デス・バーンの妄想

デス・バーンは謎の多いゾイドで、「完成した」「完成していない」あるいは「参戦した」「してない」の意見の分かれる機体だと思います。

また、「完成した」「参戦した」にしても、この姿は「試作」なのか、あるいは「完全完成形」なのかでも意見が分かれると思います。
登場したのがゲーム「ゾイド黙示録」なので、これを正史と捉えるかifのようなものと捉えるかで変わってくるのかなーと思います。
「ゾイド-中央大陸の戦い-」や「ゾイド2-ゼネバスの逆襲-」は東芝EMI開発ですが、ゾイド黙示録はトミー自身が開発したという所も悩みどころかなと思います。

さて、そんな伝説のゾイド、デス・バーンですが、今回は「居る」ものとして進める。
このゾイドのスペックはゾイド黙示録にある程度載っていますが、んー………。
実は、ゾイド黙示録のデータはほとんど信用していなかったりします。

というのも、ギル・ベイダーのデータと比べると分かりやすいのですが、


全高、全長、全幅のデータがありますが、両機を比べると、[高さ][幅]の数値を逆にしただけやないかい!
あと、ギル・ベイダーの武器がビームスマッシャーじゃないのもちょっと気になる…。
テキトーに作った事は否めないよ…。

まぁ、そんなわけで、速度や重量もあまり信用していません。
ただ、両脇の大型砲がプラズマキャノン砲という位は信用しても良いと思いますが。
(暗黒軍はプラズマ系の武器を割りと好んでいる)

さて、両脇にプラズマキャノン砲を持ちますが、これについて。
デス・バーンが対キングゴジュラス用決戦ゾイドとするなら、これこそが切り札の武器なのだと思います。
ギル・ベイダーの胸部には「プラズマ粒子砲」が付いています。
デス・バーンのプラズマキャノン砲は、「キャノン」の名の通り、究極発展系なのだろう。


ビームスマッシャー非搭載なのは、やはりキングゴジュラスには使いにくかったのだと思う。
至近距離から、あるいは直接ぶつければ破壊は可能だが…、かなりの危険も伴う。
だから、別の武器が求められた。当然、それは「より遠距離から」狙えるものである筈だ

「プラズマ粒子砲」というと、もう一機、興味深いゾイドが居ます。
ギル・ベイダー改造の「ギルカノン」です。


胸部に「大型プラズマ粒子砲」を持つ。
個人的に、ギルカノンが搭載した大型プラズマ粒子砲は、ゾイド戦役史上最強の砲だと思っています。
3万度もの超高熱を発する。キングゴジュラスのブレードホーンでさえ1万度である。
その威力は、マッドサンダーさえ一瞬で貫く。


チョコレートのように溶けたマグネーザーに戦慄。
マッドは、全力でギルに突撃している最中に貫かれています。すなわち、ホントに「一瞬」で貫かれているのだ。おそろしい。
この砲なら、おそらくキンゴジュをも貫けると思う。

ただ、プラズマ粒子砲は射程が短いんじゃないだろうか。大口径・短砲身で、臼砲のようである。
短砲身では収束率が低い。発射直後は高威力だが、その後は粒子が拡散し威力が急激に下がる…。
(これはデスザウラーとセイスモサウスルの荷電粒子砲の差を思えば分かりやすい)

ついでに言うと、付き位置からして「コア砲」であると思う。すなわち連射は不可能だと推測する。
なので、ギルカノンをもってキンゴジュに対峙するのは辛い…。

そこで、「より射程を延ばした」「連射を可能にした」仕様がデス・バーンのプラズマキャノン砲だと思う。
ビームスマッシャーのオミットは、おそらくエネルギーをプラズマキャノン砲に一極化するため。
また、翼からは連装重力砲も撤去されている。この位置は、インテークになっているのだと思う。また、胸部もインテークと推測する。
合計3つのインテーク。

[砲身を伸ばし収束率を高めた][自身のエネルギーに翼のインテークで集めた荷電粒子をミックスして放つ]
これにより、「射程は延びた」
また、さすがに単発ではコア砲に劣る威力だが、「コアへの負担が少ないので一発打ってダウンするような事はない]
すなわち[ある程度の連射ができる(単発での威力劣を連射で補える)]
という仕様だと推測します。


……ゾイド黙示録は、「共和国側にだけエンディングがある」という仕様です。
ゲーム開始時には「共和国軍」「暗黒軍」を選べるのに、最終マップには共和国側のみが行けるのだ……。
という事は、残念ながらデス・バーンは共和国軍に敗北しちゃったのだろうね…。

明らかにギル・ベイダーからの流用部品が多く、超突貫で作られた事は確実だろう。
敗北した理由は、そこかもそれない。
もし、十分な時間があり「デス・バーン専用のパーツ」のみでブラッシュアップされ完成していたら…、キングジュと対等または優位になっていたかも。

デス・バーンは、色んな妄想が出てくる、いかにも「末期だからこそ楽しめる妄想」にあふれたゾイドだと思います。
答えは各人の中で良いと思いますが(ただし3巻には私なりの解釈は載せています)、ステキなゾイドです。
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コメント

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決戦 夢のゾイド

 私、前々回のコラムにてコメントを残した者です。
 色々と疑問だけ投げかけてしまって、たいへん失礼いたしました。そして今回、その疑問に対して真摯かつ論理的に答えを出して頂き、三式さん本当にありがとうございました。
 私も当時ファミコンで黙示録やっていて、全高と全幅の数値がおかしいと思いましたが、デス・バーンはドット絵だと翼が垂直に近いくらいに立っているので翼の幅が高さにプラスされてその数値になったのでは無いかとおもいました、それで全幅もギルよりだいぶ小さくなっているのではないかと。
 数値が逆になっているのは気づきませんでした。

No title

>No Nameさん
おかげさまで良い記事が書けました^^
デス・バーンの翼は上に向けられていますね。
広告の作例でもそのようになっています。もちろん実物は「羽ばたく」ような動きが可能だとは思います。
ただ、垂直で高さを稼いだとしても、36.7mはやりすぎなのと、ギルの幅と同じなのは偶然にしてはちょっとできすぎですねー。

飛行ゾイドの幅は、どの状態で計測するかもけっこう重要というか、その辺りの方法も考察していきたい分野ですね。
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