イグアンのバリエ

イグアンのバリエーション。
帝国重装甲SP級はイグアンをもって箱裏バリエーションコンプリートです。
うぉぉぉぉがんばりました。

さてイグアンの箱裏バリエは二種類です。
イグアンは月刊ゾイグラで復刻されていないゾイドです…が、新世紀の公式ファンブック1巻に改造バリエが掲載されていたので割と有名かな?
今回の線画も、箱を持っていないので公式ファンブック1巻をスキャンしたものから再現しています。

さて一つ目。

対空仕様
左右の手を対空砲に換装した対空レーダーを増強したもの。左右のインテークを大型の弾倉に変更したために、機動力はノーマル仕様より劣っている。


腕がない。完全に砲に置き換わっています。
もはや生物である意義を捨てているような気がする…のですが、帝国軍の対空戦闘の苦労が忍ばれるバリエーションです。

イグアンが完成した頃、共和国軍の飛行ゾイドはペガサロスやサラマンダーでした。
これらに対しては、マルダーが地上からの砲撃を行う。シンカーが空でペガサロスを倒すという構成があって十分な戦果を挙げていた。
しかし後にプテラスが登場して形勢は大きく変わる。
もはやマルダーの対空能力ではプテラスを倒せない。シンカーではプテラスのカモでしかない。新鋭機シュトルヒはまだまだ完成しない。
そんなわけで、イグアンを含めてあらゆる帝国ゾイドにはプテラスを落せる能力を付加できないかが模索されてこのような仕様が完成したと思われます。

マルダーの、

これも対プテラス用として対空力を強化された仕様かもしれませんね。

しかし、こやつの砲の欠点は旋回ができない…。自身ごと回らなきゃ角度が変わらない点でしょう。
マルダーでは旋回が遅いに違いない。
イグアンのこの仕様の場合は、腕と同じように自由な方向に迅速に狙いをつけて撃てると思われます。
また、自身ごと回るような際もマルダーに比べればはるかに良好な値で完了できるでしょう。

弾倉が大型なので、たっぷりと弾を打ち上げる事もできそうです。
ただし、バトストの画面に写る事はなかった…。という事は、この仕様をもってもプテラスを落すには至らなかったという事かな…。
厳しい!


この仕様は、マクロスのデストロイドトマホークの影響が強い気がする。
両腕の砲は対空砲ですが、その気になれば水平に撃つ事も出来るでしょう。
射程は極めて長そう。対空戦だけでなく、砲戦においてもある程度の活躍が期待できそうです。


二つ目。

重装仕様
重量が増加し運動量がおちたにもかかわらず前面に押し出したその火力はすさまじく、敵兵を恐怖に落とし入れた。


こちらは、対空仕様と比べて素直な改造というか、MK-II的な改造ですね。

ちょっと思ったのですが、背部にエネルギータンクを増設して、右肩に大型ビーム砲を装備した。
この配置は、後のコングMK-IIと凄く似ている…。



コングMK-IIは、背中にウイングバーニアーがあり機動力も上がっています。
イグアンは、ノーマルタイプの時点で背中がフレキシブルスラスターになっており機動力アップに大きく貢献しているのだよね。

イグアン、およびイグアン重装仕様はコングMK-IIの仕様ととてもかぶるところがあり極めて興味深い。
コングMK-IIは極めて短期間のうちに完成しています。それは驚異的なスピードであった…。


もしかすると、イグアンの設計を大いに参考にしたのかもしれない。
すなわち、イグアンの背中のフレキシブルスラスターが大きな効果を挙げている→それを更に発展させたウイングバーニアーにしようと決定した。
イグアン重装仕様の背部エネルギータンクはバランスの良い配置であった→同位置にエネルギータンクを。
イグアン重装仕様の大型ビーム砲は使い勝手も良く高評価であった(この点に関してはハンマーロックMK-IIIも同様であろう)→大型化した大型ビームランチャーを開発した。

というような。
コングMK-IIは「スペースコング」「イエティコング」から発展して開発されていますが、その他にもイグアンやその改造機から受けた影響もあったと思うと、いろいろな考察が立体的になって楽しいなぁと思いますね。


大型ビーム砲は右肩に乗っている関係で一部見えないのですが、今回は全体像を推測して書きました。
ハンマーロックMK-IIIの砲もですが、これらが発展してコングMK-IIの大型ビームランチャーになったと思えるのが凄く面白い!

