アニメを振りかえろうvol.1

アニメゾイドがとりあえずの一区切りを迎えた。
何とも寂しいもんです。
ま、寂しがってばかりいても仕方がないので…、そこで今一度振り返ってみようと思います。
50話もあるので何度かに分けて。

まず全体的なところから書くと、何だかんだで楽しめました。
色んな要素を見ていこう。


■カッコいいゾイドが見たい■
これはメカもののアニメにとって第一だと思います。
この点はどうだっただろう。

~モデリング~

これは文句なく良かったです。
何でも玩具の設計とアニメのCGを共用しているんだとか。
玩具と全く同じ形のCGが動いているのだから、その感動は凄かったです。

過去作の作画も良かったけど、さすがに2019年は3DCG技術もマシン性能も向上している。
モデリングのキットに忠実で、なおかつ細部まで作り込んでいる所は新時代を感じました


~動き~

ゾイド動きは初期の頃は「昔の方が良くなかったか?」と思う事が多々でした。理由は攻撃が「エフェクト→ぶっ飛ぶ敵」という単調なものばかりだったからです。
喰らった時も「吹き飛ぶ→地面ズザーで体勢立て直す」ような動きばかりでやはり単調だった。
ですが中盤以降……、具体的に言うとデスレックス登場頃からパワフルに動くようになって、大きく改善されたと思います。

正直最後まで幾らか単調さは残っていた。
「突撃→尻尾で返り討ち→吹き飛ぶ→地面ズザーで体勢立て直す」のパターンは何度見たことか。
ただ後半は「その話独自の素晴らしい動きがあって、その上で毎度お約束の動きも混じってる」という感じでした。
そのようなバランスだったので、動きは「単調さは残りつつも、それを上回る感激があった」という感じだったでしょうか。

無印ゾイドと同じで、話が進むにつれてどんどん動きが良くなっていった。
なのでどうしても、この先も続いていえれば更に更に動きが良くなっただろうになぁ……という事は思ってしまいます。


残念だったのは放送開始前に強調されていた、


こういうシーンが少なかった事かな…。

戦闘でカッコいいゾイドを。日常で可愛らしいゾイドを。例えばライガーが猫の様に寝転がる。
カッコイイと可愛いの対比でよりゾイドが魅力的になるような、そんなのを期待していたけど、そういうのは少なかったかなー……。


戦闘についてもう少し切り込むと、「尻尾で打撃」が非常に多かったのは印象的でした。
ほぼ全ての恐竜型ゾイドがこれを使用。
尻尾は強力な武器になるからこれはこれでいい。ただラプトル系の機敏な恐竜ならともかく、鈍重なグラキオサウルスやディメパルサーまでがこれを多用していたのはちょっと不思議というかご都合な感じがしたかな…。
突撃するライガーを尻尾で迎撃というのは機体を旋回し尻尾を相手に向けねばならない。それを鈍重なゾイドで出来るの? 出来るのならライガーの俊足とは一体……。みたいな気はしていました。

「速さ」は描写の都合でチグハグだったかなという印象はある。
特にガノンタスが時として不自然に速かった。逆に山岳で立ち往生するような場面もあって、そういうのは凄く良かったんですが……。


各機の活躍はワイルドライガーを中心にしつつも、過度にライガー一辺倒になる事はなく程よく分散していたと思います。
ただそれでも後半はライガー、ウルフに比重がちょっと傾きすぎたかなという気もします。特にウルフはちょっと露骨だったんじゃないかな……。確かに強くてカッコいいんだけど、ドレイク対アラシの回にまで出しゃばらなくて良いのでは…とかも思いました。
スコーピアとガノンタスは傍観するのみという場面が多かった。
スパイデスは素晴らしい動きと「このゾイドならでは」という活躍をしてくれたと思いますが、登場が遅すぎた。
各機の魅力は描きつつも、あと一歩という所でもあったかな。


