第二次中央大陸戦争クライマックス

学年誌をゲットしました!

うおお、最近ゲットが続いてます。うれしい。
今回は小一です。89年2月号。
第二次中央大陸戦争のクライマックスであり、暗黒軍参戦直前の時期です。
この号は当時リアルタイムで購読していた号です。
なので手に入った喜びもひとしお。
今回の号で、めでたく89年の小一はコンプです。他の年も早く揃いますように・・・。

さてさて、中身。
今回はスキャンしたので綺麗めでお届けします。


第二次中央大陸戦争末期。
マッドサンダーで勢い付いた共和国軍は、全軍を挙げてゼネバス帝国首都を目指していた。
ディバイソン大部隊はアイアンコングを吹き飛ばし、陸路から首都へ突撃する。

空軍は空から首都を目指す。
新鋭レイノスが護衛に付いた事で、共和国軍は空でも勝利を得た。

海軍は海から首都を目指す。
ブラキオス、ウオディック、シーパンツァーからなる帝国艦隊を、ウルトラザウルスが倒した。
首都を射程圏内に捉えたウルトラザウルスは、キャノン砲を叩き込む。


そして首都では、最後の決戦が行われようとしていた。
ゼネバス皇帝専用のデスザウラーが、マッドサンダーと一騎打ちをしていたのだ。


皇帝専用デスザウラーは、マグネーザーの片方をブチ折る怪力を発揮し、さすがの貫禄を示した。
しかし、健闘もそこまでだ。残るマグネーザーは腹に突き刺さり、ついに皇帝は敗北したのである…。


という事で、もー、クライマックスですね。
ディバイソン凄まじいです。
もう疲弊の極みでゾイドの数も少なくなっていた帝国軍は、満足のいく数をそろえられなかったのだろう。
単機(ないし画面に写っていないコングが居るとしても少数だろう)で防衛につくアイアンコングMK-IIに対し、このディバイソンの圧倒的数。
末期の帝国軍のパイロットにはなりたくないものだな…。

ところで、ディバイソンの遠景モデルをよくみると、なんとオリプラのディバイソンが使用されているようです。
オリプラのディバイソンがジオラマで使用されているのを初めて見つけた。ちょっと嬉しいです。

空の戦いはちょっと興味深いです。
というのも、ストーリーでは「レイノスの速度を前にレドラーは敗北した」という風に書かれているんですが、画面を見る限りレドラーがかなり頑張ってるんですね。
プテラスが墜落しているし、サラマンダーも攻撃を受けてるじゃないか。
逆にレドラーが墜ちているシーンはない。末期のレイノス就役後でも、レドラーはかなり頑張ってたんだなぁ…。
あと、この時代のレドラーが翼上にビーム砲を付けているのもちょっと興味深い。
所期を除き、レドラーが火器を付けている事は少ないです。ほとんどがキットのまま切断翼のみで戦ってる…んですが、一部にはやはり火器を増設した部隊もあったという事かな。

海戦は、久々にウルトラザウルスの活躍シーンを見ました。
いや、もうこの時期のウルトラはゴジュラスMK-II量産型並とは言わないけど、それに近いくらいの負けゾイドだった。
新しく登場したゾイドが「あのウルトラを倒した!凄い!!」みたいな踏み台にするのがウルトラだったからなぁ…。
バトスト2巻を見ると「共和国軍はウオディックを発見する事すらできなかった」とあり、
バトスト3巻を見ると「共和国軍はウオディックを追尾する対潜ホーミング魚雷を開発し」とある。
なので、初陣では無敵を誇ったウオディックも、この時期は既に万全の対策が敷かれ有効性を大きく落としていたのだと思う。


皇帝専用デスザウラーVSマッドサンダーも良いですね。


いやいや、ゼネバス皇帝は専用デスザウラーを沢山持ってるなぁ…。
末期でゾイドも不足していただろうに。兵や民からの不満は出なかったのだろうか。

形状はノーマルと同じで、高機動ウイングすら付けていない。
ただ装甲が金色で煌びやかですね。メッキではないので、再現は比較的楽そうです。

それにしてもさすが皇帝専用機。
あのマグネーザーをブチ折るとは凄い。
デスVSマッドといえば、マグネーザーとサンダーホーンを深々と突き刺しマッドが完勝する事がほとんどなわけですが、このジオラマを見るとそこまで押し込めていない。
マグネーザーの刺さりは浅く(といっても、これで大ダメージではあろうが)、またサンダーホーンがまだ届いていない。

