPSやSSが盛り上がったし強かった。(RPGの存在は無視します)
64は日本国内ではPS、SSに普及台数で負けた。
でも任天堂が偉いのはこの考えを安易に捨てなかった事だと思います。

64の当時はバーチャファイターや鉄拳などの3D格闘ゲームが大流行していて。2DでもストリートファイターZERO2は超ヒットしたしKOFも毎年出ていて大人気だった。
そういう時代の流れ…というか史上稀に見る超大型ハリケーンのような暴風の中で64はSSにさえ負けてしまったのだけど、この考えは根本的には間違ってはいないのだろうと思います。
既存ゲームの高度化・マニアック化。それはそれでもちろん楽しいんだけど先がない。
ユーザー人口の拡大、これまでゲームをプレイした事のない層へのアピール。それを重視した策を貫く姿勢は凄いなーと思います。
WiiやSwitchでは64と同じ考えで好調なのだから凄いと思います。


さてゲームの話をしていますがここからはゾイド。
以下は「どっちがいい」「どっちにすべき」という話ではなくて、そんなことを考えましたという話なのでその前提で読んで頂ければ幸いです。


さて同クラス同タイプのゾイド…、例えばシールドライガー、ブレードライガー、ライガーゼロ。これらを脳内バトルさせるとはかどります。

シールドライガーは最も旧式で遅いが火力は一番ある。
OS機じゃないのでスタミナもあると思う。更に言えばブレードライガーの最高速度305km/hはおそらくブースターをふかした時のものであろう。常時ふかしているわけじゃないので通常時ならそこまでの差はないと思う。
しかしブレードライガーにはブレードという一撃必殺武器があるので瞬時に逆転されかねない。警戒は常に密にする事が必須。
ゼロ相手にはスタミナで不足するだろうか…。身体能力の基礎値も劣るだろう。ただ、火力はやはり高い。
ゼロは回復力が高いのでシールド程度の火力では沈黙させるのが難しい。勝機があるとすれば火器でダメージを蓄積させ回復しきらない内に突撃してレーザーサーベルないしクローの格闘戦で止めを刺す事か。
しかしその場合はゼロが底力を見せて死ぬ気で反撃するだろうからどうなるか…。
更に重量も含めて考えてみようか。近接戦では最高速度よりも運動性…軽快さが重要だ。これは軽いほど良好になる筈だから………

みたいな妄想をするわけですが、これは細かな性能差を考えた脳内バトルと言えます。
性能差というのはミリタリー的な感覚が凄く強いと思う。
より詳細に自機や敵機のスペックを把握し、その特性を活かしながら勝つという戦術。

それは最高に楽しいのですが、ゾイドのラインナップ数がまだまだ少なくモチーフかぶりがなかった時代はどうだったのだろうと思いました。
ゴジュラス、レッドホーン、サラマンダー、アイアンコング、サーベルタイガー。これくらいだった時代。

多分、そこまで詳細にスペックを把握した戦いじゃなくていい。
大雑把な把握でも充分なバトルができる。いや、大雑把どころかスペック表なんて見なくても十分にバトルをイメージできる。
ティラノサウルスだから強いぞとか、トラはパワーじゃ勝てないけどスピードならピカイチだとか、ゴリラは器用だし腕が長いとか。
そんなモチーフの特性をストレートにとらえた豪快なイメージでバトルされるんじゃないかな。
詳しくゾイドを知らないユーザーでも、「なんかこのトラのメカかっこいい! トラだからこんな風に戦ったら勝てそう!」というイメージがしやすいというか…。
そしてそれは正解であるという時代。


ゾイドは”メカ生体”ゾイドというところから始まっている。生物である事を強調したタイトルなのです。
「分かりやすい」「生物らしさが活かされている」「イメージしやすくて楽しい」
そんな要素…、
「あらゆる動物が時代を超えて集合してメカになった。さあ動物達よ自分の強みを活かして戦え、どれが強い!?」
という問いをストレートに投げかけているようで、とても単純で面白い。

ただ一方で思うのは、「そんな事を言ったらモチーフかぶりしちゃいかんのか」という話にもなってくる。

モチーフかぶりというとサーベルタイガーに対するシールドライガー、ゴジュラスに対するデスザウラーが最初かなと思います。
これらは同タイプのゾイドなので勝敗を決めるのはモチーフの特性というより性能的な面が強くなります。

