ゾイドジェネシスの世界観を語る

話題としてはちょっと遅きに失していますが、アニメゾイドで大きなニュースがあったようですね。
2015年8月「ゾイドフューザーズ」
2016年1月「ゾイドジェネシス」
それぞれ、Blu-ray BOX 発売予定だそうです。

おぉぉぉぉぉ。ついに、
またHMMキットが付属する特別版が出るのかな?
先日の第二章のムラサメはこの布石?

フューザーズはどうなるんだろ。
ライガーゼロフェニックスかライガーゼロファルコンを出す・・・つもりなんだろか。
そうなるとフェニックスあるいはファルコンが新造されるわけで。
そこからブロックスゾイドのHMM化の布石になったりして。
そんな妄想がはかどります。

しかし4作ともブルーレイ。持ち弾は撃ちつくした感じ。新作も欲しいですねえ。

さてフューザーズとジェネシスが出るそうで。
そんなわけで、今日は珍しくアニメゾイドを語ります。
ゾイドジェネシスの世界観について。

色んな意見があると思いますが、あらゆるものは次代に活かしていけば良いと思います。
活発な議論のきっかけになれば良いと思いつつ、あれこれ書きます。
多分、長いですが。


ゾイドジェネシスって色々と批判されていると思います。で、それを見て惜しいなぁと思っているわけであります。
作品を見た上での好き嫌いや感想を言うものであれば良いんですが、そうではなく世界観やキャラの奇抜さ、その段階で批判される場合が多く、そういった意味で惜しいなぁと思っているわけであります。
まぁ、正直そういう風になっても仕方ないかなと思う部分はあるんですが、んー。
ストーリーはかなり良いと思います。見てビックリした。背景の色使いも独特の綺麗さがあったと思います。なのでもっと浸透すればよいのになぁと思っています。
今はまだ、なかなか議論が進んでないのかなーと思います。
恐竜が死滅した世界観はどうか、萌えキャラってどうなのか、バイオゾイドはどうなのか。そういった表層は多く語られますが、あんまり内容に突っ込んだ議論は目にしない。
1年間のストーリーは見るべきところも確かにあり、今後に生かせる要素が多かったと思います。

まぁ、思い返せば2005年。ゾイドジェネシスの一報を聞いた時の私もかなり憤慨したものです。
またライガーか。こんな子供か。通常の恐竜型が死滅しいて存在する恐竜型はバイオゾイドだけ!?
おいおいふざけんな、と。
しかしそれは個人的な感情であります。感情であるから、それは意見ではあろう。
ただし論と言えるものではないと思います。

ゾイドジェネシスの世界観で最も批判されている部分は「通常の恐竜型が死滅しいて存在する恐竜型はバイオゾイドだけ」という部分でありましょう。
この部分に関しては当時憤慨したし、まぁ正直に言うと今でも好きではないです。
ただ、それでもゾイドジェネシスの世界観を否定しようとは思わないんですね。
あれはあれでアリだった。やった成果はあったと思っています。

ゾイドは恐竜だ。動物だ。昆虫だ。鳥類だ。etc.
「それら様々な種類のゾイドが一同に介してこそ幅広い世界観になるものだ」
「だから恐竜型が滅んだなんていうのは愚だ」
そうは思う。
ただそれでも「そうあるべきで、それ以外は愚だ」と言い切ってしまうのは違うと思うのであります。

じゃあ別の事を言おう。上の言い分を認めるなら、
「ゾイドは兵器だ。だから戦争こそ世界観だ。帝国VS共和国であるべきだ」
「だからゾイドバトルなんてのをやってる/0はダメだ」
っていう言い分も成り立つんじゃないかなぁと思うんです。

まぁ、いわゆる「本流」というのは帝国VS共和国であるべきだと思う。
もうちょっと詳しく言うと、描写はリアルを体感させるものであるべきだと思うし、もちろん恐竜、動物、昆虫などなど多種多様なゾイドが登場して欲しいものであります。
そうあるべきだと思う。
ただ、いわゆる外伝というか、本流とは別のところにまである作品にまでそれを求めるのは酷じゃないかなと思うんです。

あまりにも本流の「こうあるべき」を別世界観の作品にまで押し付けるのはどうなのかなぁと思います。
色々な世界観があって良いと思う。

「ライガーばっかりじゃねーか」
というのは新世紀以降のバトストに対する大きな批判として言われる事です。
ま、ね。
少なくとも「心象として」ライガー中心だったのは全く否めないですね。
ゾイドって色々あるのになぁ…。なんでライガーばっかりなんだろうな。他の機も出てくるけど…、一瞬登場してすぐ退場。そのあとはまたライガーじゃん。
って思えるものだった。
メーカーの「ライガー、ライガー、ライガーァァア!!!!!!!」っていう押し付けを感じた。ライガー以外を否定していると感じた。
しかし、ゾイドジェネシス(外伝)に本流と同じ世界観を求める事は、視点を変えれば「ライガーばっかりじゃねーか」と同じ事じゃないかな。
今度は我々が「旧来と同じ世界観である事」を過度に求めそれ以外を否定している。

本流と同じものしか認めないっていうのはちょっと了見が狭いと思う。
「ゾイド」というものを扱って、それにより色んな魅力ある世界観を構築していけばいいと思います。
ガンダムも「宇宙世紀」という部分を外れたからこそ出来た様々な作品があるんじゃないかな。
まぁ、あまりガンダムに詳しいわけじゃないんですが、ガンダム00はかなり優れた作品だったと思う。
ビルドファイターも爆発的に来た。
Gガンダムもなんだか異様な盛り上がりがあったと思う。
「ガンダム」というメディアの色々な世界観を認める寛容さ。これがこれらの作品を産んだと思います。
そして重要なのは、その上で宇宙世紀(初代であり本流である)の作品の世界観は何ら侵されていない事でしょう。
別に、ビルドファイターでああいう描写があったから初代の世界観のここが壊れたって言うわけじゃないでしょう。
個別に楽しめばいいんじゃないかな。

