zoids future

非常に興味深い記事を見つけたので紹介します。
ユーザーファーストのmixiに未来はあるか

こちらのブログ、非常に興味深いと思う。
私はこれを見て、リバースセンチュリーとゾイドオリジナルを思った。

mixiのことで書かれているが、ゾイドで考えたいと思う。

ゾイド25周年の頃、2008年。
ゾイドバブルは既に崩壊していた。
メカ生体全盛期や、無印ゾイド、/0放映時のような活気には程遠かった。
ゾイドジェネシスも巻き返しには至らず(キャラ人気が出たが)、ネオブロックスやゾイドオンラインウォーズも、いまひとつぱっとしないまま終わった。

いよいよ衰退して危機に瀕した。
当時のゾイドは「ジリ貧」の言葉が最も的確だったのではないかと思う。
手は打つが経費だけかかり、どれもぱっとしない。
他メーカーのもの(HMMシリーズ)は、ある程度盛り上がっているように見えるが、何故本家は盛り上がらないのだろう………。
そこで起死回生で行われたのがリバセンであったと思う。

リバースセンチュリーは徹底的にユーザー目線で作られていたと思う。

①未復刻ゾイドの復刻
  マルダー、シーパンツァー、ツインホーン、ライジャー、
  キングゴジュラス、ガン・ギャラド、オルディオス、キングライガー、ジーク・ドーベル、ガル・タイガー
言うまでも無いだろう。
これは最もの望まれていたものの一つだろう。
実際、この時の復刻に歓喜しなかったファンは居るまい。

復刻の手順も徹底したユーザー目線だったと思う。
未復刻の多い暗黒大陸編末期ゾイドは、その時代を背景に新たなストーリーを造り出す事で復刻する。
惜しくも再販の機会を逃していた若い時代のゾイドは、ゾイドグラフィックスで復刻する。
そのうえ冊子には旧時代の資料の公開や、詳しい設定情報の付加(ただこれは後付け臭いものでもあったが…)までされるサービスぶり。

②旧カラーでの完全復刻
少なくともこれならば大多数の納得となるだろう。

③ギミックの重視
ゾイドの特徴であるところのギミック。
これを究極まで突き詰めたヴァルガ。
そして連動ギミックとすれば凡作であるが、「可動」と「動力」を同時にやってみせたドスゴドス。
ゼンマイの欠点を見事に解消し、小型ゾイドにも無限のギミックの可能性を与えたTSユニット。
また、惜しくも販売までは行かなかったものの、他にも多くの超ギミックゾイドが予定されていた。
よりリアルに動く恐竜型ゾイド、ジャンプするカエル、横歩きするカニ、前進し、尻尾を丸めてシュッと後退するザリガニ型…。

④旧型機の改修
  ダークネシオス、クリムゾンホーン
往年のゾイドがリニューアルして再び大暴れするというのはやはり嬉しい。
これは弱小レッドホーンがダーク・ホーンになって大暴れした事を思わせる展開だった。
個人的な主観だけで造形の感想を言えば、ダークネシオスは大好きだけどクリムゾンはレッドホーンには遠く及ばない。
そういったユーザーも居ただろう。
ただこのキットはしたたかであった。
気に入らないならブラキオス/レッドホーンとして組めば良いだけのこと。
これは実に素晴らしい配慮だったと思う。
ゾイドジェネシスの、バンブリアンの反省がよく生かされていると思う。

両機とも色が変っていた…が、これも特に問題なかったと思う。
ブラキオス、レッドホーンはメカ生体版と機獣新世紀版でそれほどイメージが一新されたものでもなかったと思う。
そして機獣新世紀ゾイド時に売れに売れたこれらのキットは、この当時まだ容易に見つけられた。
そういった意味では、これらの機体に関しては色が変った(完全復刻ではない)事や、改型になった事もたいへん納得の出来る事だったと思う。

⑤カスタマイスへの可能性
多少、④ともかぶる。
ゾイドといえば改造という意見も多いだろう。
エクスグランチュラという機体があった。
この機体の武器の多さたるや全ゾイド中でも随一だった。普通に組んだ時に、使いやすい武器が大量に余る。
エクスグランチュラを徹底強化するも良し、他のゾイドを強化するも良し。
万能パーツだった。

