デスザウラー部隊の編成

ゴジュラスVSデスザウラーの続きです。
前回の記事で今回で一旦区切り・・・と書きましたが、コメ欄にてこれは考えなきゃなーという議題を頂いたので延長戦です!


ところで10周年をまたぐ話題がゴジュラスがらみっていうのはなにか運命めいたものを感じますねぇ。
しっかし……、ゴジュラス発売は1984年春。35年前に発売されたゾイドを未だにこんなに熱心に語り合える場所というのは改めて凄いなぁ。
ま、それだけゾイドが魅力的でいくらでも考えられるっていう事ですね。
素晴らしいです。更に更に考えていきましょう!


という事でゴジュラスVSデスザウラーです。
これまでも記事で、デスザウラーを撤退させるには・・・・・、

1:デスザウラーは単独ではなく部隊として運用されているはずである。
2:共和国軍はデスザウラー自身ではなく周囲の部隊を撃破すれば良い。
3:味方機を失ったデスザウラーは目的を遂行する能力を失う。よって撤退するであろう。


と考えていました。それについて頂いたのが以下の内容です。

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帝国軍は、共和国軍の射撃によってデスザウラー随伴部隊が壊滅する恐れがあるのに、部隊を随伴させるだろうか?と思いました。
デスザウラーは、単機で大軍を敗走させられる「超戦力機」です。
当時考えられる最強主力ゾイドの能力をふた周りは軽く超えてるのはみなさんご存知のとおりで、そしてそれはデスザウラー1機に敵部隊全機が襲い掛かってくることでもっとも効果を発揮します。
「敵がデスのみに襲い掛かる→デスだけで返り討ちにする→帝国部隊の被害ゼロ」という図式ですね。
デスザウラーは最初に登場したときから単機で共和国軍を撃破する活躍を見せ、その後も強敵となるマッドサンダー参戦までは有力なライバルはいませんでした。
恐らくですが、随伴部隊はデスのずっと後方にいて、砲撃してくるウルトラやゴジュラスmk2部隊をデスが撃破してから後を追いかけたのではないでしょうか。
もしデスが撤退せざるを得なくなっても、射程外なら部隊に被害は出ません。占領と補給のための随伴部隊ならば、超特化編成ではありますがこれで事足ります。

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これはまったくもってその通りですね。
ウーム。
デスザウラーが単機で前進して敵を撃破。安全を確保する。
その後に占領部隊や補給部隊が到着し各種任務を遂行する……。
完璧だ……!



むろん単機だと攻撃が集中します。
だから作戦成功したとしてもデスザウラー自身に相当のダメージが出よう。
一時的なドック行きはするかもしれない。でもコアが健在であれば修理すれば再戦力化は容易でもありましょう。


随伴する部隊……、護衛かぁ……。

……太平洋戦争時の空母だと駆逐艦を必ず護衛に付けている。
これは潜水艦への対策が空母は図体がデカイから得意ではない。機敏に動き対潜用の爆雷などを多数備えた駆逐艦が最適だからです。
また敵からの空襲を受けた際、空母自身の対空火器だけでは不安がある。そこで周辺の艦も対空火器を持っていれば空母を守れるというわけです。
護衛は多ければ多い方が良い。なぜなら空襲を受けた際は艦数に応じて対空火力も高くなるし、攻撃する側からすれば目標が多いという事は狙いを絞りにくい事でもあります。
状況によって空母以外に攻撃が向く事もある。本来は空母に向かうはずだった攻撃を周辺の艦が吸収できるわけですね。

うーん、デスザウラーで考えてみればどうか。
確かに護衛は必要ない気がしますね……。防御力が凄まじいから。
空母は魚雷の5,6発も受けたら沈みますが、デスザウラーは言ってみれば「魚雷100発くらいなら耐える空母」てな感じでしょうか。
こんだけ防御力が高いなら、たしかに少々のダメージなんぞ「構うなどうせ沈まん、後から修理すれば良い」として強引に単艦で任務を遂行しそうだ。


