小五0102

資料収集はコロコロだけじゃない。
学年誌をゲットしました! 
今年は凄く良い調子。


小五の2001年2月号です。
この時代は小五もオシャレな表紙だなー。


ゾイド記事はライガーゼロ誕生ということで機体紹介記事、そしてデスザウラーの改造作例でした。
バトストじゃなくて単に機体紹介という感じです。とはいえ、学年誌のゾイド特集も実に興味深いものです。
新世紀の学年誌もコンプしたいなー。

改造ゾイドのトライデストロイヤーは「ゾイド改造マニュアル」にも掲載されていますね。
メカ生体時代は「学年誌→バトスト」だったんですが、新世紀は「学年誌→改造マニュアル」という流れだったのかな。
改造の内容はデススティンガーと合体したかなり豪華な仕様です。

あと、あの漫画が載っていました。
「ゾイドバトラー雷牙」です。


雷牙は凄く好きな漫画です。ゾイド漫画の中ではややマイナーですが絵もストーリーも凄く好き。
内容はバーチャルマシンでゾイドキットをスキャンしてバトルするというプラモ狂四郎的なものです。
もちろんキットを改造していた場合はその内容もスキャンされ、バーチャル空間にはそれがリアルに再現される。
良い作品です。ホビーとしてのゾイドを扱った漫画の中ではダントツに好きです。

ゾイドの絵は緻密で凄くイイ。あと質感が良いですね。
「ゾイドキットをスキャンしたバーチャルバトル」なんですが、その設定とよく合致した感じだと思います。
見ての通りものすごい精密さを誇りますが、一方で適度に玩具感も残っている感じというか。
肉抜きとかもちゃんと作画されてるんですね。この辺がキットをスキャンしたバーチャルバトルっぽい。実に。
しかしこの作画を毎月描いていたのは凄いなあ。
登場する改造ゾイドはカラーページで特集されている改造ゾイドです。
今回もさっそくトライデストロイヤーが登場しています。
出来立てホヤホヤの改造ゾイドを即座に漫画に出すという試みがされていたのだ。それも凄い。


本作のストーリーはまぁベタと言えばベタです。
とある弱小チームに所属した主人公は持ち前のガッツで勝利を重ねて次第に成長していくという感じ。
ただ本作はとにかく登場するキャラ全員がゾイドを好きで楽しんでいるいる事がステキだなあと思います。
あと愛機をとても大事にしている。この事が、本作をとても気持ちの良いものにしています。

「次第に成長していく」と書きましたが、これはゾイド改造テクであったり操縦技術であったりします。
でもそれ以上に「ゾイド好きの気持ちを更に成長させていく」感じになっています。これが良いですね。

主人公はもちろん、敵側のキャラも皆ゾイドを愛している感じが随所に出ています。
嫌なヤツが出てきたり衝突したりする事もありますが、それもゾイドを好きがゆえのもの。
後にバトルを通じて和解する感じになっています。ベタな展開と言えばその通りですが、このような描写はやっぱり良いものです。

中には割と純粋な悪役ともいえる敵が出てきたりもしますが、主人公がそれをもゾイド好きの心で包み込んでゆく感じがとてもステキです。
こうした展開はともすれば「わざとらしい」「あざとい」感じになってしまいがちです。
そんな綺麗事で片付けるなよ…的な。ですが本作にはそのようないやらしさはなく、自然な感じに描写を受け取れます。
作者の帯ひろ志先生は80年代所期から漫画を書かれていたベテランです。その力量のなせる業でしょう。

キットをスキャンしてバーチャルバトルというと、「特攻ゾイド少年隊」も思い出します。
私は正直に言うと同作はあんまり好きじゃありません。
なぜかというとあれは帝国少年隊と共和国少年隊が戦う内容で、帝国側は露骨に悪い嫌なやつだった。
ゾイドバトルの成績が悪い隊員をリンチしたり、バトル前に共和国少年隊が改造したキットを破壊したり。催眠術をかけて同士討ちをさせたり…。
とにかく陰湿で卑怯なのだ。倒すべき絶対悪であり、大正義の共和国少年隊が倒すというものだった。
なんかなぁ…、そうじゃないんだよ……。

