HMMゴジュラス設定雑感

さて先の記事で書いた通り、HMMゴジュラスはまだ組めていませんが、説明書などを見たりして、改めて大変そうだと構えています。
そして説明書といえば設定。設定です。
今回はHMMゴジュラスの設定について軽く。




従来のHMMの設定は何かこう違う…と思う事が多く、明らかなる矛盾も多く、だからHMMゴジュラスの設定はかなり心配していました。
ゴジュラス=ゾイドの象徴だからなおさら。
そんなあけで、かなり不安な気持ちで読んでみたのですが…、

結論から言うと、個人的にはまあ比較的無難にまとめられたかなーと思いました。
特出して面白い事が書かれていた訳でもないけども、余計な事もあまり書かれておらず、そういう意味で良いまとまりをしていたと思います。
一安心です。



もう少し詳しく。



文章は、前半はヘリック王による中央大陸統治~ヘリック二世とゼネバスの対立、ゼネバスの追放、帝国の建国などが書かれている。
これはHistory of Zoidsを、表現を変えつつそのまま写した感じ。
多少の加筆もありますが、まずまず無難な感じ。             
なので、どうという事は無い。



中盤はゴジュラス誕生秘話。ここは少し飛ばす。後ほど詳しく。



後半は、ゴジュラス誕生からしばらくの流れが書かれている。
最初は鈍重な"のろま"メカとして誕生してしまったが、地球からグローバリーIIIが飛来したことによりゴジュラスは生まれ変わる。
性能を一新したゴジュラスは強力なゾイドに変貌。最強のゾイドとなったのだった。

この部分も、History of Zoidsをそのまま写した感じ。

後半で問題がある場所があるとすれば、
①グローバリーIIIがグロバリーIIと誤記されている事。これは気付こうよ…。

②マグネッサーシステムを開発したのは地球人であり、「マグネッサーシステムは地球人が初めて開発した」ように書かれている事。
この設定を信用するとなれば、ゾイド星にはもともとマグネッサーシステムは無かったことになる。
個人的に、ゾイド星にはもともとからマグネッサーシステムはあった。しかし地球由来の技術で劇的に効率が向上したとかそんな感じだと思っています。


以上が気になりました。



さて中盤。
中盤の文章は、ゴジュラスの開発経緯が書かれている。

中央大陸に住む民族の一つ「神族」から、ヘリック共和国は巨大な野性ゾイドであり守護獣である「ホワイドン」を譲り受けた。
これこそがゴジュラス野生体であり、これを改造したのが後のゴジュラスであるとされている。

ホワイドン………。

ホワイドンというのは今回のHMMで新しく付加された創作ではなく、古い学年誌(小三84年11月号)に登場している。
なるほど今回のHMM設定は学年誌からも情報を拾ってきたのか…。

(84年11月号について詳しくはコチラ)

しかしホワイドンの設定は学年誌とは変っている、
HMM設定では最初の野生体でありこれを改造したのがゴジュラス1号機であるという事。
学年誌では、発見時に既にゴジュラスは存在していた。その上で新しく発見された特殊な個体(尾部が短い特徴を持つ)がホワイドンであった。
同号にはゴジュラスより後の機体であるゴルドスさえ登場している。

こういうのは毎度思うんですが、情報をいろいろ引っ張ってくるのは良いんですが、それをするなら深く検証した方が良い。
毎回、ない。
お、こんな事あったんだー 組み込んじゃお 程度に思えるのが痛い。

また、ホワイドンの名を出した事に関しては、以下の様にも思った。

まず、大半のユーザーはホワイドンなんて知らないだろう…。
また、84年11月号の小三のゾイド記事は、いわゆる「ゾイドバトルストーリー」ではなく、「ゾイド星を探検してみよう」的なノリの外伝的ストーリーであった。
ゾイドのストーリー上、べつだん重要な回でもないと思える。
HMMの設定でホワイドンが出てきた時は、わざわざ出すようなものなのか…?と思ってしまった。
というか、出さなくて良いだろう。

