ジェノザウラーを考える

先日の記事でジェノザウラーを「高速を優先させている」と考えました。
西方大陸の遺跡の事情ゆえです。今日はこれについて捕捉し更に考えます。



ジェノザウラーに対抗して出たのはブレードライガー。そのブレードライガーに対抗したのがジェノブレイカー。



当時、ブレードライガーやジェノブレイカーには「兵器としてどうか」という批判があったと覚えています。
確かに、ブレードライガーもジェノブレイカーも汎用性という意味では素となったシールドライガーやジェノザウラーに劣るだろうなぁ。

兵器は1対1で勝てばいいってモンじゃない というよう批判は的を得ていると思います。
しかし「遺跡調査」という事情を考えれば「兵器としての汎用性を捨ててでも特化した仕様にせざるをえなかった」という事情があるのかなと思いました。

通常、兵器と言うのは地道に積み上げる事で発展して強くなります。
が、遺跡調査を成功させれば飛躍的な向上が見込める。
かつてグローバリーIIIの経験があった両軍にとっては、「遺跡調査で未知の技術を手に入れてスーパーパワーアップ」というのは現実味を持って感じられるものであり、強く求められるものだったのでしょう。

だからこそ、ブレードライガーやジェノブレイカーのような兵器としてはどうなのかと思えるような仕様の期待でも立派に求められ重要な戦略を担う存在足りえたのだと思います。


ところで、ジェノザウラーは本当に優秀な機体だなーと思いました。
シールドライガーを越える高速性と交戦力を持っていて、遺跡調査に最適。
不意に遭遇しても勝つ事ができる。
そして、遺跡調査に使えるのはむろんですが、主力運用もできる万能さがある。

先の推測では「帝国軍はアイアンコングが多数あるからそれだけで制圧できる」とは書きましたが、それでも味方機は多い方が良いに決まっている。
アイアンコングの弱点は距離が詰まった時の火力だと思います。
肩のミサイルランチャーは6発で弾切れ。反対側の肩についてる小型ミサイルも少なそう。
重防御の機体なので被弾に耐えて接近して格闘戦で仕留める…というのも可能であはあるだろうけど、ここは大きな欠点だと思います。

アイアンコングは火力に秀でた機体というイメージがありますが、近接した火力に限れば実はゴジュラス以下であると思います。
(というよりゴジュラスは近接した火力に限ればかなり強い)
ジェノザウラーがアイアンコングと共に主力運用されれば、背中の全周囲への旋回が可能・仰角や俯角も多くとる事ができるパルスレーザーライフルが恐るべき威力を発揮しそうです。


ジェノザウラーは初登場からしばらくの猛攻はアニメ・バトスト共に凄まじかったですが、強さのレベルは後から調整された感じですね。
今では、ジェノザウラー先行タイプ(リッツ機)>アイアンコング>量産型ジェノザウラー
てな感じかな?
やっぱりアイアンコングは偉大。
ですが、ジェノザウラーも負けてないかなーと思いました。

量産型ジェノザウラーはアイアンコングには強さでは劣るかもしれないけど、運用可能な地帯は同程度で、速度では上回り、火力でも上回る。
パワーや防御力では及ばないものの、総合的には甲乙つけ難い魅力があるかな。
あと、発展性と言う意味でも競りますね。
コングの発展性は言わずもがなですが、ジェノザウラーも多くの改造型が生まれており優秀さが窺がえます。

私は正直に言うと最初の頃はジェノザウラーはあんまり好きじゃなかったのでありました。
なぜかと言うと顔があまりにもデスザウラーすぎたからです。
顔は象徴的なものなので、いかに小型デスザウラーとはいえ変えて欲しいなぁと思っていたのです。
雰囲気を残しつつ独自性を持とうよという事ですね。
まぁ今でもそう思わなくもないんですが、以前にチャットだったかで「デスザウラーの威圧感を利用して心理的な圧迫をかけるためにあえて同じ顔にしたのではないか」という意見を頂いて見方が変わりました。
でも見ていけば見て言うほどに今は良い機体だなと思っています。

さてさて、更に掘り進めて行きたいところです!
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コメント

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No title

量産型ジェノザウラーはどれくらいのパイロットまで扱えるのか、それも評価する上のポイントですね。
先行型はリッツですら意識をもってかれるほどの怪物でしたが、量産型はどの程度にまで抑えられているのか・・・・・?

