ラフスケッチ版ガンブラスター

ラフスケッチ版のガンブラスター



について、コメ欄で「暗黒ゾイドっぽい」という意見を多数頂戴しました。
たしかにそうですよねー、これは。
かなりストレートに暗黒ゾイドデザインしてると思います。

初期暗黒軍ゾイドの特徴は
・ボディを駆け巡る特徴的な極太パイプ
・体格に比して大型で異様な性能を持つ砲撃力
だと思うのですが、まさにこれですね。

あと、目ヂカラですね。
デッド・ボーダーやヘル・ディガンナーの目にはなんていうか凄みがあります。
残念ながらこれらの特徴はジーク・ドーベル以降でさっぱり消えてしまったのですが…。

このスケッチのガンブラスターは目ヂカラも凄い!
もー、まさしく暗黒ゾイドだと思います。
ただ唯一「露出する緑の蓄光パーツ」は見えないのですが。


さてさてガンブラスターはダーク・ホーンのライバルとして活躍した重戦車です。
もしも暗黒軍ゾイドとして登場していたらば、やはり重戦車として活躍していたでしょう。
つまりレッドホーンの後継機ポジションに収まっていた可能性が高いと思います。

さて以前にディバイソンでも同じような話をしましたのでコチラを先に読まれたし。

レッドホーンというのは本当に優秀なキットで程よい価格帯で程よくカッコいい。
ライガー・タイガーよりは売り上げが低いようですが、やっぱり「恐竜」というのは特別な位置だから大人気には違いない。
だから旧式化した弱いゾイドではあるものの、それでも何とか現役機としてギリギリ踏みとどまっていた。

しかしゾイド新展開、暗黒大陸編。
さすがにデッド・ボーダーがゴジュラスやウルトラやディバイソンをぶっ飛ばしマッドさえ苦戦させる描写が出てしまうと「レッドホーンは現役」というのはもはや設定として無理が出すぎるので後継機が計画されたのだと思います。
さて新型後継機は同クラスの同タイプ。レッドホーンと同じような売り上げを期待したいので恐竜タイプでいこう。
こうしてアンキロサウルス型でレッドホーンの後継機を担った開発が始まった…… と想像します。


レッドホーンは傑作ゾイドで売り上げも高水準。
という事で以前から強化タイプの計画はあったと思います。
1984年秋の販売開始から1989年春のモデルチェンジ(ダークホーン登場)までずっと売れていたのは凄い。
これだけの長期間を「ノーマルタイプ」のままで売られ続けたのは極めて稀です。
ゴジュラスもアイアンコングもサーベルタイガーもシールドライガーも強化タイプになった。

基本的に売れるゾイドは強化タイプになってリニューアルするのが常。
強化タイプにすると「恐るべき強化で再び戦場に衝撃を与えた」という事で現在ストーリーの中で再び活躍させる事ができるし、なんだったらノーマルタイプを持ってるユーザーに更に強化タイプもオススメできるし。
(これの典型はグレートサーベルだと思います)

そんなわけでレッドホーンにも強化タイプの計画はあったと思う。けど難しかったのかなー…と思います。
なぜかというと色です。
帝国ゾイドは赤を重視している。そして強化タイプというのは基本的に色が反転する。アイアンコングが真紅のMK-IIになったように。サーベルタイガーが黒いグレートサーベルになったように。
あと赤の色合いが鮮やかになるのも強化タイプの特徴ですね。



さてコングやサーベルは色を反転しても似合ってた・カッコよかったから良かったのですが、レッドホーンやディメトロドンだとちょっと厳しいかなー……っていう印象があります。



なんていうか赤いズックはいてるみたいというか…。
極端に悪くはない。でもやっぱりこれだとノーマルの方がいいよなぁってなるんじゃないかな。
MK-IIの色はそもそも「ノーマルの方が良かった」と言われることが多いんですが、それでも一定の人気はあったと思う。
レッドホーンの強化タイプがこの色で出ていたら…、評価は他の機にも大きく増してかなり厳しくなっていたんじゃないかなぁ。

他の選択肢としては、アイアンコングMK-II量産型のようにいっそ黄色くしちゃう。


まぁ、悪くない…けど帝国らしさが低いなぁ…。
というかここまで全身黄色いと工事用機材っぽい…。

ではブラックライモス→ブラックライモスNEW TYPEのように赤を鮮やかにするだけの変化ではどうか。


んー、これはインパクトが低くないかい。
(ブラックライモスNEWも評価が低いですね、、、)

そんなわけでなかなか強化タイプが生まれなかったと思う。
でも暗黒大陸編になって、さすがに設定として弱いゾイドになりすぎたからこのまま販売し続けたら不自然だ。そんな事情になる。
そこで取るべき選択肢は頑張って強化タイプを開発するか、それとも思い切って完全新規の後継機を開発するか。

強化タイプが難しいイメージのあった機体なので、当初は完全新規の後継機が本命だった。こうして件のスケッチが生まれる…。
いやしかし、ちょっと待て。
暗黒大陸編だぞ? 暗黒ゾイドとして出すんだぞ? 今までの「色が難しかった」っていう要素が覆るんじゃないのか?

暗黒軍の(この時点での)カラーというのは「黒・銀」が基本。そしてアクセントに緑を使う。
これを当て込んでみたらどうなるだろう。


・・・・ッッッ!!
いいじゃないこれ。イケるよ。
そうだよ出来ることならレッドホーンはもっと売れる商品だから出来ることなら終了させたくなかったんだよ。
よしこのカラーで強化タイプとして出そう。
そんなことが急遽として決まったのかも…。

そんでもって強化タイプの武器だがハイブリットバルカン砲が誕生した。
これは「スプリングで動きを伝達する」という構造。このスプリングが特徴的なので「暗黒ゾイド=ボディを駆け巡るパイプ」という要素がある程度カバーできた事も幸運だった。

こうして強化タイプは
・キットとして延命したかったレッドホーンの事情
・暗黒軍の底知れぬ技術力をアピールする絶好の機会
という二つの事情を満たしてリリースされたのであった…。

そして一方のアンキロサウス型ゾイドだが、ダーク・ホーンの登場で没になったものの消滅させるには惜しいデザインである。
背中に狂気的に搭載した砲は実に面白いものになった。しかしこのままリリースするとダーク・ホーンと役割がかぶってしまい半端になる。売り上げも相殺するだろう…。
ええい、ここは少し強引だが共和国側ゾイドに修正できないか?

こうして共和国超砲撃型ゾイド・ガンブラスターが誕生したのであった………。
もともとレッドホーンの後継機として計画されていた本機が共和国軍でしかも実際に登場したレッドホーンの後継機とライバル関係になったのは実に面白い事といえよう…。



みたいな事情を想像しました。
いや、面白いですね。
全て想像ではあるのですが。
それにしてもこの説が正しかったとすれば、ディバイソンとガブラスターを退けて販売を継続し続けたレッドホーン/ダーク・ホーンは本当に凄いゾイドだなあ…。
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