キングゴジュラスの生産数

最大最強ゾイド、キングゴジュラスは、生産機数は不明です。
一機とも解釈できるし、数機とも解釈できるし、なかなか判断が難しいです。
末期に登場した事から、多くはない事は確実ですが。



キングゴジュラスは、ゾイドグラフィックスvol.21(旧冊子)、学年誌ストーリー、てれびくんストーリー、箱裏ストーリー、広告に登場しますが、いずれも機数を裏付ける資料はありません。
いずれの媒体も、戦うキングゴジュラスの写真は「単機」で写っていました。
ただし、かといって「各戦場に1機ずつ配備されていた」可能性もあるしなぁ…。難しいです。

…そういえば、ゲームの「ゾイド黙示録」にもキングゴジュラスは登場しますが、これも1マップに付き1機づつしか登場しないようになっています。
徹底されてる。
余談ですが、同ゲームでキンゴジュに双肩するユニットの「デス・バーン」は最終マップに2機同時に出現します。

私はけっこう長い間、「キンゴジュといえどもある程度の数は量産されていた」と思っていたんですが、んー。
ここまで徹底して単機のイメージが作られているという事は、「生産数1、ヘリック大統領専用機」でもいいかもしれないなぁと思いました。
最終的な結論はまだ出していないのですが。

後のリバースセンチュリーを見ても、単機のイメージで語られているしなぁ…。
ただ、リバセンの話はどの程度の信憑性があるかという点においては精査が必要と思っているのですが。
リバセンは、資料を検証したものというより、曖昧なイメージ…圧倒的最強のキングゴジュラスがいたというイメージを先行させて誇張させて作っている感じは否めない。

ただ、それはそれで別に構わないというか…、地球でも、戦争を語った各種書籍には、
①中には、事実にかなり近いものもある。
②中には、かなり誇張されたものもある。
③中には、物語性を強調して筆者の想像を入れ込んだり、筆者の主張が入り込んでいるものもある。
と、各種あります。
なので、まるで構わないと思う。

コロコロのゾイド記事やリバセンは②のようなものであると思うし、公式ファンブックは①かなと思う。
新ゾイドバトルストーリーは③かな…。共和国のプロパガンダ的であるのは否めないなぁと読み返すと強く思う。
ただ、①②③は完全に分割できるものではなく、[大まかに言って①だが③の要素が一部に入っている事は否めない]ようなケースも当然あると思いますが。

いや、でも、あくまで私の主観です。
もしかするとリバセンの描写こそが正しく、かつての描写こそ誤りだった可能性も否定は出来ない。
そうした可能性さえ排除せず柔軟に捉えていきたい。

書籍は絶対的なものではなく、誤った内容のものも存在します。
それは戦争というものを扱っていれば当然に起こりえる…、というか、誤りがない事の方がありえない。
精査して「できるだけ事実に近づける」事ならできると思いますが。

様々な資料を見て研究する中で強く思うのは、視野を広く持てという事です。
戦争が起きれば、それを題材にして様々な著者が本を出します。我々が見ているのはその一部に過ぎない…。
そう考えると面白いです。
一つの資料を絶対的だと思うのではなく、もっと柔軟に捉えると広がると思います。
以前は「矛盾」を見つけると憤慨していました。
ですが、矛盾もまた「作者が違う」「この人の解釈だ」と考え、「じゃあ、それらを見比べて自分はどう結論を出すのか」と考えれば面白いという事に気付きました。
……まぁ、そうは言っても、あからさまに間違っているものや唐突な新設定を出しすぎるのはどうかと思うのですがが、、、。何事も「程度」や「バランス」という問題はあると思います。

……と、ここまで書いて、そういえば以前にも同じような事を書いた気がすると思ったら、このコラムだった。

まぁ、なんていうか、大真面目に、なおかつお固くなりすぎずに捉えていきたいなと思います。
キンゴジュの生産機数は不明ですが、ユーザー各の中に答えがあっても良いのかなと思います。


キンゴジュの生産機数といえば…、
私は、物語には「共通見解が必要なもの」「必ずしも必要ではないもの」があると思っています。
この両者は、バランスの問題だと思っています。

共通見解とは、多くの人が同じ認識を持つと言う事です。
共通見解があればこそ、多くの人が語り合い楽しめます。
「あれいいよな」「あの描写いいよな」的な楽しみですね。

一方で、「謎」についての議論も大きな楽しみだと思います。この謎が「必ずしも必要ではないもの」です。
謎があるからこそ、「あの見解は私はこう考える」「いや、私はこう考える」的な議論ができます。

共通見解があればこそ、多くの人が集まり「好き」を語れる。
また、謎があればこそ更に踏み込んでいける。そのバランスだと思っています。
両者が相乗効果を出せば最高というか。そのメディアは盛り上がっていけるだろうなと思います。

