共和国側MK-II

先日の記事で帝国軍ゾイドの恐るべき発展性について書きましたが、コメ欄でたいへん興味深く深い意見を幾つも頂きました!!ぜひぜひご覧くださいませ。
その中で多く寄せられた印象的な意見は、
「帝国機の見事な発展性は国力の低さゆえではないか」
というものでした。

確かに…。
国力が低いから強いゾイドが必須であったというのは納得ですね。
もともと当然ではあるが優劣があるわけじゃなく同じような人が住んでいるわけだから、技術差は「それを強く求める条件があったから」と考えるとより深いですねぇ。

共和国は、生産性やパイロットで上回るから、数で押し切れる…。だから個の能力はそこまで求められず…。
ただし、いくら頑張っても結局は国力が高い方が技術でも上回っちゃうことはままあったりします、、、。
やっぱり開発にかけられる費用が桁違いなので…、
かたや貧国が全力で技術を磨く。でも、貧国としては大規模な開発費用をかけたつもりだったけど、大国がその気になってちょっと力をかければすぐに上回ったりしますからねぇ、、、、。
開戦時にはP-40やF4Fしかなかったのに、途中からF4UやF6Fを作り、末期にはP-47やP-51やF8Fを作った米国のように…。

実際に、帝国軍はデスザウラーで開発が限界を迎えた感じもあって、これ以降は完全新型のゾイドを一機も造れていないからなぁ…。
共和国軍は、ディバイソンとマッドサンダーを作っているもの。
帝国が同クラスのゾイドを比べたら種類で上回るのは「重装甲SP級」「24ゾイド」
んー。小さい。
Hiユニット級は同じ。
大型ゾイドは圧倒的に少ない。。
やっぱり国力を感じるなぁ…。

ところで、「国力の高い共和国は数で押し切れる。だからこの能力はそこまで求められず…」と書きましたが、それならば「MK-II」はなぜ作られるのだろう。
もちろん強い方が良いに決まってるのでそりゃぁ作られるでしょうけども、「何をより求めて作られたのか」を考えてみたいです。

これを考えた時に、共和国ゾイドは「汎用性の拡大」を求めているなと思いました。
ゴジュラスMK-IIやシールドライガーMK-IIは、共にノーマルに比しアンバランスではあります。格闘力/運動性の低下という意味で。
しかし長射程高威力の砲を持つ事で様々な任務に就けるようになった。
この装備により
「若干のアンバランスさは認めつつも」 「様々な戦場でよりゴジュラスやシールドライガーが使いやすくなった」

帝国側のMK-IIのコンセプトというのは、「最強の改良型」
共和国側のMK-IIのコンセプトというのは、「最良の改良型」を目指しているのかなーと思いました。
(アイアンコングMK-II量産型だけは共和国的な思想で限定型からダウンスペックされている気がしますが。コラム参照)

国力に劣る帝国は常に「個」としての強さを求め、数で対抗できないから電撃戦が可能なデスザウラーを開発して・・・。
国力で勝る共和国は常に「全体」としての強さを求め、汎用性の高さや指揮管理能力の高い機を求める・・・。

うーん、「ゾイド単体」とか「ライバル機を並べて」という単位で見ても面白いんですが、全体を国の事情を絡めつつ迫ってみるとさらに面白い!

そうそう、そういえば共和国側にはもうひとつMK-IIというべきゾイドが居ます。
サラマンダーF2です。
コイツに関してはバトリサ3の解説を書いた事もあり、現時点での考えをまとめたりもしたのでまた近日中に。
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コメント

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No title

アイアンコングMK2量産型にしたって素のコングからしたら純然たる強化型ですしね。やはり帝国は純粋な強化型というのが好き…というかそうせざるを得ないのか。

新世紀時代のシールドライガーとDCSのお互いフォローしながらの運用も、それだけの数が揃えられる共和国ならではの戦法と言えそうですね。

No title

サラマンダーF2はサラマンダーに比べて軽量化等もされていて空戦を重視しているので、やはり共和国的なMK-2ですね。
ノーマルに比べると対空戦闘を行うため搭載武装こそ変わっていませんが爆撃装備はあまり積んでいないと思います。
おそらくノーマルのサラマンダーをF2が護衛するという場面もあっただろうなとか考えると楽しいです。

余談ですが旧ゾイドを知りはじめてサラマンダーF2を知ったばかりのころ、F2がファイティングファルコンの略と知って感動しました。カッコよすぎるでしょう!

