デスザウラーと荷電粒子砲

VSマッドサンダーの寄り道。
寄り道が多くてなかなか本題が進まなくてすみません。。
今日は一連の流れを書いていて思った事をつらつら書きます。主にデスザウラーに関して。


デスザウラーを考える中で、「索敵力が低いのでディメトロドンを随伴させたい」と書きました。
デスザウラーは帝国共通武器セットの3Dレーダーしか持っていない。
おそらく「荷電粒子砲が原因で大掛かりなレーダーが装備できない」と考えていました。


荷電粒子砲発射シーンを見ると、喉元があやしく発光している。
膨大なエネルギーが分かる。
こんな状態なので、電子装備を置いてもすぐに壊れるのだと思います。

それを象徴しているのが3Dレーダーの付き位置です。
これは腕に付けるのが標準である。


ちょっと変な位置です。
普通に考えて、頭頂部につけるのがレーダーとしては一番適切な配置であります。



ですが、これでは荷電粒子砲発射の際に壊れる。
荷電粒子砲のチャージ→発射時に壊れない位に遠い位置……、となると腕になったのでしょう。

「荷電粒子砲は強力だが、強力すぎるゆえに電子装備との相性が悪い」
「それゆえ荷電粒子砲搭載機は電子装備が貧弱にならざるを得ない」


ダークスパイナーは電子戦機ですが荷電粒子砲を持っていない。
これも裏付けになるのかなと思います。


体を一直線に伸ばした前傾姿勢。
パワフルなスピノサウルス野生体。
これを考えれば、その気になれば荷電粒子砲の装備は可能だったでしょう。

ダクスパは格闘戦でジェノザウラーと互角に戦えるくらいに強い。
CASにも対応している(バーサークフューラー用CPを付けれる)。

荷電粒子砲を積んでいれば、「ジェノ/フューラーの能力に加えて高性能電子装備がある」という更に究極のゾイドになったでしょう。
生産の観点で見ても、複数を生産するよりダクスパ一種に集中した方が効率良く数をそろえられるでしょう。
(野生体確保の事情はさて置き)

しかし荷電粒子砲を装備しなかった。
おそらくパワーとか姿勢とかではなくて、電子装備を積んだからできなかったのでしょう。
そんな事情が見えます。


さてもう少し続けます。
先日の記事で、「マッドサンダーの残骸が回収されれば帝国が対策を採るかもしれない」と書きました。
それはいかなるものか。
これは収束荷電粒子砲になるのかなと思いました。

デスザウラーは面として荷電粒子砲を撃つ。

対部隊用として使うならこちらが良いですね。
収束して撃つと「点」だから、一機を倒すには良いでしょう。
しかし部隊同士の戦いで一機倒したところでどうなるのか、ということです。


……これがゾイドの数が激減した新世紀の世界だと良いんです。ゴジュラス級の大型強力機の数は少ない。
だから、そういうやつを丁寧に一機ずつ狙える収束荷電粒子砲は時代が求めた装備と言える。
でもメカ生体時代のディバイソンやゴジュラスが水平線を多い尽くすくらい居るような時代にはそぐわない。

ただ、「マッドサンダーさえ排除できれば帝国に勝ちが見える」という特殊な状態なら、収束荷電粒子砲を造る意義が出てきます。

デスザウラーの荷電粒子砲。普段は「面」として放っているものを「点」として撃つ。
その威力ならさすがの反荷電粒子シールドでも防げまい。

ただ「この時代において荷電粒子砲を収束させる技術があるのか」というのが問題です。
低出力…ジェノザウラー程度の荷電粒子砲ならともかく、デスザウラー級の荷電粒子砲を収束させるのは難しいだろうなぁ……。
しかしデスザウラーも就役からかなりの年数が経っているし、超超全力を挙げればどうにか……という感じでしょうか。

デスザウラーの開発者はドン・ホバート技師です。
氏はチェスター教授奪還作戦くらいの時期に病死した。
これは帝国にとって痛手だったよなぁ…と思う。彼が存命なら、あんがいアッサリ開発できていたかもしれない。
あるいは彼のご子息であるところのマイケル・ホバート技術少佐なら可能だったかもしれない。
でもマイケルはマッド就役直後位の時期に共和国軍に捕えられた。捕虜になっちゃったもんなぁ……。
(ゼネバス皇帝は鎖につないででもマイケルを出撃させるべきではなかった)

ただ収束できたとして、「点」の破壊ではどこまでの効果を発揮するだろう。
反荷電粒子シールドは貫けるでしょう。ただ、シールドに穴を開けただけでは決定打にならないかもしれない。
「コアの位置を正確に貫く」事ではじめて倒せるでしょう。
狙いがわずかにでも逸れれば、体の一部に穴があきながら・それでも突撃してくるマッドサンダーにそのまま圧されるかもしれない……。

…ゴジュラスはボロボロになっても戦い続ける。
キングゴジュラスは片腕を失いながらもギルを破壊した。最終決戦時は腹をかっさばかれながらも戦い続け勝利した。
新世紀デスザウラーはマッドサンダーに片腕を吹き飛ばされながらも戦い続けた。
シールドライガーは半身を失いながらもジャンプしてデスザウラーを葬った。
大型ゾイドの戦い続ける根性って凄い。
コアあるいはよほどの重要部位を破壊しないと大型ゾイドは止まらない。

そうした意味で、集束荷電粒子砲でマッドを確実に葬るのは不安が残る。

あるいは、よしんば狙いが精密に付いたとしても。
いくら開発が順調に行っても「開発完了→そのタイプのデスザウラーを生産ないし既存機を改修するにはある程度の時間がかかる」でしょう。
「その時間で生産されるマッドサンダーの数」を考えれば、けっきょく少々の損害を与える程度で戦況に大きな影響を与えることは出来なかったような気もします。
うーん…、詰んでる。

帝国軍に可能性があったとすれば、「デスザウラー無敵時代に慢心しなければ」ということでしょう。
「いずれ荷電粒子砲は防がれるだろう」「その時にどうすればいい?」
これをもっと考えておくべきだった。
そうすれば、早い段階で収束タイプが完成していたかもしれない。
(早期に開発すれば健康な時代のドン・ホバート技師が開発指揮をとれる)

そのタイプは積極的に前線に出さなくても良い。
ただマッドサンダーが登場した時には、待ってましたとばかりに出撃させて葬ってやれば共和国軍は戦意喪失するでしょう。
そういう考えを帝国は持つべきだった。

荷電粒子砲は強力過ぎた。
それを装備したデスザウラーはあっという間に共和国首都を攻略せしめた。
それが帝国に慢心を与えてしまったのかも……。

やはり強すぎる装備は時に逆の効果も出すのかもしれないなぁ。
そんな風に思いました。
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