インフレに関する解釈の続き

暗黒編は良くないインフレを起こしてしまったという話の続き。
ちょっと投下が遅れました。
こちらの続きです。

個人的に感じる点ですが、この時期のゾイドが今ひとつ魅力に欠けるのは恐竜型がいまひとつ活躍していないからでもあります。
恐竜型、好きなんですよねぇ。
まぁ、本当に個人的な感情なんですが、メカ生体ゾイド世代としては恐竜型ゾイドは別格的なところはあります。

帝国VS共和国の時代、戦況を変える最強ゾイドというのは恐竜型でした。
ウルトラザウルス、デスザウラー、マッドサンダー。
それらを先頭にした双方の部隊は本当に強そうだった。

暗黒編において、恐竜型はかなり没落しています。
「恐竜型が没落した=かつて最強クラスだったゾイドがどんどんやられている」という事なので、これはインフレを大きく感じるものでした。
ウルトラザウルスはもはやデカくてノロい的でしかなかった。
中型のジーク・ドーベルがブレードでウルトラの首を切った事がある。
デスザウラーも没落激しかった。
ゴジュラスやウルトラほどではなかったとはいえ、かつての無敵さは微塵も無い。
こちらも、中型はウンドソルジャーに破壊されています。

かろうじでマッドサンダーはまだ強かったかなぁ…。
ただ、こちらもだいぶ苦戦が目立ちます。デッドボーダーやダークホーンには、だいぶ辛酸を舐めてるものです。

んー、やっぱり小~中型が活躍するのもスマートでいいんですが、恐竜の巨大クラスが活躍するパワフルさが欲しいですね。私的には。
この時期、新型機も動物型ばかりで、恐竜型は極わずかになっています。

で、これを考えていた時に、もしかすると…という説を思いつきました。
その説とは、
●インフレを緩和させる解釈でありつつ
●なぜ恐竜型の活躍が減ったか
この二つをを満たすものです。

思いついたばかりであまりまとまっていない部分もありますが、以下、書きます。

この解釈とは、ゾイドの「生物」という部分をより掘り進めるものであります。
ゾイドの生物という部分を掘り進めるというのは、分類による特徴をより深く考えたいというものです。
分類とは、「恐竜」とか「哺乳類」とかです。

以下、分類ごとの特徴を考えて見ます。

■恐竜型ゾイド
恐竜型ゾイド最大の利点は、巨大化が容易な事である。
通常、兵器は隠密性や整備性の問題から小型化が求められる。しかしゾイドの場合、生体兵器であるから大型のものが強力になりやすい。
そういった意味では、恐竜型は最適と言える。ウルトラザウルスやマッドサンダーは、その最たる例であろう。

パワーと瞬発力に優れているのも大きな利点である。
その為、腕、脚、尾などを使用し格闘戦を得意とするものも多い。
また、格闘戦が得意な一方で、大型である事を活かし大型火器の搭載も容易である。これも大きな利点であろう。
こういった利点を活かし、「巨大」「重パワー」「大火力搭載」「格闘戦を得意とする」こういった点を全て備えた万能機も多い。

欠点は二つある。ひとつは荒々しい性格をしたものが多く、パイロットの適正が難しい事である。

もう一つは気候の影響を受けやすい点である。
中央大陸のような温暖地では問題なく使用できるが、暗黒大陸など寒冷地ではコアが活発に動かず能力を低下させてしまうのである。
(中央大陸でもクック基地など極北地では性能低下が見られる)

■哺乳類型ゾイド
哺乳類型ゾイド最大の利点は、バランスの良さである。
大きさは、小型から大型まで開発が可能である。しかし、さすがに恐竜型のような超大型は開発しにくい。これは野生体のサイズからくる限界である。

パワーでは、恐竜型には劣るものの優れたものを持つ。瞬発力も高い。
気性の荒いものは比較的少なく、パイロットの適正が得やすいのも魅力である。
非常に強力だがエース級パイロットが必要な恐竜型に対し、哺乳類型は比較的熟練度の低いパイロットでも動かせる。その為、兵器としては非常に優れていると言えよう。

恐竜型のような、気温による影響は比較的受けにくい。
寒暖の差に強く、寒冷地でも問題なく動く機体が多い。この最たる例は、ゾイドマンモスが寒冷地でデスザウラーを迎え撃ち勝利した一件であろう。
トータルバランスに優れており、おおよそ欠点らしい欠点が見当たらないクラスである。



