Zナイトの歴史を解説しよう

さてHMM版Zナイトで盛り上がる昨今。
トミー版Zナイトもレビューしたし・・・という事で、自分の中でにわかにZナイト熱が上がってきています。

で、Zナイトに関する資料などに目を通し、研究にいそしんでみた所…、なんだこの魅力的すぎるストーリーは!!
という事に気づいたわけで。

残念ながらZナイトのストーリーは知名度が低い…。
ネット上にある資料も専門的でありいまいち分かりにくいものが多いと感じる。
なので、色んな資料を元に自分なりに分かりやすいかな?と思える感じにまとめてみました。

色んな資料があり互いに矛盾するものが多いんですが、出来るだけ合理的に解釈しまとめています。
以下、ストーリーを開始直前まで。

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地球の環境汚染問題は、20世紀末頃から深刻化した。
それは加速度的に進み、21世紀には、もはや修復不可能な域に達していた。

2330年、地球は全世界の統一政府「ブルースターユニオン(B.S.U)」を発足させた。
統一政府発足の目的は、人類の救済であった。
しかしその内容は、汚れた地球を捨て、火星に移民する計画であった。
もはや人類は地球の復興を諦めた。火星をテラフォーミング化し、そこに住む方が良いと考えたのである。

火星移民計画は順調に進んだ。
2360年には、地球と火星の中間地点に、大規模宇宙ステーション「アトランティス」が完成した。
アトランティスを足がかりに、火星の開発はいよいよ進もうとしていた。

同時に、太陽系外の外宇宙を探査する計画も始められた。
そこで何か新しい発見があるかもしれないからである。しかし、外宇宙探査計画は程なく頓挫してしまう。
2365年、外宇宙探査星「グローバリーIII」が宇宙に打ち上げられた。しかし、しばらくして原因不明のまま消息不明となり、交信が途絶えたのである。
宇宙への移民は、火星の開発に一本化された。

2375年、ついに火星の本格開拓が始まった。
人工大気や最新技術で作られる建造物の数々が、火星に並び始めた。人工都市は「キルナ」と名付けられた。
開発は順調であった。
そんな中、一つの事件が起こった。

2409年、外宇宙に旅立ったまま行方不明となっていた宇宙船グローバリーIIIが、突如、地球に帰還したのである。
実は航行中に船内トラブルが発生し、機関が故障。未知なる星「ゾイド星」に不時着していたのだった。
そこは幸運にも地球型の星であり、生活するのは事足りるものであった。船員は、その星の住民や生物と共に、しばしの間を過ごした。
しかし何とか船の修復を完了させ、このたび戻ってきたのである。

グローバリーIIIに乗っていたのは、出発時の乗組員だけではなかった。
彼らに加え、ゾイド星からやって来た2000人ほどの移民と、6つの「メタルハート」である。
メタルハートとは、ゾイド星に住まう金属生命体の事である。地球上では考えられない程強力なエネルギーを無限に発し続ける、夢のエネルギー源であった。

人類は、6つのメタルハートに興味を示した。なにしろそのサイズからは考えられない程の高エネルギーを、無限に生み出すのである。
それを搭載した兵器が誕生する事に、時間はかからなかった。

2440年、メタルハートを使用した兵器開発が始まった。
この時代に標準的な兵器となっていた「バトルアーマー」をベースに、メタルハートを組み込んだ6体の人型兵器の開発が進んだ。
開発は順調に進んだ。
一号機マリンカイザーが完成し、続いて、残りの5体も完成し、総勢6体メタルハート搭載機が誕生したのであった。
それは、バトルアーマーとは比べ物にならない、あまりにも強力すぎるものであった。
畏怖込め、完成した6体のメタルハート搭載機は「装甲巨神」と呼ばれた。

グローバリーIIIが持ち込んだメタルハートは6である。
つまりこれ以上の製造は不可能。言い変えれば、今ある6体の巨神を使えば、地球を支配する事も可能であった。
装甲巨神の完成から数年。地球人は、ついに誘惑に負けた。

軍人と一部のエリートが結託し、装甲巨神を使用した戦いを開始したのである。
その目的は、自分達による人類の支配である。
6体の装甲巨神を使用した世界規模の大戦争が起こった。
その結果、世界は荒廃した。装甲巨神によって全てが破壊し尽くされたのである。
人類は強力すぎる兵器に戦慄した。

