大砲飛行ゾイド

ゾイド線画。

サラマンダー・マーキュリーです。
サラマンダーにゴジュラスMK-IIと同型のキャノン砲を背負った無茶な仕様です。
共和国軍は何にでもゴジュラスキャノンを積むなぁ。
マンモス、ゴルドス、ウルトラザウルス、シールドライガー、ディバイソンも積んだタイプがある。
さすがにビガザウロはありませんが、撃った反動で脚がヤバいのだろうか。



「マーキュリー」の名称は、GBの邪神復活で新しく付けられたものだったかな。
それとも当時からあったのかな…、よく分かりません。
なんか、当時のメンコだかで名称が書かれていたような記憶がうっすらと…。


こちらはマグネットステッカー。
こういう駄菓子屋系ゾイドグッズには、あんがい「ここにしかない」情報があるからあなどれないです。
マグネットステッカーはノーマルタイプのゾイドしか載っていないので資料的価値はそこそこです。
ですが、ゾイドメンコには改造ゾイドも幾つか出ていたそうです。

例えば「ゴジュラス9バリエーション」の名称は、バトストでは「長距離ミサイルタイプ」のようにしか書かれていません。
学年誌では幾つかの改造タイプには名前が付いています。ただ学年誌では単に「改造ゴジュラス」としか書かれない事もあり正式名が不明なままの事もあります。
しかし、駄菓子屋ゾイドグッズのメンコには正式な名称が載っていたりする事がありました。ここにしかない情報ですね。
スゲーぞ駄菓子屋系ゾイド。

あと、名称ではないんですが、ビッグポーズのゴジュラスは「箱裏改造バリエーションのゴジュラス」で造形されています。
妙に貴重なのが揃ってたりするんですよねぇ。
駄菓子屋系ゾイドグッズの大半は「アマダ」という所から出ているんですが、ステキな会社です。
(アマダは新世紀でもカードを出していました)

あと、学年誌のオマケのペーパークラフトでは、改造ゾイドの立体化や試作版デザインの立体かも幾つかあるので貴重。
こうしたものも収集していきたいですねぇ。しかし、はたして現存しているのだろうか…。

さて話はマーキュリーに戻る。
この改造タイプはメカ生体時代からの方には「大型ゾイド用改造セット」の箱に載ったものとして有名だと思います。
新世紀時代からの方には「ボンヴァーン」として映る方も多いでしょうね。


サラマンダーボンヴァーンは箱絵は凄くカッコ良いのにキットではチョコミントみたいな色をしていて「んー・・・」となったのを覚えています。
もうちと渋みがあると良かったと思うなぁというのが感想でした。


それにしてもマーキュリーは何故作られたのだろう。ちょっと謎です。
まぁ、大々的には運用されていないようなので試作改造タイプのような位置付けだとは思いますが、それにしても変わった仕様です。

地球では「砲弾をより遠くまで飛ばしたい」という事で大砲や戦艦の主砲が発達していきました。
飛行機が登場すると、「これに弾を積んだらもっと遠くまで飛ばせるんじゃない?」という事になり、爆弾を搭載した飛行機…、つまり爆撃機が誕生しました。
射程は、飛行機…爆撃機を使った方が圧倒的に伸びます。

ウルトラキャノン砲は100km程度の射程があるとされます。すごい遠距離を狙えます。
しかし、サラマンダーの航続距離は15000km。この距離までを射程に収める事ができるのだから、まさしく圧倒的です。
と、考えるとわざわざ飛行機に大砲を積む意味はちょっと不明な事が分かるでしょう。

いまさら大砲を付けた所で攻撃範囲はさして変わらない。15000kmまで狙えるところが15100kmになったところで。
いや、大砲を積んだ重量増加を加味すれば航続距離は下がる。だから「航続距離が減った:大砲で撃てる範囲」を相対して考えると攻撃範囲はむしろ減っている気がする。
航空機なので搭載量には限界があろう。なので無理をして大型砲を積むよりは爆弾を搭載したほうが諸々の利が多いと思える。

…というのが地球的な基準で考えた発想。
そしてキャノン砲を積んだサラマンダーがマーキュリーのみだったら上記した説に則り「奇想天外兵器の類」「あくまで試作のみで実験的要素の強い機体であった」として捉えると思います。
ですが、後にバスターイーグルが登場していることから考えるに、立派に運用できて意味があると考えたい所でもあるんですよねえ。
妄想戦記は「妄想」なので何とも言えない所ではありますが、ボンヴァーンの「ボンヴァーンを元にバスターイーグルが開発された」との部分もある程度は意識したくはあるし。

