試作機と実機の差

先日のバリゲーターの当初のデザイン案について、補足的な話題です。



さてこのデザインを見ると、完成した実機とまるで違う。
はたしてここまで違うもので良いのだろうかという疑問がわくと思います。

ベアファイターなんかも試作機と完成版で大きくデザインが異なりますが、ここまでではない。
ここまで違う事はありえるのだろうか、というとありえたりします。

末期の日本軍が開発していたキ-94という高高度戦闘機は、当初は高性能を達するために「二基のエンジンを前後に積む」「双胴」というかなり特徴的な姿で試作されました。
しかしこれはモックアップ審査の段階で不安な箇所が多すぎるとされ没になりました。

後に全面的に設計を改めたキ-94IIとして再開発されます。
その際にはよくある戦闘機のスタイルに変わっていた。



上が当初、下がIIです。


図面にするとこんな感じ。

もちろんここまで極端に形が変わる事は例外中の例外です。
ですが計画中のものがあまりにも成功の見込みがない場合には大掛かりな見直しが行われる事もありえます。

バリゲーターは初の本格水陸両用ゾイドなので(フロレシオスやアクアドンは”一応”陸に上がれる程度だし、ビガザウロは”一応”浅瀬でも運用できる程度に過ぎない)、特に開発は慎重に行われたのかもしれない。
正直、試作機のデザインはあまり好きではないのですが、開発の裏を想像すると楽しい仕様でもあります。

また兵器は多くの企業がコンペをする場合もあります。
現在米軍の最強戦闘機であるところのF-22はF-15の後継機として開発されていますが、これはコンペであった。
ライバルとしてYF-23という機体が存在します。これより優れていると判断されたからF-22は制式採用された。
近年話題のF-35もコンペを勝ち取った機体で、X-32というライバルがありました。

ゾイド星でも開発にはコンペがあるかもしれませんね。
明確な所で言うとデスザウラー開発に際しては三種類の全く異なる案が出されています。
まあ、あれほど大規模なコンペはあまりないと思いますが。

「水陸両用、ワニ型野生体を使用した小型ゾイド」
という条件で幾つかの開発所に発注するコンペなんかは多く行われているのかも。
この異質なデザインも、実は別の会社が出した案だったのかもしれませんね、
そんな解釈もありだと思います。
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