新規の何も知らないユーザーが「ゴジュラスの方が強そう!」と思っても、そのイメージを設定が否定してしまう。
でもこれは悪いことかというと難しい話です。

「同クラス同モチーフのゾイドはどちらが強いか?」という問題は設定に大きく依存します。
設定の細かさはミリタリー的な方面での魅力を大いに増します。
細かいスペックが付く事でリアル感が増すし、より詳細なスペック・性能を想像しながら脳内バトルすると思い入れも増します。
それがより強固なファン…マニアを生むと思います。
私は思いっきりそういう楽しみ方をしていると思います。

シールドライガーやデスザウラーが出た頃というのは、ゴジュラスやコングも「MK-II」になっていた時期です。更に翌年はサーベルタイガーやシールドライガーも揃って強化タイプになりました。
これ以降の時代は「モチーフ」というよりミリタリー的な「技術向上・改良」といった設定的な部分に重きが置かれた感じがする。

繰り返すけどそういう面も重要だと思う。ゾイドは「動物がメカになって大暴れ」でもあるんだけど、同時に「リアル系の戦記」でもあるから、そうした面が強調されるのもまた必然である。
それに「モチーフかぶりを許さない・このモチーフは一種類だけ」としてしまうと出せるモチーフなどすぐに尽きてしまう…。
「第一次中央大陸戦争」の時点で終わった方が良かったのか?

そうは絶対に思わないわけで。長く続いてくれて本当に良かった。
第二次中央大陸戦争以降でモチーフかぶりが出現。ゾイドはミリタリー度を増しながら盛り上がっていった。
それは大正解だったと思います。

でも新規ユーザーにゾイドに魅力を感じてもらう・・・・なんていうんだろう、分かりやすくて・しかも本能を刺激するパワフルなバトルを感じやすい要素といえば、モチーフを強調した描写や構成なのかなーとも思いました。
そうした、「動物をメカにした事に最大限の意味がある」というのかな…、それが一番に感じられるものであれば、数あるメディアの中からゾイドが独自性をより強調できて新規層を開拓できそうな気もする。

でも片方だけじゃ多分だめなんだと思う。新規層を呼び込める要素。マニアックな需要を満たせる設定。両方必要で、あとは時流を読んで利用する力も居るんだと思う。

それは一体どのような事なのだろう。
答えのない疑問がわいてそこから書いてみた文章ですが、こういう事も考えつつ次なるゾイドが出れば良いのになと思います。
メーカーもこうした事を考えてくれれば嬉しいなあと思います。
絶対にユーザーの拡大は必須となってくると思うので、いい感じの展開になればいいなあと思っています。

グスタフ改造⑤

そうそう、前回


こんなことをしましたが、実はこれは格納シーンの再現の他にも目的がありました。
上部に追加装備を付ける予定なんですが、その時にレーダーが邪魔なのです。

たとえばパルスレーザーライフルで説明…。


レーダーがあると、つっかえて前に向かないですね。


それが倒すとこの通り。全周囲に向けられる!

「グスタフは武器を満載すれば強力な戦闘ゾイドになれる可能性を秘めている」とされていますが、実際はレーダーをこのように倒さないと射撃が制限されちゃうかも。
と思いました。
まあ、戦闘用に転化するならその時はレーダーごと撤去してるかもしれませんが…。

実際に搭載しようと思っている装備はパルスレーザーライフルじゃなくてこれから作るんですが、どんなものかはまだ秘密です。

さて、

グスタフの側面には無数のハードポイントがあります。
これに帝国共通武器セットみたいな小型砲大量増設するとハリネズミのようになってけっこうカッコ良い。
ですが、大型装備の増設にはあまり向いていないハードポイント配置だと思います。
なので…、


プラ板を切ってこんなアダプターを作りました。
油性ペンでプラ板上に形を書いてカッターで切り抜いています。
プラ板でこういうのをするのは初めてです。2枚(左右)同じ形を作るのが大変でした。
慣れていかねば。


このようになります。
アダプターは形状がくびれていますが、それはキャップを避けるための配慮でした。

更に加工します。


左右の挿し穴はWaveのプラサポを使って使い勝手と見た目の美観と耐久性を高めました。
また中央にハードポイントを作っています。
棒を作るだけじゃ味気ないので土台部分は手持ちのジャンクパーツからそれっぽいのを選んで付けました。
何のパーツだったかな…。多分ゾイドだと思うのですが。

さて、こうして完成したものを付けると…、


こんな感じになる。


Waveのプラサポは本当に便利。
今回は[左右に箇所で挿す]タイプのパーツを作ったのですが、穴の位置がピッタリいってくれて良かった。
このアダプターパーツですが、[本体は無加工][簡単に元の状態に戻せる]のは良いなと思っています。





