アンケートを受けて

アンケートの感想。
まだ興奮冷めやらぬ感じですが、感じたことを一部。

予想の範疇ではありましたが通常ゾイドを求める声は圧倒的でした。
トミーテック(MSS)を求める声より大多数。
まあ、正直、「金型があるんだから、わざわざ同じデザインで小さく作り直すより、単純に再生産したらいいんじゃないの?」とは思ってしまうわけで。
ユーザーもそこを求めているんだから。
(しかもメカ生体ゾイドシリーズを設定的にも色的にもトレースするのだから尚更)

メーカーとしても、それを理解していないわけではあるまいと思います。
そんな中あえて1/144という、スケールを変えたものを発売するんだから(昔1/24スケールを出して成功出来なかったにも関わらず)、その決意は並々ならぬものだろうとは思います。
なのでその決意に期待したいなと思います。

でもやっぱり思うのは、ゾイドエヴォドライブみたいな例もあるから皆、不安なんだろうなぁとも思いました。

私としては1/72というスケールには愛着があります。
ただアンケートで、「場所がなくてなかなか…」という声もありました。
なので、MSSゾイドでウルトラザウルスやマッドサンダーなど超大型が出れば良いなぁと思いました。
どうもゴドス、シンカー、コマンドウルフと小型が多いラインナップなので不安なんですが。
今度はMSSで出て欲しいゾイドのアンケートをしてユーザーの意見をメーカーに知ってもらったり…出来ないかなぁ。



30周年に向けてのコメントは、凄く考えるところがありました。

平成ゾイドの展開によって旧ゾイダーと新ゾイダーの間に溝がありました。
平成ゾイドが一度途切れてしまったのは、ファンの態度に問題があったのが原因の一つだと思います。
これからは同じ過ちを繰り返さないゾイダーでありたいと思います。


っていう意見、すごくぐさっときた。
本当その通りだと思う。

私はあの当時、機獣新世紀ゾイドが凄く嫌いだった。
ストレートに言うと「好きじゃない」ではなくて「嫌い」だった。
メカ生体ゾイドの世界を壊すものとして認識していたし、それを言ってた。叫んでた。
その意見が全て間違いだったとは思わないけども、モノ言う態度じゃなかったなということ。
私含めそういうユーザーが多かった。
正直、「最近の若モンは・・・」と言う老人と同じだった。
そりゃケンカにもなる。

仕方ない側面はあったと思う。
メカ生体ゾイドのユーザーは、1999年時点で高校生とか20歳とかそんな位。
そりゃ熱くもなるて。若いんだもん。余裕なんてあるはずない。
メカ生体ゾイドのリアルタイムの展開知ってたら言いたくもなる。

ただ、再販から既に13年。
機獣新世紀ゾイドも、3匹のトラも、アニメも、リバセンも落ち着いた。
我々もあの時から、10歳以上も年を喰った。
だから落ち着いて意見交換すべきタイミングだと凄く凄く思います。

間違っても間違いを認めないのは政治家だけでいい。
人は過ちを訂正し、次は正しい行為をできるから素晴らしいのではないか。
ただ「間違い」というのは「態度」の問題であって、「内容」そのものではない。
「まだ言ってるのかよ、もういいじゃん」って言う人が居るかもしれない。
でもそこは譲れない。
こだわるから愛してる。こだわるからファンしてる。
こだわるからこんなサイトまでやってる。

ただ同じ事を言うにしても、以前のような罵倒しあいではなく、きちんとした冷静な議論が必要だと言うことです。
そして双方の意見を交換した時に、ゾイドの次のステージが見えてくるのではないだろうかと思うのです。

