ギガの描写の事

先日のゴジュラスギガの記事にどっさりとレスが付いて驚きました。
いあはや凄いなというか、やっぱり格別の何かがあるゾイドだなと思いました。

さてギガですが、思い返せば描写において難しい面もあったんだろうなーと感じる部分も出てきます。
というのも、メカ生体ゾイドにおいては、
86年ウルトラザウルス
87年デスザウラー
88年マッドサンダー
89年ギル・ベイダー

という風に最強ゾイドが両軍から交互に出ています。
なので、デスザウラーウルトラに挑むし、マッドはデスザウラーに挑む。

新世紀は
99年デスザウラー
00年ウルトラザウルス
01年マッドサンダー
02年ゴジュラスギガ

です。共和国三連続。
さすがにデスザウラーがラスボスという描写は限界が出ていたと判断され、直接対決が見送られたのかもしれないなあと思いました。

ギガにも一応はジェノブレイカーを倒すシーンや量産型デススティンガーを倒すシーンはあります(含・妄想戦記)…が、なんていうかそれらは所詮は「大関」なんだよなあと思います。

メカ生体のバトスト2巻で、デスザウラーはゴジュラス部隊を壊滅させた後にウルトラザウルスと決戦しました。
この時のバトストのゴジュラスは「強力機である。だが攻略された事もある。対処は不可能ではない」という程度でした。
大関クラスです。
デスザウラーは、大関ゴジュラスを軽く破壊し、そして大横綱・ウルトラザウルスに挑む感じが燃えたと思います。
マッドサンダーも同じで、大関アイアンコングを仕留めてから、大横綱・デスザウラーに挑む感じが燃えたと思う。

さてギガ。ジェノブレイカーや量産型デススティンガーは大関なんだよなあと思ってしまいます。
ジェノブレは既に最新鋭機ではなかったし、量産型デススティンガーならライガーゼロでも倒せる程度だし。
デススティンガーが完全体の方だったら横綱だったかもしれませんが、設定上再び出すことはできなかったからなあ…。
ジェノブレイカーや量産型デススティンガーを倒す程度では、「うん凄いね。でもそれだけでは最強とは言えないな」っていう程度。
半端だからかえってモヤモヤが出てしまう。もっともっと力を!

前年にマッドサンダーがデスザウラーに反荷電粒子シールドを破られた一件は個人的には「それがマッドサンダーのアイデンティティなのに・・・・・・・」と思ったものでした。
余談ですが、新世紀マッドサンダーもギガに劣らず売る気が感じられなかった一機だと思う・・・・・・。
あら売れませんで。今は凄まじいプレミアになっていますが。

ただもしかすると、この当時の予定としては「特化した対抗機であるマッドサンダーさえも完全な優位を示す事は出来なかった。デスザウラーに勝てるゾイドは居ないのか!?」という徹底した描写をしておいて、そしていよいよ翌年にギガをぶつけるつもりだったのかも。
しかし直前になって「・・・いやいや、そろそろデスザウラーをラスボスから外そう」という判断に変わってしまったのだったりして・・・。

新世紀ゾイドは「デスザウラーに挑む物語」として進んでいた気がする。そのまま突き進んで欲しかったなあ。

ゴジュラスギガはダークスパイナーにも勝っています。ジャミングの影響を受けない。これは凄い。ですが、ギガに同梱されたファンブックEXの中であゴジュラス・ジ・オーガが複数のダークスパイナーを同時に葬っているからなあ。
(ジ・オーガは機体特性上、ジャミングを無効化できる)やはり「ギガだからできた」という感じが薄いというか。
その後、これはコメ欄でも指摘を頂き居ましたが、ゴルヘックスが登場してダクスパ対策をやっちゃったので、これまたギガの意義が薄く感じられたというか。
ついでに、ゴルヘックスの同梱ファンブックEXによると「ダクスパのジャミングに対抗するには絶縁体を付ければいい。でもコスト面から今の共和国軍には難しい」との説明があり、「え、そんな簡単に対処できるの」と思ってしまった…。
これもまたゴジュラスギガのダクスパのジャミングに勝てる事に対する凄みを大きく奪ったと思う。


セイスモの方にも触れると、もうちょっとギガに反撃させてあげて欲しいなあと思いました。
遠距離から一方的に ではなぁ。
以前に書いたギル・ベイダーのコラムで、デスザウラーやマッドサンダーは「敵に全ての力を出させて、そのうえで勝つ」のだからカタルシスがあったと書きました。
セイスモとギガの一戦は合理的なんだけどなんか湧き上がるものが少ない。。。。

コングはセイスモとコンセプトが似ている。砲撃でゴジュラスをしとめる。
ゴジュラスはコングの砲でかなりの数がやられたけど、それでも前進して距離を詰め最後には格闘戦に持ち込んで勝った。
これ以上ないほどカッコいい一戦でした。
こんな感じでよかったんじゃないかな。確かに遠距離から撃ち抜けば勝つけど必ず当たるとは限らず、距離が詰まって格闘戦になればギガ優位になってしまう。
「セイスモに勝つなって言うのか」となりますが、んー・・・、セイスモには悪いけどそれでも良かった気がする。
ただしコングと同じように「ゴジュラスの時代を終わらせたのは事実」「遠距離から倒せるコングが優位であるのは明らか」であってゴジュラスの意義を大いに奪ったという感じ。

オモチャ的な事を言うと、セイスモサウルスは7月発売です。年末商戦級のゾイドではないんですね。
年末商戦級のゾイドがべらぼうに強くて戦況を変える決定力を持っている というのは良いんですが、その他のゾイドは少し抑え気味であるべきじゃないかなあと思っています。
サーベルタイガー、シールドライガー、ディメトロドン、ディバイソン。これらは強力機であり戦況に影響を与えた。だが決定力まではなかった。
ただメカ生体ゾイド末期に登場したオルディオス(3月発売)はギル・ベイダーをあっさり倒して戦況を完全にひっくり返す決定力を持っていました。
新世紀の大型ゾイド・・・の中でも後期のものはいずれもアピール度が強すぎてちょっとなあと思う所はあります。
オルディオスの描写に似ている。

描写とはバランスだと思います。単調すぎてもいけないし、細かなテクニックに頼りすぎて分かりやすさおろそかにしてもいけない。
そんな風に思います。
スポンサーサイト



プロフィール

三式

Author:三式
>HP(本家)はこちら
>掲示板

コメントはお気軽に!
コメントは
 @初めましての方も大歓迎
 @関係ない話題でもOK
 @但し宣伝のみ等はNG
 @名乗って頂けると嬉しい
という感じでお願いします。

リンク
カレンダー
11 | 2016/12 | 01
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
カテゴリ
月別アーカイブ
検索フォーム
新着記事
最新コメント