こうして新造したハードポイントを使うと大型武器も付け易い!
うぉー はかどります。

左右に付ける装備も例によってまだ秘密です。たぶん予想外の感じに仕上がると思います。
上手く完成すれば、ですが…。

お楽しみに!
そんな感じで、さらに続きます。

ゴールドなゾイド

・・・そういえば先日は暗黒軍のゾイドのカーリングで「ゴールドコング」を少し紹介して…、「暗黒軍らしくない・・・というかゴールドは共和国っぽいなあ」なんて書いていましたが、そういえばゼネバス帝国にもゴールドなゾイドがいました。

デスクロス

これも先日話題に出しましたね。「おそらくゼネバス皇帝」が乗っていたとされるゾイド。
金メッキです。これとゴールドサンダーが並んだらさぞや凄まじいだろうなあ…。

あと、

こちらは正真正銘のゼネバス皇帝が乗っていた専用デスザウラー。
こちらもゴールド。ただしメッキではなくスプレー塗装のような質感です。私はこっちの方が落ち着いていて好きかな。

ゼネバス皇帝は金がお好き。
ただ当初の皇帝専用機はもっと落ち着いていた。
History of Zoidsに皇帝専用レッドホーンが示されています。





皇帝専用レッドホーンのカラーはアイボリーまたはシルバーだそうです。

アイボリーのカラーはちょっと気になる。
レッドホーンの箱裏には…、

アイボリーのレッドホーンが「親衛隊用」と紹介されています。

思うに、初期の皇帝親衛隊カラー=アイボリーだった。
しかしアイボリーは上品なカラーだが戦闘的なイメージではない。
ゼネバスは戦士としての気風が強い。なので戦闘的な色、すなわち銀色に改定したのだと思う。
そして、旧来の皇帝専用機カラーだったアイボリーという色は親衛隊カラーに譲られたのだろう。
だがしかし、親衛隊も戦闘的なカラーの方が良いんじゃないかなぁ…という考えが後年に生まれ…、親衛隊カラーは赤になったのかも。

さて銀色の皇帝専用機カラー。
派手ですが、金に比べればまだしも渋めかな。
というか…、小型量産機と似たようなカラーで特別感は薄いかなあ。
この時期は銀が皇帝専用機カラーで、しかし後に「特別感が薄い! もっと別の色にする!!」となって金色になったのかも。


その後登場した機体、サーベルタイガー、アイアンコングには残念ながら皇帝専用機が確認できません。
いや…、一応あるにはあるんですが…。




学年誌の読み切り版ゾイド漫画。これにゼネバス皇帝専用と思われるサーベルタイガーが登場します。
頭の上に乗っていますな。
ただこの漫画はなんていうかゼネバス皇帝のビジュアルからも分かるように黒歴史確定な感じで………。
あと色は分からないですね。

アイアンコングは冊子「ゾイドグラフィックス」によると、「暗黒軍が裏切った際にゼネバスが乗っていたのはアイアンコングだった」となっています。
暗黒軍を相手に粘るも最後は大爆発を起こして海に落下し消えたとのこと。
こちらでは暗黒軍との決戦時に乗ったのがデスザウラーじゃなくてアイアンコングなんですね。
ただし、文字情報だけでカラーリングは不明でした。

色が確認できる専用機としては、デスザウラーの登場を待たねばならなかった…。
冒頭で紹介したデスクロス(ただしコチラは実際に登場していたか不明)と金色のデスザウラーですね。

この後更に別の皇帝専用デスザウラーが登場します。


コチラは黒赤の純ゼネバスカラーですが、アクセントにやはり金が使われていますね。
やはり特別な色のようだ。
ところで「ゴールド=ゼネバス皇帝専用機カラー」とすれば、もしかしてゴールドコングはゼネバス皇帝専用機…?




ゴールドコングを詳しく解説しましょう。

共和国軍のガイロス帝国首都攻略戦が始まる。
キングゴジュラス参戦で共和国軍の勢いが増す。ついに共和国軍は防御壁を越えて首都内に侵入した。
首都内でも順調に攻略を進める共和国軍。いよいよガイロス皇帝のいる宮殿に辿り着いた。
宮殿を守る防衛部隊としてゴールドコングがキングゴジュラスに挑む。
だが勝てるはずは無かった…。スーパーガトリングの直撃を受け、爆発四散するコング…。

しかし、ガイロス宮殿には緊急時の脱出装置があった。
ゴールドコングが交戦している中、脱出装置が機能しガイロスは首都から離脱した。
この後、キングゴジュラスはこれを追いかけギル・ザウラーとの死闘を繰り広げる事になる……。