とりあえず細かい事は置いといて、実際の恐竜や現世の哺乳類から考えてみました。

恐竜の時代は温暖だったという。寒いところではロクに動けないものです。
哺乳類は恒温動物。なので、寒さにもある程度強い。
デスザウラーとマンモスの一件は上で例として挙げましたが、このような気温特性が出たとすれば面白いと思います。
既に「マンモスが寒さに強い」という部分はユーザーの共通認識になっていたと思いますが、これに「デスザウラー(というか恐竜型)は寒さに弱い」と加えてはどうかと思ったのです。

そして、暗黒大陸。
この時代において恐竜型は没落している。
その理由を寒さに求められないだろうか。
暗黒大陸は「寒い」事が最初期から明記されています。
さすがに中央大陸の極北地ほどではないだろうけど、平均気温でだいぶ下回る事は確実。
それにより従来の恐竜型は性能をフルに発揮する事が出来ず、慢性的に苦戦するようになっていった…のではないだろうか。

この事態に直面した共和国軍は、新鋭機に恐竜型ではないタイプを多く投入するようになる…。

この時代において活躍した恐竜型は、まず思いつくのがデッド・ボーダーとダーク・ホーン。
んー、もしかして、ですが。
ディオハリコンの能力のひとつは、この「気温による弱点を克服する」ものではないだろうか。
すなわち、ダークホーンは確かに強化されているが、実際はそこまでスーパーパワーアップしたわけではない。
だが低い気温により動きが緩慢になった共和国恐竜型ゾイドに対し、フルパワーで存分に動き回れる。
だから相対的にスーパーパワーアップしているように見えたのである…。
デッド・ボーダーも同じく。
本来はそこまで強いわけではないが、低い気温により動きが緩慢になった共和国恐竜型ゾイドに対し、フルパワーで存分に動き回れるのだ。
だから相対的にみてスーパー強力機に見えてしまったのである…。

ガンブラスターはどうかというと、うーん。
まぁ、ガンブラスターは動き回る事は無くて、じっとしてとにかく「撃つ」事が使命なわけだから、大丈夫な気がする。

このように考えると、実「そこまで極端なインフレは無かった」「恐竜型がなぜ活躍しなくなったか」が同時に解釈できるかなぁと思いました。

もう一つ言うと、中央大陸戦争期のゾイドで常に強敵だったゾイドが居る。それはアイアンコング。
先日もオルディオスを締め上げてる改造型「デビルコング」を紹介しましたが、ああいう強化改造タイプも多い。
なんでだろう。コングは弱体化した印象は微塵も無く、最後まで威厳を持ち続けた。
これを、アイアンコングは哺乳類型だから多少の寒さは大丈夫だった と考えてはどうか。

さて、
更に続けます。
次に考えたいのはドラゴン型。
ドラゴン型の特性はどうなんだろう。
架空生物であるから想像に頼るほか無いんですが、そもそもドラゴン型というのは暗黒大陸特有のものだったはずだ(ここではドラゴンはキメラではなく元から居たそのままの野生体だと仮定する)。
暗黒大陸に住む野生体が、その地域の気温に適応しているというのは当然だろう。
ここでは、ドラゴン型は寒さに強い。逆に熱さに弱いと仮定したいです。

もちろん強い。しかしその能力を存分に活かせる寒い暗黒大陸だからこそ、余計にその力を発揮したのである…。

ギルベイダーがやられた話をあれこれ考える。
学年誌で、対オルディオス戦では多くのギルが敗北している…。
…ですが、よくよく描写を見ると、これがほとんど中央大陸での戦いだったりします。
暗黒大陸で戦い勝利したのはクルーガーの一件くらいで、あとは中央大陸に飛来したギルをオルディオスが迎撃して勝利するというようなパターンです。
これが、ギルが中央大陸では能力をフルに発揮できず不覚をとったと考えてはどうかと思うのであります。

