公式にコンタクトをとって欲しいというお問い合わせへの回答

これまでに何通か、フォーム、コメ欄などで「公式(トミー)にZoids Ignitionの内容を売り込んで欲しい」というお便りを頂戴しております。
今回はそれに対する現時点での私の見解を書きます。
ちょっと長い文章ですが、私のHP製作におけるスタンスを書いていますので、よろしければ、お読み頂ければ幸いです。

まずこういったお便りいただけるのは、高く評価して頂いてのものだと思いますので、その点大変ありがたいことです。
幸いにしてZoids Ignitionはアクセス数も順調な推移で、多くの支持を頂いている事を実感しています。
また、多分…、これだけ資料を集めて一日中ゾイドの事ばっかり考えているゾイドバカは中々居ないという自負はあります(自負するものなのかどうかは不明ですが)。
Zoids Ignitionのレビューなりコラムなり…、も、そこそこ綺麗にまとめていると思います。
ですが、公式に売り込む気は今のところありません。

理由は二つあります。

まず一つ目を書きます。
Zoids Ignitionには、私なりの裏打ちはあります。
コラムにしろレビューにしろその他にしろ、私なりに捉え、解釈や考察を試み、それにより「私が導いた真実」を書いています。
しかしそれは、「いちユーザーが考えた」という域を超えるものでは決してありません。

解釈や考察は色々な方向性があります。Zoids Ignitionは、私の個性・色が非常に濃く出ています。
あるモノに対する見解は、捉え方で変わります。
少し前に書いた、マルダーに関する記事の文章を抜粋します。
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マルダーと言えばバトスト1で「6門の砲をもつ帝国側移動砲台」と書かれている。
が、実はマルダーの砲は4門でしかない。
「正面のミサイル」「左側面の砲」「右側面の砲(連装砲なので門数的には2と数える)」=4です。
マルダーの触覚はセンサーなんですが、おそらくこれを砲と誤認している。

バトスト1の時点では最新鋭機だったし、著者は共和国側の軍人であります。
なのでこれは誤認としていいと思う。
バトストもこういった風に考えていけばますます世界観が広がりそうな気がする。

一方、6門の砲を正しいと捉えたら、「触覚が砲になってるマルダーも存在する」となる。
これはこれで機体バリエーションの幅を増やす想像で、世界観が広がります。
どっちが正しいというわけではなく、どっちもアリと考えて広げていければいいなと思う次第です。

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捉え方は様々な方向性があり、それにより様々な方向に広がります。
どちらが間違っているというわけではなく、互いに認め合いたいなと思います。
(もちろん、深く研究すれば、中には残念ながら間違いだと指摘せざるを得ない説も出てくるのは確かだが)

私は、魅力あるゾイドからさまざまな事を想像する事が大好きです。
だから私は、私の想像が誰かの想像を否定する事だけはしてはいけないと、強く強く思っています。

私が何度も書いている、HMMの設定が好きじゃない理由も、ここにあります。
あれは他を否定するスタンスが濃すぎます。

コラムに、マッドサンダーVSデスザウラーに関する考察というのがあります。実はこれ自分では最も気に入っているコラムです。
このコラムを書いたきっかけを紹介します。
このコラムは、相互リンクして頂いているZoids Parallaxさんのコラム「マッドサンダーの不思議」に強い刺激を受けています。
(Report→コラム→マッドサンダーの不思議 オススメです。是非!)
このコラムを見たのは、たしかZoids Ignitionを始めてしばらくの頃だったと思います。

読んで「凄いな!」と感動して、「俺もこんな風にゾイドを深く考えてみたい!!」と思ったんです。
ただ一方、正直、私は熱烈な共和国&マッドサンダー派だったので、ちょっと悔しいなぁとも思ったんですね。
なので、私なりの視点で考えてみたのが、Zoids InitionのマッドサンダーVSデスザウラーに関する考察、のコラムです。