というものでした。
もしや追い詰められたガイロス皇帝はゼネバスを捨て駒にしたという可能性もあるのだろうか。
好意的に解釈すれば、久々にヘリックと戦える場所に出会えたということでゼネバスが自らの意思で出撃したとも思えますが。
んー、しかしコングか。
もはやこのときデスザウラーは余っていなかったのかな。
もしくは同タイプのゾイドでは力量差がモロに出てしまう(デスVSゴジュラスを思い出されたい)。なので、あえてコングだったのかもしれないなあ。

ゼネバスって最末期においては具体的な行動が不明。「生き残る事はできなかった」という事を除いては不明なのでこの時にやられちゃったのかも…。
共和国軍・キングゴジュラス(パイロットはおそらくヘリック大統領その人)は、ゴールドコングのパイロットがゼネバス皇帝その人であると知る事もないままスーパーガトリングを撃ち込んでしまったのかも…。

あるいは…、ヘリックは発射ボタンに手をかけたその瞬間、ゴールドコングのパイロットがゼネバスだと悟った。いやしかし、その時は既にボタンは押されていたのだ…。
みたいなドラマがあったら熱い。SSやなんかが書けそうな気がしてきますね。

コングの周辺には援護をしているように見えるガル・タイガーやジーク・ドーベルがいますが、これがグレートサーベルやライジャーだったらより燃えただろうなあ。

ということで、今日はゴールドな色のゾイドを考えてみました。

暗黒軍は中央大陸戦争期をどう過ごしていたか

先日からの続きで暗黒軍をもう少し考えたいと思います。

中央大陸戦争時代に暗黒軍(ガイロス帝国)はどうしていたか。
私は以下のように推測しました。

ちょっと長くなりますが前史から考えます。
暗黒大陸は「前史」にて中央大陸ヘリックI世からだまされた経緯があります。これをまとめると…、

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かつての中央大陸は戦国時代だった。それは次第に西軍(ガイロス同盟軍)と東軍(ヘリック連合軍)に分かれた戦いになった。
戦いは長引き犠牲者は増える一方であった。
ヘリックは戦いを終わらせ中央大陸を一つにするため、暗黒大陸を利用した。暗黒大陸の民をそそのかし、中央大陸を襲わせたのだ。

暗黒軍が中央大陸に襲撃した。
「外敵」による攻撃を受け、中央大陸は認識を変えた。
「我々は中央大陸に生きる仲間だ。仲間同士で戦う事はやめよう。結束して外敵に立ち向かうべきだ」
中央大陸は東軍も西軍も無く一つにまとまる。これにより暗黒軍は撃退された。暗黒軍は暗黒大陸へ逃げ帰った。


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中央大陸はこのあと「ヘリック王国」が誕生し平和な時代を謳歌するわけですが、暗黒大陸にしてみればたまったものではない。
ヘリックI世は中央大陸側から見れば英雄だけど暗黒大陸側から見れば憎悪の対象でしかない。
「孫の代まで呪ってやる」という状態だったと思います。


さて、暗黒大陸ではその後「ガイロス帝国」が成立した。
「中央大陸への復讐」の執念を内に秘めつつ国は運営されていったと思います。

更にその後…、

ガイロス帝国はゼネバス帝国軍と同盟を組んだ。
ゼネバス帝国軍との同盟…。
暗黒大陸は中央大陸が憎かっただろう。でもそれにも増して「ヘリック憎し」という思いが特に強かったのだろう。
まあ、そりゃそうだろうなぁ…。

同盟の具体的な内容は不明ですが、第一次中央大陸戦争で敗北したゼネバス帝国は暗黒大陸で復活した。
また第二次中央大陸戦争敗北の際も暗黒軍が救助に来る手筈になっていたようだ。
という事から「ゼネバス帝国が危機に陥ればこれを助ける」という内容ではあっただろう。

当然、見返りもあった筈。
私はそれを技術提供だと思っています。
何故なら「中央大陸戦争が行われている最中、グローバリーIIIが中央山脈に墜落した。ゼネバス帝国とヘリック共和国はその残骸と乗組員を回収。地球技術を得たことで両国は技術革新を果たした」からです。
ガイロス帝国はグローバリーIIIの恩恵にあずかる事ができなかった。
これは中央大陸制覇を目指すガイロス帝国にとって大きな問題になったはず。なにしろ技術格差が一気に開いてしまい実現困難になった。
そこでゼネバス帝国を通じて技術提供を受けるために偽りの同盟を組んだのだと推測します。


