アイス・ブレーザー

本日の線画


暗黒軍超高速ゾイド、アイス・ブレーザー

暗黒軍の超高速ゾイドである。
ジークドーベルより更にアップした高い機動力、ハイパー化したフォトン粒子砲を持つ恐怖の刺客である。

最高速度は390km/hに達する。
既にジークドーベルの段階で350km/hを達成していたが、短期間でこれほどの性能アップができたのは暗黒軍の技術水準の高さを表すものである。

というわけでアイス・ブレーザーです。
末期暗黒軍を体現したようなアイスメタル・過積載・超スペックな機体です。
資料がないのでどうしようかと思っていたんですが、ありがたいことに写真を提供いただきまして完成させる事が出来ました。
改めまして御礼申し上げます。

元のジークドーベルを描く時に将来的な改定を想定しない描き方にしていたので(レイヤーを結合しまくる感じ…)苦労しました。
横からだと追加された可変翼があまり見えないので、このパーツだけは上からも描こうかなぁ・・・。

アイスブレーザーは改造タイプなので、残り線画数は3のままです。
しかし、アイスブレーザーの完成をもって、改造タイプのゾイドは全て線画化完了です。
めでたい。

次はまた残りの3機のうちのどれかを…。


ところで、アイスブレーザーといえばジークドーベルの改良型。
そしてライバルはキングバロン。
以前、この両者についてはこんな事を書いています。

ジークドーベルは、もともと速い機体だった(350km/h)。
それをますます高機動にしたのがアイスブレーザー(390km/h)。

キングライガーは、そこまで速くは無い(280km/h)。
それを若干の機動力低下と引き換えに火力増を果たしたのがキングバロン(270km/h)

・もともと機動力で優位だった機体を更に高機動にしたアイス・ブレーザーと、
・もともと機動力で劣勢だった機体が更に機動力低下したキングバロン。
はたしてライバルになれるものか?

シールドライガーとサーベルタイガーだったら、
・機動力で劣るサーベルは改良によって高機動になった。
・機動力で勝ったシールドは装備増により若干の機動力低下となった。
という事でバランスが取れていると思うんですが。


で、なんでこんなアンバランスな事になったのかなぁ、と思いました。
そしてこの疑問に対しふと思いついた事があったので下記。

バランスのいいライバル関係にしようとするなら、ハウンドソルジャーを改良すべきだったなと思います。
ハウンドソルジャーは330km/hの最高速度を誇る次世代高機動ゾイド。
ジークドーベルとはライバル扱いだった。ハウンドソルジャーが更に高機動に改造され、パワーアップしたジークドーベルと再びライバル関係を築く…。

あるいは、ガルタイガーを改良すべきだったと思います。
ガルタイガーは260km/hの速度であり、機動力という意味ではそこまで抜きん出ていない。
ジークドーベルやハウンドソルジャーは機動力という意味で次世代機だったけど、ガルタイガーは「従来機程度の高機動を維持しつつ大火力を実現した機体」という意味で次世代だった。
(キングライガーは「従来機程度の高機動を維持しつつ大火力を実現した機体」である)
で、この両者はライバル扱いだった。
パワーアップした両者が再びライバル関係を築く…。

このどちらかが良かったんじゃないかなあ。

だが、よくよく考えると、それは無理だったんじゃないかなと思いました。
最近更新したコラムに書いたように、ハウンドソルジャーやジークドーベルはHiユニット級を上回る次世代ゾイドとして登場しました。
しかし「歩兵」というより「単機で強力なゾイド」としての描かれ方が強いものでした。
あいかわらず歩兵の役割はHiユニット級が引き継いでいます。

という事はつまり、ハウンドソルジャーやジークドーベルは従来機を率いる隊長としての役割があったと思います。
こう考えると、ジークドーベルが改良されアイスブレーザーになった事と、キングライガーが改良されキングバロンになった事への納得ができます。

つまり暗黒軍次世代高機動ゾイドが率いるのはライジャーであり、共和国次世代高機動ゾイドが率いるのはコマンドウルフです。
ああなるほど。
ライジャーは時速320km/hを誇る。
コマンドウルフは210km/h。
だから、暗黒軍はアイスブレーザーのような超超高機動機を作っても大丈夫だった。ライジャーが随伴できた。
しかし共和国軍はコマンドウルフの210km/hを視野に入れる必要がある。あまり速すぎる機体を作ってしまっては連携がとれず部隊としての意味を成さなくなる。
だからこそキングバロンが作られた。
キングバロンは機動力は決して次世代的ではないが、それはあえて低く留められているのだ。コマンドウルフと共に行動する必要があったのである。
部隊としては実に合理的である。

アイスブレーザーとキングバロン。
まぁ、キット的にはやっぱりアンバランスな感じは否めませんが、今回は戦史的に読み解いてみました。
個人的には、ライジャーを考察の中核に出来た事が嬉しいです。
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