No title

帝国ゾイドはドイツ戦車みたいなものですかね。
数で劣っているから性能を上げて1両で相手戦車数両を撃破しようみたいな(そしてさらにピンチに陥っていく…)。
 
数の少ない帝国ゾイドが全体的に強化されたのに対し
敵陣に突撃するのはノーマルシールドライガー、後方支援はシールドMK2
敵基地に砲撃するのはゴジュラスMK2、相手軍が接近してきたとき相手するのはノーマルゴジュラスのように
役割分担を行えたのが共和国側という感じでしょうか。

No title

先日の「発展性について」にコメントした時にふとPSゾイドシリーズの事を思い出したのですが、
あのゲームの場合、

・共和国ゾイド
各クラスに陸海空のそれぞれに対応したゾイドがいて編成の幅が広い。
反面、直接戦闘で強力なゾイドは概ね近接戦闘重視で長距離砲戦向けの機体が少ないのが悩み所。
大型ゾイドの多くは改造セット(キャノン砲などの追加武器)などを使ってマップ兵器による範囲攻撃や直接戦闘での長距離砲戦にも対応できる。

・帝国ゾイド
大型クラスと小型クラス(マーダ~ザットンまでのマイクロゼンマイ級)は陸戦タイプのみでゾイドのレパートリーが一番豊富なのは中型クラス(重装甲SP級~Hiゼンマイ級)しかない。
反面、大型ゾイドは格闘性能と射撃性能のバランスがよく、敵機とある程度距離があっても対応がし易い上に、状態異常を与える武器を装備するゾイドもいるので直接戦闘にめっぽう強い。
加えて、大型ゾイドは改造セット(ビームランチャーなどの追加武器)などを使って射撃性能を更に強化できる。

と言った傾向があるので、「なんだか両軍の国力の差や発展性に関する今回の考察に近いなぁ・・・。」と思いました。

と言うか、PSゾイドシリーズにおける共和国ゾイドのMK-2などの強化機体の使い勝手に関しては今回のMK-2のコンセプトに関するこの考察がドンピシャだと感じました。

例えばPSゾイド2のブレードライガーの場合、
接近戦が得意なゾイドだけに隣接したマスの敵機に対しては部類の強さを発揮しますが、
2,3マスくらい距離を置かれたり空や水中から攻められたりすると、
使える武器はパルスレーザーガン位しかなく、射撃戦での対応力に不安が残ります。
しかし、強化パーツでブレードライガーABS(バトストやゾイドサーガシリーズなどにおけるブレードライガーAB)にすると、
射撃武器にアタックブースターのビームキャノンが追加されるので長距離戦で使える武器が2つになり、高火力のアタックブースターと平均的な火力のパルスレーザーガンの2つの火器を持つことで射撃戦への不安が解消する事ができます。
ただ、同ゲームのシールドライガーDCS(及びDCS-J)と違ってエネルギータンクの追加は無いので、装備パーツでエネルギータンクを付けておかないと武器が増えた分のエネルギーの消耗をカバーできないのが難点。
(更に必殺技を使いたい場合は、ライガー系専用アイテムである「レオマスターの紋章」を装備する必要があるので、パーツの装備枠を圧迫してしまうデメリットもある。)

その一方でセイバータイガーやレッドホーンといった帝国ゾイドは、
元から火器を複数搭載しているのである程度距離を選ばずに戦えますが、強化パーツでグレートセイバー(バトストやアニメ無印のセイバータイガーAT)やダークホーンなどの強化機体に改造する事で火器が増え、武器のレパートリーを更に増やす事で使い勝手をより上げる事が出来ます。