さてゼネバス帝国とガイロス帝国の力関係ですが、年を追うごとにガイロス帝国側が上がってきたと思います。
当初は技術力で上を行く(グリーバリーIIIで技術革新をした)ゼネバス帝国が上だったと思う。
ただ第一次中央大陸戦争に負けた所を救った。この大恩が与えた影響は計り知れないだろう。
しかも、それは再び起こりそうであった。第二次中央大陸戦争末期、ゼネバス帝国はもはや敗戦確定状態にまで追い込まれた。


私は、暗黒軍は「ゾイドバトル」をしていたと推測していました。
それは各パイロットの技量を高めるためです。
バトルはエースを生むだけではない。そこで得た技術は多くのパイロットで直ちに共有される。こうして皆は一騎当千の猛者になっていった…。
ただ一方で、近代戦は個々の技量が優れているから勝つというものではありません。
もちろん重要な要素ではありますが、あくまで戦術的なもの(点の力)に過ぎない。もっと戦略的なもの(面の力)が必要なのです。

暗黒軍はそれについてどうしていたか。
これについて私は、一部の人員を中央大陸に派遣していたんじゃないかと思います。
派遣された兵はゼネバス帝国の指揮下に入り戦う。
ゼネバス帝国にしてみれば、国力でヘリック共和国に劣るわけだからそのような派遣はありがたい。
ガイロス帝国にしてみれば、実戦経験が積めるし視察によって各種研究が出来るのだからありがたい。
こうして利害が一致しこのような事が行われていたと推測します。

そのようにして中央大陸戦争は進んでいった。
第一次中央大陸戦争でのゼネバス帝国敗北。
第二次大戦末期の大苦戦。
こうした事を経て、ガイロス帝国がゼネバス帝国に及ぼす影響はどんどん増えていっただろう。

末期…、第二次中央大陸戦争末期には、ゼネバス帝国とガイロス帝国の力関係はガイロス帝国が主導権を握るまでになっていたと思う。
この頃になると、もはやゼネバス皇帝は頭を下げて救援を要請するまでになっていたんじゃないだろうか。

「ゼネバス帝国軍の作戦を指揮するのがガイロス帝国から派遣された者」という状況さえあったかもしれない。


さて、
新ゾイドバトルストーリーには、改造デスザウラーとして以下の機が紹介されています。
・デスウイング ・デストゲラー ・デスエイリアン ・ビッグハンド


これらは全て暗黒軍による改造デスザウラーとされています。
ですがこの内のデスウイング、ビッグハンド、デストゲラーについては登場時期が第二次中央大陸戦争中であった。
いずれもマッドサンダーとの交戦の末に敗れています。
普通に考えればゼネバス帝国のゾイドである。

「本当はゼネバス帝国軍の改造デスザウラーだが、これが暗黒軍の改造機だと誤認されて新ゾイドバトルストーリーに掲載された」という可能性もあります。
いやしかし私はこれについては新ゾイドバトルストーリーの表記が正しいと解釈しました。暗黒軍による改造デスザウラーである。
それは以下の理由によります。

新ゾイドバトルストーリーは共和国側の人物の著書です。

共和国軍は第二次中央大陸戦争でデスウイング、ビッグハンド、デストゲラーを撃破しました。
当然ですが、この時の共和国軍は「近い将来に暗黒軍が新たな敵として登場する」事を知りません。
改造デス各種は「ゼネバス帝国軍の改造ゾイドである」と普通に認識したはずです。
それをあえて「暗黒軍による改造デスザウラーである」としているのだから、これは意味があると思ったのであります。

特にデスウイングは「予想以上の好成績を示したのでギル・ベイダーの開発が決定した」とまでされています。
こんな情報まであるのだから、やはり暗黒軍による改造デスザウラーと思える。


ちなみに同時期…第二次中央大陸戦争末期に登場した改造デスザウラーは他にもある。
特に「デスクロス」が有名でしょうか。


なんていうかカッコいいデスザウラーで、どっちかというとちょっとイロモノ色ただようビッグハンドよりデスクロスを掲載したほうが良かったのでは…と思ったりもします。

デスクロスは新バトストには一切掲載されていない。学年誌(小二)のみの登場なんですが、「おそらくゼネバス皇帝が乗っている」とされていました。
「おそらく」という部分が引っかかりますが…、ゼネバス本人ないし少なくともゼネバス帝国のエリート兵(影武者?)が乗っていたのでしょう。
とても重要な機体です。
そのような機体だから、デスクロスは純ゼネバス帝国製の改造デスザウラーだと推測します。
デスクロスは、なんていうかゼネバス帝国が最後の意地をみせて全力で完成させた対マッドサンダー用ゾイドなのだと思う。
一時的にはマッドサンダーを圧倒し、けっきょく逆転されたものの惜しい所まで粘りました。