暗黒大陸でオルディオスとギルが戦った記録も幾つか確認されますが、こちらは苦戦あるいは敗北となっているものが多く、この解釈裏付けるものであります。

…玩具的な事を言えば、最初の頃はオルディオスを売らなきゃイカンからギルに勝たせて最強に仕立てる。
(この頃は暗黒軍が押せ押せムードで中央大陸に侵攻している状況)
しかしキングゴジュラスが就役したら、こんどはキンゴジュを売らなきゃイカン。今更ギルを倒したところでなぁという空気は否めない。そこでギルを最強のイメージに戻す為オルディオスを今度は負けさせ総合力ではギルの価値というイメージに更に上書きしたという事だと思うんですが。
(この頃はキンゴジュを先頭に再び暗黒大陸での戦いがメインの状況)

まぁ、そんな感じに思ったわけですが、どうでしょう。
各カテゴリーごとの気温に対する特性など考えたらもっともっと楽しくなると思いました。

この説においてまだ不完全なのは、
・デスザウラーは何故ディオハリコンを搭載し寒冷地対応しなかったのか?
 これが出来ていればマッドを上回る程度になれたのではないか
・キングゴジュラスはどうなってるのか
・寒冷地で本領を発揮し温暖な地域では力が落ちる暗黒ゾイド。
 そのゾイドで暗黒軍はどうやって中央大陸に攻め込むつもりだったのか
というような事です。

これに対してはまた考えていきたいです。
というわけで、まだ続く。
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コメント

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No title

久しぶりに投稿させて頂きます。
そういえば、ゾイドグラフィックスには。
「気候変動で大型の恐竜型ゾイドが減り、小さくてエネルギー効率の良い小型ゾイドが繁栄するようになった」というような文面がありましたね。

もしかすると、そういったゾイド自体のエネルギーを扱える能力みたいなもの、或いは戦闘ゾイド化する際の技術が関わっていたのでは? という考え方も面白いかも知れないと思いました。

いずれにせよ、恐竜型ゾイドには強いロマンを感じます。
暗黒編になってから減ったのは寂しい事でしたね。
しかし、代わりのように現れた幻獣型(と言っていいのか)ゾイドには、色々な謎がありますね。
果たして、似たような生物と同じ生態を適用して良いものか……?

No title

気候によって恐竜型と哺乳類型で性能差が出るというのは非常に興味深い考察です。
最近の研究では多くの恐竜が恒温性だったと示唆されており、特に平成で連発したラプトル型やティラノサウルス型はほぼ間違いなく恒温性だったとされています。ラプトル、ティラノ型は寒い地域でも安定して活動出来る恐竜型だったからこそ平成で増えたのかも。

ゴジュラスも一応ティラノサウルス型であり、様々な気候に対応出来るから僅かばかり生き残ったと考えられます。でもデスザウラーが絶滅してしまったのは謎ですね。あの機体もティラノ型と表記されていた場合もあるそうですし。

ひょっとしてデスザウラーはティラノサウルス型で温暖な気候に適応し、ゴジュラスはより広い地域に分布したタルボサウルス型なのかもしれません。どちらもティラノサウルス属ですし、タルボの方がティラノより華奢である所もデスとゴジュの関係に置き換えられそうです。タルボは砂漠や森林その他様々な気候に適応し、ゴジュの環境特性に合っている様に感じます。デスがティラノ型なのに絶滅したのは隕石によるものと無理矢理な解釈をしてみます。

No title

恐竜型ゾイドと気候の関係、コングMK-II限定型が大氷原の戦いで無双したのも(最後負けたものの)そういった側面があるのかもしれませんね。
ディオハリコンは寒さで弱まった分を補う、温かい中央大陸ではさらに機体を興奮させる、となると初登場時のデッド・ボーダーやダークホーンの強さにも説明がつくような気がします。

No title

恐竜のメジャーな弱点のはずなのに、ゾイドでは今回の記事を拝見するまで妄想にすら発想が出て来ませんでした。

それを踏まえて見たら暗黒大陸は軽装甲でフレームの露出が多い共和軍ゾイドにはキツイ環境下だったかもしれませんね。

暗黒軍が優勢だったのは重装甲で着膨れてたから?(そな単純な)

