バトリサのスタンスについて

今日はバトリサ3巻の話です。
ただし今日の話は前置きみたいなものなのです。
また、チト長いです。長いですが、どうかお読み頂ければ幸いです。

さて、そろそろ読了された方もおられるのかなと思います。
すんごい文字の多い本なので、読むのに時間と気合が必要だったと思います。
「全て文字だけ」のページもかなりありました。
読み終えられた方、お疲れ様です! 途中の方、応援しています。

さてさて、3巻ですが既に何度か言いましたが「そうきたか」と思うような内容だったと思います。
暗黒大陸前史やデッド・ボーダー、ダーク・ホーンの解説などは特に。
2巻は「安定」の感じられる内容だったと思いますが、3巻は大胆な説を大いに取り入れた構成になっています。

3巻の内容を語る前に、これに関して下記する事を改めて強調させてください。
私としてはせっかく苦労して作った本なのだから今後の為に有意義に使えれば良いなと思っているわけですが、前提として製作スタンスを丁寧に伝える事が必要だと思っています。
その如何によって良い議論にも望まぬ議論にもなると考えています。


バトリサの製作スタンスというのは、特に3巻137ページの次の一説に強調されています。
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この本はあくまで「現時点」でのまとめでしかありません。決して決定版でも完成形でもありません。
ゾイドは無限の可能性を秘めています。未来的な視点で言えば、この本の内容が「通過点」になればいいなと思っています。
今後、更に議論が進んで発展的な研究結果が生まれる事を願っています。
ですが、踏み台にする位の内容にはできたかなと自負しています。ともかく、お楽しみ頂けて、そしてゾイド観を刺激するものになっていれば何よりです。
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バトリサは、当然ですが正しさを保障するものではなく、また内容を押し付ける意図はありません。私なりの研究結果の現時点をまとめた報告書というものです。
(むろん内容に説得力があると感じて賛同して頂ける方が出てくれば、それはとても嬉しいです^^)



さて、「歴史への検証」は真実を求める所に着地点があると思います。それは実際にあった事だからです。
一方でゾイドを含めて「フィクションの検証」というのは、もちろん真実を求める部分はあると思います。
ただ、フィクションとは言ってしまえば実際には存在しないものです。また、フィクションは「憧れ」を強く投影した世界です。
実際には存在しない憧れを投影した世界…、なので、その世界の答えの最終的な着地点は各人の「こうあってほしいな」というもので良いと考えています。

じゃぁ、各人の中に答えがあるのなら何で議論するんだよという話ですが、それについても書きます。

各人がそれぞれの「より良い回答」を出すためには、そのメディアへの感性を高める事が良いと思っています。
関心が深ければ、それだけ深く考える事になります。なので、「自分の答えをより育てる事ができる=そのメディアがもっともっと好きになる」と思います。
これはとても素敵な事だと思っています。
感性を高めるには、自分だけでなく他の人の意見を広く聞く事が大きな刺激になります。
ここに議論の意義があります。


私としては、「この内容が正しいか」という議論もまぁ良いし、発生するだろうし、ある程度は必要と思っています。
ですがそこに終始しずぎず、バトリサが各人のゾイド観を刺激するものになっており、それを語り合うきっかけになれば何より嬉しく思います。

各人が導いたそれぞれの答えを互いに尊重しながら語り合う事ができたら、より高まっていけると考えています。
そんな感じです。

蛇足かもしれませんが、私が思う互いを尊重した議論の例を書いておきます。
これは単純な事で、A説があり納得しきれなかった場合に、
「A説は○○という要素があるからありえない」と書くよりも「A説に○○の要素を補強できれば説得力が増すね」と書いた方が気持ちよく進められるという事です。
同じ事を言ってるんですが、ずいぶんと印象が違うと思います。
あるいは「こんな説も思いつきました」というのも良いと思います。
最初の例はその説のみに終始し否定しているだけなので良くないのですが、後者の二つは発展的だから私は気持ちの良いものを感じます。
好き物同士で集まる語らいの場。できるだけ良い気分を維持して語り合えればとても良いと思います。

フィクションへのアプローチや大勢のファンで語り合う事というのはスタンスが大事だと思っています。
せっかく好きなもの同士なのに嫌な気持ちになる事は極力避けたいなと思っています。

「共通見解」があればこそ楽しめる要素もあるし、それとは別に「俺の答え」という個人的なものがあるからより特化してのめりこめるものもあると思います。
互いを尊重して、程良いバランスで語り合っていければ良いですね。
そんな風に思っています。

という事でお堅い話だったと思いますが、とても重要だと考えている事を書きました。
明日からは具体的な中身についてようやく語りますよ。
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No title

昨日手元に届きました!

今色々と読み込んで楽しませていただいています。

当時の自分には全く知ることのできなかった情報や考察があり興奮しきりです。

事物に対していろいろと考察するというのも、受け手の楽しみと思います。

No title

お楽しみ頂けて何よりです。
作者と読み手が相互に言い感じに高まりあえたら最高ですね!
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