復元完了1

学年誌の付録本「ゾイドひみつパスポート」

これがもう古いものなのでボロボロになってきています。
そこで以前に記事にしたように、Photoshopで復元作業をしています。

で、一ヶ月ほどコツコツすすめていたのですが、この度ようやく作業完了しました。


この本は表紙・裏表紙を含めて全36ページなんですが、全ページについての作業が完了しました。
疲れたー・・・が充実感たっぷり。


ページの中にはこのように・・・、

破れの目立つページもあって作業はかなり大変でしたが、それでもどうにかやった。ようやく完了です。

こういうリマスター的な作業においては、原版のズレや誤字(例えばディバイソンが「バッファロー」と書かれている箇所があったりダブルソーダが「ダブルソーダー」と書かれていたりする)を修正するのか、それともできるだけ忠実にするかがとても難しい判断です。
今回はできるだけ原版を再現しました。ズレなども原版に忠実に。文字もそのまま。
漢字にルビがない以外はほぼ忠実に再現しています。

画像なんかも処理があまり丁寧でない箇所も幾つかありましたが、この辺もそのままにしています。
ちょっと気になりますが、こういうのも”味”ですね。


さて中身についてとても興味深い所もあったので、中を紹介すると共に幾つかピックアップします。

本はハガキ以下のサイズでミニミニです。でも学年誌のオマケとしては標準的なサイズかな。
特徴的な事として背表紙がちゃんとある、のり付け製本タイプの本です。
学年誌の付録本は大抵ホッチキスでとめたタイプが多い印象ですが(前回紹介した改造ブックはこのタイプです)、この本は例外的にのり付け製本になっている。

中身…。


これは最初の見開き。
ミニ本ながら空気感を作るのが上手いですね。一気に惹き込まれます。
ところで「共和国軍が製作した共和国兵に向けたハンドブック」な点には注目です。

本の最初は戦史年表。

大氷原の戦いからデスザウラー登場までをダイジェストで紹介している。
特徴としては「我が軍は進撃した」のように共和国視点で書かれています。

最後にマップと激戦の位置があるのがまた良いですね。


次に主力ゾイド紹介。

デスザウラー参戦後しばらくの本なので、ギリギリでゴルドスが現役機として紹介されています。
この直後くらいの時期に「第一線を退いた」扱いになったのであります。
一覧にはゴルヘックスも載っています。言うまでもなくゴルドスの後継機。
この一覧は一線機の移り変わりが思われる一覧でもあります。

他にも、ガイサック、スネークス、シュトルヒ、シンカーがこの少し後に「第一線を退いた」扱いになりますね。
そう思うと少し物悲しい資料にも見えてきます。

ところで、この時期のディバイソンは出来立てホヤホヤでした。完成直後で本格的な参戦はまだしていないような時期です。
他のページでは「ディバイソン」という名前の他「バッファロー」と書かれている箇所もありました。
完成直後のばたばたした感じが伝わる資料でもあった。


その次は戦力比較表。これは興味深い。

小・中型はバトスト3巻と同じでどうという事はないかな。
いやしかし、注目すべきは大型ゾイドの比較表です。


なんといってもゾイドマンモスやゴルドスが表に載っています。
両機とも第一線を退く間際の時期でしたが、どうにかギリギリで戦場に踏みとどまっていた。

そして全敗!!

おいおいゾイドマンモスよ、ディメトロドンくらいには勝とうや……と思ってしまったものの、まず速度が違いすぎる。マンモスは85km/hでディメトロドンは150km/h。
これじゃあマンモスが得意の格闘戦に持ち込もうとしても無理だよなあ…。
速度が遅くてもゴジュラスやデスザウラーの様に運動性が高ければ捕捉できると思いますが、マンモスはその点もダメだからなあ…。
ディメトロドンは常に安全な位置から火器を叩き込む。帝国共通武器なのでそんなに火力はない…けどマンモスは脚の下の方を除いてさしたる装甲もない。腹部は特に弱そう。
なので一方的に撃たれまくってついに沈黙してしまうのかも…。

あと、アイアンコングMK-IIの評価が低い・・・・というかシールドライガーとディバイソンの評価が高いのが興味深いですね。両機ともコングMK-IIに勝利となっている。
サラマンダーもコングMK-IIに勝ちか。
バトスト3巻の表では大きく変わっています。
ノーマルコングの時点で、ディバイソンに対して引き分け、シールドとサラマンダーに対して勝ち。
コングMK-IIだと、ディバイソンにもシールドにもサラマンダーにも勝ち。


おそらく・・・・、この頃はエリクソン部隊のシールドライガーが極めて高い戦果を挙げていた。それこそアイアンコングを余裕で倒してしまうくらいに。
その印象が強くて「シールドはコングMK-IIにさえ勝つぞ!」という評価になっていたのかも。
しかしその後、いや冷静に平均的技量で判断したら明らかにコングの方が強いやん! 今までシールドのパイロットがエース過ぎただけだったやん! となったのかも…。

あと販売戦略的にいえば4500円のアイアンコングMK-IIが1980円のシールドより弱いのはさすがに…という事情があったのかも。

ディバイソンは上に書いたように完成直後なので、何の実戦データもない。そんな中で戦力比較表が作られているわけだから、これはもう「期待値」だと思います。
実際はノーマルとは五分に戦えるがMK-II相手にはやや不利というものであった。
そんな解釈をしました。

サラマンダーはなんでだ・・・?


そんな感じで、ちょっと長くなってきたので今日はここまで。
明日に続きます。
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