機獣新世紀ゾイド世代は…、今ちょうど、高校生とか20歳とかその位が多いのかな。
そして今、新たな展開を眺めつつある。
ちょうど、メカ生体ゾイドを見てきた世代が機獣新世紀ゾイドに出会ったように。
過去がある以上、身勝手な意見ですが…、どうか今後の展開があった時は、冷静に対応していけたらなと願います。
その上でユーザーの意思をメーカーに伝えていければ良いなと思います。
Zoids Ignitionにどこまでの力があるのかは分からないけども、出来る限りの力は惜しまないし、ミスリードもしないようい気をつけたいと思っています。


あと、

決定版公式資料集を新たに出版して設定上の矛盾や都合の悪い設定をなかったことにするよりも、「共和国政府の見解は○○であり、地底族出身の学者は●●と主張している・・・」というように対立する諸説を併記する様式の歴史資料集(バトスト)を出版して、設定のゆらぎを公認したほうが、ゾイドというジャンルが硬直せずに済む気がする。

っていう意見、これも凄く同感です。
これの逆の例がゾイドバイブルではなかったのかな…。
正直あのムックは、ゼネバス一派が共和国から追放された時点で、既にゲーターやモルガを持ってた。
当然疑問を持つ…のだけど、これが決定版って言い切ってたので正直腹が立った。
これは一例。
あとHMMの設定にも同じ事が言えると思うけども…。

今更、矛盾無く、しかも色んなシリーズのファンが納得するような形に統合することなんて無理ではないか。
ならば、いわゆる「俺の思い入れ」も生かせるような形で新たなステージに進んで頂ければ嬉しいなと思います。


アンケートを集計して何度か読み返して思うのは…、
全体的に、「自分が欲しい」ものを答えて頂いた方も多い。
けども「ゾイドがこうなって欲しい」と答える方の割合も非常に多かった。
自分が欲しいよりもゾイドがより素晴らしいものになって、子供や模型作りを忘れた大人たちにもっともっと渡って行くように願っている声は、何度読み返しても涙が出てきます。

今後、ゾイドっていいよね。ゾイドファンもいいよね。と言えるような愛し方でありたいなと思えました。

メーカー様、どうかよろしくお願いします!
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コメント

非公開コメント

No title

設定の件、まさにその通りと思うとともに、それをこそファンがまとめてみる価値があるのではないかな、とも思います。
例えが適切かは分かりませんが、ガンダムって色々な媒体で資料が出て、後付や修正を経てまとめられているんですよね。例えば単なるリデザインだった機体が「後期生産型」になったり、同人誌やムック本の設定が後に公式になったり。だから設定の変遷が起こる以前の資料を見ると矛盾もみられます(後期生産型のザクFZ型が緒戦のはずの時期に工場で量産されている、等…)
一方でそれらを単なる「矛盾」とせず、資料ごとの違いを産んだ原因は何か?と想像し、辻褄合わせをしてしまうようなものもあったり。非公式の雑誌連載ですが「アニメ版のGファイターが劇場版でコア・ブースターに差し替えられた理由」を(かなり突拍子もない設定ですが)書いていたものがありました。

過去に出たゾイドの資料が抱える相違点や矛盾の辻褄をあわせ、さらに「なかったこと」にされた設定が「公式記録から消された」理由をでっち上げるというのは、きっとファンにしかできないことなのではないかな、と思うのです。
「エレナ姫が居たはずなのにバトストでゼネバス皇帝が『私には、誰もいない』と発言している旨は共和国側の見解で一種の情報操作だ」という話を読んだ時は面白いと思いました。おそらくこういうのは公式には難しいでしょう。

冗長な文章になってしまい申し訳ありません。ただ、箱裏や各学年誌、アナザーストーリーまでをまとめて全ての矛盾点に辻褄合わせを行ったゾイドの歴史書が作れたら…と夢想しています。

No title

こんばんは。自分も、その、設定についてのご意見はすばらしい指摘だと思いました。実際、地球でも歴史学というのは学者ごとに違う学説があり、その上、国家の都合によってそれぞれに都合の良い「公式の歴史」があるわけで、そんな感じの設定にしたらむしろリアリティーがありますよね。

