MSS休止で思った事

MSS休止。公式HPで告知されたのは一か月ほど前の事だった。
もはや今更な話題かもしれないが、見た時は相当ショックだった。
今回、そこで思った事を少しまとめてみたい。

MSSが休止を宣言した。
「休止」であるが、正直、不安感が圧倒的だ。
「休止の間に商品の見直しを図り、シリーズの再構築を行ってまいります」との事だが、とてもじゃないが安心できない。
同じく休止しているHMMとは雲泥の差と言って良い。
悲観的な事ばかり言うのは良くないと思うが、少なくとも、決して楽観視できない事は否定できまい。

HMMは、前もって、ゴジュラス発売を以っていったん休止する事が宣言され、しかし「2014年中に第二期シリーズの告知を行う」とも約束されたうえで、予定通り休止に入った。
これは休止であるが、同時に見事な「完走」でもあった。

MSSはサラマンダーの発表が行われ、期待感が膨らむ中、何か月も何か月も情報を全く出さない期間が続き、そして突然、サラマンダーの発売を無期限休止したうえでシリーズそのものも休止を宣言した。
そんな状況なのだから安心感なんてあるわけがない。

正直、またやってしまったなと思ってしまった。
トミーの本家ゾイドにしてもそうだが、竜頭蛇尾というか・・・、そういう言葉が本当に似合うようになってしまった。
期待させて放置。
期待しただけショックが大きい。
それがトミー系のゾイドで何度も何度も続いた。続いてしまった。
ユーザーに、どれだけ残酷な事をしているか考えてほしいと思う。

トミー(トミーテック)に言いたいことは色々あるが、とにかくユーザーのこういった部分を感じて欲しいという事だ。
商売は難しい。結果はどうしようもない事があるのは理解する。
石油の価格もあるだろう。ゾイドの生産は海外だから、外交的な問題も大変かもしれない。
世の中の流れの影響を受けることだってあるだろう。
ただできれば、そういったものがあったとしても、だ。放置するとか取り繕うとかに死力するのではなく、「潔く」する事を意識して欲しいと思う。

現シリーズが終了したとして、そこに不満や不安が出るのはどうしても仕方あるまい。
しかしそんな中でも、未来への、次期シリーズへの希望が置てる状況には最低限してもらいたい。
ゾイドが好きだから、シリーズが終了してしまっても、「また復活する」と信じたい。
だがメーカーの姿勢が、それを否定しているように感じる。
しかしある時、突然新たなシリーズを始めたりもする。しかし何が何やらよく分からなうちに終わったりする。
もてあそばれている気さえする。言い過ぎだろうか。

「コトブキヤやバンダイにゾイドの権利を売ったらいい」なんていう声を聞くこともある。
よく分かる。
でも、それを聞くとたまらなく悲しい。
メーカーの人でもないのに悲しいなんて変な話だけども。
ただそう思わずには居られない程に、本当にトミーのゾイドは素晴らしいと思うし、愛している。
受け継がれて欲しいと思う。
そして何より、その実力はあると思う。

こんなことを思うのはもちろん、本当にゾイドが好きで、しかしメーカーの今にもどかしさや疑問を感じているからだ。
同じようなユーザーは決して少なくないと思う。

だがバトストの一節を引用するなら「すべての勇気と死は、未来へ向かって生き続けるのだ。戦時にも、平和な時にも」である。
今までの事を、逃げず、すべて直視し、反省、分析、議論、・・・、色々な事を行い、そして時期シリーズをやってほしいと思う。

なんだかんだ言って、たぶん、ゾイドから離れる事は無いと思う。
たとえグダグダで不満だらけな展開になろうとも。
でもやっぱり、本気でいいなと言えるシリーズを感じる方がいいに決まっている。

色々な事を考えたり議論したりするのは好きだ。
だが本当に良いのは、いちいち長い文章を書く必要なんてなくて、ただ「最高!」という一言で笑いあえるものだろう。
その最高はもちろん、ゾイドのラインナップだったりストーリーだったりするが、前提にメーカーの姿勢が「最高」である必要があるだろう。

「すべての勇気と死は、未来へ向かって生き続けるのだ。戦時にも、平和な時にも」
やっぱりトミーは大好きだし、ついていきたいと思う。
叱咤激励を含みつつ、熱いエールを贈りたいと思う。
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コメント

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ゾイド 休止の悲しみ

知人が就職活動中で、タカラトミーを受けにいってきました。
ゾイドの担当部署の方が一人見えていて、直接話をうかがったそうです。
その方はゾイドの話をしたがらず、振っても、はぐらかされるだけだったとの事です。
漏れ聞こえてくる所によれば、ゾイドの部署はどんどん小さくなり、予算もほとんど降りないとの事です。

悲しすぎます。

アニメの再放送と、小児向けの、単純で安く、小さいキットの発売だけでも復活の兆しは見えてくると思うんですよ。
以前CSでゾイドの再放送をしてましたし、動物型の生きた機械というのは斬新な設定だと思うんですけどねえ…