Zoids Parallaxさんのコラムが無ければ、Zoids Ignitionのコラムは生まれなかった。
また、あのコラムが公式だったら生まれなかった。

他にも、Planet Zoidsさんやゲンソウノモリさん、ウラニスククロニクルさん(残念ながら閉鎖されています)などなど、様々なゾイドサイトの影響を受けています。
私はたまにSSを書いていますが、「ゴジュラスMK-II開発物語」「遠き呼び声」「あの夏を忘れない」などなど、沢山のSSに刺激を受けて描くようになった経緯があります。

「ゴジュラスMK-II開発物語」はHPを始めるはるか前に読んだもので、ミリタリーテイストたっぷりに繰り広げられる作風に衝撃を受け、大いに影響を受けました。
「遠き呼び声」は、自分が始めて「ゾイド=生物である」を意識した作品です。
もともと私はゾイドを純然たる兵器として捉えていたので、そこに生きているとか自ら意思を持つという感情をあまり持っていませんでした。
それがこの作品で衝撃を受け、自分の中のゾイド感が大きく変わるきっかけになった作品です。
この両作は、そういち堂さんで読めます(文字化けする場合はエンコードしよう)
遠き呼び声は短編なのでぱっと読めます。ゴジュラスMK-II開発物語は長編なので腰を据えて読もう!

「あの夏を忘れない」は、既に閉鎖されたゾイドサイトに掲載されていたもので、今は読める場所が無いのが悔やまれます。
どなたかご存知の方がいらっしゃれば嬉しいんですが。
学徒動員でシュトルヒに乗った帝国の新兵がウルトラザウルスに特攻する話です。
この作品は、ウルトラVSシュトルヒなわけですが(最も、戦闘描写を読む作品ではない)、この作品も自分のゾイド感を大きく変えました。
今まで、ゾイドといえばウルトラザウルスVSデスザウラーのような、豪快な戦いが圧倒的なイメージだったんです。
パイロットの描写もありましたが、トビー・ダンカンやエリクソン大佐の心情は考えても、背景で吹き飛ばされている小型ゾイドのパイロットの心情などを考えた事は無かった。
それらはしょせん背景、脇役でしかなかった。
それが、この作品がきっかけで、様々なパイロットやゾイドの事をより深く考える事が出来るようになりました。
…本当に良い作品なので、今読めない状態なのが非常に惜しい…。
……ダメもとでアピール。
もしも作者の方がここを見ていらっしゃって、更にZoids Ignitionに転載してもいいとお考えでしたら、ぜひコンタクトをお願いします!
(SSはテキストで保存してあるのですぐに掲載可能です)

…話の筋を本題に戻します。
ま、ともかく、です。
本当に色んなものの影響を受けて、今の私や、私の作るZoids IgnitionというHPがあります。

私が凄く言いたいのはね、考えるのは、書くのは、とてもとても楽しいという事です。
色んな人が生み出したコラムやレビューやSSや絵や…etc.、そういったが沢山あり、それが互いを刺激しあい、高め合いながら更に新しいものを生み出す。そんな好循環があればいいなと思います。
コラムやレビューはかけなくても、感想や意見なんかでも充分刺激的です。
もっともっと自由に、そして能動的に楽しもうよ!

相手の意見を否定するのではなく、認めつつ、でも、単に受動するだけじゃない。それを受けて自分なりの意見をぶつけてみる。
それは素晴らしい事だと思います。
そうする事で考察の精度も上がり、真実に近づくとも思います。

そう、真実に近づく。それは大目標だ。
それをする為には、まず色々な説を自由に出す事が重要だと思います。
俺のが正しい。真実であり公式にすべきだ ではなくね。

Zoids Ignitionの文章や捉え方は、あくまで1つの説に過ぎません。
正しいかもしれないし、正しくないかもしれない。
しかし自由な発想の元、発展的に議論してゆけばいずれ答えに近づいてゆくと思います。
そうしてゆきたいです。

以上が一つ目の理由です。


次に二つ目の理由を書きます。
これはもう、自分の力量不足を痛感しているからであります。
ある程度良く出来ているという自負はありますが、「ある程度」です。まだまだです。謙遜ではなく。
考えれば考えるほどに、書けば書くほどに、ゾイドの奥深さを知ります。
その中枢へはいまだ辿り着いておらず、表層部あるいは少し彫っただけの所でくすぶっている事を痛感しています。