完全な世界も良いのですが、適度に穴のある、議論の余地がある感じが好きです。
誤解してほしくないのは、穴があっていいというのは、不完全でテキトーに決めれば良いという意味ではなく、良い意味で幅を持たせるという事です。
太い骨子があれば、多少の穴を許容できるだけの強さを持つという事です。
魅力的で太い骨子があれば、その魅力でもってユーザーを惹きつけます。
骨子が細く魅力に欠けていたなら、そもそもユーザーが集まらない。
余談ですが、これで失敗したのはガンダムAGEだと思っています。

ゾイドの世界は、骨太でそして穴がある良いバランスだなと思っています。

「穴」というのは、共通見解を「背骨」とすれば「小骨」に当たるものだと思います。
背骨がズドンと突き抜けていて圧倒的に魅力的である。
しかし完璧ではなく小骨が所々抜けていたりもするから、ユーザーで想像し構築する事ができる。
悪い言い方をすれば、小骨はしょせんは小骨でありそれを越えるものではありません。
小骨…、穴への想像は、背骨を超えない範囲で行う必要はあるでしょう。
それは制約です。ですが、制約があればこそ「工夫」が生まれ面白みが増すと思います。

ユーザーは穴(小骨)に対し想像をして楽しめば良いし、互いの意見を尊重しあった議論をすれば最高だなと思います。
キンゴジュの生産機数も、そのような「穴」にあたるものと思います。


むろん、小骨のレベルを超える飛躍した想像もできます。それもまた面白いものです。
ただし、そのレベルの想像はもはや個人としての見解に留まるものであり、多くの人と「議論する」というよりは、「私はこのように自由な想像をしました」というものになると思います。
ただし、それも素晴らしいものです。

交流の際は、世界観の穴に対する見解を議論したいものなのか。自由な想像で導かれたその人なりの世界なのか。
それを見極める必要があると思います。
それを見極めてこそより良い交流が出来ると思います。
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No title

キンゴジュの生産数ですが

プロトタイプキングゴジュラスがあるので最低でも2機が存在するハズです。
また兵器の場合完全なワンオフ生産という事は考え難いと思います。必ず消耗するので、保守パーツも兼ねて多めに作っておくのが一般的です。
なので、恐らく数機が組みあがる位のパーツがあったんじゃないかと思います。
ですので、紙面の上では「数機が生産」された・・・と。

こう仮定した上で、生産数についてさらに考えると・・・

説①:実は数機がロールアウトしており、順次投入予定で待機していた
→ガイロス発狂パターン。結局は隕石衝突でお流れになった。
 ただこの説はリバセンと矛盾します(数機完成していたなら隕石落としに使っていたハズ)

説②:数機分のパーツまであったが、組み立てが最終決戦に間に合ったのは、ヘリックの機体だけであった。
→現実論

説③:数機が完成していたが、宇宙船グローバリーIII世号のシステムが一機分しか間に合わなかった。
→それを搭載したのが、ヘリック機説

私は、説②+説③のミックスが妥当なんじゃないかと思います

折衷案:キングゴジュラスは最終決戦に向けて急ピッチで生産が
進められていた。しかし宇宙船グローバリーIII世号のシステムの調整が難航し、結局投入されたのは1機のみであった。またグランドカタストロフにより制作途中の機体も、そのテクノロジーと共に
失われた。

※プロトタイプキングゴジュラスは、宇宙船グローバリーIII世号のシステム調整の実験機であり、性能は遠く及ばない。

※②:戦闘ゾイドは、『野生体のコアを抜き出し、元に似せて作った人工の体に入れる』・・・と仮定してます。

No title

ところでゴジュラスとキングゴジュラスは同じ野生種なんでしょうかね?
同種?近縁種?
突然変異?
生物的には関係なく機体(機械)の系統上での技術的な由来?

自分では答えが出ません。

No title

自分はワンオフだと思われているけど実際は2・3機ぐらいいたという感じと読んでいます。
で、その中でも出来のよかった1機に大統領が乗っていて、残りは万が一のために待機していたんじゃないかと・・・
試作もされるでしょうし全くのワンオフとは考えにくいです。
サウンドブラスターやスーパーガトリングなど今までの共和国が使ったことのない珍しい武装も多く搭載されていますしね。

余談ですが先日アメトークで芸人さんがクリスマスにゾイドを買ってもらえなかった話をしてました。
サンタさんに「ウルトラザウルスが欲しい」と手紙を書いたら翌日なんだか見たことのある文字で「もうすこし安いのにしてください」と返事が来て、それならと「サーベルタイガーが欲しい」と書いたら「もう一声!」って返事が来たそうですw
ふつーにTVでゾイドの話題が出たのでびっくりした・・・・

