格闘に特化したゾイドの事

レドラーとレブラプターを見て、おそらく100人中99人が突っ込むのは「火器持とうや・・・」という事でありましょう。
今回はちょっとその辺をさらっと考えてみたいです。
というのも最近「もしや」と思う事があったのです。


そもそも、格闘装備を極端に好むなぁ・・・と思うのがゾイドです。
遠距離から撃ち抜けるものを作ればいいじゃないか。その方が安全じゃないか。
地球基準で考えるとそう思う。

ただ、ゾイドは多分格闘装備を使わざるを得ない事情があるんだろうなぁと思います。
ゾイド星人の気質という事はあるだろうけど、それだけじゃあ説明しきれない。

砲力で敵を制する目的で開発されたゾイドと言えば、アイアンコングとウルトラザウルスが思い浮かぶ。
こういったゾイドが在るという事は、格闘戦一筋じゃなくて「遠距離から攻撃し一方的に勝ちたい」という想いも見える。

これは、多分、ゾイドが頑丈なんだろうなぁと思います。
火器のみで完全破壊する事は困難を極める。ゴジュラスがいい例で、レッドホーン級の攻撃を何発も受けながら致命傷にならない。

コング級、ウルトラ級の火器になれば火器のみで仕留める事も可能だ…が、そんな大型火器を詰めるゾイドはおいそれと居ない。
となると、確実に敵を破壊しうる装備といえば…、格闘系のものにならざるを得ない。
爪、牙といった。

という事で以上がさらっと格闘系武器の重要さを推測したものです。
とはいえ、火器が軽視されていいという話ではない。
少なくとも牽制用としては大いに使えるし、位置によっては大ダメージを与える事もあるだろうし。
また、歩兵や自分より小さなゾイドであれば致命傷を与える事もできるだろうし。

そういったバランスが、ゾイドの格闘を重視しつつ火器も付けた姿なんじゃないかなぁと思います。


で、レドラーとレブラプターの火器の無さを見てどう思うかという所です。
これらは火器を持たない。代わりに格闘に特化している造りです。
レドラーの切断翼、レブラプターの爪、鎌。
まさに接近し距離をゼロにしないと使えない究極の装備のみを持つゾイドですが、「もしや」というのは、これらは「対大型ゾイド用として開発されたんじゃないだろうか」という事です。


レドラー。

当時の共和国空軍はプテラス&サラマンダー。
おそらく、レドラーは対サラマンダー用として開発されたんじゃないだろうか。
本音としては大型飛行ゾイドを作りたかったが、野生体の関係でそれは無理だった。中型サイズにならざるを得ない。
中型で大型を倒すなら、火器を積んでも難しい。
標準サイズの火器ではサラマンダーに効き目が薄い。
しかし、無理して大型火器を積めば飛行性能がガタ落ちになり本末転倒なのだ。
そこで、思い切って格闘に特化した造りになった。

開発中の算としては、シュトルヒの性能向上を図りプテラスにぶつけるつもりだったのかなぁとも思いました。
つまり、シュトルヒ=対プテラス用で、レドラー=対サラマンダー用としての運用です。
ただ残念な事にシュトルヒの性能向上は失敗しているようで(バトスト3戦力比較表参照)、配備数は少なく留まった。
その為、レドラーは対プテラス戦としても多く投入されているんですが。

残念ながらレドラー対サラマンダーというのは現在確認できず。
なので、あくまで憶測ですが、レドラーの偏った格闘装備一極化は、対大型ゾイド用の「大喰い」を目指したからなのかなーと思いました。


レブラプター。

やはり、こちらも対大型ゾイド用なのかなぁと思いました。
開発の背景を考えてみる。

帝国軍がレブラプターを開発したのはかなり謎だなぁと思ったりします。
当時の主力歩兵はイグアン。共和国側はゴドス。で、イグアンの方が強い。数も多い。
イグアンのままでいいんじゃないかなぁ・・・。もしくはハンマーロックを復活させる程度で良いではないか。

しかしあえて開発したのは、将来的に共和国軍が主力歩兵をアロザウラーにアップデートする事を予想した為なのかなぁと思いました。
旧大戦ではアロザウラーに対し同タイプで互角に戦えるゾイドは最後まで居なかった。
帝国はアロザウラーに対抗できるメカが欲しかったんじゃないかなぁと思いました。

しかし、やはり野生体という事情がここでもついてきた。
中型の恐竜型が居ない。
将来的に復活するであろうアロザウラーに対抗するメカを開発したい。だが小型野生体を使用せざるを得ない…。
こういった事情から、やはり格闘装備に特化してみたんじゃないかなぁと思いました。


要するに二機とも、格闘装備「のみ」という極端な偏りを見せているのは、自分よりデカいゾイドを倒すための「大喰い」を狙った装備なんじゃないかなぁと思いました。


旧日本軍にはB-29に対抗する為に震天制空隊という部隊がありました。
飛行機でB-29に体当たりするという壮絶な部隊です。当時の日本機ではB-29と同じ高度に行くだけであっぷあっぷの状態。
そこで、隊の機は機関砲・防弾板・無線機など外せるものは全て撤去し、高空での機体性能を少しでも向上させた「無抵抗機」と呼ばれる機体が用いられていました。


今回の「もしや」は震天制空隊について読んでいる時にふと思ったものです。
スポンサーサイト



プロフィール

三式

Author:三式
>HP(本家)はこちら
>掲示板

コメントはお気軽に!
コメントは
 @初めましての方も大歓迎
 @関係ない話題でもOK
 @但し宣伝のみ等はNG
 @名乗って頂けると嬉しい
という感じでお願いします。

リンク
カレンダー
03 | 2015/04 | 05
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
カテゴリ
月別アーカイブ
検索フォーム
新着記事
最新コメント