最も気になったのは攻撃力/防御力についてです。
これは各話の感想でも書きましたが、どんなに攻撃を喰らっても「その瞬間バチバチ放電するだけでダメージが蓄積しない」ような場面が多くて、これはかなりご都合だなーと思いました。
たとえば「グラキオの打撃だとかすっただけで動けなくなる位の深刻なダメージ」「ラプトールだと瞬間バチバチ放電するだけ」というような使い分けが欲しかった。
攻撃力についても同じで、デスレックスでさえカブターの攻撃で倒れたりする。あまり各機毎の攻撃力・攻撃の重さに差がないように感じたのは残念でした。


■各ゾイド■
個人的に印象に残っているNo.3を。

No.1 ナックルコング

私の中では圧倒的にNo.1でした。
とにかく強い!
カッコよかった。
初回登場時から最後まで凄まじい強さを見せ付けた。
しかもデスレックスのような大きさもないし、ディメパルサーのような特殊攻撃もない。
ガチンコ勝負であそこまで強いのが凄かった。

最初の登場回はペンネ覚醒の回でしたが、ヒロイン覚醒攻撃で数秒程度の時間稼ぎにしかならない(毒なのにその後の後遺症もない)。
ガノンタスの遠距離砲撃を跳ね返すチートっぷり。

その後もハウリングシャウトを初見である程度見切って撃ち落す。最終決戦時には完全に見切って完璧に防いでたし。
あのウルフをもって単機では勝てなかったのは凄いよなあ。

全編にわたってとにかくゴリラらしいパワフルさにあふれていたのが良かったです。
味方機がぶっ壊れていく中、パーツを再利用して強化されていくのも良かった。
タフさも存分に描かれました。
フォアグラのキャラも良かった。彼との相乗効果で魅力が倍加していた。
このゾイドについてはわずかな隙さえない完璧な描写だったと思います。


No.2 スパイデス

動きのゾクゾク感No.1。
とにかくクモらしい不気味な動きと特有の戦法で見せてくれました。
糸が無限に出せるような所のみ便利すぎる気はしたかな。残量を気にするシーンなんかがあれば更に良かった。
それ以外は全く文句がないんですが、登場(というか合流)が遅すぎたのが惜しかった。
最終クールOPを見ていると、どこかのタイミングで合流して旅をする予定はあったと思うのですが……。


No.3 ハンターウルフ

ちょっと露骨にプッシュされすぎやろ……と思う事がありつつも、くやしい…!でも…カッコいい! ビクンビクン
やっぱりウルフはカッコ良かった。
私はコマンドウルフよりシールド(ブレード)ライガーが好きで、基本的ネコ科ゾイドの方が好きな傾向にあるんですが、今作ではライガー・タイガーよりもウルフに惹かれました。

俊足やハウリングシャウトも良かったんですが、「敵部隊が攻めてくる→フリーダム団離脱」のシーンにおいてウルフはよく敵を食い止める役割をしていた。このシーンが好きでした。
「ラプトール相手に無双できる強さ」「敵排除後に速やかに見方に合流できる速力」があるからこその役割でしょう。
このシーンではワイルドブラスト無しで行っていたのも良かったです。

その他ではファングタイガー、ディメパルサー、デスレックスあたりが良かったかなー。


逆に、もう少し活躍したり特殊な動きを見せて欲しかったのは…、

スコーピア
例えば漫画版だと穴を掘ってるシーンがあったんですが、そのような特殊なシーンが見たかったです。サソリだし。
(その際にペンネは仮面を付けていた)
ヒロインがサソリに乗ったのは凄いと思いますが、全体的に変わった動きが少なくて、インパクトでは数話しか出ていないスパイデスに劣ったと思う。
小型ゾイドなので一撃の重さはない。だが穴を掘ったりと、特殊攻撃で器用に動くのだ。みたいな所が欲しかった。

後半は戦闘では傍観に徹する事が多かった…。
できれば穴掘って効果的な援護を! とかがあれば燃えたのですが。
あと……、当初は敵の接近を察知できるような能力があったと思うんですが、それも次第に無くなっていきましたね……。


