キングゴジュラスの妄想

本日もナノマシンとかオーガノイドとかの記事の続き。
ひとまず一連の妄想は今回ので区切りになります。
その1 その2

さて前回の記事にてキングゴジュラス=オーガノイド搭載機説を書いたわけですが、その経緯やなんかを想像してみます。


旧大戦末期と言えばギル・ベイダーの猛攻。
共和国軍はオルディオスで奇跡の反撃を行い戦線を好転させた。
だが一方で状況を危ういとは考えていただろうし、出現が噂される第二の大型ドラゴン型ゾイドへの懸念も大きかっただろう。
なので、やっぱり新たな最強ゾイドが欲しい。
だが中央大陸の野生体生息域は既に調査しつくしている。新たな強力野生体を確保する事は難しい…。
どうしたものか…。

そんな状況で共和国軍は西方大陸にも一部調査を派遣する。
(旧大戦の考察においては中央大陸と暗黒大陸意外を持ち出すのは禁じ手だと思うけど、今回は新世紀につなげるためにあえて行います)

西方大陸戦争にも、ウルトラザウルスやマッドサンダーを超えるような野生体には出会えなかった。
やはり新たな最大最強ゾイドは開発できないのか。
いやしかし、西方大陸は古代遺跡が点在する場所であった。
首尾よく古代遺跡を発見する共和国軍。はたしてそこにはオーバーテクノロジーであるオーガノイドシステムが存在していたのであった…。


アニメでもバトストでも、朽ちて半ば石化したゴジュラスが背景に出てくる。アニメではシールドライガーもあった。これがバンの乗機として復活を遂げた。
西方大陸の「調査」をしたとすれば、最新鋭の機体は暗黒大陸の前線に送られているだろうから派遣されないだろう。
おそらく戦線維持に影響の少ない「予備役」のような機体を出したと思われる。
西方大陸には脅威となる敵が居たとも考えにくい。そこでシールドライガー(高速機なので調査を迅速に行える)や、ゴジュラス(万一の事態に備えた護衛)が狩り出されたのかも。
両機ともに「MK-II」は現役機として前線に送られていた。
が、ノーマル機であれば既に一戦を退いていた身。調査機に抜擢された事も考えられる(MK-IIへの改造もできないような老齢機だったのだろう)。
そして西方大陸でグランドカタストロフを迎え、機能停止してしまったのかも…。
アニメではガイサックが大量に出てきた印象もある。なので、ガイサックも調査機として派遣されていたのかも。


さて西方大陸。この大陸や点在する遺跡もグランドカタストロフで大きなダメージを負ったものと思われる。
だがグランドカタストロフ前ならば、遺跡は後に比べれば比較的良い状態にあったのかもしれない。
とすればオーガノイドシステムに関する研究は、西方大陸戦争時よりも容易に行えたのかもしれない。
古代遺跡を発見した共和国軍は、順調にオーガノイドの技術を会得しただろう。


オーガノイドは、デススティンガーのように戦闘データを学習して「進化」する事が出来る。
ここでは、「ゴジュラスにオーガノイドシステムを組み込んだ」「オーガノイド・ゴジュラスに、今までに記録された全ての戦闘データを学習させた」と推測します。
するとどうだ。自己進化によりはるかに巨大なキングゴジュラスが完成したではないか。

試作型の青い「プロトタイプ」に続いて、完成版である白い機体も出来上がった。
史上最強、共和国軍が待望した新型最大最強ゾイドの完成である。

だが、共和国軍はそれ以上の量産はしなかった。
オーガノイドが敵に知れる事を恐れた共和国軍は、本システムを最大級の極秘に指定したのだ。
キングゴジュラスは「戦勝に必要な最低限の数」だけが生産さるだけに留まった。