2452年、装甲巨神の封印が決定した。全て地中深くに埋め、封印したのである。
地球はもう虫の息であったが、かろうじで装甲巨神によるこれ以上の破壊は防がれた。
最も、軍人と一部のエリートによる地球支配体制は確立した後であったが。

以後150年、軍人とエリートは地球を支配した。
しかし2600年、転機が訪れた。
巨大な彗星が地球に接近し、衝突は避けられない事が判明したのである。

これを見るや、支配階級は即座に地球を見捨て、火星に移住する事を決意した。
自分達だけが、である。
既に建造があらかた完了していた人工都市キルナに、移民が続々と入っていった。
火星に移住できたのは、支配階級や一部の選ばれし者だけであった。

見捨てられた者達は、それでも絶望しなかった。
むしろ、様々な試練に立ち向かい、地球で生きてゆく決意を固めたのである。
ブルースターユニオンを再び発足させた。しかしその内容は、宇宙への移民ではなく、地球で生き抜く為の内容になっていた。

巨大彗星は、予想通り地球を直撃した。
しかしそれは奇跡を起こした。
地表に大きなダメージを与えたが、同時に汚れた大気をあらかた宇宙に吹き飛ばしてしまったのである。
無論、一時的な目で見れば大被害であった。しかし大局的に見て、地球は浄化され、元の美しい姿に戻る事ができたのである。
地球は随分、持ち直した。

以後400年。
地球は、浄化された星で少しずつ復興を遂げていた。
ブルースターユニオンは平和を維持し、愚かしい戦争が起こる事は無かった。
キルナは、軍人と特権階級が築いた都市である。それゆえに、軍事増強に励みながらますます発展していた。
しかし互いの星が交流する事は無かった。
表面上はアトランティスを経由し貿易も行われていたが、形骸化したものであった。
両惑星は、お互いに無関心であり、互いの道をそれぞれ歩んでいた。
今後もそうである筈だった。

しかし2997年、またしても事件は起こった。
史上稀に見る大規模太陽風が発生し、太陽系内を駆け巡ったのである。
この事が、またしても地球に奇跡をもたらした。
わずか大気圏の上空に残っていた汚染物質まで、全て宇宙へと吹き飛ばしてしまったのである。
ここへきて地球は完全に復活した。
しかし火星には、この太陽風は甚大な被害をもたらした。巨大なエネルギーの塊と化した太陽風は、火星中を暴れまわったのである。
キルナの人工大気や都市はことごとく破壊され、そこを死の星へと変えてしまったのである。

この事態に、キルナに住まう者は、地球への帰還を決意した。
しかし地球は、もともと自分達が身勝手に捨てた星である。
キルナには、今更、地球人と共存する選択は無かった。
もとより軍人と特権階級が築いたものである。地球に侵攻し、奪う。自分達のものにする事を計画したのである。

2998年、キルナは地球に宣戦布告した。
同時にアトランティスを制圧し、地球侵攻の一大拠点とした。
そしてそのまま、地球への電撃侵攻を開始した。
キルナが独自に開発した新型バトルアーマーを使用し、世界中は次々とキルナ軍に降伏した。

ブルースターユニオンは、キルナの様な軍事優先の政策は採っていなかった。
あるのは旧式のバトルアーマーのみで、その性能は段違いだったのである。
わずか数日で、地球上のほとんどはキルナの手に落ちた。

だがキルナには一つだけ心配事があった。
装甲巨神である。
もし一つでも装甲巨神が地球側に発掘されれば、たちまち状況をひっくり返されかねない。
キルナ軍は、地球侵攻と同時に装甲巨神の発掘を急いだ。
どうにかして先に見つけ出さねばならないのである。

そしてそれは地球側とて同じであった。
封印された忌まわしき兵器である。しかし今の状況を覆し、自分達の平和を取り返すには、それを使用するしかなかった。

ついにキルナは装甲巨神マリンカイザーの発掘に成功した。
時を同じくして、地球側も装甲巨神Zナイトの発掘に成功した。

今、永き封印をとかれた装甲巨神が再び激突する。
そしてまた、世界中で残る4体の巨神も、発掘どこかで眠りに付き、その目覚めを待っているのである。
戦いはまだ始まったばかりである。


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うひょおお すごく良いではないか。
Zナイトのストーリーは、ここまでを前史として始まります。
開始以降のストーリーも順次まとめたいです。
用語解説も。

ある程度できたらDatabaseに放り込もうかなと思います。
HMM版が発売される前に完成させたい!
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