次に、ホワイドンを知っている少数のユーザーは、先に書いたように学年誌の描写とは矛盾しているのだから、やはり首を傾げてしまうという事だ。
どちらにしろ、出す必要は無かったと思ってしまう。
出すなら、もっと検証が必要だっただろう。
この辺りは、シールドライガーMK-IIの設定・ストーリーにエリクソン大佐が登場したあたりに通じるものがある。
あるいはパラレルであるといっそ明言してくれれば良いんですが。



その他。
ゴジュラスの装甲が、「ジュラウ地方で産出される鉱石を精製したジュラニウム」であるとのこと。
機獣新世紀ゾイドでのゴジュラスの装甲は「特殊チタニウム」と書かれていたけど、メカ生体当時の素材はジュラニウムっていうこと?
んー。ジュラニウムて。
ネーミングセンスがもっと欲しいよ………。
多分、ガンダリウム合金とか、そんなところを参考にしたネーミングだと思うが…。

ネーミングセンスと言えば、「ゴジュラス」という名称も、「ゴッド・ジュラ・ザウルス」略してゴジュラスだそうだ。
ゴッド=神の如き  ジュラ=ジュラニウム合金を使用した  ザウルス=竜
略してゴジュラス。
いや、これどうなの………。


あともう一つ、これはちょっと激しい。
開発経由には年表になる情報が幾つか書かれているが、誤記が多い。

まず、帝国と共和国の開戦はZAC1978年であると書かれている。
「ZAC1978年、帝国は共和国に対し宣戦布告した」
しかしHistory of Zoidsによれば、ZAC1980年、レッドリバーにて帝国軍が共和国軍に奇襲をした事により開戦したとされている。
まあ、しかしこれは何を以って開戦とすると捉えるかが難しい所もあるので、解釈できないことも無い。
宣戦布告はZAC1978年であり実際の戦闘が起こるようになったのはZAC1980年以降だとか。

しかしもう一つのものは痛い。
-----------------------------------------------------------------
年代不明 ゴジュラス開発。当初は鈍重なのろまメカとして誕生した。
ZAC2029  地球からグローバリーIIIが飛来(文中ではグローバリーIIと誤字)
ZAC2032  ゴジュラスが地球由来の技術で性能を一新し最強のゾイドになる。同年、アイアンコング誕生。
-----------------------------------------------------------------
とされている。
これは誤りであろう。

ゴジュラスは遅くともZAC2030年には改良を完了しているはずだ。
ゾイドバトルストーリー1巻には、ZAC2030年において、豪快に左手一本でレッドホーンを投げ飛ばすゴジュラスが写っている。
また、ゴジュラスは「長らく無敵時代を築いた機体」だ。
ならば、「ゴジュラスの改良が完了し無敵となったのがZAC2032年でアイアンコングによって無敵時代に終止符が打たれたのもZAC2032年」になってしまうと、なんていうか無敵時代なんてないやんか・・・。

ゾイドバトルストーリー1巻には、戦史年表も書かれている。
それによるとアイアンコングはZAC2030年に開発開始、ZAC2032年に完成らしい。
アイアンコングは徹底して対ゴジュラス戦が意識された機体だ。
おそらくZAC2030年に猛威を振るったゴジュラスに対して開発開始されたのだろう。
これは非常に納得が出来る設定だと思う。

ZAC2032年にゴジュラスの改良が完了したというのは、単純に誤字かもしれない。
ただ、グローバリーIIの件といい、もう少し読み直した方が良いと思う。


とまあ色々ありますが、そんなに致命的な部分は少なかったと思うのでほっとしています。
これで少ないと言えるのもアレだと思いますが。


今回のゴジュラスで、HMMシリーズは一旦休止。
設定的な部分に貸していえば、ゴジュラスもそうなんですが、

■ゾイドに詳しくないライトユーザーにとっては分かりにくい
■過去の設定に詳しいヘビーユーザーは矛盾を感じてしまう

ようになっているような気がしてならないです。
第二期では改善されることを強く願います。
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