暗黒軍による中央大陸侵攻のシナリオを妄想する③

こちらの続き。

今日は暗黒軍の侵攻のシナリオを読み解く為に、大陸間戦争の開戦~彗星落下までの戦史を整理したいと思います。
新ゾイドバトルストーリー、学年誌、てれびくんという全てを総合してまとめたいと思います。


~開戦までの流れ~
開戦までの流れは、どのメディアもあまり大きな差はありません。

追い詰められたゼネバス帝国。しかしそこに突如として暗黒軍が出現する。
暗黒軍は共和国軍を蹴散らしてゆく。
自分達を助けに来てくれたと思う帝国軍。しかし暗黒軍は突如として銃口を帝国軍に向けた。
密約は裏切られたのだ。
ゼネバス帝国の残存兵力は、全て暗黒軍によって奪われた。
ヘリックはこの事態に、暗黒軍との戦争を決意する。
ここに大陸間戦争が幕を開けた。


~開戦直後~
新ゾイドバトルストーリーだと、開戦の次のページは共和国の上陸部隊(シーマッド&マッドフライ)のシーンになっています。
しかし学年誌・てれびくんだと、いずれも重要な事が行われています。
ニカイドス島の一件の直後、中央大陸の各地で暗黒軍による上陸作戦が決行されている。

■てれびくん
デッド・ボーダーとヘル・ディガンナーの大部隊が上陸を開始するが、マッドサンダーとディバイソンを中心とする共和国最強部隊が水際で激しく抵抗する。暗黒軍の上陸作戦は何とか阻止された。

■小一
共和国の研究所がある島に、ダーク・ホーンを中心とする暗黒部隊が上陸する。蹴散らされる守備隊。
だが、実は研究所には完成寸前のガンブラスターが居た。
守備隊が何とか時間を稼ぎ、ついにガンブラスターは完成する。これにより暗黒軍部隊は撃退されたのだった。

■小二
中央大陸にデッド・ボーダーを中心とする暗黒軍部隊が上陸した。
サラマンダーやウルトラザウルスが立ち向かうが、強力な暗黒ゾイドに全くかなわない。
しかし、改造ゾイド「ゴールドサンダー」が投入され、ようやく暗黒軍部隊の撃退に成功した。

■小三
中央大陸に暗黒軍部隊が上陸した。
デッド・ボーダーは小さなボディにも関らず巨大なパワーを秘めており、ウルトラザウルスを軽々しとめてしまった。
唖然とする共和国軍。しかし上陸部隊は小規模だ。大多数で周囲を囲みジリジリと輪を狭めてゆく共和国軍。
だがその時、地割れが起こり地中から無数の敵が出現した。それは旧ゼネバス帝国のゾイドである。
実はゼネバス帝国は地中にゾイドを眠らせていた。それを暗黒軍が奪ったのである。
これで戦力は五分。いや未知のテクノロジーを誇る暗黒軍が優勢か…。戦いは続いてゆく。

というもの。
今回の考察では「学年誌も公式と認める」前提で話を進めるので、「暗黒軍による共和国上陸作戦は行われた」ものとします。
こんな早いタイミングで上陸作戦を敢行していただなんて!
多くはあっさり撃退されていますが。
(小三のものはその後が不明。ただし次の号は「共和国軍による暗黒大陸への上陸作戦」が描かれているので、最終的に撤退したと思われる)

色々思う事はある。
・上陸を阻止したてれびくん
・小島に上陸した小一
・本土に上陸した小二、小三
最低でも三箇所で行われています。
また、小二と小三の様子はかなり違うので、おそらくこれも違う場所だと思われる。
というと四箇所で同時に上陸作戦を敢行していただなんて!

