新世紀バトストの事

先日からの懲罰部隊の話をしていて思ったのですが、メカ生体ゾイドのゾイドバトルストーリー、新ゾイドバトルストーリーは著者が共和国側の人物です。
なので当然だが筆者主観が入っていると思うしそれは共和国寄りの内容だと思います。
特に新ゾイドバトルストーリーはかなり露骨に共和国寄りになっている。

新世紀ゾイドはどうかというと著者の設定はなかったと思います。どうだったっけ……。
新世紀ファンブックの特徴として通信記録が多く採用されています。

勝った。俺の勝ちだ。ゼネバス帝国の残党だと虐げられたスコルツェニー家の俺が、ガイロス帝国に勝利をもたらしたのだ。俺が、英雄……。
(帝国軍特別警戒部隊セイバータイガーパイロット、ステファン・スコルツェニー少尉の操縦レコーダーより)

こんなのですね。
こうした情報を扱っているので、新世紀ゾイドはどちらの国に寄り添った内容ではなく中立でしかもより事実に近いものだという認識をしていました。

メカ生体のゾイドバトルストーリーは帝国側の描写はどうやって書かれたんだろうな。
これは真面目に考えると難しいことで、共和国側の人物がどうしてそんな詳細に帝国の事を知ってるんだという問題にぶち当たる。
私的な解釈では、たぶん捕虜から聞いた話や占領地で得た資料等をもとに組み立てているんじゃないかと考えています。
それでも足りない部分はやっぱり筆者の創作も混じっている。
ちなみに執筆時期は戦後でなく戦時中だったみたいですね。戦時中だったので足りない情報はやはりつど作者の主観を足していたと思える。

新世紀ゾイドのストーリーは誰が書いたのだろう。
両軍の通信記録を多く拾っているからなぁ…。
いわゆる「神の視点」で書かれている感じがする。

ただ懲罰部隊の一件を考えていらい、新世紀ファンブックもやっぱり筆者の主観が存分に入っているのかなー…と思うようになりました。
やっぱり何か裏を感じたりします。
私は新世紀ゾイドはどちらの国に寄り添った内容ではなく中立でしかもより事実に近いものだという認識をしていました。
それは筆者がそのような認識になるように誘導していたのではないか。
そんな可能性があるような気もしてきます。


そういえば昔から一つ引っかかっているところはあって、それはファンブック1巻のオリンポス山での戦いでした。
山頂でデスザウラーを発見した共和国部隊の以下の描写……、

その時、俺のコマンドはビビってた。どんな大部隊が相手でも、あのセイバーとやった時だって逆にはやりたってた奴が、こうクーンと鼻を鳴らしやがったんだ。それでわかったんだ。化け物だって。
(共和国第二独立高速戦闘大隊トミー・パリス中尉の証言より)

突入した遺跡の中で、彼は信じられないものを見た。古代文明の装置で眠る、あまりにも巨大なゾイドを。
コマンドのコンピュータが正体をはじき出す。デスザウラー。旧大戦で、共和国を滅亡寸前に追い込んだ凶獣。無敵と言われた伝説のゾイドだった。

このシーンなんですが、いや一目見て分かれよ、あの有名なデスザウラーやんか……とは思った。
これどうなのかなぁ。実際知らないということはありえないと思うのですが。
コンピューターがはじき出す前は分からんかったのか……。

そんなわけはないだろうと思うんですよね。
両軍は戦闘ゾイドの復活を進めている状況。旧大戦時のあいつが蘇るかもしれない。
そんな場合に備えてこの敵はこういう特性があるからこう戦え みたいな講習は絶対にあったと思う。
そうでなくてもあんな有名なゾイドくらいは普通に知っているんじゃないかなあ。


あと、機獣新世紀ゾイドのストーリーはまずコロコロに掲載されて、それが再編されて公式ファンブックになります。
メカ生体ゾイドだと学年誌→バトストだったのですが、この手順は似ているようで少し違います。
学年誌は各学年に載っていた。それを再編集するので「パズルのように」繋ぎ合わせることも多かった。
しかし新世紀はコロコロという単一雑誌の記事を再編するという作業なので、両者に使われる写真やその掲載順はほぼ同じ。なので細かな違いがより目立つようになっています。

両者を比べると最も大きな違いがあったのは共和国大統領の扱いです。
セイバリオンでもって脱出するシーン、あそこはコロコロでは大統領輸送は成功し、大統領の「戦いはこれからです。今日が新たなる日となるのです」という言葉まで書かれている。
でもファンブックでは輸送は失敗し行方不明。
新世紀バトストはここまでが「第一部」となっています。
第二部はこの直後からエナジーライガー暴走の一件までですね。
第二部はコロコロでのゾイド掲載がどんどん減っていった時期である。またブロックスをプッシュしバトストじゃなくてチェンジマイズを特集する事が多かった。
大統領がその後登場する事はなかった。その明確な生死が書かれることもなかった。けっきょくどっちが正しいのかが分からないままなんですが…。

この辺の描写もファンブックの内容を疑ってかかって考えて行きたいなーと思った次第です。
歴史研究がはかどる。

今年に入ってちょっと新世紀を考える比率が上がってる感じがします。
もちろんメカ生体ゾイドにもまだまだ謎がいっぱいなんですが、新世紀も積極的に考えたいところですね。
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