ゼネバス帝国の意地が詰まったゾイド。
だから新ゾイドバトルストーリーでの紹介から省かれたのではないか。
あそこで紹介すると「暗黒軍による改造デスザウラー紹介」になってしまうので…。


私が思うに…、
マッドサンダー完成後のゼネバス帝国は危機に陥った。「また負けそう」になった。
またしても敗戦時の想定をするゼネバス皇帝。その際は救援が必須だ。
ガイロス帝国に相談するゼネバス。両国の力関係は大きく変化した。ガイロス帝国の発言力は大いに増した。

今まではチビチビと一部の人員を派遣し戦闘に参加させたり視察させたりしていたのだが、これを変える事が出来た。
すなわち、例えば
「デスザウラー数機を譲渡せよ。我々はそれを改造する」
という内容までを突きつける事ができるようになった。

目的はデスザウラーに使われた技術を全て知ること。
またこの規模のゾイドを改造する事で総合的な技術を進歩させること。
こうして技術を向上させて自軍最強ゾイド「最終兵器」を開発するのだ。


そんなわけで譲渡されたデスザウラーから暗黒軍はデスウイング、ビッグハンド、デストゲラー、デスエイリアンといった改造タイプを開発する。
デスエイリアンだけは暗黒大陸内に置かれたが、その他は中央大陸に派遣してマッドサンダーと交戦させた。
これは将来的に戦うことになる共和国軍、その切り札の性能をより把握する目的であった。またあわよくば弱点でも探れないかという目算でもあった。

この中でデスウイング、デストゲラーは上々の結果を出した。
すなわち空か荷電粒子砲を撃てばマッドサンダーといえども防ぎきれない事が判明した。ここから空から荷電粒子砲を撃つ機体としてギル・ベイダーの仕様が決定されていった。
デスウイングはギル・ベイダーの元になったのだ。



そしてデストゲラーもギル・ベイダーと共通する事があります。
トゲラーのトゲトゲはそれ自体を突き刺すものではなく、金属を融解させる毒液が仕込まれています。
これで敵の装甲を溶かして突破するものです。

さてギル・ベイダーの爪…チタンクローはキングゴジュラスの腕を引きちぎった事もある超強力装備です。
そしてこの爪ですが、引き裂く力ももちろん凄いと思う。だが内部にメタルバーストという金属を溶かす液が仕込まれている。


おそらくデストゲラーの装備と同タイプのものだろう。
弱らせてから引きちぎる。これによってキンゴジュの腕をも引きちぎれたのだ。

デストゲラーもまた、デスウイングほどではないもののギル・ベイダーの開発に活かされたのだろう。

ビッグハンドは活かされた感じが無いんですが…、本機は「マッドサンダーを巨大な腕でもって一時的に足止めし、別の機体が後方から荷電粒子砲を放つ」という想定がされていた。
陸戦でどうにかマッドを倒せないかという研究がこの時点では考えられていて、しかしその方向性は難しかったという事だろうか。
(ただし後年にギルはマッドを陸戦で破壊した事もあるのだが)


そんなわけで今日は中央大陸戦争時代以前の暗黒軍の動きを妄想しました。
いまいちどまとめましょう。


暗黒大陸はかつてヘリックI世に卑劣なだましをされた。
そんな暗黒大陸だが後年に統一され一つの国家になった。ガイロス帝国である。
ガイロス帝国の大きな目標の一つは中央大陸(特にヘリック)への復讐であった。
ガイロス帝国軍(暗黒軍)は「ゾイドバトル」を開催しパイロットの技量向上に励んだ。
だがこれでは不十分であった。

中央大陸への侵攻には技術力を高める必要がある。
その目的を達する為に、ガイロス帝国はゼネバス帝国と偽りの同盟を組んだ。
内容はゼネバス帝国が危機に瀕すればこれを助ける事。その見返りとしてゼネバス帝国から技術(グローバリーIII由来)を提供してもらう事であった。

最初の頃、立場的に上であるゼネバス帝国はガイロス帝国への技術提供を渋った。
だが第一次中央大陸戦争敗戦後の事は大恩であった。その事から徐々に技術提供は加速していった。
また、ガイロス帝国軍(暗黒軍)の一部の人員が中央大陸に派兵されるようにもなった。
彼らは実戦で学んだ事をガイロスに報告し、暗黒軍を強化していった。