あと、ジェノザウラー開発に関しては帝国側も「一気に戦争を終結させられる能力を持つ次世代機」を欲して、ダークホーン、グレートサーベルとジェノザウラーで模擬戦闘を行わせているので、
決戦ゾイドを求めた結果、二足恐竜型でありながらシールドライガー以上のスピードを持ち単独行動できる強さ(敵の調査隊に遭遇しても一方的に倒せる)を持ったジェノザウラーが生まれて遺跡調査にも向かった、といったところだと思います。
奇しくもブレードライガーも同じような経緯で誕生して鉢合わせしたのは面白いですねえ

No title

量産型でもジェノザウラーならアイアンコングと互角かもしれんですね
ミサイル攻撃も避けれそうだしパルスレーザーライフルのほうが射撃の面でも有利そうですし

強いて言えば格闘戦はコングのがパワーを発揮しそうですが…PKコングくらいの武装じゃないと分が悪いかも…

No title

ジェノザウラーは近接戦闘でこそブレードライガーに劣りますが、
総合性能で言えば扱い易い火器と必殺の荷電粒子砲、爪や牙に尻尾を使った格闘性能に高い機動力と、非常に充実した機体なので、OSによる扱い辛さを差し引けば非常に優秀な機体ですし、
アクションゲームのゾイドバーサスシリーズでは旋回性に優れたパルスレーザー砲に当て易い格闘と、一作目から扱い易いゾイドの内の一体に入っていた印象があります。
バトストで描かれた遺跡調査などの少数や単騎で行動する任務には正にうってつけだと思います。

また、以前からゾイドオリジナルのジェノリッターに触発されて
「もしもジェノザウラーの開発計画がメカ生体時代から存在したら?」
について考えていますが、
デスザウラーのダウンサイジング化を起点として、中央山脈が戦いの主舞台になったバトスト3巻~4巻の時期に開発が進められたと仮定すると、ジェノザウラーを開発するメリットはズバリ、
アイアンコングやセイバータイガー並みに運用可能な地帯が広く、それでいてシールドライガーを圧倒する機動性に明日イパルスレーザー砲や必殺の荷電粒子砲による火力と、今回の考察と似た様なメリットがあると考えました。
ただ、メカ生体時代のゼネバス帝国の情勢的には完全新規のジェノザウラーを作るよりはサーベルタイガーを強化したグレートサーベルを作る方がコスト的にも時間的にも最善だったと思いますし、より低コストで作れそうな中型機のライジャーもいるとなると、もしジェノザウラーの開発計画があったとしても没になってそうな気もしますが・・・。

量産型ジェノザウラーとアイアンコングの性能差に関しては、ジェノザウラーは量産型でも中距離での撃ち合いなら機動力と火器の使い勝手が良くてコングよりも優位だと思います。
ただ、自分も格闘戦になると体格とパワーで勝るコングの方が量産型ジェノより上だと思います。
アニメだとコングPKに乗ったハリーが格闘戦でビットのゼロイエーガーを圧倒する場面もありましたし。

機獣新世紀の次世代ゾイド達は大好きなので、これからも色々と考えていきたいです。

No title

ジェノザウラー・・・微妙に嫌いなんですよねぇ。
多分にアニメでの悪役演出のせいもあるんでしょうが、模型の方もコクピットからポロポロ落ちるパイロットフィギュア…

新バトストで払しょくされましたけれどね!

