デスウイング

さてさて先日ゲットした改造ブックですが、やっぱりゾイドと言えば改造を推奨しています。
キミにも出来るぞ! と言いつつけっこう難度の高い指示もあったりしますが。



この本は改造ゾイドが出来るまでの工程を紹介・その中で使う様々なテクを紹介、っていう感じの流れです。
一つ一つの作業はできなくもない・・・。そんな作業のその積み重ねで改造ゾイドが完成するんだ! っていう構成はステキですね。

でもおおらかな時代の付録冊子なので、けっこういいかげんな部分もあります。
例えばすぐに使えるテクとしてこんなのがありますが、


言ってる事は正しいんですが例として示しているパーツは互換性がありませんな。
サーベルタイガーの主砲(またはシールドライガーの尾部砲)とゴジュラスMK-IIの四連速射砲じゃあ…。
いやしかし、こういうツッコミを探してフフフと楽しむのも魅力の一つですぞ。

さてこの改造ブックでは3種類のゾイドがこの冊子専用に作られています。
今日はまずは一つ目を紹介しましょう。

デスウイング

改造デスザウラーです。
ええ? デスウイングって言ったら

これじゃないのか?

以下、ややこしいので付録冊子のデスウイングをA、バトストの方をBと呼びます。

冊子のデスウイングAですが、カラーリングが帝国軍というよりむしろ暗黒軍っぽいですね。
あと腕にガトリングを持っています。
なんとなく、暗黒軍最決戦用改造ゾイド「ギル・ザウラー」を思い出すなぁ。
(ギル・ザウラーは手持ち式に改造したダーク・ホーンのハイブリットバルカンを持っているのです)


本仕様はギル・ザウラー開発時の先行テスト という解釈をしても面白いかな。

でもこの冊子は88年12月号の付録・・・・・、マッドサンダー発売直後くらいの時期の冊子です。
なので、その時期において既にギル・ザウラーの開発が始まっていたとするのは無茶かなー。

解説では「マッドサンダーに負けたデスザウラー。そこで帝国軍は飛行型デスザウラーを作り空から攻撃する計画をした」というようにあります。
デスウイングAはデスウイングBの先行テストという解釈でも面白いかなー。

少し前にデスウイングBやビッグハンドは暗黒軍の開発ではないか、というコラムを書きました。
末期のゼネバス帝国軍は暗黒軍に助けを求めた。そこで暗黒軍は救助の見返りにデスザウラーの提供を求めた。こうして、デスウイングBが作られた。
という考えですね。

暗黒軍はデスザウラーの改造に最初は戸惑ったでしょう。
それこそデストゲラーやビッグハンドみたいな仕様ならばともかく、「飛ばす」となると大掛かり。
なので一気にデスウイングBを作る事はできず、最初の実験機としてA仕様を作ったのかも…。

A、Bデスウイングは、スタイルは極めて似ていますね。
背中に翼を付けた。
ただしバトスト版、Bの方が高性能です。
なぜかというとBのデスウイングは翼を収納できる。Aにはそういう機能はないようで、常時翼が出っ放しです。

これはマッドサンダーと対峙した際に大きな意味を持ちます。
バトストでデスウイングBはマッドサンダーに勝つ寸前までいった。
なぜかというとマッドは敵がノーマルタイプのデスザウラーだと誤認して、それゆえマグネーザーを回して突っ込んだ。
その瞬間、デスウイングは翼を展開して飛行、そして荷電粒子砲を浴びせたわけですね。

この翼だとあまり速くは飛べまい。漫然と飛んでいたら、マッドサンダーが持つ対空砲…キャノンビーム砲に撃ち落される。
キャノンビーム砲でデスザウラーを撃ちぬく事はできないけど、翼だけなら破壊が可能。

なので直前までノーマルタイプ・・・・陸戦機だと思わせることが重要なわけですね。
だからデスウイングBは勝てた。

しかしこれがAならどうなっていたか。
明らかに翼が見えている。飛びそうだ。安易に懐に飛び込んだら回避されて上から攻撃されるかも……と思うでしょう。
なので慎重に戦う。キャノンビーム砲を撃ちまくってまずは翼を破壊しておこう。そんな戦いがされるでしょう。
つまり勝てない。

デスウイングは開発される際に、まずは「飛べる」という事を実証すべくAの仕様を作った。
Aが各種実験を行った結果、いよいよ実戦型の完成版としてBを作ったということかな。

あとは、ガトリングにも注目です。

ガトリングはチューブが背中のオーロラインテークファンに接続されている。
改造ブックによると、「これでガトリングが回転するぞ」とのこと。
ギミックを活かした改造は良いですよねー。

さてさて、背中のファンに接続されているということは「荷電粒子エネルギーを撃つガトリング砲」なのかな?
もしや、当初はデスザウラーに「飛行状態で口から荷電粒子砲を撃たせる」ことが難しかったのかも。姿勢制御の問題などで。
それゆえ、荷電粒子ガトリングを搭載して銃のように撃たせたのかな。

後にこの問題は解決、威力を落とした状態ではあるが、空から荷電粒子砲を撃たる事が可能になり完成版(B)ではガトリングが撤去された…という感じ。
荷電粒子ガトリングは構造などがダーク・ホーンに活かされてるかもしれませんね。

ガトリングで更にもう一つ。
ガトリングを持つ砲の腕は改造されていて、元の格闘戦で威力を発揮する電磁ハンド(爪)は撤去されています。
その代わりに、精密マニピュレーターを思わせる小型の手になっています。
おそらく、精密射撃をするには元の爪では難しかったのでしょう。
・・・アイアンコングの腕にしたらダメだったのかな。


腕の改造はちょっとツッコミどころがあるんですが、これデスザウラー一機じゃできないよねぇ・・・。
なるほどすぐに作れそうだ予備パーツさえあれば・・・。
スネ夫的な資金がないと無理だよなあ。

学年誌の講座はけっこう容赦ない。
これは本誌の別の号ですが、


なかなか無茶やでぇー。

そんな感じでツッコミもありますが、バトスト的な踏み込みもできたしなかなか面白い改造機だと思いました。

本日はまずは一種類目でした。
他の二機種はまた明日以降に紹介します。
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