装甲強度

お便りを頂きましたのでそのテーマで!
(遅くなりました)

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グスタフについてですが、グスタフは装甲が硬いと言われますが、所詮は人工パーツだと思います。
そこで思ったのですが、同じ装甲や装備を施しても、野生体の種類によって性能の変化があるのでしょうか。それともグスタフだから硬い装甲を施せたのでしょうか。

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との事でありがとうございます。



同じ装甲でも装着する種によって強度に差は出るのか、という事ですね。


装甲ではないのですが「ビーム砲」は同じ砲であっても「種による差」「個体差」が出ると考えています。
いちばん分かりやすい所で言うとシールドライガーMK-IIとマッドサンダーのキャノンビーム砲ですね。



ビーム砲はゾイドのエネルギーで撃つから、シールドでは連続発射をしようものならエネルギー切れになる。一方でマッドは最大出力で連射できる程の威力を持つ。という感じの解釈をしています。

グラフにすると分かりやすいかな。


こんな感じの想像をします。(青がエネルギー、赤が枯渇している割合を示す)

キャノンビーム砲は下部にエネルギータンクがあるので、これを利用すればシールドでも初撃はMAX威力で撃てるでしょう。だがその後が続かない。一方ありあまるマッドのエネルギーをもってすればMAX威力での連射などどうとでもなる。

またシールドの中でも個体差はあるでしょう。選りすぐりのシールド野生体を使えば幾らかはMAX威力での連射が出きるかも。逆に体力低めのマッド野生体だと連射をしていればそのうちヘバるかも。
そういう事もあると思います。

今回の話題からは外れちゃうんですが、ビーム砲についてもう少し。
要するにビーム砲は機種や個体ごとで威力が変わるという解釈ですね。
さて、ではなぜビーム砲はたくさんの種類があるのだろう。
私は二つの理由があると思います。


それは一つは「速射に適した構造」「貫通力に適した構造」「長距離用」「短距離用」などの用途の差があるのだと思います。
「ゾイドのエネルギーで撃つ」というのは単なるエネルギー供給の問題です。各ビーム砲はそのエネルギーを「どのように変換してどのように撃つのか」という部分を担っているのだと思います。
だから同じような大きさのビーム砲がたくさんある。それぞれ特性があるのだと思います。

また新型の砲はエネルギー変換効率が良い(エネルギーロスが少ない)ような事もあると思います。
何となくですが、初期共和国のビーム砲ってエネルギーロスが多そう。
対して帝国のビーム砲って変換効率が凄く良さそうに見える。

帝国のビーム砲って、同じエネルギー量を使っても共和国のものより高い威力を出しそうに見える。
いや実際どうなのかはよく分かりませんが。


沢山のビーム砲がある理由の一つは以上です。
もう一つは、砲によって限界威力がある為だと思います。
砲身というのもちろん強度限界があります。実弾砲だと撃ちまくったら内部のライフリングが磨耗してマトモに撃てなくなります(砲身命数)。

さてビーム砲の砲身にももちろん強度限界があります。
大威力のビームを撃てば、当然それに伴い砲身内部にかかる負荷・ダメージも大きくなるでしょう。
小型ビーム砲は低エネルギーのビーム発射にしか耐えられない。大型ビーム砲は高エネルギーのビーム発射にも耐えられる、と思います。
多すぎるエネルギーで(砲の強度限界を超えたエネルギーで)撃ってしまえば、さいあく砲が暴発して自爆してしまったり。そういう事態を想像します。


極端な話をするとキングゴジュラスがゴドスのビーム砲を付けたとして、それは「延々と打ち続ける事はできる」だが「一発あたりの最大威力は変わらないのでこれでデスザウラーを貫いたりするのは不可能」なのだと思います。
大威力を撃つならばそれに応じた大規模のビーム砲が必要である。

以上の二点により様々なビーム砲があると思います。


ところで、更に話は逸れます。
艦船には最大速力があります。たとえば戦艦大和なら27ノット。しかし実のところこれ以上の速力を出そうと思えば出せます。
大和の27ノットというのは機関出力を最大にした時ではなくて、「安全を保った中での最大出力」にした時の速度です。
海軍には「前進一杯」という速度があります。これは「艦がダメになってもいいからとにかく最大速度を出せ」という命令です。
魚雷が迫っている瞬間など超緊急時にのみ使います。
機関の耐久性を無視した出力を出す命令なので、それをすれば27ノット以上は当然出ます。出ますが…、機関がダメになってしまうかもしれない。いやそれで済めばまだ良い。最悪の場合は無理をさせすぎた結果爆発してしまいかねません。
そういう超緊急時の命令が前進一杯です。

さてさてビーム砲には「小型ビーム砲は低エネルギーのビーム発射にしか耐えられない。多すぎるエネルギーで(砲の強度限界を超えたエネルギーで)撃ってしまえば、さいあく砲が暴発して自爆してしまったり」と書きました。
しかし運良く砲身がもちこたえてくれたら、その一撃だけは本来の威力以上のビームが撃てるかもしれませんね。

・・・敵はブ厚い装甲を持つブラックライモス。ゴドスのビーム砲なんて跳ね返してしまう。
だが今、俺は安全装置を解除しありったけのエネルギーをビーム砲に注ぎ込んだ。
発射ボタンを押せばビーム砲の砲身が耐え切れずに暴発するか…、それとも運良く一発だけは撃てるか。
前者なら自爆。後者なら大金星。さぁ、やってやろうじゃねえか……。

