Zナイトのデザインを検証する

さて昨日のブログにて、何とまさかのZナイトHMM化という事を書きましたが、さてさて。


Zナイト。まさかのZナイト。いまだに半ば信じられない。
けどまあ、エイプリルフールでも無いし、本当に2014年に出るんでしょう。
2014年て、来年。来年なんてもうすぐじゃないか。…何月だろう。

コトブキヤと言えばフレームアームズやマブラヴ戦術機なんかで人型ロボのプラモは沢山出しているわけで、得意分野でもあるんだと思います。
そこへ、ちょうどゾイドもいったん休止するという事情があり、Zナイトをあてこんだのだと思います。


コトブキヤの人型ロボットのプラモを購入した事は無いんですが、日本橋店に行くと自由に触っていいよコーナーがあるので、触った事はあります。
フレームアームズは可動も保持力も良く非常に良い出来。
また、「フレームに外装を取り付ける」という構造なので、メカ的なリアルさが良く出ています。
この辺は外装を組んで完成というガンプラHGの構造より「リアルさを感じさせる」という点で優れていると感じます。

まずもってZナイトは期待して良いと思います。
むしろフレームアームズの出来を考えるに、保持力やポロリの無さはHMMゾイド以上の出来になるかも…。

さてZナイト。今回コトブキヤから出るという事で色々考えてみたいです。


まず一瞬思ったのが、売れるんか??という事でした。
何だか最近真っ先にそれを考えてしまう。メーカーでもないのに。
Zナイトというのは、ゾイダー…、しかもディープなゾイダーしか知らないのではないだろうか。
Zナイトの知名度はそんな程度だと思います。正直。
そしてそのZナイトを知っているゾイダーの中で、Zナイトを欲する割合というと更に低いような…。

ただ、「人型」であるというのは強い事でもあると思いました。
ゾイドファンは「人型はあまり好きではなくて動物型の方が好き」という方も多いと思います。
かくいう自分もまさにそれで、惹かれるメカは、ゾイド>実在兵器>重機・鉄道など>>>>人型ロボ というようなランク。

ただ一般層に人気のある人型ゆえに、新規ユーザーを獲得できる確立はゾイドより高いと思います。
HMMゾイドが「今居るユーザーを囲い込む、過去にはまっていたユーザーを呼び戻す」ものならば、HMM Zナイトは「新規ユーザーを獲得する」事も視野に入れているんじゃないかなあとか思いました。

Zナイトシリーズのメカのデザインはけっこう特異で、ガンダムとは絶対的に違う。
似たようなデザインの人型メカはなかなか無いと思う。
(ただファイブスター物語の影響は受けていると思える)
それでいて魅力的。
そういった意味では新規ユーザーを会得する可能性を大いに秘めたシリーズなのかも と思いました。

過去にZナイトに触れたユーザー、あるいはゾイド好きでZナイトも知っているユーザーももちろんターゲット。だが新規ユーザーも大いに会得するつもりであると。
と、するならストーリーなどもどうなるか気になるところです。

Zナイトのストーリーは、25周年のゾイドリバースセンチュリーで「無かったこと」のように扱われた。
なので今回は「パラレルワールドでZナイトに繋がった時系列」として進めるのか、あるいは新規ユーザーを見込んでいるのだから「ゾイドとの繋がりを書いているとややこしい=新規に作り直す」のか、注目だと思います。
個人的には後者でも良いと思っています。
(ただもちろん表記には敏感になって欲しくて、完全なる過去否定や上書きはやめて欲しいものでもあるが)

Zナイトがある程度の成果を残せたら、ギルガやグレートZナイトも出るのかしら…。
その後には、幻の装甲巨神であるゼロスや武者なんかも出るのだろうか。
色々考えていると、やはり要注目だと思います。

さてここからはデザインをみていきたいです。
もちろんアレンジされている。


ふむふむ。なかなかいい感じだと思います。

では、元のキット版を見てみよう。

うーん、やっぱりだいぶ違う。

ただ今回のZナイトのデザインのアレンジはアリだと思います。
元のキットのデザインより圧勝だと思います。

ゾイドもZナイトも、「動く」という特徴を持ちます。
それゆえに「動力ボックスのせいでデザインに制約があった」とはよく言われます。
私は、その点はゾイドには逆にプラスに働いたと思っています。