そんなわけで、イグアンのバリエーションでした。
これにて、めでたく帝国重装甲SP級の箱裏はコンプリートです。
種類がとにかく多い! 機種が多い上に全機とも改造バリエーションが載っているので大変でした。
一気に勢いがあるうちに終える事ができて良かった。

一覧は後ほど…。
という事で、帝国ゾイドの箱裏バリエーションは残り一つだけ。
デスザウラーのもう一つです。
こちらに関しては、近日中にUPできるよう頑張ります。
いよいよ大詰めじゃーい。
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コメント

非公開コメント

No title

2番目のビームランチャー使用のイグアンはコングの限定型っぽくてカッコいいですね!!

No title

こうしてみると、帝国軍は初期から大型ビーム砲を研究しているのですね。
説明文からすると、実戦も経験積み。大小の基礎データはたんまりと
あったわけですね。
強化セットの目玉(?)が大型ビームランチャーであることも頷けます。
よく目を凝らすと一連の流れになっている!

箱裏ひとつ取っても面白いです。

赤と黄の文化

箱裏改造機の色に関してですが、後のガル・タイガーや
オルディオスに使うような鮮やかな赤色や黄色が目立ちます。
ゼネバス帝国側だけでなく、共和国のゴルヘックスも箱裏では
黄色や赤なのも興味深いです。
以前、「白は神聖視されていたかも」とコメントしましたが、同様
に赤や黄色は変化を表す色なのかもしれません。
(武装撤去型のブラキオスも明るい色なので戦闘力の強化と
改造は必ずしも同じでないと解釈しました)

玩具的には、キットと全く別物の色を例に挙げることで、
ユーザーが自由にゾイドを楽しんでもらいたいことをアピール
していたのかもしれません。

No title

帝国改造機の対空仕様の多さはそれだけ共和国の航空戦力の脅威を感じさせますね、
イグアンなら2足歩行なので小回りが利きそうですし、射撃時には尻尾を支えにして安定した砲撃が行えそうです。

重装仕様とアイアンコングの関係性はこうして見ると確実にありそうですね、
見た所右腕にビーム砲、左の脇の下にバルカン砲、足にはミサイルポッドかスラスター、背中にはエネルギータンク、頭部にはスモークディチャージャーと言った装備が施されていると思いますが、
個人的にこの重武装感とレイアウトはボトムズに登場する、スコープドッグのレッドショルダーカスタム(テレビ版のウド編に出てきたタイプ)を思わせます。(あっちは右肩の装備はミサイルポッドですが・・・。)

ところで、腕がキャノンになっている改造ゾイドと言えば、個人的にはアニメ無印の第2部に登場したゴドスのカスタム機を思い出します。
レイヴンの鬼神の如き活躍で印象深い機体ですが、あれは火力支援以外にも対空仕様イグアンみたいに対空砲火も視野に入れていそうに思います。
(攻撃を受けたガンスナイパーの被弾エフェクトがマシンガンか散弾を受けたような感じでしたし、ミサイルも積んでましたし。)

No title

>w15さん
良いですよね。この辺りのビーム砲が更に発展してコング用装備になっていると容易に想像できるのが技術的つながりを感じさせて最高です。

>メカカブトさん
このバリエーションは実戦を比較的多く経験しているようですね。
コングMK-II開発のデータ採取の目的もあり戦場に多く出されたのかも…。

> 砂ZPさん
原色の赤いと黄色は多いですね。
通常機とは違う・・・しかしそれでいて帝国らしいカラーを探すと必然的にそうなったのだとは思いますが、ハデハデですね。
色の持つ意味を一る一つ深く考えていくと面白そうですね。
真っ赤とゼネバスレッドの違いなども含めて研究を深めていきたいです。

>ラウルさん
共和国の空軍の脅威が色んな所で感じられるのが面白いですね。
射撃時に尾を安定板にして…というのは「なるほど!」と思いました。
いいですね、イグアンは実に適している気がします。

…ボトムズの影響も結構強いかもしれませんね。
後年にはゴーレムが肩を赤く塗装したレッドショルダーのような姿で登場した事もあったり…。

アニメのゴドスまで含めて考えると、腕を完全に別のものにした改造機は案外多いのかもしれませんね。
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