戦力を分散させるというのは基本ありえない。
ただでさえ国力で劣る暗黒軍が共和国に挑む。まぁ共和国とて長い戦乱で疲弊しているとはいえ、それでも国力差は圧倒的にデカい。
その共和国に対し戦力を分散させて各地で上陸作戦を行った。
何考えてんだ。

と、ここから考察したくなるのですが、今回はあらすじを書く事が目的なので先に進む。
考察は次回に回します。


~暗黒大陸上陸作戦~
暗黒大陸への上陸作戦は、バトストと学年誌で大きく違います。

■バトスト
第一次暗黒大陸上陸作戦はマッドサンダーやカノンフォートを中心にして行われる。
強力な暗黒軍によって撃退され失敗した。
その後、タートルシップやガンブラスターといった強力な新鋭機の開発後、第二次暗黒大陸上陸作戦が行われる。
新鋭機の活躍で上陸作戦は成功し、共和国軍が橋頭堡を築いた。

■てれびくん
ガンブラスターを中心とした部隊が暗黒大陸への進撃を開始した(上陸風景なし)

■小一
タートルシップとウルトラザウルスによる上陸作戦が行われた。
ガンブラスターを中心とした部隊が暗黒大陸への進撃を開始した。

■小二
シーマッドがゾイドを満載し暗黒大陸に上陸した。
上陸後、デッド・ボーダーやダーク・ホーンに苦戦するものの、コンテナに積まれていた新鋭ガンブラスターの活躍で窮地を脱する。
更に増援部隊も続々と駆けつけてくる。
こうして暗黒大陸での進撃が開始された。

■小三
タートルシップによる上陸作戦が行われた。
タートルシップからはガンブラスターはじめ強力機が続々降ろされる。
作戦は成功し暗黒大陸での進撃が開始した。


ややこしいのは小二だ。
シーマッドがガンブラスターを積んでいる。そして上陸を完了している。この差は一体…。
ただ、小二では上陸の次の号で、暗黒軍が特殊改造機「ファイヤーフロッグ」を投入した事で、ごくわずかな機を残し部隊は壊滅しています。

こういった学年誌での状況を考えるに、

第一次上陸作戦はシーマッドで行われた。部隊のほとんどは既存機やカノンフォートで編成されていたが、ごく一部にはガンブラスターのような最新鋭機も混ざっていた。
部隊は上陸に成功したが、その後、暗黒軍の猛攻により壊滅状態となってしまった。
(小二、バトスト)

第一次上陸作戦の反省を踏まえ、第二次上陸作戦が行われる。
戦力は先の作戦で目覚しい活躍を見せたガンブラスターを中心にしたものとされた。
作戦は成功し進撃が開始される。
(てれびくん、小一、小三、バトスト)

という事で解釈したいと思います。
ともかく、こうした感じで戦況は進む。



~暗黒大陸での戦い~
この辺りは、どのメディアにも矛盾はありません。

暗黒大陸での戦いは、共和国軍の優勢で進む。
少なくない損害を出しつつも、順調に内地まで歩を進めていった。
これは、サラマンダーF2が空の戦いで勝利し制空権を得たことも大きい。


~ギル・ベイダー登場~
この辺りも、どのメディアにも矛盾はありません。
ただ学年誌から未掲載になった戦闘も多く、ちょっと惜しい気はします。

暗黒軍が遂にギル・ベイダーを就役させる。
共和国軍はギル・ベイダーの鹵獲や撃破を試みたものの、全く敵わず各地で敗走する。
暗黒大陸からの撤退寸前まで追い込まれる。
また、ギル・ベイダーによる中央大陸空襲も相次ぎ、共和国軍は一気に劣勢となった。


~オルディオス登場~
この辺りも、どのメディアにも矛盾はありません。新バトストはここで終わります。

対ギルベイダー用のオルディオスが就役した。
総合性能では大きく劣るものの、対ギル用としては相性が良く、各地でギルを撃破する戦果を挙げた。


~キングゴジュラス登場まで~
ここからは学年誌オンリー。

オルディオスは各地でギル・ベイダーを抑えこみ、これにより共和国軍の暗黒大陸侵攻が再スタートする。
ゴッドカイザーやバトルクーガーなど強力な新鋭機も登場し、共和国軍は勢いづいた。
暗黒軍も新鋭ガン・ギャラドやアイス・ブレーザーを投入するものの、共和国軍の勢いは収まらずついに暗黒首都ダークネスに迫るものであった。
更に、ダメ押しの様にキングゴジュラスを投入する共和国軍。
戦いの趨勢は決したかに見えた。