んー、航空機に大口径キャノン砲を積む意味。今後の考察の課題です。
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コメント

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No title

AC-130のように、横向きに砲を設置するならまだわかるんですけどねぇ・・・
レーダーと同じく、天体の曲率を無視して砲撃できるとか、高高度から投射することによって初速が落ちにくいとかは考えられますが、それにしてもバスターキャノンは極端だと感じますね。
史実でも、Ju-87GやA-10と言った対地上目標用の重火器を装備した機体は居ましたが、それでも30㎜代。遥か未来の技術を考慮しても、これだけの重砲を積むのは結構な無茶な気がします。

No title

単純にバスターキャノンの運用範囲が広がって爆撃の火力は凄いことになりそうですけど自分の記憶ではバトストにも出てこなかったですね。
その辺り、ジオラマ担当も「?」と思っていた改造機なのかも。

でも、PSゾイドの長距離キャノン発射ムービーは大好きです(笑)

No title

マーキュリーは当時のシールに高さや重量などの詳細データとともに載ってましたよたしか。

そしてボンヴァーン。
こいつ詐欺ですよ。箱と色全然違う。
配色が違うとか酷過ぎる。
機体自体は好きなんですけどね。

B-25Hやキ109は75mm砲を機首に装備してますね(方や対地及び対艦船、方やB-29対策の後に対上陸用艦船と用途は違いますが)。
しかしやはりゴジュラスキャノンを空から撃たねばならない目標とは一体・・・

もしかしたらあくまで地上で撃って配置転換を容易ならしめる超高速自走砲なのかも(それにサラマンダーを使うのも勿体ないですが)

No title

マーキュリーはPSゾイド2では高火力の長距離射撃機で尚且つ飛行ゾイドなので場所を選ばず運用でき、
更にロングレンジバスターキャノンは弾数制なのでエネルギーを消費するドレイン系やシールド系の装備との相性もいい(ダークホーンあたりは対空火器がビーム系しかないので一方的に攻撃できる)ので重宝していましたが、
実際の兵器の運用を考えると中々想像し難いですね。

バスターイーグルはゴジュラスギガへのバスターキャノンの輸送と現地での換装、またバスターキャノンを付けたままレオブレイズやウネンラギアと合体してグリフォンになれば4足歩行で安定したキャノン砲の発射ができると言った運用が想像できるのですが、
マーキュリーやボンヴァ―ンの場合は飛行状態で撃つか地上に降りて撃つかとなるので反動制御や機体への負荷が気になる所です。
サラマンダーの機体自体は大型長距離爆撃機として設計されているので、おそらく爆撃用の装備を外せば機体自体はバスターキャノンの反動にも耐えられるかもですが、
基本的にはゴジュラスなどの陸戦機では進入不可能な場所に陣取って砲撃する運用が主で、
バスターキャノンによる空中からの砲撃はそれこそ妄想戦記のボンヴァ―ンのようなベテランパイロットが乗ってこそだと思います。

バスターイーグルに関しては、ボンヴァ―ンの運用データを基にバスターキャノンの空中発射における姿勢制御プログラムなどを開発して、地上運用やギガへのキャノンの輸送だけでなく、一般的なパイロットが乗ってもある程度の空中でのバスターキャノンによる砲撃が出来る様にできていると思います。

大砲付きの航空機は活躍が中々想像しにくいですが、ロマンある機体だと思います。

No title

前から不思議なのですがこれだけの巨砲を空中で撃ったら反動で姿勢が崩れてまともに狙えないと思うのですが・・・・?
(まさか着地して撃つはずは無いでしょうし)
サラマンダーの大きさなら姿勢制御出来るのか・・・・?

No title

>No Nameさん
航空から撃てば飛距離を伸ばせるというのも考えたんですが、さすがに一定以上の距離を経てからは砲弾は推力降下すると思います。=そこまで飛距離は伸びない。
んー、難しい機体ですね。
キャノン砲は積むだけなら出来ると思いますが撃つ事は厳しそうに見えますよねー。

>No Nameさん
バトストには一切出てきていませんね。
改造セットの箱写真に出演しているのが唯一なので、メカ生体時代においては開発もされなかったというのも解釈の一つかも・・・。

ゲームでは使えるゾイドなんですけどねー。

>EZさん
おおおシールでしたか。さすがです。

ボンヴァーンの色はちょっと頂けないですよねえ。
セイバリオンとかも酷かったですが、もうちょっとこう、落ち着かせて欲しかったなあと思わずには居れません。

>とろんとさん
戦車砲を積んだ飛行機は居ますねー。
B-29的な敵が居れば必要があったんだろうなと思えるんですが、なかなか難しいですよね。
地上での運用は今まで無かった発想です。
この方面では考察してみたいと思います!