オーガノイドの真相は、大統領と一部の関係者しか知らぬものになった。
キングゴジュラスは「ついに完成した新型ゾイド」とだけ公表され、使用されたオーバーテクノロジー「オーガノイド」は徹底的に秘匿された。
共和国軍はオーガノイドの技術を限定的なものとし、広めようとしなかった。
広めれば共和国軍は桁違いの強化を果たすだろう。だが広めればいずれ敵に技術は漏れ結果として戦線が拡大する事が目に見えている。
ならば使用は最低限に留め、技術は徹底して隠す方が良い。

もっとも、徹底した秘匿が仇となりグランドカタストロフでの技術ロストを生むのだが………。

ところで、オーガノイドシステム搭載機は「操縦者に精神的な負担をかける。凶暴化する」ような特徴もある。ジェノザウラーにおいて顕著であった。
これはリバースセンチュリーにおいてキングゴジュラスのパイロットを務めたヘリックの描写と一致する。
この時にヘリックは破壊神の如き性格に変貌していた。


ともかく、完成したキングゴジュラスは無敵の大活躍をみせた。そして共和国軍は勝利目前になった。
だが、ここで彗星が飛来しグランドカタストロフが発生した。

この事がオーガノイドを思いも寄らぬ方向へ進める事になる…。


リバースセンチュリーにおけるグランドカタストロフ発生後の描写を見てみよう。
キングゴジュラスはグランドカタストロフを受け戦闘を継承できない状態に陥る。
機を降りたヘリック大統領は、真っ先に機体の破壊を命じている。
これは残骸を解析され敵側に技術が漏洩する事を懸念した為と考えられる。

グランドカタストロフにより、もはや戦争どころではなくなった。一時中断は必至だ。だが、この機体だけは破壊しなければならない。
敵が回収してオーガノイドを得たらどうなる? その危険を考慮しての破壊措置だったと思える。
(共和国軍は、ここでキングゴジュラスを破壊する事にはあまり躊躇が無かったかもしれない。なぜならこの時点での共和国軍はオーガノイドの技術を持っているからだ。現在の機体を破壊し様とも後にまた同じ機を作れば良いと考えたと思う。結局それはかなわずロストしてしまうのだが…。この件は後に捕捉する)


命令に従いキングゴジュラスは爆破された。
秘密は守られたかに思われた。
だが、秘密というのは100%守られる事は稀である。
「なにやらキングゴジュラスには凄まじいオーバーテクノロジーが使われているらしい」
そんな噂は兵士の間に知れ渡ってゆく。
そんな話から発展したのがリバースセンチュリーにおける残骸争奪戦だったのかもしれない。

同シリーズでは、キングゴジュラスの性能を支えたのは「グローバリーIIIの技術」であったとされている。
だがこれは少しおかしい。グローバリーIIIの技術は既に両軍とも徹底的に解析しているのだ。新たに解析した分野があったとしても、それほど劇的なものではないと思われる。
キングゴジュラスの開発を支えたのはグローバリーIIIの技術というのは、共和国軍が流した偽の情報っだったのかもしれない。

リバースセンチュリーではキングゴジュラスの残骸を一部解析して誕生したヴァルガが登場している。
ここで帝国軍は「…これはグローバリーIIIの技術ではない…。古代のオーバーテクノロジーを使用したものだ」と気付いたかもしれない。


さて新世紀に目を移す…。
西方大陸戦争では両軍は緒戦でオリンポス山の山頂を目指した。
それは表向きの目標は「高所を制圧すれば戦況を優位に進められる」であったが、真意は遺跡の制圧と解析であった。
旧大戦末期に登場した超技術…、オーガノイドを得る事である。
帝国軍はオーガノイドを完全に得る為に。ヴァルガのような「一部解析」ではなく、完全な技術を得る事が目標だ。
共和国軍も、失われたオーガノイド技術を取り戻すために必死で制圧を目指した…。

~余談~
今回の推測のではゴジュラス→キングゴジュラスと推測しましたが、これはありえない程の強化です。
でも、そうすると夢が広がる部分もある気がします。
誰だって自分の好きな機体に「最強」を与えたいのではないでしょうか。