~結末~
各学年で結末が違うのでそれぞれ書きます。
(てれびくんは連載が終わっているので結末なし)

■小一
キングゴジュラスがギル・ベイダーを遂に倒した。
ゾイド星にようやく平和が訪れた。

■小二
キングゴジュラスがギル・ベイダーを遂に倒した。
残る敵はデスザウラーだ。
振り返り、構えるキングゴジュラス。
しかしその時、巨大な彗星がゾイド星に落下する。
ゾイド星は衝撃で粉々に砕け散り宇宙の塵と化した。

■小三
暗黒軍の最強改造ゾイド、ギルザウラーが現れた。
デスザウラーとギル・ベイダーの合体機、乗っているのはガイロス皇帝その人だ。
激戦の末、キングゴジュラスは勝利する。ついにゾイド星に平和が訪れたのだ。

んー。
小一のものはあっけないなぁというか。既にオルディオスなどがギルをさんざん撃退している中、キングゴジュラスが倒したぞ!って言ってもなぁという気がする。

小二のは衝撃的だ。
「ゾイド星の3つある月の一つに衝突。月は砕け散り、その破片が降り注いだのと、引力バラスの崩壊による地殻変動によりゾイド星も多大な損害を受けた」
というのがよく知られるものだと思うんですが。
んー…。
まぁ、とんでもない天変地異だったのは確かなので、その混乱の中で不確かな状況が書かれた…んじゃないかな。

小三のものはまさに集大成という感じ。皇帝自らが専用機で出撃し、あのキンゴジュと互角に渡り合った末に惜しくも敗れる。

さて、これはかなり矛盾しているようですが、ちょっと整理すれば考えられる気もする。
時系列順に並べると、

まず、小一の戦いが起こる。暗黒首都を守るギルは倒され、戦いの趨勢は決する。もはや共和国軍の勝利は確定的だろう。
次に、小三の戦いが起こる。最後の意地を見せたガイロス。しかし敗北し、ついにガイロス帝国は降伏する。
最後に、小二の戦いが起こる。敗北したガイロス帝国だが、いまだ徹底抗戦を唱える残党が存在した。共和国軍は、そういった残党との戦いを進めた。
その中で彗星が飛来する。

という感じでいいんじゃないかなと思います。

という事で、大陸間戦争の推移をまとめます


~大陸間戦争の簡易な流れ~

暗黒軍の電撃参戦で大陸間戦争が始まった。
暗黒軍は帝国軍の兵やゾイドを奪い自軍に組み込んだ。

暗黒軍による中央大陸上陸作戦が各地で行われる。
しかし暗黒軍は思いのほかアッサリと撤退する。

共和国軍による暗黒大陸上陸作戦が行われる。
第一次上陸作戦は成功とは言いがたい結果であったが、第二次上陸作戦は大成功する。
こうして共和国軍は暗黒大陸での進撃を開始した。

共和国軍の進撃は、少なくない損害を出しつつも順調に進んだ。
しかし、ギル・ベイダーの出現で事態は一変する。
暗黒大陸内の共和国軍は壊滅状態に陥り、撤退寸前となる。
更に、ギル・ベイダーは中央大陸への空爆も行った。

オルディオスが就役し、対ギル戦で効果を上げる。
これにより共和国軍は再び体勢を立て直し、再びの進撃に転じる。
更にキングゴジュラスの就役で、共和国有利は決定的になる。

暗黒首都は攻略され、更にガイロスも降伏する。
戦いは決した。だが一部の残党は存在しており、それらを掃討する戦いは続いていた。
そこに彗星が飛来する。


以上、大まかにまとめています。
これが大陸間戦争の大まかな推移です。

見ていると色んな疑問がわきます。
暗黒軍が行った上陸作戦の事とか。
次回はその辺を考え、この長いシリーズを完結させたいと思います。
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