……太平洋戦争当時の空母は意外な弱点を持っていました。
それはアンテナが低いので通信力が弱いこと。これは大型アンテナを持つ戦艦にかなり劣っています。

これはデスザウラーにも当てはまるかもしれない。
デスザウラーは通信力にはそれほど優れないでしょう。ディメトロドンを随伴させたい所です。
思うに…、この辺にヒントがありそうな気がします。


私は、やっぱりデスザウラーは部隊として行動していたと思いました。
これについて、以下のように想像しました。

帝国軍としては、当初は

1:デスザウラーだけで進撃
2:敵地の戦力をデスザウラーだけで殲滅
3:遅れてブラックライモスやブラキオスが到着し敵地の制圧やデスザウラーの補給を完了


という流れを想定していたかもしれない。
でも重要な一戦がその流れを変えたと思いました。
それはバトスト3巻の「デスザウラー捕獲作戦失敗」のエピソードです。

この作戦はサラマンダーとウルトラザウルスが連携し、デスザウラー唯一の弱点であるところのオーロラインテークファンを撃ちぬいてから鹵獲しようとした作戦。
結論として言えば作戦は失敗した……のですが、「帝国軍には大きな影響を与えた」そんな可能性を考えました。

作戦を今一度おさらいすると
1:単独行動するデスザウラーを見つけて作戦開始
2:サラマンダーが攻撃し隙を作る
3:ウルトラザウルスがキャノン砲を発射し背中を撃ちぬく

という内容でした。


※これは元になった学年誌版の画像


この作戦。失敗はしたものの、極めて惜しい所まではいった。
帝国軍として考えねばならなかったのは、ウルトラザウルスの存在を探知できていなかった事です。
この事はデスザウラーの索敵力の低さを示しています。

ウルトラがどの距離から撃ったかは分かりません。が、共和国軍は「主砲弾でピンポイント射撃」するような距離まで詰める予定であった(※)
限界射程の半分として、だいたい50km程度と想定しましょうか。
共和国軍が、「デスザウラーが単機ならその程度の距離まで近づいても不意打ちが可能」と考えていたという事ですね。
(※サラマンダーが予想以上に早くデスザウラーとの交戦に入ったので、それよりも長い距離から撃つ事になってしまい、命中しなかった)


さてこの一戦は共和国軍全体に「サラマンダーとウルトラザウルスが共同してもデスザウラーを倒せない・・・・・・」という絶望を蔓延させる結果になった。
ヘリック大統領も作戦は失敗だったと認識している。
ただ、実は帝国軍にしてみたらこの一戦は背筋の凍る思いだったのではないかな。

たまたまキャノン砲が外れたから助かった。でも砲弾は極めて惜しい位置に落下した。
もう少しで当たっていた。当たっていれば共和国軍は鹵獲の目標を達していたであろう。
あわや大惨事であった。

サラマンダーが適切なタイミングで攻撃を開始していたらどうなっていただろう?


帝国軍はデスザウラーが居なければ圧倒的に不利な戦力です。
しかしデスザウラーが居れば優勢になる。
そんなデスザウラーだから、鹵獲される事態は絶対にあってはならない。
そんな事が起これば共和国軍がデスザウラー対策を進めることは明白。荷電粒子砲の機構をコピーされるかもしれない。

共和国軍は同じ作戦を二度と行わないようにした・・・・のですが、そんな事は帝国軍は知らない。
帝国軍は、同じ作戦がまた行われるかもしれないと考えたでしょう。
今回は運良く外れた。だが、何度も繰り返されればそのうち鹵獲されかねん……。
そんな最悪の事態を想像した筈。
この作戦の後、帝国軍は同じ事態を絶対に防ぐべく「最低でもディメトロドンを随伴させる」ような取り決めを作ったんじゃないかと思いました。


一連の記事では、オーロラインテークファンに注目した意見も多数頂戴しました。
ここを狙うのは効果的だ、という意見です。
私としては、記事を書いている途中には「オーロラインテークファンはそこまでの弱点ではない」と思っていました。
そうそう被弾するような位置ではない。大砲でピンポイントを狙うなんて無理な話だから気にしないという事です。
なのでゴジュラスVSゴジュラスの戦いのシミュレートではノーマルだろうがMK-IIだろうが「本体」にダメージを与える戦術を採っています。
「一発逆転(ファン破壊)を狙っても成功する確率が低い。そればかり狙っていたら逆に被害が増えかねん。覚悟を決めて本体を狙った方が得策」
という考えでした。