例えば今回の妄想にのっとれば、オーガノイドで強化し更に戦闘経験を積ませればゴジュラス→キングゴジュラスのような強化だって可能という事。
「真」の方のデススティンガーは公式ファンブック2巻で大暴れしましたが、もしかするとあの瞬間においてはキングゴジュラスに匹敵する能力さえ出していたのではないか? というような可能性も感じられると思うのであります。
もちろん交戦したブレードライガーやジェノブレイカーも本来のスペックからは考えられない向上をしていていたという風に。

~余談2~
共和国軍が旧大戦末期にオーガノイドを得た。そしてその後にロストしたと推測した事に関して補足します。
これはグランドカタストロフが発生した直後においては「大丈夫」と思っていたのだが、予想以上の大災害になってしまった。
少数の者しか知らぬ技術にしていた為、その人員および研究所が被害を受けた時点でロストしたと考えます。

Zナイトのストーリーに続けるための妄想も続けておこうかな。
Zナイトでは「グローバリーIIIが修復され地球に帰還した。船には6つのコアが積まれていた。これが装甲巨神になった」という冒頭があります。
前回、6つのコアとは6つのオーガノイドだと推測しました。
グランドカタストロフ発生直後。いまだオーガノイド技術を持つ人員と研究所は健在。
今まで戦争をしていていつしか敵に勝つ事が目的になっていたのだが、ここでふと地球出身の者が気付く。
「オーガノイドを使えばグローバリーIIIが修復できるのではないか」
そこでグローバリーIIIを修復するために6つのオーガノイド…これはジークの様に機械に取り付きスキャン・把握し修復するような機能を持つ…が開発される。
徐々に修復されるグローバリーIII。ついに地球への帰還が可能な状態にまで至る。
だが航行中に再び何かが起こるかもしれないので、修復に使用したオーガノイドはそのまま搭載して地球に戻る事になった。

グローバリーIIIには6つのオーガノイドだけでなく通常のゾイドやゾイド星人も乗り込んだ。
地球への帰還は地球人クルーを帰す事だけでなく、地球の助力を得てゾイド星を復興する事や、将来的には惑星間貿易を行うような事も目標だったのかもしれない。

帰還時するグローバリーIII。
その後、グランドカタストロフはいまだ猛威を振るう。その中で人員および研究所が被害を受けロストしたのかも…。
この状況でも、グローバリーIIIが無事に地球に辿り着き、そして地球から再びやってくれば技術を復活する事もできただろう。
だがそれはなかった。
地球でオーガノイドは6体の装甲巨神の建造に利用され地球の戦乱に加担してしまったのだ…。
かつて地球はゾイド星の戦火拡大に加担した。そして今、ゾイド星も地球に対して同じ事をしたのだ…。

飛び去った後、グローバリーIIIは一向に戻らない。
ゾイド星人は、公開が失敗したのだと思う…。
ゾイド星のオーガノイドはロストした。やがて存在さえ忘れられていったのだった。
しかし、軍の上層部だけは存在を覚えていた。
復興中、西方大陸に兵力を出して遺跡を調査したいのは山々であった。
だが復興に必死で余力は全くないし迂闊に行動すれば敵を刺激する事にもなる。
出来るだけ早く西方大陸に派兵する。それを大きな目標に両軍は進んでいったのである…。


という事で、ゾイドの事故再生機能から始まったオーガノイドの話はいったんここまで。

やっておいてなんですが、自分ではあまり好きではない説です。
ある程度の説得力はあるとは思います。補強していけば更に強固になると思う。そういった意味では「考察」ではあるのかな。
でも、私はよく自分で書くコラムのような文章に対して考察ではなく「妄想」と言うんですが、フィクションへの考察何だからある程度の憧れは反映させるべきなのかなも思っていたりします。
キングゴジュラスは以前にSSを書いた事がありますが、こちらのイメージが強いかなあ。こうあって欲しいという願いでは、このSSの方が好きです。
ですが、あえて別の説を出してみても面白いかなと思い、3日間にわたって掲載しました。
色んな可能性を考えつつ見識を深めていきたい感じです。
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