No title

大変興味深い新説だと思います。

ディオハリコンとゾイドの相性の問題もあると思いますが、それ以外の観点から考えてみたいと思います。
デスザウラーは、改造暗黒デスザウラーがいくつか出てきていて、それなりに猛威を振るっていると思います。デスザウラーの暗黒化は成功だったと考えてよいでしょう。ですが、それ以上、あまり数を持っていなかったのではないでしょうか。
たとえば、ニカイドス島から暗黒大陸へ持ち去ることのできた数です。もともとニカイドス島にたくさんいたとは思えませんし、そこから持ち帰るのは超大型であるがゆえにさらに大変です。
さらに、デスザウラーは暗黒大陸で再生産ができなかったのかもしれません。一方、アイアンコングは再生産できたのかもしれません。
少ししかいないデスザウラーを暗黒化するために、専用のプラントを作らなければなりません。数機なら職人的手作業でやるでしょう。ですが、もっと大規模になると、きちんと工場を整備し、デスザウラー改造の専門知識を持った専属の作業員を揃えなければなりません。しかもデスザウラーはデカイです。工場はさらにでかくなるでしょう。大変です。要は、暗黒デスザウラーは、生産配備の面から見ると中途半端な存在だったのだと思います。
改造設備の整備を含め、暗黒化の手間と費用(配備後の維持費を含む)が、デスザウラーのような高度で複雑な超大型に対してだとかかりすぎて、要はコストパフォーマンスがよくなかったのかもしれません。
仮に、膨大なコストをかけてデスザウラーを単純暗黒化(デスエイリアンのような特殊改造なし)しても、マッドサンダーに対抗できる程度にしかならないとします。それよりずっと少ないコストで製造できる(と仮定)ダーク・ホーンを配備した場合、それでもマッドサンダーに対抗できるとします。といいますか、あのへなちょこレッドホーン(笑)が、泣く子も黙るダーク・ホーンになるのです。それなら、ダーク・ホーンの量産を優先すると思います。
おそらくは、特殊改造しない暗黒デスザウラーは、コストのわりには目覚しい性能は示さなかったものと思われます。

三つ目の「寒冷地で本領を発揮し温暖な地域では力が落ちる暗黒ゾイド。そのゾイドで暗黒軍はどうやって中央大陸に攻め込むつもりだったのか」については、そもそももしそうならば、どうやってニカイドス島の共和国と帝国の精鋭部隊を少数の純暗黒ゾイドで撃破できたのか、という点ですね。ニカイドス島は相当寒いんでしょうか。
もちろん、単純に奇襲攻撃が功を奏した、という解釈は可能ですが。まあ、デッド・ボーダーとデスザウラーの一騎打ちは、奇襲じゃないですが。
やはり、あれはいわゆる「初号機」で、特殊改造された強力な機体だった、というのは子供にもわかる単純明快な理由ですね。

ところで、子供のころから、デッド・ボーダーはタルボサウルス型だと思い込んでいたのですが、これはわたくし個人の思い込みでしょうか、それとも、当時どこかでそういう情報もあったでしょうか? (東京在住なので、この手の恐竜と言えばまず上野の博物館のタルボサウルスだった、ということは影響しているかと思いますが。)

デスザウラーがディハルコンを使用しなかったのは相性が悪いのに加え、ディハルコン無しでも十分な性能が出るから、と考えます。実際、新世紀にてキル・ベイダーが復活されないのは大量のディハルコンを使わないとあの性能が出せないためと考察してます。

あと個人的には絶滅設定は好きでないです。あんなに強力な金属生命体が乱獲もあったにしてもすぐ絶滅するとは正直思えませんので。
私としてはゴルヘックスみたいに技術が消失した為生産出来ない。生き残った個体が少なすぎる・幼体しかいないので生殖たた能力を無くすメカ生体に改造出来ない(幼体はマッドサンダーが例)生きてはいるが生き埋めの仮死状態で発見されてない(ジェネシス)と言う形です。

・・・後、ウルトラザウルスは大戦残存機に加えてコアのみ保存されていた物に新しい機体を入れたものと新規生産
型の三体出してたらもう少しドラマが増やせたはず・・・

No title

確かに折角作り上げた機体や設定を気候変動という禁じ手で初期化するのは強引ではあります。ひょっとすると鎌倉幕府様の仰る通り、絶滅した機体は野生体が完全に滅んだのではなく、野生体回復を待って量産するつもりだったが技術が失われた、というのも理由なのかもしれませんね。
野生体が絶滅した訳ではなく何らかの理由で量産出来ない、する必要が薄くなったと考えるのが自然かもしれません。

