デスドッグのこと

先日からケンタウロスの事を書いていて、デスドッグの事も考えたいと思いました。


…絶対に中級コースじゃないと思うぜ…。

さてデスドッグを考えましょう。
公式解説は
「脚部を二足歩行から四足歩行システムに改造したデスドッグは、デスザウラーでは行動できない山岳地帯を自由に行動し、スピードもデスザウラーを上回っていた。胸に装備した大型のビーム砲は、荷電粒子砲には敵わぬまでも、大型ゾイドを一撃で倒す威力を持つ恐るべき兵器であった」
というものです。

私は今までデスドッグを「フランツがヘリック大統領暗殺の目的を達成するために改造したデスザウラー」だと思っていたんですが、一連のケンタウロスの文章を書いていて違うなと考えを改めました。

デスドッグの性能を簡単に言うと「機動力アップ」「攻撃力ダウン」という仕様です。
機動力は、主に山岳での運用性を大幅に向上させた。
攻撃力は、「大型のビーム砲は大型ゾイドを一撃で倒す」とありますが、せいぜいゴジュラス以下じゃないかなぁ。ウルトラザウルス級になると難しそうな気がします。
荷電粒子砲と違って連続使用が出来るのは優れています。ただし対部隊戦での効果は大きく劣ります。

開発されたのは共和国軍が中央山脈攻略を進めていた時期です。
デスドッグは、おそらく山脈攻略を順調に進める共和国軍、それを見てマズいと思った帝国軍がデスザウラーを山岳に対応させた仕様だと思いました。
山岳で十分に行動できる能力。そして攻撃力もこの地帯において必要にして十分な水準に調整されています。
山脈にはウルトラは基本的に居ない。大型ゾイドはシールドライガーくらい。大型ビーム砲はこれを破壊するのに十分な威力。

デスドッグの運用で、帝国軍は共和国山岳部隊を蹴散らしその目標を失敗させるつもりだったんじゃないかなぁ……。
共和国軍は中央山脈攻略を順調に進めていました。
帝国軍は山脈にある拠点、「北部最大の要塞」の防衛に絶対的な自信を持っていましたが、これもあえなく陥落…。
こういう状況でデスドッグは完成しました。
デスドッグは多分、起死回生の切り札だったんだろうなぁ……。

ただフランツが暴走してそれを強奪してしまったのですが。

いやしかし、偶然か必然か。デスドッグが交戦したのはケンタウロスでした。
ケンタウロスはこちらで推測したとおり、開発目的の一つが中央山脈攻略の為だったと思います。
もしこのゾイドがずっと健在だったなら……。
多分、共和国軍の中央山脈攻略は史実よりもずっと早く達成されたでしょう。
グレートサーベルが完成するよりもずっと早く。
そうなっていれば、帝国軍はマッドサンダーの完成を待たずして滅んでいたかも……。

フランツの出撃は暴走でしたが、結果だけを言えば帝国の危機を回避したとも言えるでしょう。
山岳での最大級の脅威になりうるケンタウロスを排除できた。


バトスト3巻ラストでは、フランツが国に帰る姿が語られています。
普通、ゾイド…しかも起死回生の切り札たるゾイドの無断持ち出しをした。更に直前に軍服や身分証など全てを捨ててるわけだから、これはもう重大な反逆者となるはずです。
銃殺は免れまい。
それがこうなっているというのは、ゼネバスが温情を出したのかなぁ……。

優秀な軍人で帝国に絶大な貢献をしたフランツ。
軍の脱走、決戦ゾイドの無断持ち出し。これは重大な違反行為だが、結果として言えば敵の決戦ゾイドを破壊する成果も挙げた。

デスドッグVSケンタウロス、そのクライマックス。落下するデスドッグからフランツはビークルで脱出しました。
多分、自動脱出装置が働いたのでしょう。そのまま帝国領に帰還したと思う。
呆然とするフランツ。
自分がやったことは十分に分かってるつもりなので、もはや銃殺もやむなしと覚悟を決める。
でもそんな彼にゼネバスは語りかける。
「敵の決戦ゾイド登場を知ってすぐに出撃するとは、帝国はまたキミに救われたな」
「しかし急ぎすぎてこれを落としてしまったようだな。さ、もう無くさないようしっかり保管したまえ」
そうして片目をつぶって身分証などをフランツに渡すゼネバス。
あえて都合のいい解釈をして語りかけているのであった……。

みたいなドラマがあったのかなぁ。
そんな風に想像したりもしました。
スポンサーサイト



プロフィール

三式

Author:三式
>HP(本家)はこちら
>掲示板

コメントはお気軽に!
コメントは
 @初めましての方も大歓迎
 @関係ない話題でもOK
 @但し宣伝のみ等はNG
 @名乗って頂けると嬉しい
という感じでお願いします。

リンク
カレンダー
10 | 2018/11 | 12
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
カテゴリ
月別アーカイブ
検索フォーム
新着記事
最新コメント