ゾイド星からの便り

先日の「個体差」に関する記事で、またまた面白いご意見を頂けましたので紹介&妄想していきたいと思います!

さて前回、
「個体差はあると考えて良いと思う」
「なぜなら1/72という設定でありながら大きさの異なるトミー版、HMM版、マスターピース版などがあるからである」
という風に導いていましたが、とてもステキな返信を頂きました!

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模型の例は結局のところ誰も見たことの無いゾイド世界をどう受け止め表現したかの違いであって、私はthreezero型やマスターピース型が同じ世界に併存しているというより、同じ「シールドライガー」を各々描いているんだと思います。
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とのこと。ありがとうございます!
これも面白い受け止めですよね。
ゾイドワールドがあって、その受け止めというか…媒体ごとに「同じシールドライガーを表現しているんだけど」「多少異なった外観などになっている」というのも面白いですね!!


私も以前にぼんやり考えていた妄想がありますので、それを下記いたします。
この妄想の起点は、「バトストの遠景モデルが、必ずしも完璧な縮小モデルになっていない」事への見解として導いたものです。
(たとえばウルトラザウルスの遠景モデルはザットンやガイサックの尾で作られていて”うまく”ウルトラザウルスに化けてはいるけど完璧ではない)


通常、我々は、
「ゾイド星(惑星Zi)で戦争が行われており」「戦場カメラマンはそれを撮影している」
つまり目にしているのはそうした写真であるという考えをしていると思います。

これを…、
「ゾイド星では戦争が行われている」
「帝国や共和国では、主に子供に向けてゾイドの玩具が製造されている」
と考えてみます。
(ゾイドの玩具がゾイド星の子供に人気という事は「戦闘機械獣の全て」にも書いてある)

例えば、我々の地球に「新幹線があって」「それを再現したプラレールという玩具がある」というのと一緒ですね。
で、
そのゾイド星で製造されたゾイドの玩具というのは、惑星間貿易を通じて地球へ送られ、地球でも販売されている。
我々が手にしているゾイド・キットというのはそのようなものである…。
と考えます。


新幹線とプラレールで例えたように、実物と玩具には「よく再現はしてあるけども、再現し切れていない箇所もある」という差がどうしても発生します。
トミーのゾイドキットの造形も、そのように、ある意味でゆるい視点で見ても面白いのかなーと思います。

さて、先ほどは「新幹線」「プラレール」で例えましたが、新幹線の玩具や模型は数え切れないくらいの種類があります。
その中には色んなものがあり、造形面でも差が多い。独自のアレンジのものもある…。

さてさて、ゾイド星ではゾイドの玩具がやっぱり人気。なので、複数の企業がゾイドの玩具を開発している。
最大の大手かつ老舗はTOMY。最近になって勃興してきたのがKOTOBUKIYA。
昔から細々と良いものを出すのがKABAYA。
・・・みたいに考えてみても面白いかもしれないなぁ、と。


ゾイドというのは現役で戦っている最新鋭の兵器。
なので、詳細な図面などは民間には流れにくい。。これは当然です。
なので各社は独自の調査によって大きさや造形を調べキットに落とし込む。
そこで差が生まれる・・・・・・。こういう解釈もアリだと思います。

余談ですが、地球の日本での例。
戦時中に「ハワイ・マレー沖開戦」という戦時高揚映画が作られました。
これは国民の戦意高揚の為に海軍省の至上命令で製作された映画で、当時の最新鋭機や艦などが多数登場します。
当然、製作するには本物の戦闘機や空母を使うわけには行かないのでミニチュアなどが作られるわけですが、その際に海軍省は「機密が漏れるから」という理由で資料を提供しなかったそうです。
「作れ」「資料提供はしない」「でもリアルで良いものを作れ」
無茶やなぁ…。

「特撮スタッフはわずかな提供写真に写った波の大きさから、戦艦や飛行機、地形の実寸を割り出し、特撮セットを組み上げた」
との事です。
まぁ、戦時中と言うのはそういうものなのでしょう。

ゾイド星であっても最新兵器である所のゾイドの図面などを玩具屋メーカーに提供するはずもなく、各玩具メーカーは必死に独自の調査をして玩具を完成させる…。


前回は「ゾイドには個体差がある」という考えで「それゆえキットに差がある」という考えでしたが、今回の考えは、「ゾイドは統一されていてもキットに差は生まれる」という考えです。

さて、今回の妄想についてですが、「バトストの遠景モデルが、必ずしも完璧な縮小モデルになっていない」事への見解として導い と書きました。
その事について加えます。

「ゾイド星では戦争が行われている」
「ゾイド星ではゾイドの玩具が作られている」
「それらは惑星間貿易を通じて地球へ送られている」
わけです。
同時に、玩具だけでなくゾイド星の戦争の様子も当然ながら伝えられます。
しかし、ゾイド星という地球から大きく離れた星なので、文化も違う部分がある。ありのままを伝えたのでは地球人には理解しにくい部分もある。

そこで、
「地球人が理解しやすいような形に、本質を誤らない範囲を保った上で大胆にアレンジしたものがバトルストーリーであり」
「そこに使われる写真も、ゾイド星から写真を持ち出す事は叶わなかったので、地球に輸出されたゾイド玩具を使ってジオラマを作って”再現”している」
と考えたいと思います。

このように考えると、バトストの写真がたまに「?」な事になっているのにも納得ができます。
・遠景モデルが必ずしも完璧な縮小モデルになっていない事だったり、
・たまにキャップを付け忘れてたりする事があったり(ウルトラVSデスザウラー………)。
このような事も、地球で「再現」されていると思えば全て説明ができるというか。

そのように、
「ゾイド星で戦いがある事は当然なんだけども」
「地球の我々に伝わるまでに様々な段階を経ているので」
「実際とは異なる部分もありながら伝わっている」

最初期の頃には「ゾイド・ゾーン」という星域で行われる戦いがゾイドバトルストーリーだったんですが、いつの間にかゾイド星という個の星の物語になった事や、ゾイドバトルストーリーやゾイドコンセプトアートの差を見て「?」となったりする事もありますが、今回の考察の様に考えてみたら色々と矛盾なくつながってくるのかなーと思います。


という事で色んな考えでゾイド星に迫っていくのは面白いですね!! という話です。
どっちが正しいというわけじゃなく、アプローチの方法と言うのは様々にあります。
色んな方向性で楽しんでいければいいですね。 と思います。
そんな感じです。
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コメント

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No title

素朴な疑問なんですけど、惑星Ziと地球って星間交流があるんですか?てっきりグローバリーⅢ世号は難破船で、故郷には帰れないものだと思ってましたが(Zナイトで始めて帰ってきたのかと)

No title

その辺りはぼかしてある感じですね。

Zナイトシリーズで(すなわちメカ生体ゾイドの後の時代に)はじめて帰還したというのは事実です。
ですが、バトスト2巻の設定が「ゾイド星の著書が、宇宙言語学者ヘーゼルハーストの手によって地球語に翻訳され我々の手元にやってきた」というものだったりもします。
この辺の解釈は難しいですねー。

個人的には、あまり詰めて考えずにぼんやりと宇宙ロマンを感じておけばいいかなーと思っています。
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