ジェノザウラーに関してはガイロス内でも期待は大きかったでしょうね。何しろ、ガルタイガー以来の荷電粒子砲搭載ゾイドですからね。

ただ、荷電粒子砲に関してはオーガノイドであろうがなかろうが機能に関係ないと思うので、量産型ジェノザウラーだけでも趨勢は決する機体でもあると思うので、遺跡探査用としては過剰という気もします。

遺跡探査で更なる技術を手に入れることへの最終目的は無論デスザウラ―の復活にあるでしょう、もしくはギル・ベイダーさえ視野に入れていたかもしれません。

しかし肝心の遺跡を傷つけかねない過剰な武装を持たせた意図は、近づく共和国調査隊を殲滅すると同時に、共和国の手に落ちる前に遺跡を破壊するためでもあったかもしれませんね。

逆にジェノブレイカーは盾を持たされた分、遺跡を壊すなといわれている気がします。ガイロスが共和国に勝つためには遺跡で得た技術が必須で、正面から闘えば、国力で劣る以上、逆転のかなめである遺跡をこれ以上失えない。だから盾で耐えて、接近戦で仕留める。遺跡は傷つけない。そんな思想があるようにも思えます

No title

>セイさん
量産型は、少なくとも中の上くらいのパイロットは必要でしょうねー。
従来、レッドホーンやアイアンコングは平均的技量でもOK。格闘戦を主体とするセイバータイガーは技量の高いパイロットでないと厳しい という図式を推測しています。
ジェノザウラーは量産型でもある程度の技量は必須。となれば、パイロットをどう補填する予定だったのかは期になるポイントです。

>No Nameさん
荷電粒子砲を当てれば確実にジェノの勝ちだと思いますが、隙の多い荷電粒子砲を当てられるかはちょっと疑問でもありますね。
ライガークラスが相手なら、射角の広いパルスレーザーライフルで動きを牽制してその間に荷電粒子砲を…という戦術が出来ると思います。
ですがアイアンコングが重防御にものをいわせて強引に接近してきたら荷電粒子砲を撃つ前に破壊されてしまいそう…。
コングが怯まず突撃したらコングの勝ち。
コングが怯んで距離をとってしまえばジェノの勝ち。
位を想像しています!

>ラウルさん
ジェノザウラーがメカ生体時代に「完成」したかはともかく、「計画」くらいはされたかもしれないですね。
なにしろあのデスザウラーを量産できるわけなので。
ただしメカ生体時代はデスザウラー自体を量産できた事や、推測されたとおりグレートサーベルを量産した方が利が多かったと判断されそうです。
ジェノザウラーは量産できるといってもグレートサーベル以下の生産性ではあるだろうから、「デスザウラーがある程度の量産がされている」「グレートサーベルより生産性で劣る」という事情を加味したらあの時代においてはかならずしも必要ではないのかも・・・。
(グレートサーベルは新造せずとも既に生産されているサーベルタイガーを「改造」すれば良いという事情も大きかったでしょうね)

>No Nameさん
胸部のコックピットはちと問題ありですな。
組み方もちょっとややこしかった記憶があります。

荷電粒子砲はガン・ギャラド以来ですね。
思えばゼネバス帝国もガイロス帝国も荷電粒子砲には相当こだわっているなぁという感じですね。
それだけ切り札であり必至に装備しようと努力したのでしょうねぇ。

荷電粒子砲の威力は、本体のパワー値にある程度は依存するのかなと思っています。
というのもデスザウラーが「オーロラインテークファンを回す・荷電粒子をシンクロトロンジェネレーターで加速する」というプロセスは超パワーがあって初めてできたことです。
パワー値が低ければ、「ファンの回転が低い」「加速が足りない」となってしまい、結果として威力減になるのかなーと。
そんなわけで、OSで強化されたジェノザウラーの荷電粒子砲は量産型のものよりも上 という可能性も大いに感じています。

ジェノザウラーが遺跡の調査だけれなく破壊も視野に・・・というのは面白いですね。
確かに、奪われるくらいならいっそ というのは合理的な考えです。

西方大陸戦争の各機は正面対決だけでなく遺跡調査を加味した立体的な考察が必要ですね。
だからこそ面白い!
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