でもコメントを読んだりデスザウラー鹵獲作戦失敗のエピソードを読み返したりすると、やはり大きな弱点である。ここを狙う価値は十分にあると思い直しました。
帝国軍の立場で言うと、ここだけは絶対に守らねばならない。


デスザウラー鹵獲作戦失敗から、帝国軍はデスザウラーの単独運用を禁止した。それは遠距離からファンを撃たれる危険を考慮してである。
索敵力の低いデスザウラーでは遠距離のウルトラザウルスを探知できず、不意打ちを喰らう可能性がある。
そこでディメトロドンを随伴させ敵の位置を確実につかめるようにした。

また、敵の位置をつかんだところで敵の方が射程が長いんだから撃たれる事態はある。
これに備えて、「迎撃を強化したい」とも思ったはずです。


今回この文章を考えていて、デスザウラーの背部にある16連装ミサイルポッドに気付きました。
もしかして、これってファンを守る目的の装備ではないかな。



ゴジュラスキャノン砲やウルトラキャノン砲。この砲弾がファンを狙って飛んでくる。
それをミサイルで迎撃し事前に破壊する。この配置はそんな思惑を強く感じます。


簡単に描くとこんなイメージです。

ミサイルでキャノン砲を迎撃し破壊する。これは実際に可能です。
なにせ砲弾は回避運動をする事なく一直線に飛んでいるだけ。軌道が読みやすい。
ミサイルは、例えば飛行ゾイド……分かりやすく言うと「キャノン砲よりも速く飛び、回避運動も行う」そんな目標を撃ち落とすための装備です。
こう言うと砲弾を迎撃する事が可能と分かるでしょう。

ただし、むろん容易ではありません。
自身に向けて一直線に飛来するキャノン砲の砲弾。着弾するまでの時間はそんなにない。
その少ない時間でミサイルを発射し確実に迎撃するのはかなり難しい。

敵飛行機に向けて撃つ場合は「敵の動きは速いし回避運動もとられる。だが、こちらとしては発射タイミングを見極めたうえで撃てる余裕がある」
キャノン砲砲弾に向けて撃つ場合は「砲弾の動きをとらえる事は楽だ。だが今すぐに撃たないとやられる。発射のタイミングを見極めた知る余裕は一切ない」
そんなトレードオフですね。

キャノン砲を連射された場合は、無数の弾が飛んできます。
そうした場合は、目標が多すぎるので迎撃する難度は飛躍的に上昇します。

ファンを狙う多数の砲弾を迎撃する。そんな目標があるので、デスザウラーは背部に16連装という凄まじいミサイルを装備しているのだと思いました。

更に、より確実な防衛を目指して周囲に砲弾の迎撃が可能なゾイドを随伴させたとも思いました。
やはりファン=撃たれたらおしまいです。
デスザウラーの16連装ミサイルであらかた迎撃できるだろう・・・が、更に万全を期したい。

それはブラックライモスです。背中にレーダと二門の優秀なミサイルを持ちます。

ブラックライモスの対空能力は同クラスの帝国ゾイドの中では最優秀で、プテラスをも撃墜できます。このゾイドを砲弾からの防衛に使う。
そんな風に思いました。

もうちょっと飛躍させてみよう。
今回は電子戦機としてデスザウラーにはディメトロドンが随伴すると導きました。
前回は、デスザウラー部隊はブラックライモスやブラキオスであると書きました。
実はこの3種類のゾイドは箱裏バリエーションが共通します。







いずれも「対空」仕様になっているのです。
デスザウラーに随伴する各機はこのような仕様であったかも。
と思いました。

以上のように、帝国軍はデスザウラーの鹵獲を絶対に防ぐべく「部隊」としての行動を強いられていた。
そんな風に考えてみました。
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