確かに動力ボックスより細く作る事は出来ない。
また歩いても転倒しないように、短足気味かつ足の裏を巨大にしなければならない。
しかしそれこそが、動物型特有のドッシリ構えた感じを出していて、いかにも重パワーで迫り来る感じが出ていたと思います。
ゾイドに関しては、まあ機体にもよるけども一律にスリム化するべきではないと思います。
HMMジェノザウラーよりもトミー版ジェノザウラーの方が、いかにもパワーがありそうでゾイドらしいと思う。

ただ、人型は基本的にスマートな方がいい。
中には人型でパワー系というのもいるけど、基本となる形状で考えると、やはり脚が長くてスタイルが良い方が栄えるものだろう。
Zナイトを図面で見てみよう。

ちょっとこいつ、短足すぎると思うのだ…。
あと気になるのが腰部分。刀で横一文字に切られたのか?というほどスッパリ切れている。
Zナイトは腰をひねる連動ギミックがあるんですが、その弊害で段を付けられなかったのだと思います。

Zナイトは「電動で人型」という時点で、正直自滅の道を歩み始めていたと思う。
動く事は嬉しい。しかし人型なのでギミックに差をつけにくい。
プロポーションは短足に制限される・・・・・・。
動物型のように、それが良い方向に働かない。

Zナイトの後に発売されたギルガとグレートZナイトは、「ある程度短足が改善され良いプロポーションになった」と評されますが、ではグレートZナイトを見てみよう。

うーん。やっぱり短いぞ。
顔のスマートさとの落差が激しい・・・。

この長さが電動二足歩行の限界かなと思います。

あと、もう一つ。電動だといわゆる「ハの字立ち」が出来ない。
その点も人型メカとしては大きな障害だと思う。

要するに私は、ゾイド(動物型)であれば動力ボックスは大した制約にならなかったと思う。ゆえに元から素晴らしいデザインだったと思います。
ただ人型は元は制約が大きな障害になっていたと思う。
今回のような完全な模型としてリファインされたのは、素晴らしい出会いだと思います。


さて、Zナイトと言えば模型もあるんですが、もう一つ。
アニメがあったこともご存知の方が多いと思います。

そっちの方の、アニメデザイン画とも比べてみたいです。


アニメのデザイン画。隣はマリンカイザー。

やっぱり当時から短足はどうかと思われていたのだと思います。
アニメのデザイン画は、キットと比べて足がだいぶ伸びている。
メカニックの書き込みはだいぶ減っています。
キットにあった、ゾイドから受け継がれる過剰なほどのディティール、露出したメカニックは無い。
これは、当時は3CGがなく作画が全て手描きだったからだろう。
キットのディティールを完全再現して動かすとか、この時代には無理すぎる…。

アニメのデザイン画と今回のHMM版を並べてみる。

HMM版の足を見ると、ディティールがやはり省略されている。
このせいで、かなり近い印象を受けます。
ただやはり細部は違う部分も多い。

まず体型。より足が伸びている。特にひざから下が長くなり、非常にスマートになったと思います。
また足の裏が小さくなった。
こうして見ると、短足な代わりにドッシリ感では最強のキット。スマートになったHMM。その中間ややHMM寄りのアニメ版のように感じます。

肩は大変ないかり肩になっていて、カッコ良くなっていると思います。
また胸部は太くたくましく、しかし腰に行くにしたがって急激にしぼられていてスマートさも忘れていない好アレンジだと思いました。
いや、ゾイドのアレンジも、やるなら一律で細くせずこういう風にして欲しい…。できるじゃないか。

あと頭部のでっぱりが巨大化している。トサカも。
これは賛否分かれるかもしれないけど個人的には良いアレンジだと思います。

キットも併せて三種類全部並べてみる。
この画像のみ、でっかいので縮小表示しています。クリックで拡大します。
クリックで拡大

うーん、こうして見ると本当に正統進化していると思います。
いやいやいや、上で自分の好きなメカを、ゾイド的なもの>実在兵器>重機・鉄道など>>>>人型ロボ とか書きましたが、なんだか欲しくなってきています。
というか気の早い話ですが他の機体も欲しくなってきてます。
こっちもシリーズ化されれば良いなと思います。
コトブキヤのHMM Zナイトを応援しています!
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