そんなドラマなストーリーが書けそうだなーと思いました。


さてビーム砲の話は終わり。ここからは装甲の話に戻ります。
装甲でも同じようなことは起るのか。という事を考えます。
で、起るんじゃないかなあと思いました。

以前に「スーパーヘビーガード」というコラムをを書きました。
この中で後半、「デスザウラーのスーパーヘビーガードは荷電粒子エネルギーが支えている」との説を唱えました。

もしかすると、こういう機能はデスザウラーだけじゃなく他の多くのゾイドもできるのではないか。
ゾイドの装甲にはやたらディティールが多い。装甲とするなら一枚の分厚い鉄板でよろしい。貼り合わせ目は強度を落とすだけです。
いやしかし、その過剰なディティールが「ゾイドのエネルギーを装甲表面に行き渡らせて強度を高める」ような役割をしているのではないかと考えました。

よくよく考えたらゾイドの装甲は本当にディティールが多いのです。それを象徴しているのがウルトラザウルスやゴルドスじゃないかなあ。
装甲にパイプがやたらあるんですね。


首を守る装甲にこんなにパイプはいらんでしょう。ガッツリと分厚い一枚もんの鉄板で守ればよろしい。
そう思えるのですが、これだけ大掛かりなパイプが付いているのだから何かしらの意味はあるのでしょう。
ゴルドスの脚部装甲にもパイプがついています。(冷却用…とも考えたのですが、それにしてはいささか大掛かり過ぎる)

この装甲なのに大型パイプが付いてるやつは、「何らかのエネルギー処理をしており」「そのエネルギーは装甲表面に行き強度を高めている」のだと思いました。

そうそうこの考えは「ゴジュラス」についても言えるのであります。
機獣新世紀ゾイド当時、はっきりとした文言までは覚えていないのですが「ゴジュラスの装甲は強いのでアイアンコングのミサイルにも耐える」というような解説がされた事があったと記憶しています。
それに対してユーザー間であんなパイプとかゴチャゴチャしたものが剥き出しなのに…という反応があったのも記憶しています。
それも、「実はあれは装甲表面にエネルギーを行き渡らせる処理である」とすれば納得できるのかな…。

ただ理想的にはそういう「処理部分」は露出させず、表面はツルッとした感じにした方が良いとも思いますが。
装甲全体の強度を上げる処理をしているとはいえ、その処理をしている部分だけで言えば被弾に弱く弱点たる箇所なので。


さてさてグスタフの装甲ですが、色んなディティールがありますね。共和国機の中でもかなりのゴチャメカだと思います。

これは「装甲」という事を思えば明らかに過剰です。
グスタフの装甲も、今回考えたようなエネルギーを表面に行き渡らせるような処理がされたものではないでしょうか。
そんな風に思いました。


ここからは補足です。

シールドライガーはエネルギーシールドを持ちます。これは今回考えた装甲の発展型と言えると思います。
革新的なのは、従来型は「装甲の表面にエネルギーを行き渡らせる」だったのに対して「機体前方の離れた位置にシールドを展開できる」点です。
装甲の強度を上げたとしても、被弾時にはかなりの衝撃が来るでしょう。できれば無い方が良い。
デスザウラーVSウルトラザウルスの一件を思い出されたい。
ウルトラキャノン砲の直撃を受けたデスザウラー。デスザウラー自身は無傷であったがパイロットのトビー・ダンカンは気を失いかけた。
前方の離れた位置で敵弾を防ぐエネルギーシールドは、衝撃を防げる点において極めて優れています。


もう一つ。
グスタフの装甲を他のゾイドに転用できまいか。
それは「付けることはできるがグスタフが付けた時ほどの強度は確保できない」と思いました。

グスタフはかなり特殊なゾイドだと思います。それはもう戦闘用に使えないくらい。
パワーはかなりあります。250tもの物資を運べるくらいだから凄い。(マンモスは輸送量25tである)
でも戦闘用ゾイドとの決定的な差は「出力が常に一定である」という点だと思います。

戦闘用ゾイドは戦闘に入ると一機にパワーを高めて戦う。短距離走というか、ドラゴンボールでいうところの気のコントロールができるような感じ。
グスタフは多分そういう事ができない。
常に一定の力は出しているが瞬間的に高めるようなことができない生態なのだと思います。
グスタフの装甲はおそらくその仕様に最適化されている。
ゆえに他のゾイドが使うとエネルギーのコントロールが違うので使いにくい。結果として期待した程の防御力にはならないのだと思いました。


という感じで、そんな風に考えてみました。
ちょっとややこしくなりましたが、私なりの見解として解答になっていれば幸いです。
面白い掘り下げが出きました。ありがとうございます!!


あ、あともういっこだけ追加。
ゾイドの装甲は今回考えたようなエネルギーを表面に通す特殊な装甲の他に、いわゆる普通装甲「単純に強度の高いの鉄板」の装甲もあると思います。
そういう装甲はどんなゾイドにでも、ゾイドじゃない車両などの装備にも重量が許す限りにおいては増設できると思います。
そして何に装備しても同じ防御力を発揮する。
ただの鉄板だから当然ですね。

ただし強度としてはゾイドのエネルギーを使う装甲よりも大きく劣るとも思います。

そんな感じで、今度こそ終わり。
今日の内容はもう少し分かりやすく書き直したうえでコラムにも入れたいと思います!
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