自分はメカ生体からのファンで、アニメのときは高校生ぐらいだったと思いますが、まったく無邪気に「わあ、動いてるー」と感動して観てました笑
動くときにキャップがぐるぐる回転するのが、よくわかりませんが非常に感心した記憶があります。
妹も見てましたが、今でもアーバインのコマンドウルフが死ぬ場面を覚えているようです。もちろん、いろいろ不満もありましたけど、総じて我が兄妹では評価は低くないアニメでした。

自分はネット始めたのが遅かったので、新旧ファンのあいだでの争いをタイムリーに全然知らなかったんですね。なんとものんきなことでした。

ところが、どうもコトブキヤのには拒否反応を起こしてしまって(純粋に楽しめないのって、むしろ損だとは思うんですが)。
普通、ティラノサウルスのような大型の獣脚類やトラ、ライオンのような大型の食肉目の動物ってのは物を噛み砕く顎の強力な筋力を得るために頭でっかちじゃないですか。それに腹部に肋骨のない哺乳類であっても(まして爬虫類は肋骨腰まであるし)、あんなに胴体が瘠せているのは尋常ではないですよ(一部の犬種ぐらいでは?)。三式様は、近年大流行の「小顔・痩身」についてはどう思われますか? あれじゃ、二本足で立ち上がったトカゲと飢え死に寸前のトラみたいです。それとも、ファッションモデルでしょうか?笑 ファッションモデルも、最近では瘠せすぎはいけないと言われ始めている。
デザインが角々な感じなのは、好き好きと思いますが、やはりあまり好きじゃありません。帝国ゾイドも顔つきが凶悪すぎます(柔和な顔つきのサーベルタイガーやレッドホーンがなぜあんな怒った顔に?)。三式様のコラムにありましたが、帝国を絶対悪として描いていなかったのがゾイドの基本姿勢ですよね(アニメですら絶対悪ではなかったですよね)。この重要な理念がすっかり蔑ろにされている気がします。
こうしたことの結果、総じて、あとから知ってゾイドを自分好みに作り変えたい人が、ヒト型ロボットに似せた体形で、モデルであるはずの恐竜や動物を観察することもなくデザインを頭の中で作り上げて、しかもこれが唯一正しい形だ(格好よい形、正しい設定、今までのは子供向けでダサイ)と押し付けてきた、という感じがしてしまいます。

もちろん、これは当方の偏った見解ですので、これを読んで気分を害される方がいれば、どうぞ気にしないでくださいとお願いしたいです。
いろんな設定を全部OK扱いする上記の提案がすばらしいように、いろんなスタイルのゾイドがあってよいと思いますから、どの傾向のゾイドが好きな人も、自分の好みは好みとして、それを基準に他人を否定することなく、お互いを尊重して(異なる感性を、へえ、そういうのがいいと思う考え方もあるんだあ、と謙虚に勉強し合って)、ともにゾイドを支えていくのがファンの役目と思います。
ゾイドはいろいろバラバラになって失敗みたいなことになってしまいましたが、うまくすれば、逆にそれだけいろんな好みの人をひきつける素地・可能性があるということですから、メーカー様には大いにがんばっていただきたく、期待申し上げます。

No title

>極光さん
設定は、たしかガンダムではガンダムセンチネルの例がありますね。
ファン再度の設定集が公式に影響を与えた。
そういうのは凄くありだと思います。

ガンダムはポケットの中の戦争のデザインが、最初は単なる「デザインのリニューアル」のつもりだったのに、いつの間にか「後期型」になってたり、曖昧と言うわけではなくファンの総意としてより良く修正解釈されていっているところが素晴らしいなと思います。

私は各種神媒体で支流を収集し無数の矛盾は発見してきていますので、いつか完全に集めきってまとめてみたいものです。
しかし言えるのは本当に公式にこういう意見を知ってほしいということですね。