ちなみに自分は大学でHMMを周りに勧めながら、ゾイドを広めています。微力ながら、応援したい所です…

No title

同感です

MSSサイトを開いた時、土下座っぽいシールドを見るたびに悲しくなります

No title

MSSの休止そのものも残念ですが、この一件で「旧仕様は商売にならない」というイメージがついて、今後の復刻の企画が通りにくくなっては困ります。そうならないよう願うのみですが。

タカラトミーにしても、オリジナルは惨憺たる有様でした。打ち切りを繰り返すことしかできないなら、ゾイドを休眠させて復活の好機を待った方がいいのではないでしょうか。
もっと言ってしまえば、実力の伴わない商業主義のためにゾイドを続けて、これ以上の醜態をさらすより、ゾイドを終わらせてくれた方がいいとすら思えます。
復活への願いも、やめてしまえという怒りも、旧時代からのファンとしての偽らざる感情です。

No title

本家タカラトミーの姿勢はユーザー目線から見ると不満は出るし、作る側の苦労も考えると色々と厳しいものがあるだろうと思うしで複雑な心境です・・・。

せめて今では見れなくなってしまっている過去のネットコンテンツ(歴史館やWebコミック、リバセンのバトストなど)を復活させるとか、動画サイトでもTVでもアニメのブルーレイボックスのCM(この間のニコニコ生放送での/0の上映会以外で見たことが無い・・・。)を積極的に流すとか、ローカルなチャンネルでいいからアニメの再放送をするとか、やり様はあると思うんですが・・・。(個人的に特にネットコンテンツの復活なんかは容易そうに思えるんですが・・・。)

機獣新世紀から入ったファンではありますが、ゾイドのことが本当に好きで、それ故に本家タカラトミーには竜頭蛇尾ではなく、キチンとした着地点を踏まえた上で、いつの日か、今度こそゾイドに本腰を入れてほしいです。

No title

>かかしさん
まぁ、そういう話は話半分に聞いた方が良いと思いますよ。
話をはぐらかすのは守秘義務ではないかと思います。
メカ生体ゾイド終了からずっとゾイドチームはゼロで、でも1999年に見事復活したという実績もあり。
チームは期間が過ぎれば解散するのは当然で、予算も付き従うものと思います。
でも、今のタカラトミーの状態が、そういう不安を掻き立てているのが問題ですね...。

>ぬりさん
土下座っぽですが、あの構図や文は、なんていうかナメてんのか という風に感じてしまうのが正直な所…。

>ガサイガさん明らかに売り方が悪い事に気付かないのが不思議すぎますね。
しかしリバセンといいオリジナルといいMSSといい、そういうイメージが付いてしまってもおかしくない気もします。
繰り返しますが売り方が悪いという面が大いにあると思いますが。
でもあの状態のタカラトミーが色々分析しているとも思えず、浅いところで旧はダメだなとか思ってても不思議はありません。

終わらせてしまっても という部分は凄く良くわかります。
自分もそんな風に思った事がよくあるし、正直言うと今でもけっこう思います。
ですが希望を捨てきれないところもあり、複雑です。

>ラウルさん
確かに作る側の苦労はあると思いますが、明らかにやった方が良い事をやっていないのは言い訳できないメーカーの怠慢だと思います。
ニコニコで再放送されているアニメゾイドの告知もしないし。
盛り上げる気さらさら無いやろ と思ってしまったりします。
そしてコトブキヤはHMMブログでちゃんと紹介しているから更に虚しさがつのります。
何とかして欲しいです。

No title

私も希望をもって応援したいのですが、今の展開や売り方には「ゾイド存続の危機を匂わせれば、熱心なファンはどんな商品でも買い支えようとするだろう」というメーカーの思惑を感じずにはいられません。金儲けは大変結構ですが、消費者としては気分よく騙されたいのです。夢を見せてくれるなら、古参狙いや限定商法でもかまいませんが、現状から感じるのは夢ではなく、荒涼とした商人の都合のみです。

「続いているだけありがたいと思え」とでも言いたげなメーカーと、「続いているだけありがたい」と弱気になっているファンが、共依存のようになっているのではないでしょうか。両者の関係が根底から腐っている気さえします。三式さんが「弄ばれている気さえする」とおっしゃるのも道理です。だからこそ、ファンは毅然とした態度をとる必要があるとも言えます。

復活を願う一方、いつまでも続くことがゾイドにとって最も望ましいとも思いません。たとえ終わろうとも、かつてゾイドという素晴らしい玩具が存在し、大勢の人を長らく楽しませたという事実は揺るぎません。すでに終了した玩具シリーズでも、評価され、支持され続けている物は少なからずあります。逆に、無理に続けることで滅茶苦茶になった物もあります。漫画や映画、アニメ等にも同様のことが言えると思います。

私の意見には言葉が過ぎる部分があるかもしれませんが、三式さんの真摯な記事とコメントを拝読して、自分なりの考えを申し上げたいと思った次第です。
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