>ラウルさん
ボンヴァーンやバスターイーグルを考えるに、マーキュリーも最低限の運用できるスペックはあったと考えるべきですよねえ。
そこが難しい!

ゲームでは大活躍ですね!

>セイさん
おそらくゴジュラスキャノンは無反動砲だと思いますが、そうはいってもそこそこの反動はあるでしょうね。
ゴジュラスMK-IIの大型化したスタビライザーはそれを良く表しています。
という事はマーキュリーが撃つ際は装薬量を減らして低出力で撃つのかも知れませんねぇ。

No title

『弾数』の問題もありますね。サラマンダーの爆弾搭載量とゴジュラスキャノンの装弾数。
そこに『射程と命中精度』を計算に入れたり、
榴弾か徹甲弾か『弾薬の種類』も考慮して、
『最大積載時の重量・機動性』は如何ほどになるかを導き出して、
『制空権』の状況や『敵の対空砲火の性能』と照らし合わせて、
『戦闘可能時間』『出撃~再出撃までの時間』『出撃一回あたりの平均撃破数』『運用費』がどうなるか・・・。
・・・まぁ、「爆弾やミサイル、ロケットの方が効率がいい」「ファランクスを強化すればいいじゃん」という判断になったんでしょうね(苦笑)
(バスターイーグルの砲は実弾か光学かが重要になりそうですね。彼はギガへの武装輸送機としての面もあるようですが)

そして敵の『装甲』。重装甲の敵も一撃で破壊出来る火力。
対コング用かと考えましたが、サラマンダーの火力とコングの耐久力の関係ってどんな感じでしたっけ?
コングⅡ限定型・量産型への影響(対空ミサイルの有無)もありそうだなと感じましたので。

・・・でも操縦性が酷くなって(レイヴン並のパイロットが「恐ろしく操縦が困難」と言う程)、
某ルーデルさんくらいでないと扱えない、というかルーデルさんくらいのバケモノじみた攻撃機乗りと出会えなかったので、大した戦果を上げられず、廃案となったのかもしれませんね。
(逆に言うと、もしもそんな超凄腕パイロットが戦果上げまくっていたら、誰も扱えないような魔改造機体が量産されていたかもしれない。
 そしてこの超凄腕、自分の戦果の多くを僚機達の手柄として報告していたら、公式記録では「この改造は誰もが扱えて絶大な効果があった!」とされていたかもしれない。
 共和国にルーデルさんみたいのがいたらどんな事になっていたやら(苦笑))

ゴジュラスキャノンが「コングの長射程に対抗する」という面を持っているので、
「本当にこの砲で倒せるか?」と実験する為だったり、
「陸軍(ゴジュラス)が格闘戦を挑めるよう遠距離から支援する」という目的もあったかもしれませんね。
ゴジュラスⅡと組んで「残った方がコングを潰す」という捨て身の作戦もあったかも・・・?

考えてて思いましたが、この改造案の一つの理想形・完成形がギル・ベイダー(ビームスマッシャー)だったりするのかもしれませんね。
(ゼネバス軍から話を聞いた暗黒軍が「そういう機体、というか装備欲しいな・・・」と思ったり)


(それにしても調べてみると・・・ル○デルさんキャラ強すぎ。事実は小説より奇なりってレベルじゃない(苦笑))

No title

コングとサラマンダーは意外と交戦回数が少なくなかなか判断が難しいですね。
サラマンダーが低空からバルカンファランクスをコングのコックピットに撃った際は、貫通はされなかったが表面がかなり傷ついていたという感じでした。
この事から考えると、サラマンダーの武装ではコングの破壊は厳しそうです。
背中のミサイルならあるいは…という気もしますが。

地上部隊の支援用というのは面白い考えですね。
なるほど単機での運用を考えがちですが連携すると面白いなあ・・・。

ビームスマッシャーは確かに飛行ゾイドが決定敵威力を持った装備と言う点で共通性はありますね。
巨砲じゃなく円鋸というスマートな解決を得ているのはさすが暗黒軍と言う感じです。

No title

 うーん・・・。索敵、砲撃、砲撃後の効果測定(観測)が一機でまとめてこなせるとかですかね。

No title

全ての機能を滞りなく行えるなら凄い事になりそうですが、実際の運用を考えると無理がでてきそうなのが難しい所ですねー。
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