第二次中央大陸戦争末期、ゼネバス帝国は再び危機に陥った。
もはやゼネバス帝国はガイロス帝国への大規模救援を要請するしかない状態。
再びこんな状況になったゼネバス帝国は主導権を失った。
発言権の主導を得たガイロス帝国はゼネバス帝国に次の要求をした。
「デスザウラーをよこせ」

帝国軍最大最強ゾイドの技術を得た暗黒軍。
これをベースに更なる強力機を計画する。それは暗黒軍最強ゾイド「最終兵器ギル・ベイダー」である。
ギル・ベイダーの仕様を決めるべく、数種類のデスザウラーが試作される。
飛行タイプ、毒液タイプ、陸戦力強化タイプなど…。
これらは中央大陸へ派遣され、マッドサンダーと戦わされた。
表向きの理由は「ゼネバス帝国を救うため」
真の理由は「自軍最強ゾイドの開発データを得るため」

暗黒軍はデスザウラーの技術を完全に獲得し、更に改造デスザウラーの開発・運用実績によって貴重なデータも得た。
こうしてギル・ベイダーの具体的な使用も確定しいよいよ開発は進んでいったのであった………。

そしてニカイドス島での戦い。いよいよガイロス帝国は参戦のタイミングをここに決めた。


そんなわけで今回はガイロス帝国・暗黒軍の舞台裏での動きを妄想してみました。

暗黒軍のカラー

以前にメカ生体ゾイド時代のゼネバス帝国、ヘリック共和国のカラーリングの法則を考えたことがありました。
コラムではこちらこちら
(今読み直すとちょっと読みにくいので近く改定したい)

ゼネバス帝国にはかなり厳密な・ヘリック共和国にも大雑把な法則があるわけで、その統一はミリタリー感に大きく貢献していると思います。
さて色の法則を考えた頃から、ガイロス帝国…暗黒軍の法則も考えたいなーと思っていました。
でも無理じゃないかなとも思っていました。だってガル・タイガーとか…。
しかし今、再び挑戦してみたいと思います。

以下、メカ生体ゾイド時代の暗黒軍の色法則についてです。


結論から言うと厳密な法則は無いと思いました。

基本カラーは前期は「黒・銀・緑」(デッド・ボーダー型)、後期は「黒・銀・紫」(ギル・ベイダー型)だと思います。





しかし、それで済ますには例外が多すぎる。
ジーク・ドーベルやガン・ギャラドはゼネバス帝国やんけというカラーをしている。デス・キャットもゼネバス帝国チック。
ガル・タイガーはちょっと謎過ぎる。


フリーダムなカラーだなあ…。


ガン・ギャラドのカラーは赤黒が似合うと思うしカッコ良いんですが、暗黒的かというと…。

あと、前期の改造ゾイドは「黒・緑」な事が多かった。


しかし後期のものはカラーリングが次第にフリーダムになっていったように思う。


これとかなぁ。コチラはゴールドコングという改造ゾイドです。
「ゴールド」っていうとかなり共和国的だと思うのですが、これがガイロス宮殿を守る暗黒軍ゾイドだった。

「改造ゾイドにまで厳密な色を求めるのは…」というのはもっともな意見だと思います。たしかに改造ゾイドの色は自由なものも多い。ですが、それでも共和国・帝国の改造ゾイドは属軍が分かりやすいものだったと思います。
(極初期の奇抜なカラーのゴジュラスなど例外はありますが…)

暗黒軍のゾイドはノーマル機も改造機もかなりフリーダム。
以上から、暗黒ゾイドに厳密な色の法則は無いように思える。
しかし、法則こそないものの「なぜそうなったのか」については考えることができました。


暗黒軍と共和国軍・帝国軍について最も大きく異なる事は、「ずっと戦争をしていたか否か」です。
中央大陸戦争時代において、共和国と帝国は総力を尽くして戦っていた。
ではその間の暗黒軍は何をしていたか。
ずっと中央大陸を「監視」していた。そして中央大陸攻略の機会を伺っていた。

帝国と共和国は戦争をずっとしているから、戦力を部隊などの「群」で考える傾向が強いと思います。従って統一されたカラーになっていった。
しかし暗黒軍は戦争をしていない。
そうはいっても中央大陸攻略の機会を伺うくらいだから、全力で戦力強化に励んでいたでしょう。
して、それはいかなる強化だったか。