画面やストーリー本文見ると…、どうやら荷電粒子砲は撃っていないようだ。
ゼネバス皇帝は、おそらく荷電粒子砲では撃ちぬけない可能性が高いと判断していたのだろう。
エネルギー消費の激しい荷電粒子砲を無駄に撃つより、持てるエネルギーの全てを腕に込めマグネーザーを折る賭けに出たのだと思う。そしてその賭けに勝った。
ゼネバス皇帝のゾイド乗りとしての手腕が伺える。

しかし、この時のマッドサンダーの対応は冷静だ。
マグネーザーを折られたからか、背中の砲を全門開きデスザウラーの喉元を集中攻撃している。
おそらく、デスザウラーは片方のマグネーザーを折り、そして残るマグネーザーも折ってしまうつもりだったと思う。
主武器を奪ってしまえば勝機はある。
既にマグネーザーの片方を失ったマッドサンダーは、突撃力も半減している筈。
しっかりと防衛体勢をとれば受けきる事も可能だろう。戦いはデスザウラー優位に進んでいたのだ。
しかし、喉元に至近距離からの連続砲撃を受けたデスザウラーは、さすがに一瞬たじろぐ。
その一瞬の隙にマッドサンダーが再び突撃。見事残るマグネーザーだけで勝利したのである。

という推移を想像しました。
まぁ、いずれにしろゼネバス皇帝はさすがだなというか、暗黒化あるいはオーガノイド化していないデスザウラーがマッドサンダーにここまで善戦しているのはなかなか珍しい。
(もう一つ挙げるとすればデスクロスか。でもあれは舐めプで逆転という情けない終わり方をしたからなぁ…)


と、まぁそんな感じです。
バトストでは省略されたエピソードだから勿体ないなぁ。
なんていうか、ウルトラザウルス参戦後もマッドサンダー参戦後もなんですが、中央大陸完全制圧に向け戦っている姿が省略しているのは凄く惜しい。
バトスト4はマッドサンダー参戦と共和国首都奪還で終わっている。
そして新バトストとは共和国軍が中央大陸を完全制圧した所から始まってる。惜しいなぁというか、勿体ないなぁというか…。
その気になればバトスト5を経た上で新バトストに持っていく事もできた。学年誌やてれびくんの記事をかき集めれば、その量はあった筈なんですが。


さて、今回の記事に関しここから少し考察します。
上記の通り、これは「帝国首都」へ向けた進撃および「帝国首都での決戦」なわけですが、ちょっと疑問な事もあります。

疑問というのは、この次の号…小一89年3月号と、新ゾイドバトルストーリーの描写を照らし合わせた時に出ます。
小一89年3月号は、こんな感じです。


このシーンは新バトストでも使用されていますね。

疑問に感じたのは、学年誌だとゼネバス皇帝がビークルで脱出するシーンはもちろん「帝国首都」で行われたわけですが、新バトストだと「ニカイドス島で行われた」ことになっているという点です。
これを矛盾なく解決しようとすると…、第二次中央大陸戦争末期に、ゼネバス帝国は首都をニカイドスに移したんじゃないだろうか。
日中戦争で国民政府が首都を南京→武漢→重慶に移し戦いを継続させたように。
日本でも、日清戦争の折に一時的に首都機能が全て広島に移された事がある(広島大本営)。
組織的な戦闘を継続させるには、首都機能が必要。でもゼネバス帝国首都は陥落してしまったから、ニカイドス島に…という事で。
こういう風に考えるとより面白いなと思います。

ところで、先ほど少しだけ紹介した小一89年3月号ですが、こちらもせっかくなので全ページ掲載しましょう。



あの偵察隊は壊滅していたのだとか、色んな、新バトストでは掲載し切れていない事実があります。
凄く面白いです。
というわけで、この辺の事情もより深く考察しつつバトルリサーチ2巻を製作していきたい感じです。
まぁ、ともかく凄く良い資料が手に入りました。
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