成田亨 美術/特撮/怪獣 ウルトラマン創造の原点 に行きます

突然ですが、近日、富山の富山県立近代美術館に行って参ります。
現在、「成田亨 美術/特撮/怪獣 ウルトラマン創造の原点」という展示が行われています。
それを見に行く!

成田亨先生といえば、あの初代ゴジラで建物のミニチュアを製作されたのがデビュー作で、以後、ウルトラマンシリーズで数々の怪獣やメカのデザインを行われました。
日本の特撮史を語る上で絶対に外せない偉大な方です。

私はウルトラマンはそれ程詳しくは無いんですが、ゴジラシリーズはうちに全作あるくらい大好きで(マグロ食ってるやつ以外)。
最初に劇場で見たVSビオランテ以降、ずっと心を鷲掴みです。
ゴジラもいいんですが、子供の頃から同じくらい好きだったのが背景のセットですね。

もう、本物にしか見えない凄いクオリティー。
これを豪快に破壊しまくりながら戦うんだから特撮は凄い。
(予算があまりもらえなかった特撮作品の、妙に建物に配慮しながら戦うような作品もそれはそれで好きです。グリーンマンとか…)

さてウルトラマンやゴジラですが、このセットが本当、大好きです。
こういったセットを上手く作る技術は世界一の技術だと思います。

そして、その素晴らしいクオリティーのリアルなセットと、巨大な怪獣やヒーロー。
それとそれらと共にある、防衛隊の超兵器メカの数々も大好きです。
ゴジラシリーズももちろん、ウルトラマンのメカも凄くいいですね。
いかにも実在しそうなものから多少ぶっとんだものまで。でもどれも納得できるデザインなのがいい。


で、ここから少しゾイドの話をします。
ゾイドでもジオラマが凄く多用されていて、大好きです。
特撮大国の日本だから出来たものだと思います。
特にメカ生体期のものは各パーツの造り込みもいいんですが、それ以上に画面全体に見た時に、画面に奥行きがあるというか…、そういう広がりを感じさせてくれる、とにかく素晴らしいものでした。
そして初期から徐々にパワーアップしていっているのも凄い。
デスザウラーVSゴジュラス部隊のジオラマあたりで成熟し頂点を極めたと思います。
そのままのクオリティを保ったまま91年3月のメカ生体ゾイド終了まで突き進んでいます。

あと、機体の活き活きとしたポーズが凄いんですね。
例えば、このウルトラザウルスの首の魅力的なこと!

メカ生体ゾイド期は、正直あまりゾイドが「生物である」として描かれた事は少ない。どちらかというと純粋に兵器としてみている側面が強い。
ですが、登場するシーンのほぼ全てに、こういった魅力的な生物的なポーズ付けがされている。それも活き活きとした躍動感にあふれている。
こういった所から何も言わなくても「生きたメカである」が伝わってくるのが好きです。

機獣新世紀ゾイドは...、うーん。1巻は良かったんですが、だんだんとジオラマが減っていったのが悲しかった。
CGで誤魔化しただけのものが多く、正直に言うと初期を除きあまり魅力を感じれないというのはあります。
ケーニッヒウルフをレビューする時に公式ファンブック3を見直したんですが、これよくよく見るとジオラマがほとんど無くて、ほぼ全て背景合成やCGでエフェクトをかけてるだけだ…。
そのCGで綺麗に補填できていればまだいいんですが、同じ写真をコピペしたものが多かったのは気になりました。
エフェクトもCGならではの効果が出ているものもある反面、いまいち画面との馴染みが薄いものもあったと思います。

ポーズ付けも、比べると明らかに弱い。これも最初の事は例えばセイバータイガーVSシールドライガーなんかは良いポーズがついていた…けど後期はあんまり無くなってしまい、キットそのままの状態で写っているのもが多かった。
ここはメカ生体と機獣新世紀が対極にある部分だと思っています。
つまりメカ生体ゾイドは「生物である」と文字では書かなかったけども画面中は生物らしいポーズがあった。
機獣新世紀ゾイドは「生物である」という面が設定・文字では強調されたが、その反面、画面中のポーズはいまひとつ躍動感あふれるものが少ない。

本来、旧時代のジオラマの凄さと新時代だから出来るCGのエフェクトが合さり、更に素晴らしいものになるべきだった。
しかし旧来の手法をないがしろにしCGに頼りすぎてしまうという、多少チグハグになってしまっていたのは否めないと思います。
今後、ジオラマが見直され、更にCGも効果的に使用する事を心がけて頂き、それにより今までのどの画面より凄いものが誕生する事を願っています。
願わくば次に復活する際はそういうのがあればいいなぁと思います。


で、ここからもう一度、美術館に行く話に戻ります。
この美術館に行く目的ですが、もちろん一つは単純に展示品を見たいという事です。
各種原画やセットなどが凄く見たい!というのもあるんですが、加えてもう一つ大きな理由があります。

実はメカ生体ゾイド期における主要なジオラマを製作されていた方は、この成田亨先生のお弟子さんなのであります。
(機獣新世紀は極一部を除き別の方です)
日本が誇る特撮技術の上にメカ生体ゾイドのジオラマはあるというわけで、これはもう、だから凄いのかと納得できるものであります。

なので、展示品を見たいのが半分、もう半分はゾイドに繋がる何かがあると思うので行ってくる というものです。
ゾイドのイベントではありませんが、関係ないとも言い切れないイベント。
行った後はレポートも行おうと思います。

そんなわけで近日中に富山に行って参ります。
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コメント

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No title

ハリウッド版ゴジラは苦手ですか?

