1945

終戦記念日が近いので、各放送局でその手の番組がやっていて、内容に関して色々思うことはありつつも、風化させないでおこうという意思は感じられるので良い事だと思います。
バラエティー番組形式で、解説者がわかりやすく太平洋戦争を解説なんてのもあります。
当時の世界情勢と日本の置かれた立場、その結果の戦争。

ただ先日、その手の番組を眺めていて、ふと思った事があります。

私は講師という立場上、若い世代と向き合う事が多いのですが、今の世代は終戦記念日を知っているのが半数。
ヒロシマやナガサキの日を知っているのは半数以下。
地元に住んでるのに、大阪や神戸で大空襲があった事を知っているのはほぼゼロ。
東京大空襲はかろうじで知ってるのがぽつぽつという感じです。
終戦が1945年と知っているのは極めて小数。
酷いのは、戦争そのものを知らないとかも。
あと…、アメリカとだけ戦っていたという誤解は多い。

うーん…って個人的には思ってしまいます。
こういう現状なんだなぁと、毎年思います。
ついでに言うと、学生じゃなくて、講師でも知らない者が居て驚いてしまう。
社会の先生じゃないからいいじゃない?と言われるかもしれないけど、そこは知っておいてほしいなぁ…と私は思う。
人を導く立場に立つ者として。

まぁ、それが現実なんだろうなぁとも思う。
認めたくなくても。


テレビで思ったのは、戦争の事を語る解説者が何かを説明する度に、パネラーや客席から「えぇー!」とか「へぇー!」とかの声が聞こえている事に関して。
例えば、ソ連が日ソ中立条約を一方的に破って対日参戦した事など。

その声が本気なのかやられなのかは知らない。
少なくとも、パネラーは毎年そういう番組に出てるから、空気を読んで驚いたフリをしているだけだろうけど…。
ただ個人的に思うのは、これはやめてほしい。

場に応じた演出は必要だと思う。
例えばドリフで笑い声が入るようなものは必要だと思う。
ただ、こういう問題で「驚きの声」という演出を付けるのは違うと思う。

むしろ、うなずいたり、それは知ってて当然だよねというか、そういう空気を出すべきじゃないかなぁと思う。
でないと、今の若い世代…、終戦の日も終戦の年もヒロシマの日も知らない世代が、「知らない事は恥ずべき事だ」と思えない。

パネラーや客がいちいち驚いてたら、「知らないのって普通なんだ」ってなってしまう。
「ならいっか」ってなる。
だから世代が若くなるにつれ、どんどん知らなくなってしまう。

夏に必ず特攻のドラマが放送され、ほたるの墓が放送されるのはいい事だと思う。
けど、現状がこれだと、そういう内容の深いドラマをやったとして…、そもそも見ないだろう。
大半は。
関心を持つ人が増えないのだから。

地盤は、まず戦争があった事への関心を持たせる事だと思う。
その割合を増やしていって欲しい。
関心を持たせるのは、ライトな番組だと思う。上記で紹介したような。
バラエティーに近い形式で戦争を解説しているから、一般の人も沢山見ていると思う。
願わくば、知らぬ事は恥だと思えるような構成にして欲しい。
それでこそ生きてくるものだと思う。
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