>ゾイドのファンさん
うちのコラムでも、「HMMの設定に関して」とか「ゾイド星の戦いの歴史に関して」でも書いていますね。
色々な歴史資料があってどれも絶対的ではない として捕らえるのは良いことだと思います。

昔の本で(戦闘機械獣の全てだったかな・・・)、「ゾイド星で人気のあるオモチャは?」っていうコラムがあって、回答が「メカ生体のオモチャが一番人気」でした。
それって凄く面白いなぁと思って感心しました。
ちょっと飛躍しますが、「ゾイドのキットはゾイド星から地球へ輸入されたもの」として捕えても面白いんじゃないかなと。
要は、だから実物に差があっても当然だよ、というか…。

バトスト2巻だったかな…、の冒頭にも、「本書は惑星言語学者によって翻訳され太陽系第3惑星はじめ様々な星の方に読んで頂いた」というような文があるし…。
こういう捕え方って凄くワクワクすると思うんです。
ゾイドって「ゾイドシリーズは少年たちの宇宙への限りない憧れと、科学する心を満たす組み立てキットです」ものだし。

HMMには総じて同じ意見ですね。
ティラノサウルスに関して加えれば…、あるいは「恐竜型」とでも曖昧な表記にしておけばまだしも良かったのかなと思えます。

ゾイドは設定もデザインも方向性も、広げるところまで広げられているので、あとは30周年を機に上手くたたんで、そこからまた再出発してもらいたいですねぇ。

No title

三式様ありがとうございます。
みんな真剣に考えてくれてるんだな-とつくずく感心させられます。
mixiの方にメッセージ送ったのですがよろしくおねがいします。

No title

ゾイド愛に溢れるものばかりでしたね。
mixiの方、返信遅れており申し訳ありません。
直ちに…!

No title

機獣新世紀ゾイドのアニメが放送された頃のネットでの争いは酷かったのを覚えています。自分もメカ生命体の頃からずっとゾイドが好きでしたが、アニメはアニメで楽しみでした。こういう設定もアリだなと。模型の方も、今ならこんなカラーリングもありかなと。そもそもメカ生命体の頃から唯一絶対の設定があったわけでもなく色々なマンガ、雑誌などによってもブレはあったし、それぞれはパラレルワールドの話、と理解して楽しんでいました。

ゾイドの世界における絶対的な歴史資料集なんてものができたら、それはそれで素晴らしいものだと思いますし期待します。出てほしい。しかしながら、今我々が住んでいる世界にも、どの国も納得する絶対的な歴史書なんてものは存在しませんし、これからもできないでしょう。それは極論ですが、多少の空白や矛盾(客観的に明らかな間違いは論外ですが)はゾイド世界の「味」として、また、ゾイドファンの討論、解釈のネタとして悪くないことだとも思うのです(雑に作られた設定や、モチーフに敬意が払われていないようなゾイドは嫌ですが)。

色々なゾイド、設定、ストーリーがありますが、個人の好みを越えて今までもこれからもゾイドの世界とゾイドを愛する方々、もちろんメーカー様も尊重していけたらと思うのです。


このような場を与えてくださった三式様に、心から感謝します。

No title

>通りすがりさん
あの頃は本当酷かったですね、、。
加熱している状態だとある程度は仕方ないし、過去の情報公開において公式のあり方が不完全だったとは思いますが、それにしても度を越えていました。
今こうして落ち着いて話しているというのは・・・、
まぁ過去は取り返しが付かないものではあるけど、それでもひきずったままでいるよりはずっと良いだろうということですね。
ゾイドイグニッションというサイトのあり方も、当初と今ではずいぶん違います。
ゆるやかではあるが常に変化している。
インターネットだと特に、過去の発言や事例を元に決め付けてしまう傾向があると思うんですが、、、、それはかなり愚かしいと思う。
完璧なものというのは絶対に有り得ない。
ただ良くしていこう。良くなろう。しかも出来ることなら皆で分かり合って。そういうスタンスをもっていければ良いなと思います。
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