捕獲方法が特殊で危険、捕獲しても暗黒大陸以外では最高性能を発揮出来ない、相手が対策機体や戦術を充実させ、復活させても案外脆かったとか。あるいは操縦方法が難しく熟練の操縦士を育てる間が無かったとか。




作劇的に言えば暗黒軍以降の絶滅機体は強すぎる、扱いにくいという事で絶滅させられたのでしょう。完全に制作側の都合ですが、そうでなければならない程強すぎて破綻してしまったと思います。ですから、絶滅し復活しなかったゾイドは、公式から強力無比な機体で、条件によっては一方的な無双ができる、と太鼓判を押されているとも考えられますね。


製作者側は純粋にこうなったら面白いのに、と新作を作る。そうして後でよく考えてみて、思いもよらぬ盲点が見付かり調整するのは割とよくある事なんです。勿論しっかり最初から破綻の無い設定を練り上げるのは基本なんですけど、それが本当に難しいのです。そしてやっぱり売らなきゃいけない。暗黒軍は売る為の尺度に強さを前面に押し出し過ぎたと思います。一度強力な機体を生み出し、それをやりすぎれば最期、もう歯止めが利かなくなります。そうして絶滅や世界観の初期化という大掛かりな事をしなければならない。それさえ繰り返せば作品としての信用がなくなります。やがてファンが離れていく…

だからこそインフレは怖いんです。

No title

今回もまた興味深い考察で引き込まれました!
恐竜型が寒冷地に弱く、寒さに強い哺乳類型や元々暗黒大陸に生息していたドラゴン型が台頭したと言うのには「なるほど!」と思いました。

暗黒大陸産のゾイドと言えば、確かゾイドコアボックス(あと多分リバセンの頃の月刊ゾイドグラフィックス)に収録されていた資料(イベントなどで展示されていたものの縮小版?)の中で、
メカ生体時代の中央大陸戦争が勃発するよりもずっと前に暗黒大陸の軍団が中央大陸に攻め込んできた来た際に、
暗黒大陸側のゾイドは当初は猛威をふるったものの、次第に中央大陸の温暖な気候と、暗黒大陸よりもずっと強い太陽光(?)が原因でヘバってしまい、
結局暗黒大陸の軍勢は中央大陸の軍勢を攻めきれないまま暗黒大陸に引き上げていったと言うエピソードがあったと思います。(あと、確かこのエピソードの所の挿絵にはガン・ギャラドの野生体(?)が描かれていたような・・・。)

それを考えると、ギル・ベイダーなどの暗黒大陸産ドラゴン型が中央大陸では弱体化したというのも可能性として大いにあると思います。

また、かかしさんの仰る様に、
恒温性の恐竜と言う学説があるティラノ型やラプトル型(これらの恐竜は羽毛が生えた種類もいたという説があるので、個人的に他の恐竜型のゾイド以上に寒さに強そうなイメージもあります。)が主力ゾイドとして抜擢され、ジェノやBF、レブラプターやガンスナイパーなど、様々なタイプのゾイドが登場したのも、今回の考察から考えると納得がいきます。

最後に、暗黒軍の中央大陸への侵攻に関しては、
個人的にギル・ベイダーによる空襲(オルディオスがいなければかなりの戦果を挙げられたと思う)で大打撃を与えた上で、ジーク・ドーベルやガル・タイガーと言った哺乳類型やゼネバス帝国から接収したゾイドなどを主力として侵攻し、暗黒ゾイドでも有利に立ち回れる中央大陸の北部を占領して、今度は中央大陸産の野生体などを確保して、本格的な侵攻用のゾイドの開発を行ったり、
または、暗黒大陸産の中でも気候の変化に対する耐性が高い種をベースとした新型機の開発などを行ったりする可能性もあるのではないかと思います。

No title

気温、ですか…。
恒温と変温、メカ「生体」としてすごく得心のいく説なのですが、いくつか疑問が浮かびます。

ゾイドを兵器として運用するとなれば、かなり早い段階でこの特性はピックアップされるはず。それをこの世界の技術者はあまり重要視しなかったのか。
東西南北、広い大陸国家なら当然気候帯も複数あるだろうし…。攻め入る先も同じなら、そこもっと気にしていいような。

例えばゾイドコアを外部から暖めるとか。
種類、新旧問わず多くのゾイドに放熱機構のような意匠がありますが、機械を運転する上で熱を発するなら、その熱を保温に回せないものか…。コアだけ暖めても無意味ならば、全身に熱水を巡らせて暖めるとか。変温モチーフにこれはご法度なのか…?

