44話

ゾイドワイルド44話でした。

『絶叫!壮絶な友情』ということでハードだろうなと予想はしていましたが、思ってたより倍以上はハードでした。

視聴前は、なんだかんだいって…、
アボカドが傷つきながらも何度も立ち上がって声をあげ続ける。それによってついにアンキロックスを開放する。
「そ、そんなバカな、デスレックスの支配を絆で解いただと!?」
「見たか、これが絆の力だ!」

みたいになるんだろうなぁと思っていたんですが、まぁ見事に裏切られました。
まさか……まさかああなるとは。
甘くないなぁ。


さて44話ですが、Zに関する情報を求めて一人ムシ仙人の寺院に駆け付けたアラシ。
そこには仙人の他に、相棒を失い修業し直すアボカド、ガーリック、クロアメの姿があった。
そしてまたここに向かう者もいた。
デスメタル帝国が、ワイルドライガーが寺院に向かった情報をキャッチしていたのだ。


情報処理にいそしむ様子。アナログな作業だ。
最終秘密兵器ラッキョーさんが仕事でやつれている…。
部下を使わず自分でやってるのは偉いなぁ。いや実は自分で使える部下がいない?

ラッキョーの情報を元に寺院に乗り込んでくる、キャビアの乗ったアンキロックス。
そしてクワーガの大群!


アンキロックスはシュプリーム団時から色は変わっていないしマーキングもそのまま。
このやり方は汚いなぁ。
鹵獲機を使う事は戦争ではままありますが、国籍を偽る事は決してやってはいけないのである。
まぁ、デスメタル帝国にとっては「知ったこっちゃない」でしょうねぇ。
負けて奪われた方が悪いと考えてそうだ。

ただしアンキロックス、唯一キャップだけはデスメタル仕様に変わっています。
色は黄色なので、旧ガブリゲーターのキャップを再利用してるんだろうか?

アボカドはアンキロックスに走り寄るも…洗脳状態のアンキロックスは動じない。
それどころかキャビアの「踏み潰せ」に従うほど。
仕方なくワイルドライガーが戦うことになるが、アラシはアンキロを攻撃する事がどうしてもできない。
仲間のゾイドだからだ。

そうこうしている内に何発も重い打撃を受ける……。
更にデスブラストまで発動されてしまう。



アンキロックスは猛攻を続ける。
更にキャビアの口からは、アンキロックスを使って町やレジスタンスを壊滅させた事も語られた。

「数えきれないくらいぶっ殺した」

ここへきてアボカドは決意する。
「アンキロを倒してくれ」
アラシは戸惑いつつもその悲しい決意を受け入れワイルドブラスト。
全力のキングオブクロースパイラルでアンキロックスを真っ二つにしたのであった………。



ということで真っ二つ・・・・。
おおおお・・・・・・。まじか。ここまでやりますかという位ハードな話でビビりました。


うぅーん…、しかし今話は幾つか引っかかるな。という感想でもあります。

アンキロックスが町やレジスタンスを壊滅させている。命を奪った。
(「デスった」「ガブった」とかじゃなく明確に殺したと言ったのは重さが違う)
ここで倒さねば被害が増えるので倒す決意をしたのは分かる。分かるんだけど……、一つ前の43話ではミツバ率いるゾイド狩りの集団が「ライダーを狙う」という方法でゾイドを無力化していた。
今回も、
キャビアを狙ってゾイドから落伍させる

強制開放を解く(弱体化)

無理やりにでも押さえつけてからアボカドが近づく。絆を取り戻すことを試みる

という手段は考えられなかったのかなぁ。
最後の方、ちょっと絆を取り戻しかけてアンキロの動きが鈍くなったシーンもあったし……、時間さえかければどうにかなりそうでもあった。


あと今までキングオブクローって、ヒットさせたところでぶった切る描写はなかった。
いつも敵は吹き飛ぶだけで健在だった。
今回だけスッパリ切れたのは何故……。
というとまぁ全力だったからなんだろうけど(アンキロの装甲を苦もなく切るのは凄い)、もう少し加減したら良かったんじゃないかなぁ……。
キングオブクローだけじゃなく、強い攻撃を受けたゾイドって衝撃で一時的に機能停止するような描写が多い。
なのでアンキロックスにもその程度の攻撃をするのは難しかったのかなぁ。

あと、キングオブクローは一発で相手を両断するのに、アンキロックスの攻撃は幾ら叩き込んでも「その瞬間バチバチ放電するだけ」でライガー側にダメージが蓄積している感じがしなかったのもちょっと都合が良い感じが。。。
これは好意的に解釈するなら「無意識にアンキロックスが威力を抑えていた」のかもしれませんが。
ただし、こうであるとすればなおさら救ってあげられなかった事が悲しいものです。
少なくとも「キャビアを排除する」ことの努力はして欲しかったなぁ。

ムシ仙人も居たし不可能ではなかったと思うんだけどなぁ。
ムシ仙人と言えばデスブラストしたクワーガの大群相手に無双。
つえぇ…。


アラシが「仲間のゾイド」を攻撃できなかったのはよく分かる話です。
んー……でも、これも更に言うならもっと考えた方がいいんじゃないかなぁとも思う。
例えばガブリゲーターだったりナックルコングだったりデスレックスだったりはためらいなく攻撃している。
ヨウカンも村を襲った仇が乗るラプトールを容赦なく叩きのめした。
敵のゾイドだから。
けどよくよく考えてみれば「強制的にゾイドを支配する」のがデスメタル帝国なのだから、そこで運用されているのは無理やり徴用されている悲しきゾイドな筈です。

「仲間のゾイド」を攻撃できないのはよく分かる。
でも敵のゾイドならいいのか? なぜ?
もし「仲間のゾイドだから攻撃できない」「でも敵のゾイドは倒す」をあくまで貫くのなら……、それはそれで基準が「人」でしかないと思う。
ゾイドはそれ自体で判断されず、常にライダーによって攻撃される/されないが決まってしまうというか……、それはそれでモノ扱いをしているというか……。

「兵器」というのは「ゾイドに生物としての尊厳を認めず物として扱う」ような事と思います。
今の「ライダーによって攻撃する/しないを選ぶ」こととの差はどこにあるんだろう……とかもちょっと思いました。

ゾイドは夢だ。仲間だ。相棒だ。
と言うなら、その辺にまで踏み込んでこそ「相棒か、兵器か」というテーマになってくると思う。
現在は無意識ではあろうが未熟ゆえに図らずとも「人を基準にした判断でゾイドを見ている」所があるんじゃないかなぁと思った次第です。

昨今の展開はデスメタル側がなりふり構わなくなってきていて、そりゃぁ見ていて腹が立つほどの悪役になっている。
「相棒か、兵器か」のテーマについても兵器は良くない!という雰囲気になってきていると思います。
ですが現在のままではまだ浅いと思う。

現在は……、そりゃぁ「兵器扱い(モノ扱い)して悪いことをするのはダメだ」というのは分かる。
でもそれに対抗するものが「相棒」かといえばそれだけではないと思う。
「兵器扱い(モノ扱い)しつつも世のため人のために運用する」ような考えはどうなのだろう。
そういう考えの者と出会いどう考えるか。その見解があれば深くなると思います。
その中で自分たちが図らずとも「人を基準にした判断でゾイドを見ている」所があったことを意識してもらえれば良いのですが。
残り話数でこの辺を描いてくれればいいのになぁと思っています。


と思っていたら来週は父ちゃん!?
どうなるんだ……。
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