まぁ公式からマグロ食ってる奴は駄目だと言われてしまいましたしね。
でも個人的には2014年版より全体としては纏まっていた気がします。

今年のゴジラは前置きが長く欲張りすぎた印象です。
あの人物パートは要らないと思うんですよね…
まぁあくまで個人的で勝手な意見ですし、興行収入的に見ても大成功なんですが…うーん…

関係のない話から入ってしまいましたね。私はアニメからゾイドを知ったので、メカ生体時代はからっきしですし、平成バトルストーリーも人伝に伺ったものばかりですからはっきりとした違いや差を直接目にする事が少なかったんです。

でも、デジタル世代だからこそ、アナログに対する強い憧れもあります。何でも懐古するのもよくありませんが、実際に作られたジオラマの”そこにある”説得力は素晴らしいです。

どちらも捨てず、上手く両立出来れば良いですね。

No title

旧バトストの臨場感は他娯楽では味わえないものがありましたね。
新世紀は名実ともに玩具になったみたいで、、、。最強ゾイド等の設定共々正直商品として成立するのか心配でした。

ただ、最近では旧バトストという作品に出会えたことがむしろ奇跡だったのかなと思い始めています。だからといって新しいもののクオリティで満足するわけではないですが。

実は僕もマグロ好きなあの子、意外と嫌いじゃないです(^^;
モンスターパニック映画として見れば結構面白いと思うんですよねぇ。確かにゴジラである必要性は……う~ん無いかぁ(--;)って感じですが!そういえば、小学生で初めて観た時、「火ぃ吐かないのかよ!ゴジラじゃねぇ!」と思ったのを思い出しました。
HMMも初めは「動かないなんてゾイドじゃない!」と否定的でしたが、今は個人的に大好きで有難いコンテンツなので、これはこれで別解釈でいいんじゃない?と感じたり、サザエさんやドラえもんのキャラの声優が交代したのもいつのまにか慣れたのと同じ感覚でしょうか?(話が脱線し続けている気がしてきました;)

しかし、ゴジラとゾイドが意外なところで繋がっていたとは驚きました!ゴジュラスとゴジラの件はよく話題になりますが……やっぱりリスペクトがあったんだなと心暖まる気分です(^^)
それを思うと確かにどんどんジオラマか減っていき、ゾイドオリジナルではCGアートだけになったのは、やはり寂しいですね。せめて模型は使ってほしいと思ってたのですが……大人の事情や時代の流れもあるのかも知れませんね。

ではでは、またも長文になってしまいましたが、展示会お楽しみください!
レポートご感想楽しみにしております!

何度も失礼します!(^^;

ジオラマ中でゾイドの生き生きしたポージング

これに関して、10年前にコアボックスで一度見た中で今も覚えてる写真がありました。
確か、少年たちが築き上げたゴジュラス型の砂像だったのだと思いますが、それを見たブラックライモスがびっくりし過ぎて立ち上がる(飛び上がる)描写があったと記憶しています。
なんてコミカルで可愛くて人間的な動きをするサイなんだ!当時そう思った記憶が蘇りました。

これを一番書き込みしたかったのに、長文打ってるうちに忘れていました!ではでは!

No title

>かかしさん
んー、苦手というか、動物パニックものとしては悪くないと思うんですけどね。
でもゴジラじゃないなーと思ってしまいました。
ゴジラとは何ぞやという堅い話ではなく、単純にゴジラはカッコいい。でもあれはイグアナと呼ばれるように正直かっこいいとは思えない…。
醜悪な姿…。
その辺がなーと思います。
悪役のゴジラでも味方側のゴジラでも、その姿は共通して、恐怖と共に抑えきれない高揚感があると思うんです。

今回のものは実はまだ見ていなくて、近々いく計画を立てている最中です。
また感想もブログで書ければと思います!

>NoNameさん
機獣新世紀ゾイドも序盤は凄く良かったんですけどね、、。
徐々に活躍するゾイドも蛍光が偏ってきてパターンも一律化していったのが悲しかったです。
技術が向上している今こそ、古き時代を思い起こしつつ、更に上を目指してほしいものです。

>クロテツさん
アメリカの1998ゴジラですが、最後なんだか続編があるようなものを匂わせていましたよね。
実はあの後、アニメで続編が作られているんです。
内容は、あのあと卵からかえったゴジラの幼体は最初に人間を見て母親だと勘違いしてしまった!
ゴジラは人間になつき、様々な事件を共に解決していくのだ…。
ここまでくると逆に面白いです。

最初は異質なものはとかく敬遠されますが、長く続けばなじんでくるのはゾイドでもありますね。
やはり継続は力なりというのは偉大です。


生物的なポーズはほぼ全てのこまについているのが良いですね。
デスザウラーも、少しだけ首を曲げているのが、より不気味さを表現していました。
マッドサンダーなんかも大変だろうに、よく首を曲げています。
その辺りの作り込みがさすがと思えます!
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