野生体に由来するスペック調整

・・・そういえば先日のガンブラスターの記事で、新世紀のガンブラスター=老齢機説を出しました。
ゾイドは生物なので量産機であっても品質にムラが出るものだと思います。
年齢の問題…、若すぎたり高齢すぎたりすると出力が弱い。
ただゾイド個体数に余裕のあったメカ生体時代には、基本的に年齢の問題はなかったと思います。
野生体が豊富なので適齢の個体を捕獲し使用すれば良かった。年齢が問題になったのは個体数が激減した新世紀以降の問題だと思います。
この時は数がないのでもう何が何でも徴用する事が必要だった。

ただ旧大戦時にも理想的な野生体事情であったかというと完璧ではなかったと思います。
同じ年齢の人でも100m走をすると記録はまちまち。このような個性、個体ごとの出力は多少のバラつきがあったでしょう。

しかし軍として部隊運用するならある程度の統一されたスペックが必須。
多分、統一したいならリミッターを付けて強制的に同じ出力にする事だと思います。
でも、これは悪しき部分もある。
強い野生体に合わせて統一する事はできない。それではついていけない個体が多いので必然的に弱い方に合わせる事になる。
それは強い固体にしてみれば能力を持て余してる感じになってしまう。

また一口に野生体の強さといっても「素早さ」「持続力」「瞬間的なパワー」など様々な要素があると思います。
これは得意だがあれは苦手という事もあるでしょう。
「全機とも同じ行動がとれる」ようにする為には全ての要素を低い方にあわせる事になる。
この統一は最良であっても最強ではない…、もったいないなぁと思える仕様で完成すると思います。
もちろん軍としては最適・最良なんですが。

ただ実際の部隊で運用する際には個々のケースがあろう。
例えばこの部隊に配備されているゾイドはシールドライガー一機のみだ という場合はリミットを付ける意味はない。
リミッターは統一するもの。「シールドライガー部隊」を構成する上では重要だろうけど一機しかないならその機体を最強にした方が良いのは明らか。
そうした場合はリミッターを解除したMAXモードな感じで運用される事もあったかもしれない。
(陸ガンみたいだ)

集団…、部隊として面の運用を考えるなら統一した方が良いんだけど、個々の戦闘ではリミットが邪魔になって解除するケースもあったんじゃないかな。
ゾイドはバトストを見ていると頻繁にスペック以上の強さを見せる描写が出てきていると思う。
それはパイロットとゾイドが同調して性能をフルに発揮した・しかもリミッターを解除したMAXモードになったから発揮できたものであった……みたいな事によって起こったのかもしれない。

ちなみにリミットやMAXモードについて補足すると、機体設計は「リミットを付けた状態での運用」になっていると思います。
想定以上の事をすると機体の各部は強度が持たずに分解する可能性がある。
極端に言うとゴドスの小型ビーム砲にマッドサンダーのキャノンビーム砲と同じエネルギーを込めて撃ったら砲身が耐え切れずに破裂するでしょう。
また特にライガー系などは駆動時に各部にかかる負荷が極めて大きい。なのでMAXモードになると負荷が増えて脚部がバッキリ折れてしまいかねない。
更に冷却機構などは「リミットモード時の駆動をカバーする冷却力」であるから、MAXモード発動後は冷却が追いつかずに一時的に行動不能になるかもしれない。
高出力でエンジンをふかしすぎると高温で溶けてしまう事も…。

実機での例を出すとMig-25は通常運転(リミットモード)での最高速度はM2.83だが全力運転(MAXモード)ではM3.4くらいまで出せる。その代償にその速度を出しすぎると機体が耐え切れずに溶けてしまう。

ゾイドでは野生体から兵器製造を行うので、量産機である事には違いないんですが一方でバラつきや個性がどうしても起こり得るものだと思うので、そういう要素を考えるとより魅力的な感じがします。

で、もうちょっと続けます。
これを更に考えると、以下の事も思いつきました。

ゾイドの野生体には個性がある。
じゃあそれを利用している事があるかもしれないなという事です。
リミッターは付ける事が必要だが均一化の為にあえて弱くしているのも事実。できる限り回避したい。
そこで……、
野生体捕獲。ここではシールドライガー野生体100を捕獲したと仮定。
これらは検査に回される。検査では「瞬発力」「持続力」「パワー」などの項目が評価される。
当然、個性があるので各個バラバラ。
だが100も検査すればある程度のグループに分ける事は可能。

・瞬発力に優れた短距離タイプ。
・持続力に優れた長距離タイプ。
・このクラスとしてはパワーに優れる重戦闘タイプ。
・どれも平均的なバランスタイプ。
4種類の分類・各25ずつに分かれたとすれば…。

短距離用に調整したシールドライガー、仮にシールドライガーAタイプと呼称。これは局地戦を行う部隊に配備される事が多い。
重戦闘用に調整したシールドライガー、仮にシールドライガーCタイプと呼称。これは対アイアンコングや要塞攻略戦に配備される。こうした任務は基本的にはゴジュラスなどに任せるべきであるが場合によっては同機が出張れずシールドでまかなう場合もあるだろう。特に山岳等では。そうした部隊用。
というような感じで、できるかぎり特性を活かせるように調整された各タイプが存在していても面白いかもしれないなあと思いました。

また中には全ての要素が高い天才型の野生体もいるかもしれない。これは極一部の精鋭部隊向けに仕上げられる……ような事もあったかも。
エリクソン部隊のシールドライガーや敵側で言えばダニー・ダンカン将軍のサーベルタイガー部隊がこれに該当していそうな気がする。

こうした調整は共和国側の方がやっていそう。
国力が高いし「ゾイド本来の力を生かす傾向が強い」という事からしてもそう。
帝国側はダンカン部隊のサーベルは例外として基本的には統一仕様に調整していそう。それは統一された感じが好きなお国柄でもあり国力的余裕がない事情から各タイプに分けるなどできないという事情でもあると思う。

ゾイドのスペック表は一級資料であるが同時にあくまで参考値と考えても良いのかなーと思います。
細かく色んなタイプがあって、それのスペックはどんなのだろう。どんな運用をされていたのだろうと思うと面白い。
更に…、損失機の補填として新しいシールドライガーがきた。けど別タイプの調整機だった…さぁどうするか。みたいな物語を考えても面白そう。
「生物」である事はやはりゾイドにとって大きな魅力なんだなと思う次第です。
スポンサーサイト



プロフィール

三式

Author:三式
>HP(本家)はこちら
>掲示板

コメントはお気軽に!
コメントは
 @初めましての方も大歓迎
 @関係ない話題でもOK
 @但し宣伝のみ等はNG
 @名乗って頂けると嬉しい
という感じでお願いします。

リンク
カレンダー
11 | 2017/12 | 01
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -
カテゴリ
月別アーカイブ
検索フォーム
新着記事
最新コメント