誰でも、最も好きな作品を基本として考えてしまうものです。
だから別の世界観が出た時、違和感を感じる事は当然です。それは意見になると思います。
「これは好きじゃない」
それはいい。
ただその意見をもって論とすべきではないと思います。

色々な世界観を模索していけばいいと思います。
その中で沢山の刺激が生まれ、あるものはもしかすると本流にもいい刺激を与えるかもしれない。
あるものは失敗してしまうかもしれない。けどその全てが次に繋がると思います。

保守的なだけでは先が無い。
「現状維持では後退するばかりである」というのはウォルト・ディズニーの名言です。
色々なものを試作できる懐の広い部分をゾイドは有していると思います。
それを活かしていけば良いと思います。

ただ、注意点は二つあって。
まず、「本流」なのか「外伝」なのかは踏まえるべきだという点。
先にも少し書きましたが、本流はやはり帝国VS共和国を中心とした世界観だと思う。様々な種類のゾイドが居るものだと思う。
そういった中にあって例えば「恐竜は滅んだ」とされたら、それは批判を免れぬとは思う。
外伝で許されるが本流ではNGっていう事はある。

もう一つの注意点は外伝について。
外伝…すなわち本流に影響が無いもの。だから自由に試し可能性を探れば良いと思う。
しかし、その中でもやはり守るべき一定の範囲はあると思います。
「新たに用意した世界がゾイドにとって総合的にプラスになるのかマイナスになるのか」というのは熟考する必要があるという事です。
まぁ、要は「ゾイドが魅力を放つ世界なのか」という事ですね。

まぁ、そういった意味で/0やジェネシスといった世界は「本流から外れたからこそ出来た新たなゾイドの世界観」と言って良いのだと思います。


要するに本流か外伝かを見極めて、それぞれの受け止め方をすれば良いと思うのです。
外伝は最低限の守るべき一線さえ踏まえれば、自由にやって良いと思います。
そういった意味で、ジェネシスは大いにアリだと思うというのがここまでのまとめです。

さて、更に続けます。

しかしながら「自由にやればいい」とはいうものの、作品には必ず結果が付いてきます。
自由にやればいい。その結果生まれた作品。
それに対するユーザーの評価の趨勢が、成功だったのか失敗だったかの結果を出すものだと思います。

/0はそういった意味で「帝国VS共和国」という本流の大きな要素を取っ払った作品でしたが、「大成功」と言えるものだったと言える。

ではゾイドジェネシス。
先に、「恐竜が死滅した世界観は正直に言うと今でも好きではない」と書きましたが、これは割と趨勢じゃないかなと思う。
だからこの点は残念ながら成功とが言いがたかったと思う。
この反省は次の作品に活かせば良いと思います。

ややこしいし細かい事かもしれないけど、
入り口で「恐竜が死滅した世界観はダメ」となってしまうと、評価がその段階で閉じてしまいます。それはゾイドという大きな単位で見た将来を大きく閉ざすものだと思います。
しかし認めたうえで更に「恐竜が死滅した世界観はダメ」という感想を得たなら、その発言はゾイドにとって大きな前進をもたらすと思います。
意見というのは自由に言えばいいと思いますが、一方で開けた場所で発言する際は常に自身に問う必要があると思います。自分の意見は前者なのか後者なのか。

入り口で閉じてしまうと様々なものがそれ以上目に入ってこない。そんな弊害もありますね。
ゾイドジェネシスで評価されている部分は、主にストーリーだと思います。
張りめぐらせた伏線を1年かけて丁寧意回収し、少年が英雄へと成長していく戦記物としてきっちりとまとめあげた見事な構成。これは見た人の意見の趨勢だと感じます。
入り口の段階で評価をゴリ固まらせて居たら勿体無い。
多分、そこで留まってしまうと、もしかすると評価できて好きになっていたかもしれない要素、それを全て閉ざしてしまっていると思います。
たいへん勿体無いなと思います。

過度に萌え要素が強かったとか、いやいやあれは商業的には一定の成果があったとか。
世界観以外にも様々な議論がされるべき作品だと思っています。次のゾイドに活かしていけば素晴らしい事だと思います。
表層で留まるだけじゃなく。
ゾイドが過度に兵器として扱われているっていう批判もある。その扱いも、別の世界観だからという視点でひとつつ新鮮な気持ちで見れば見えるものがあると思う。
ゾイドが生物だっていう部分は普遍だと思うけど、それが「どの程度か」っていうのは定義がないのだから。

ジェネシス放映開始からもう10年経とうとしています。次へつなげる為の冷静な議論が求められる作品だと思います。
ブルーレイも出るし。

まぁ、ゾイドとガンダムで比べると、そりゃあ出来るものの規模が違いすぎる。
「本流を展開しつつ外伝も同時に複数展開する」そんな事が可能なガンダムは巨大すぎる。アニメ数も、もう圧倒的。
対しゾイドは常に飢えてる状態。
数少ない作品に過度に求めてしまう所は仕方ないと思います。
あと、これは無印の頃からだと感じますが、ゾイドはどうもメディアミックスが下手というか、中途半端にアニメ要素をバトストに反映したりして妙な混乱をきたす事が多いと思う。
まぁ、それでも、厳しい状況は理解するんですが、その上で更に冷静になれるものをもって議論が出来ればいいなと思う次第であります。

まぁ、要するにあれです。
みんなジェネシス見ようぜっていう感じで。
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