そういった意味では、

・共和国はゾイドの種類が多くレパートリーが豊富で、その中でもMK-2は多少のデメリットを覚悟でベース機に足りない火力を補う「最良の改良型」

・帝国のゾイドは種類は少ないがその分1体のゾイドでこなせる事が多く、MK-2はベース機のバランスの良さはそのままに長所を伸ばす「最強の改良型」

と言うコンセプトの方向性はゲームでの使い勝手という見地から考えてみても、
結構的を射ていると思います。

長文失礼いたしました。

No title

以前の記事で、「ノーマルゴジュラスは格闘だけならMK-Ⅱより強いぞ!」と知ったとき、結構びっくりしました。
ゴジュラスMK-Ⅱ限定型は純然たるパワーアップ型だと思っていましたから。

メカ生体のMK-Ⅱは完全な更新なので、MK-Ⅰで取っていた戦術が取れなくなることは無いはずですが、一体どの程度低下しているのか?気になるところです。特にシールドMK-Ⅱ。
個人的には、諸々のデメリットが解消されたからこその新装備だとの考えなのですが…。

DCSはノーマルと併用ですし設定的に速度も低下していますから重砲型と言えるとは思いますが、70年後に性能低下するはずは無いですので、運動性低下を受け入れてでも重砲を装備する強みや状況があったはずです。

両軍強化ゾイドは想像の余地があって面白いですね。

お邪魔します。

共和国側MK-2の目的、「汎用性の拡大」は唸らされました。
とすると汎用性の高さを求めた事情も想像したくなりますね。

ゴジュラス量2の就役時期はいつ頃でしたっけ。バレシアに帝国が上陸して旧帝国領を破竹の勢いで取り返している最中かな?あの頃は共和国は束の間の平時が破られて総力戦体制の構築途中…でしょうか。
シールド2は共和国首都陥落後の就役でしたかね…。あの時はあの時で工場の稼働は共和国としては思わしくない時期だったかも。
見当違いな考察かもしれませんが、就役時期と国勢を照らし合わせるのも面白いかも、と思います。

No title

>BKACKさん さん
量産コングは良く出来てますよねー。
限定型というクッションを挟んで、よりブラッシュアップしてる感じが良いですね。

>セイさん
F2は良いですねー。銀色のカラーがいかにも戦闘機っていう感じで。
ファイティングファルコンはカッコいいですよねー。
「サラマンダーMK-II」ではなく「F2」になったのがセンスですよねー。

>しめじさん
色んな要素が「国力」に結びつくのがゾイドの凄い所ですね!
地球でも国力が高いと安定したものを数多く造るようになり、国力が低いと一発逆転の超兵器思考になっていくのが興味深いです。

>ラウルさん
PSゾイドは良く出来てましたね。
あのゲームで国力差をもっともよく表している部分は、
マ ッ ド サ ン ダ  ー が 無 限 に 買 え る 共 和 国
だと思いました。

強化も良く出来ていましたね。
単なる強化ではなくデメリットもあるという、ノーマルが何故ノーマルであるのか という部分が感じられる良い仕様でした。

>メカカブトさん
まぁ、低下といっても「わずか」だと思います。
量産型は更にいくらか低下していそうですが…。
ただ、いずれにしろ巨大なキャノン砲を盛った事で運動性が下がっている事は確かだと思います。

「強い方が良い」というのは当たり前ですが、強すぎても意味がないというのもまた確か。
ゴジュラスは「コングに勝てる格闘レベルを保つ事」は必要だと思いますが、その範囲の中であれば幾らか下げても問題ないと思います。
そのように考えて性能を考えてみても面白いと思います。

>マーネイスさん
ゴジュラスMK-IIの就役はデスザウラーより少し後くらいですね。
シールドライガーMK-IIはグレートサーベルの少し後です。
当然、これらのゾイドの影響もあって開発されているでしょうね。
その辺もからめつつ更に考察していきたい所です!
今後も更に探求したいテーマですね。
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