雷牙にも悪いやつ・嫌なやつはやっぱり出てくる。でもそれは主人公をおとしめる悪ではない。
ゾイドが好き過ぎて暴走した想いを持ってしまった。暴走した想いはやがて一人よがりになり他者を傷つけるものになってしまう。そんな感じになってる。
相手のキットを壊すとか妨害するとかじゃなくて、あくまで自分のゾイドいじりを暴走させた結果として悪役になってる感じ。
これは暴走です。卑劣な破壊工作ではなく好きの暴走なんです。
なので「悪いやつなんだけど気持ちはちょっと分かるな…」っていう感じのヤツが多いのですね。
これに対する主人公は、相手よりも更に強い好きの心で正面からぶつかり、そしてバトルを通じて分かり合っていく。
相手のやり方を頭ごなしに否定するのではなく、真っ直ぐに受け止め認める。その上でゾイドバトルで上を目指す感じがとても気持ち良いのです。
(プリキュアみたいやね)

本作が読了後にさわやかさをもって感じられるのは、「ゾイドを好き」という部分で繋がれる事が一番の要因と思います。
色んなキャラがそれぞれの立場からゾイドを好きでいる。そして好きの気持ちに共感する事でより好きになっていく。本作の魅力はそこに尽きると思います。

ホビーとしてのゾイドに焦点を当てた作品は他にもあります。「鉄魂!! ZOIDS核闘技」ですね。
これも正直あんまり好きになれない作品かな…。
この作品は「早く組む事こそ正義」という描写に大きな疑問を感じてしまいました。
バトルトーナメントでは予選にて「辛くても組め! 指が痛くても組め! できんなら去れ!」みたいな展開もあったし…。
ゆっくりと丁寧にゾイドを体感しつつ組んでもいいじゃないか…と感じてしまうのです。
私が丁度そんな感じの組み方をするんですよね。大型だとトミーキットでさえ半日くらいはかかる。
HMMだと何日もかけて組むもんなぁ。途中でちょっとしんどくなったら中断。そして今まで組んだ分のパーツを見てニヤニヤしたり妄想してみたり。あとはその機体が登場するバトストを読み返したりして延々時間が過ぎる。
そして指がまた組み立てを欲してきた頃に再開する。そんな感じでジックリ時間をかけているのです。
なので鉄魂を読んでいると、俺はこの世界に入っていけないなという疎外感を感じてしまう……。
色んな楽しみ方をそれぞれ肯定してほしいんだ。
一つではないんだ。

雷牙のバランスがとても良いと思うのは……、主人公はどんどん改造スキルを上げていきます。
でも主人公がいちばん最初に施した簡易な改造(ライガーの尻尾の先端に小型ブレードをつける)を最後まで大事にし続けた事だったり、時にノーマルタイプのゾイドがバトルに参加したりする事です。
改造が大きなテーマになっている作品で、もちろん「改造しようよ!」という事を言っている作品ではあります。しかし改造スキルを高めねばならないというプレッシャーはない。どんな改造でも楽しめばいいというスタンスが貫かれています。
(もちろんトーナメントなんかもあるのである程度の厳しさや勝たなきゃいけない展開もあるんですが)
またノーマルタイプが時に登場する事も大きなポイントで、決して素組みで楽しむことを否定していない感じも良い。
ホントに、あらゆるユーザーが共感できる世界なのです。条件は一つだけ。ゾイドが好きな事です。

とまあそんな感じで雷牙を語ってみたり。
あと本作は「エレファンダー開発物語」や「ゾイドの改造&ジオラマ製作の講座」も思い出深いです。
あああ、大好きな漫画なので語りだすととまらない。
これもレビューしたいなあ。

そんなわけで学年誌ゲットでした。
学年誌の中でも雷牙掲載号は特に狙っていきたいな。
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