あと、昆虫型のグスタフやモルガはどうなんでしょう?
変温型の活性に支障をきたすレベルの気温差下での昆虫型。寝るか、死ぬか…?

No title

ゾイドは生き物だから戦闘能力が気候条件によって大きく左右されるという説は多いに納得です。極寒の暗黒大陸において暗黒軍が強力だったのは気候における対策がしっかりしていたからと思います。
暗黒軍の純正ゾイドの種を分類してみますと、幻獣型2体、恐竜型2体、ほ乳類型4種、爬虫類型1種の構成です。
幻獣型とほ乳類型は寒さへの適応力が高かったとゾイドコアボックスの冊子に書かれてたような気がします。
ここで特筆すべきはディオハリコンを確実に搭載していると判断がつく純正暗黒ゾイドは恐竜型のデッドボーダー、ダークホーン、爬虫類型であるヘル・ディガンナーの3機種なんですよね。
これらがディオハリコンを搭載していたのは、ディオハリコンが単純な戦闘力の引き上げだけでなく、ゾイドコアが活性化したことにより寒さに対する適応にもなっていたのだと思います。
そしてディオハリコンが他のゾイドに多用されなかったのは、性能向上の恩恵と引き換えにゾイドコアの負担をかける副作用がありコアの寿命を極端に短くしまうからなのでは?と思います。
例えばデスザウラーは改造機デスエイリアンを含めディオハリコンを搭載した例があり、高い戦果をあげた。しかし、すぐにコアが停止して使い物にならなくなったと。デスザウラーは量産されているが決して個体数の多いゾイドではない、ならば多少戦闘力が落ちても永く運用出来るノーマルのままの方がよいという暗黒軍の実情があったのかもしれません。
デッドボーダー、ダークホーン、暗黒コング等は個体数もそこそこに加えディオハリコンとの適正も比較的高かったため、特にデメリットを気にせず使用できた。
ヘル・ディガンナーや暗黒化された小型ゼネバスゾイド等はそもそも野生体を含めた配備数が多いから問題なく使用されたと。
ほ乳類型はそもそも寒冷地への適応力が高いし、加えて幻獣型は戦闘力が元々高いためディオハリコンは搭載されなかったと考えれば合点がいくと思います。

No title

まあ、躯体は地球由来の超技術をベースにしたハイパーサイボーグとはいえ、コアユニットはゾイドコア生命体のままですからね。生息地由来の気候耐性があるというのは間違いないでしょう。
ボディが軍用の汎環境タイプに置き換わっているとはいえ、その環境データを受け取るコアシステムが生体のものであれば、受け取ったデータに生命そのものな反応を示すのもわかる話です。

暗黒軍のディオハリコン使用型ですが、寒冷かつ峻厳、さらに光も少ない暗黒大陸特有の環境が生み出したものなわけですから、純粋にエネルギー蓄積構造というわけでもなさそうです。
ひょっとすると、摂取・分解することでエネルギーを生み出すのみならず、強力に熱を発生させる効果もあるのかもしれません。
ただでさえ日照がほとんどなく、気温そのものが北欧真っ青と推測される暗黒大陸です。必須素材であるディオハリコンも、それ相応に強力な効果なのでしょう。

逆説的に、暗黒ゾイドにとっては他の大陸の気候は暑すぎるのではないでしょうか。ディオハリコンにエネルギーと熱を半ば依存しているために、それが当然な環境ではフルパフォーマンスを発揮できる。
しかし逆に彼らにとって、それ以外の大陸環境ではディオハリコンの熱発生が強力すぎ、オーバーヒートを誘発してしまう。
それに耐えるためにコアシステムと冷却系の処理リソースを食われ、十全たる機能を発揮しきれない……

三式様が挙げている疑問点に関しては、
・マッドを倒したければデッド・ボーダーがあるので、無理に高コスト化する改修を施す気がなかった。
・グローバリーⅢ世号最強説、提供されたオーバーテクノロジーに躯体を完全な汎環境型に調整可能なシステムがあった。そもそも武装商人と開拓団のちゃんぽんでしたし。
・ゼネバス帝国をもっとじっくりと取り込んで、中央大陸の環境に適した躯体のバージョンを製造するつもりだった。案外、ガイロスにとっても共和国反攻の大成功は予想外だったのでは?
と、こんな感じではなかろうかと。