No title

個人的にキングゴジュラスは、
完成したのは技術試験用の実験機(プロトタイプキングゴジュラス)と大統領専用機(バトスト本編のキングゴジュラス)の2機くらいで、
あとは予備パーツとしてボディを2,3体分組み上げられるだけのパーツが生産されていたか、
あるいは量産されていたとしても1ケタ台くらいではないかと思います。
いくら共和国とはいえキングゴジュラス級のゾイドを大量生産するのは厳しそうなイメージもありますし・・・。

「太い骨子があれば多少の穴を許容できるだけの強さを持つ」と言うのは凄く分かります。
例えば個人的に好きなゲームである「Fate/EXTRA」やその続編の「Fate/EXTRA CCC」なんかもそうなんですが、
まず骨子にすごく魅力的で面白いストーリーやキャラ、設定などがあって、
そのストーリー上などで「?」と思う所などの行間を想像したりするのは楽しく、その余地があるのがすごく魅力的です。

ゾイドでは最近だとゾイドオリジナルの設定に関して、
「もしも機獣新世紀のゾイドがメカ生体時代にいるとしたら?」と妄想したりすると結構面白いです。
最近では先日の「ゾイドオリジナルのこと」でもコメントしたのですが、
「もしジェノザウラーやジェノリッターがメカ生体時代、ないしは実際の開発よりも前々からプランが練られたりしていたとしたら、
ジェノリッターはジェノブレイカーのプロトタイプに相当する機体である可能性もあるのではないか?」
と言う事を閃いたりもしました。

No title

以下、妄想ですが

キングゴジュラスはその特殊性から
・コアはゴジュラスコアの突然変異によるオンリーワン
・もしくはゴジュラス原産地の神族が秘匿していた奇跡の野生体

・プロトは外装及び・武装の試作、特殊部品テスト機
→コアはゴジュラスもしくはゴジュラスコア複数等の仮設
もしくはウルトラやマッド等の異種複数コアとか?
*時代は違うがブラッディデーモンで外装とコアの異種マッチングは可能
・プロトでテストした特殊専用部品・正式コアを封入し
正規のキングジュラスをロールアウト。プロトは解体・予備パーツ化。

→隕石阻止によりコアは休眠・外装及び特殊部品大破 →部品争奪戦へ

グランドカタストロフの混乱時に惑星外に退避するノアの箱舟的存在として
グローバリーⅢを使用。人材及び貴重なコアを搭載して惑星Ziを脱出。
地上安定後帰還するはずが、搭乗者(武器商人本人やその子孫)の企てにより
帰還先を地球に変更。もしくは搭乗者人員の意思により被害の酷いZiを捨てる。

◎キングゴジュラスが地球に現れた理由
○キンゴジュラスだけが別に現れた理由
地球航路上にて船内で反乱勃発、混乱の最中、船外脱出者と共に
キングゴジュラスコアが宇宙空間へ放出されてしまう。
もしくは船内にて突如キングゴジュラスコアが活性化、暴走・爆発の
危険のため宇宙空間に投機。

キングジュラスコアは宇宙空間にて様々な物質を取り込みながら機体を再生
地球に送られたコアに引かれて
もしくは保険として組み込まれた地球への自動帰還プログラムにより
ついに到着!大決戦!

No title

>No Nameさん
プロトタイプは考察材料にしたいですよねー。
「特別カラー」とかじゃなく「プロトタイプ」と書かれているので。
ただ、プロトタイプはプロトタイプで色んな想像が出来るので、これまた難しいですね。

リバセンは、実はキンゴジュが1機とかよりももっと大きな難題を抱えていまして。
当時の資料では「中央大陸の反対側に」破片が降り注いだとあります。
つまり位置から考えて暗黒大陸に居たキンゴジュが破片の迎撃を行えるはずはないんですね。
このあたりも含めて、どう解釈するべきかなー というのが今後の課題かなと思っています。

>メカカブトさん
野生体は大きな謎ですねー。
決定的な情報が無いので、ユーザー側の想像で良いと思います。

>セイさん
大統領が乗っていたし、影武者的な機もありそうな気はしますね。
裏付ける資料があれば良いのですが…。

アメトークは初耳です!
逸れは凄い。喜ばしい事ですねー。
いつかゾイダー芸人をやって欲しい・・・。

>ラウルさん
予備パーツはあったでしょうね。
もっと言うと、キンゴジュは高品位を要求する事から、落第したパーツもかなりあったかもしれない。
そういったパーツを使って「陸戦型ガンダム」のようなワンランク下のキンゴジュもあったかもしれないなー とか想像しています。

太い骨子のあるメディアは、どれも世界観が丁寧に作られている印象です。
だからこそ、でしょうね。
後発のメディアは太い骨子をブチ折らないようにしつつ多角的な展開をして欲しいですね。

>No Nameさん
この時代において「部族」がどの程度まで風習として残っていたかというのも興味深い考察材料になりそうですね。
ノアの箱舟説は面白いですね!!
そういう使い方もあるなぁ…。
「ノアの箱舟説」は、Zevleにも繋がりそうな気がします!
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