モックアップ

今日のはちょっと珍しいデザインです。

バリゲーター所期デザイン検討案



バリゲーターはユーザーからのアイデアでゾイドを作る「X-DAYデザインコンテスト」の第一回大賞作品から製品化されています。


応募作はコチラ。ここから共和国軍新型ワニ型ゾイドが開発される事になったのですね。
さてその開発ですが、まずこのデザインをクリンナップして作られたデザインが以下のものです。



今回、このデザインを参考に線画化を行いました。



描いていて、顔のラインはむしろネプチューンに近いようなイメージを受けました。ちょっと面白い。
あとは、デザイン画から推測する構造は頭部の上側は胴体と結合されていて動かない。
その代わりに下あごが動くようになっているように見えます。
これはワニとしてはよろしくない。

正直、この段階ではあまり魅力的じゃないなあと思います。
共通コックピットを組み込んだりしていて、意欲的な部分も大いにあるのですが。

いやしかし、この不恰好な姿も試行錯誤した跡かもしれないなぁ…。
バリゲーターは共和国軍の重装甲SP級第三弾です。ゴドス、ガイサックに続いて登場した。
いやしかし、ゴドスもガイサックも「重装甲・・・?」という感じであった。
装甲はあまりなかった。ガリウスやグランチュラと比べればガッシリしているけど…。

真の意味で重装甲SP級と言えるのはバリゲーター以降ではないだろうか。
そんなわけで本機の開発時期には未知の領域であった「小型ゾイドに本格的な重装甲を施す」という中で色々な試行錯誤があったのだと思われる。
本機の姿はそんな時代を示しているのかもしれない…。



私の解釈としては、これは実機開発前に作られたモックアップと考えています。
モックアップとは主に木で作る1/1の模型の事です。
軍用機はいきなり実機を作るのではなく、まずモックアップを作ってそれで各種試験を行ったり軍部の評価試験を受けたりします。
1/1だから実際にコックピットに乗ったりも出来ます。それによって視界が悪いなあとか操縦席が窮屈だとかスペースに余裕がありそうだから防弾板をつめそうだなとか、色々な事が分かるわけですね。
モックアップで合格を得たら実機が作られます。
ダメならその箇所を修正します。
あるいはダメすぎたらモックアップの段階で完全作り直しや開発中止になったりも。

今回書いたこのバリゲーター所期デザイン案はモックアップで試験での評価は芳しくなかった。それゆえ大掛かりな修正(ほとんど作りなおし)の作業が行われて完成形のものになった…と解釈しました。
こうした傑作機の影にある数々の失敗作もたいへん魅力的だと思います。
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