No title

>やまさん
細かい設定はありますが、「でっかい」「恐竜」っていうのはロマンですよねぇ。
幻獣型は難しいですね。
なんとなくですが、ドラゴンは暗黒大陸に居るもので、オルディオスやバトルクーガーはキメラって言う解釈をしているんですが、これに対する検証もひつようっだと尾持っています。

>かかしさん
ゴジュラスやデスザウラーは80年代以前の「前時代的なティラノサウルス型」なので、基本はその時代において考えられていた学説を取り入れれば良いと思います。
逆に恒温説が通説になった頃に出たゾイドに関しては寒さ対策も出来る という風に考えた方が個人的には好きです。

>No Nameさん
ウルトラは背中の寒冷地用装備がないと凍り付いてしまう位ですからね。
ディオハリコンは一種の興奮剤だと思っていたんですが、その中で様々な効能を細かく分類したいですね。

>駄文書きさん
アーマーの有無で寒さは違ってくるかもしれませんね。
レッドホーンはあったかそう。でも帝国ゾイドでもデスザウラーやアイアンコングは腕とか隙間風がはいってきそうw

>す さん
デスザウラーについては次回自分も意見書いててみようと思います。
デスエイリアンの他にも幾つかの暗黒化ゾイドが確認できます。
その辺を踏まえつつ検証したいです。
しかし手間とか野生体数は絶対に外せない要素ですね。

ニカイドス島はどうでしょうね。。。
北部なのである程度は寒いでしょうが、割ると普通レベルの寒い程度だと思います。
デッド・ボーダーの県も併せつつ次回記事で書いてみたいです。
ちなみにタルボサウルス型はゾイドグラフィックス(旧冊子)や学年誌で見られる表記ですね。
箱では恐竜型ですが。

>鎌倉幕府さん
個人的にはディオハリコン=緑というイメージがあるので、今回の仮説の延長線上として「ディオハリコン無しでもあの強さのギル・ベイダー」を想像する方向で考察したいなーと思っています。
ただ一方でディオハリコンを使用している説でも考えてみて、双方を比べた上で自分の最終結論にしたい所です。

>ラウルさん
ゾイグラの描写は仰る通りですね。
暗黒軍の侵攻は、History of ZOIDSで記載されていたものですが、その段階では文字だけでした。
しかしコアボックス付属の冊子で改めて小改定の上で掲載され、同時に挿絵がつきました。
ガンギャラド野生体(あるいは超アーリータイプ)と思しき機体はここは初出ですね。

ただレドラーを交えて考える必要は有ると思うんですよねぇ。
これがちょっと難題だったりもします。

>NoNameさん
個人的に思うのは、中央大陸は極寒地などが一部にはありますが、それは一部です。
ほとんどの場所はそこまで極端なものではなく、通常通りの力が発揮できる場所です。なので、特に問題視されてないのではないかと思います。
一部の極地エリアに関しては哺乳類型を投入する感じで。

放熱に関しては、んー。確かに難しいですね。
とはいえ規模の問題もあると思います。ある部分は冷えある部分は溶けるほど熱いものはないわけではないと思います。
全体は均一ではないので。

あと、虫型はそのとおりだと思います。暗黒編では出ていないのはある意味で裏づけになると思います(そもそも戦力として陳腐化していたというのもあると思いますが)。

>ゴマフアザラシさん
暗黒軍はそもそもそこにあった軍なので、防寒対策は十分でしょうね。
ディオハリコンの弊害は当然あると思います。
おそらく・・・、仰るようなものが正解だと思います。
暗黒軍は「悪」として登場していた事もあり、そのような「生物としてのゾイドとして捉えて酷い事」をしていてもおかしくないのかなぁと思います。

>みょんさん
暗黒大陸の独特の環境こそがディオハリコンを生んだと考えると面白いですね。
更に深い機能を考える必要は今後必須ですが、また記事にしたいです。
暗黒ゾイドが暑さに弱いっていう部分も考えていきたいです。おそらくそうなっていると思います。

色んな疑問に対してまた考えた記事をお楽しみに。
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三式

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