だから、もっともっと力量を上げて、もっともっといろいろな事を考えて書きたいと思っています。
まだまだ道のり半ばです。
そんなわけで、そんな半端な状態で公式に…なんて甚だしいものであります。

書いて、その瞬間は自惚れる程よく出来たと思ったコラムでも、時間が経ってから同じテーマでもう一度考えると「違うかも…」となる事がよくあります。
深く考えれば考えるほど、自分のゾイド感が高まれば高まるほど。
本当にゾイドは深いです。

小学一年生になってすぐ、私はゾイドと出会い、なんてカッコいいんだ!!と夢中になりました。
勉強そっちのけで調べまくりました。程なく学校で「ゾイド博士」と呼ばれるようになった程に。
今でもよく覚えているのが、放課後、他のクラスの知らない人から「サーベルタイガーって時速何キロ?」と聞かれたことがあった。
「200キロ」と答えると、やっぱりゾイド博士だと言われ、まんざらでもない気分に。
ついでに、当時は出現したばかりだったグレートサーベルの事も説明し、「こいつは改良型で240キロだけどシールドライガーはもっと速くて250キロ!」とか説明したのをよく覚えています。
この頃の私は、何ていうかもう頂点を極めたつもりになっていたんですね。
実際、クラスでは1番だったと思うし、学年でもそうとう上位だったとは思う。それは確かですが、極めてたなんてとんでもなかった。
せいぜいスペック表を暗記し武器名を暗記し、バトストと自分の学年の学年誌掲載ストーリーを知っていた位だった。

そんな私はゾイド終了後に第二次大戦の事に興味を持ち、戦争の事とかメカニック全般にかなり詳しくなりました。
テレビゲームに触れたのもこの時期で、ゾイド以外のホビーに見識が広まった。
そして1999年にインターネットと出会う。そこで色んなゾイドに関するものを見て驚きました。

そこで、あぁやっぱり俺は相当のコアユーザーだったんだなという実感を得たと同時に、しかし同時に、極めたなんてとんでもない。まだまだ深いものがあるじゃないか!と思ったわけです。
そしてそこから今に至る。
まぁ、そんなわけで、私はまだまだゾイドを追っている半ばであります。


ゾイドの真実はいつか辿り着きたいです。いや、辿り着いて見せます。
しかしその道はまだまだ果てしなく長いです。進むペースは出来れば加速させたい。
ペース上げるには、今の段階としては、
・様々な意見や説が自由に出る場所を設け、
・自分の意見を固めつつ、他の方の意見やレスポンスに耳を傾ける事も怠らず、
そうやっていければと思っています。

以上が理由です。


まぁ、改めて、今回のような意見を頂ける事は本当にありがたい事です。
支持して頂く、共感して頂く事は本当に心強いです。ありがとうございます。
ですが、全面的に信用、妄信するよりも、もっとつっこんでいけば更に面白くなると思います。お互いにね。


んー…、でももし、私が公式になるような事があるとすれば、それはもう向こうからそういった打診があったら ですねぇ。
無いと思いますが。
研究が進められるような資料を開示して頂け、またお給料や諸々の条件を提示して頂ければ前向きに検討します。お待ちしております。

と、最後の文章で一気にぶち壊した気もしますが(笑)、いや、正直、やっぱり「公式」のゾイドで何かしたいという野望はありますよ(笑)。
そりゃあね。
今はまだまだですが、ゆくゆくはゾイドの全てを研究し理解したいです。その決意は強くあります。
それが完了した時は、自ら赴くかもしれませんね。果てしない道ですが。
まぁ、ゾイドを追う事はもはや人生の大きなテーマになっていますので、今は邪念を抑えつつ突き進みたいです。

今のところの目標は、とりあえず本を作ることですね。
私なりの戦史研究のまとめを製作したいです。
自主研究本。
色んな議論が活性化し、多くのユーザーがゾイドの魅力・深さを感じられる事を願っています。
そこで出た様々な意見が、より自分のゾイド感を高め、真実に近づく一歩になると思っています。


まとまりの無い部分もありますが、以上が現時点での私のHP運営に関するスタンスであります。
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