往年のゴドスやガイサックには、標準で改造パーツが付いていた。
これは単体でも改造できるという事で、非常に評価の高いものだった。
エクスグランチュラはその点を大きく昇華させたものであったと思う。
ともかく手軽に改造できるという意味では最強だったと思う。



してその徹底的なユーザー目線の結果がどうなったかというと今更言うまでも無い…。大轟沈。
何故と考えたとき、ずっと価格だと思っていた。
実際、高かった。
ゾイドグラフィックスは1800円。小型ゼンマイゾイドが780円(機獣新世紀600円)だった事から考えると、倍以上というのは高い。
ヘルディガンナーは1000円(機獣新世紀800円)→2000円。
ダークネシオスやバリゲーターTSは、新規パーツが付いたとはいえ一気に高くなり2800円。
キングライガーやジーク・ドーベルは1500円→2500円。
キングゴジュラスは7980円→12000円。
ギル・ベイダーは5800円→8000円。

ただ冷静に思い返すと、確かに高いは高いだろう。
ただ元が安すぎたとも思う。
全盛期のゾイドの価格帯はちょっとサービスしすぎでは?と思える。
マッドサンダーやウルトラザウルスが5000円。
これは安すぎでは。安すぎでは。
まあ、その価格でも薄利多売できた時代なのだろうが…。

薄利多売できる状況で無いから、多利薄売の価格設定はある程度やむなきと思えるし、また…、当時の原油価格の超高騰も併せて考える必要があるだろう。
グラフで見てみると良く分かる。



メカ生体期と機獣新世紀機は、非常に材料費に恵まれていた時代と言える。
リバセン時は……。
倍以上の開きがあるというのはさすがに異常。
プラスチックの原材料の値段がこれだから、価格上昇もやむないのではと思える。

もうちょっと詳しく見てみよう…。
機獣新世紀ゾイドでも、2003年ごろからは原油価格が急上昇していっている。
この時期に再販されたシュトルヒとゴルヘックス。
機獣新世紀ゾイドでは基本、小型ゼンマイ=600円、Hiゼンマイ=800円だったのに、この両機はそれぞれ800円、1000円だった。
これはアニメが終わって薄利多売がしにくくなっていた事に加え、材料費高騰をふまえてのものでもあったのかもしれないなぁ…とか。

メカ生体ゾイドからずっと原油価格の安さに支えられた価格設定があり、我々もそれに慣れきっていて当然と思っていた側面はあるのではないだろうか。
今の価格、高いは高い。確かに財布には易しく無いだろう。
ただ背景を考え理解し、ある程度受け入れる事も必要なのではないかなーとも思えた。

それでも、個人的には、この時期に(リバセンとは関係ない所でだが)アニメ10周年記念として発売されたシールドライガーバン仕様の価格が4500円だったりしたのは、いかにもやりすぎだったと思う。
これはやりすぎの例だと思う。
ただ少しでも上がったら目くじらというのも、またやりすぎであると思う。
総合的に考えて、互いの歩みよりは必要なのかなーと思いました。

話が少し逸れたので戻そう。
リバセンの失敗とは何か。
価格だと思っていたし、それは正しい部分もあるだろう。
細かくは、ストーリーに重厚さが無くラノベ化していた点などは私は個人的に凄く気になる。
ただ、最初に紹介したブログの記事を読むにつけ、根本的に別の側面が強いのではないかとも思った。
本文を読めばそれが何かは明らかだろう。

そして今、ゾイドオリジナル。
コンセプトアートによる始動。
これは紹介したブログ記事と併せてどうだろう。
私としては凄く納得するものがあった。

という事でゾイドオリジナル。期待しています。
スポンサーサイト



プロフィール

三式

Author:三式
>HP(本家)はこちら
>掲示板

コメントはお気軽に!
コメントは
 @初めましての方も大歓迎
 @関係ない話題でもOK
 @但し宣伝のみ等はNG
 @名乗って頂けると嬉しい
という感じでお願いします。

リンク
カレンダー
03 | 2013/04 | 05
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -
カテゴリ
月別アーカイブ
検索フォーム
新着記事
最新コメント