私が思うに、「ゾイドバトル」みたいな事を開催していたんじゃないかと。
そのバトルでパイロットは技量を向上させる…というような事をしていたんじゃないかな。
実戦がないのでそうして向上させるしかない。
もちろん「部隊」運用も研究していただろうけど、実戦のない軍隊で士気を向上させるには「バトル」を開催して「スーパーエース」を誕生させる。その英雄が大きな発言力や影響力を持つようになって結束力が高まり……というのが良いと思う。

ついでに言うとそのゾイドバトルは娯楽として観客も集めていたんじゃないかな。
ガイロス帝国国民に軍の戦闘ゾイドを披露し、将来的に起こるであろう「中央大陸への侵攻」その事への理解を求める。
また観覧には料金をとって経済も回してしまう。

さてバトルで優勝したエースには「パーソナルカラー」が認められる。更に「次期ゾイドのカラーがその標準になる」ような事もあったのかも。
こうしてガル・タイガーのような奇抜とも言えるカラーが標準として採用された…。
このシステムはバトルで優勝を目指すパイロットの心を大いに刺激し、皆はいっそう技量向上に励む事になった。
また国民も熱狂し、ガイロス皇帝の思惑通りに進んでいったのであった……… みたいな事を想像します。


暗黒軍は「部隊カラー」という要素を重視していない感じがする。
ガイロス皇帝としては、むしろ色を統一する事にあまり重きをおいていないのだと思う。
むしろ、「兵がやる気を出してくれるカラーなら何でもいいんじゃないか?」「最低限、敵機と見分けがつくカラーならなんだっていい」と思っていたと思う。
だからガル・タイガーのカラーを許したと思いました。


ジーク・ドーベルやガン・ギャラドについては、ゼネバス帝国軍を吸収した後のゾイドです。
特にジーク・ドーベルは吸収した直後だった。
当時の旧帝国兵にしてみれば無理やり暗黒軍に編入されたということで士気はグダグダだったと思います。
たとえゼネバス皇帝を人質に取られている状態だったとしても。

なので、あえて新型機のカラーリングをゼネバス帝国的にして「君たち旧帝国軍の扱いは高いのである」というアピールをしたのかもしれない。
「君たちにとって特別な色である赤を採用したぞ」
あと、旧帝国国軍のゾイドって、あんがいそのままのカラーで運用されている。
ギルに随伴するレドラーもピンクレッドのままだし、デスザウラーもコングも所期を除いて旧来のカラーで登場する事が多かった。
例外としてライジャーは装甲を黒く塗られた上体で登場する事が多かったんですが、しかし「赤」の部分はそのままだった。完全な暗黒カラーにするならこの部分は銀ないし緑(紫)にすべきである。


装甲は銀から黒になった。目も緑になった。でも赤い部分はそのまま。

暗黒軍は旧帝国兵にうまくやる気を出してもらうべく、あえて旧帝国軍仕様なカラーの新型機を出す事を許容したんじゃないかなあ。また旧帝国ゾイドもそのままの色で出す事を許可した。

暗黒軍は元々部隊カラーをそんなに重視していなかった。それはもうパーソナルカラーを許しちゃうくらい。
でも帝国軍は部隊カラーをとても重視していた。そこで、暗黒軍にとっては割とどうでもいい色という要素で帝国軍を手懐けられるなら万々歳ということで「赤」を積極的に使うようになったのかも。

そんなわけで、私は暗黒軍ゾイドのカラーを以下のようにまとめました。

<標準カラー>
前期:黒・銀・緑  後期:黒・銀・紫
デッド・ボーダー、ヘル・ディガンナー、ダーク・ホーン、ギル・ベイダー、アイス・ブレーザー
初期の暗黒化改造ゾイド(デスエイリアンやブラックコングなど)、特殊ゾイド(ブラックチャレンジャーど)

<パーソナルカラーがそのまま採用された>
ガル・タイガー

<旧帝国国軍への配慮>
ジーク・ドーベル、ガン・ギャラド、デス・キャット

帝国軍を吸収するより前のゾイドは、ひとまず標準カラーで塗られることが多かった。
ガル・タイガーはバトルで輩出されたエースを称えるカラー。それゆえあのような派手で奇抜なものになった。
帝国軍吸収後のカラーは「彼らに最高の動きをしてもらうために」帝国軍的なカラーを採用する事が多くなった。
そうはいってもギル・ベイダーという暗黒軍の威信をかけたゾイドには国のカラーを採用した。(アイス・ブレーザーも首都防衛に配備されたので国のカラーだったのだと推測する)

という感じかな。


今回は取り急いで書いた分です。
様々な補強があるので明日以降にまた足していきたいと思います。
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