ガノンタス
可愛さは存分に見せてもらいました。かつてこれほどまでに愛らしいゾイドが居ただろうか。
ただ可愛さは良いのですが、何度か妙に素早いシーンがあったのが気になったかな…。
あと亀なので水に適応できるとか、重量と重装甲を生かして味方の盾になるようなシーンもあると良かったかなー。
「旅」だと、水に強い特性を活かすシーンは容易に挟めると思うんですけどね。川を越える際にガノンタスが先行して渡るとか。

攻撃面では亀光砲を除いて決め手がないのが弱点でした。
ゲームだとワイルドブラストしなくても撃てるんですけどねー。
(通常時から撃てて、ワイルドブラストすると強化弾を撃てる)
そのようにしても良かったと思う。
あと、「ワイドボディの中に旅の物資を満載」みたいな描写が欲しかった!


トリケラドゴス
今ひとつ突撃の強さが描かれず仕舞いなのが残念でした。
初登場回では岩を突き破るのがワイルドライガーだった……。あの回は何でやねん…と思ってしまった。
フォースインパクトは敵にブチかました事はあるものの、決め手にならず。
強いんですけどね。
最初にハンターウルフと戦った際には勝ってたし(戦闘描写が省略されたけど…)。

その他では、ガブリゲーターは最初の戦闘は酷かった。ただ灰色になってからは随分と取り戻してくれました。
地獄噛み噛みでぐるぐる回ってたのはとても良かった。水に適応する能力はもっと見せて欲しかったかな。

てな感じかな。


キャラクターは最終的に好きなランキング

フォアグラ兄さん
いやもう最高でしょう。
あんたもうナックルコングと絆結んじゃえよとも思った。

全編通して強くて年配らしい余裕もあってカッコ良かったんですが、最終決戦時に火薬庫の爆発寸前においてハンターウルフを道連れにしてニヤリと笑っていたシーンが最高ですね。
「強者」「戦闘のプロ」という芯がブレない所がよかった。
ビートを奏でてる描写も良かった。


ラッキョー
最終秘密兵器さん。
途中まで金魚のフン的なキャラに見てて、「うぜぇ・・・」と思っていたんですが、最終話で私的好感度が超超上昇しました。
最後の最後まで、あそこまでの事をされてもなお「帝王ギャラガー様、デスメタル帝国に栄光あれ!!」と言って果てたのは(生きてたけど)見上げた根性です。

ギャラガーからの扱いはアレだったけど、デスメタル帝国があそこまでの規模になったのはラッキョーの努力も大きかったんじゃないかな。


R.A.P隊
なんだか嫌いになれない奴ら。
「出稼ぎでデスメタル兵やってる」という本作におけるデスメタル帝国の役割を描く重要な役割になるかと思いきや…、そんな事なかったのが残念だった。
しかし彼らは間違いなくいい人で。でもデスメタル側の命令には忠実で。
という単純な勧善懲悪ではない重要なキャラだったのは変わりないと思う。


あとは隊長ズとか異様に濃いメンツが印象深い……。
あ、なんか好きな・印象に残ってるキャラがみんなデスメタル側だな…。

当初はギャラガー様が好きだったんですが、途中から狂気過ぎて何だかよく分からなくなってしまいました。
これについてはまたいずれ考えていきたいです。

味方側はどうだろうなー。
ヨウカンとソルトは好きでした。信念がある感じがする。

対してオニギリとペンネは戦闘では傍観に徹することが多く、悩むアラシを見ても「アラシ……」と呟くだけで終わる事が多かった。
その割にアラシを激しく叱咤する事もあったりしてなんか…ちょっと「その場の感情のみで動いてないか?」と思う事が多かったかな…。


なんだか延々と語れる気がしますが、一旦この辺で区切って、ここからは各話の感想を書いていきたいと思います。
次回へ続く。
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