大砲飛行機

サラマンダーマーキュリーのコラムの後編をUPしました。こちら
無茶な説ではあるんですが、自分では気にいっています。特に最後の翼端援護機説。

大砲も色んな使い方があるので、単純に分厚い装甲を穿つというのも魅力的ですが、多彩な描写があると良いですね。
ただ史実では大砲を対空用に使用した際の効果は極めて低かったそうです。
数百メートルの範囲を爆炎に飲み込むといったら凄まじい威力ですが、飛行機なんて過度に密集して飛んだりはしないから実際に範囲内に入る機は数機程度…。
大砲は発射速度が低い。敵機はぐんぐん近づいてくるわけだから何度も撃てない。

あと、「発射後〇秒で爆発する」というのは難しい設定で、「敵がこちらに接近する」中で放つわけだから、敵機の速度を正確に測る必要があります。
予想速度が違っていたら意味のない位置で砲弾が自爆するようなことに。
時限信管は使うのが凄く難しいのですね…。
ただ米軍は近接信管(VT信管、マジックヒューズ)を使って倍する効果を出していたとも。
この辺は興味ばあればググってみれば面白いと思います。


ときに、飛行機に大砲を積んだ超砲撃型飛行機というのは一応実在します。
日本軍が対B-29用として開発したキ109という飛行機です。傑作機と評される「四式重爆撃機・飛龍」をベースに開発されています。
大戦末期に開発されたので愛称も付いていません。

戦闘機が装備する大口径砲は20mm機関砲。これは戦闘機に当てれば一発でバラバラになる位の威力です。
ただ巨人機B-29は20mm機関砲を当ててもしぶとく耐えた。
そこでもっと巨大な砲を積んだれという事でキ109には75mm砲を装備しています。
(75mm砲は地上で使う為の砲を改造してむりやり搭載している)

射程も長く2キロ先の敵機を狙えたという…。これはB-29が装備する火器の射程よりはるかに長い。
思惑通りに戦えれば、B-29をアウトレンジから一方的に攻撃できるはずでした。

ただ装填数は15発と少なかった。また発射後は後席のパイロットが弾を手で再装填しないといけなかったので速射性がなかった。
また高高度性能がB-29に大きく劣っていたので戦う事ができなかった…。

まぁ、結果として役立たずではあったものの大砲を積んだ機もあったんですね。
もしかしてキ109はマーキュリーのモデルだったりして…。

でも、米軍の巨人機B-29に対抗して大砲をむりやり積んだ飛行機を作った日本軍。
かたや巨人機サラマンダーを持っているうえ、そいつに大砲を積んだカスタム仕様を作った共和国軍。
事情はだいぶ違いますね・・・・・・・。
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コメント

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No title

史実でマーキュリーに似た機体だと
B-25に75mm砲を搭載したh型でしょうかね?
この機体は日本軍の大発とかを鎮めてたらしいですが・・・<
巨人機サラマンダーを持っているうえ、そいつに大砲を積んだカスタム仕様を作った共和国軍。

No title

 毎回、考察を楽しみにしています。
 私的には2案に近いのですが、AC-130みたいな、制空権確保状態で、敵対空火器の射程外からの対地制圧用ですかね。こちらも120ミリ追撃砲と、戦車砲並みの口径積んでますし。

No title

追伸
 バスターイーグルは、ダークスパイナーのジャミング範囲外からのアウトレンジ用かと思われます。

アイアンコング用?

射つことを考えるとキヤノン砲は大口径すぎる気がしますね。
威力重視でもレッドホーンを破壊できる76mm連射砲で十分でしょうし、対空用でも口径が小さいほうが連射が効くでしょうから。
あとはアイアンコング用に試作されたというくらいでしょうか。ただこれでも105mm高速キヤノン砲でいい気もしますが。

No title

個人的にマーキュリーは輸送も実際にぶっ放すのも両方ありなイメージですが、
「実際大砲積んだ航空機ってどう使うの?」と言うのが今一想像できなかったので、大変興味深い考察でした。

考えてみれば連射の利かない大砲で対空戦って、中々難しいですね。
ガンダムとかのアクションゲームだと対空戦では爆風でどうにかできるバズーカよりもマシンガンのような連射性の高い武器の方が扱い易いと感じたこともありました。
あと、三式弾みたいなのも時限信管だと爆発するタイミングの問題がありましたか・・・。

今回の考察で自分はバスターイーグルはコラム中にあるバスターキャノンによる対空戦や異端戦闘機としての役割にも対応してそうだと思いました。
ブロックスだから大量生産、装備換装はお手の物ですし、
バスターイーグルが登場した時期の主な相手は無人機で動きも単調であろうキメラブロックスのフライシザースなので、先手を打てれば比較的楽に砲戦で纏めて撃破できるかも・・・。

ところで、大砲を積んだ飛行機というと、第2次世界大戦中に戦闘機に戦車砲を積んだ無茶ぶり改造機がいたと言う話をどこかで聞いたような・・・。

No title

またも面白いコラム!

マーキュリーに限らず、ゾイドは開発時期の情勢や、同時期の他機種も考えて強さ比べ・性能比べをしなければ面白い考察は出来ないと思いました。

護衛の戦闘機がペガサロスしかない状況なら、サラマンダーの運用プランとして「翼端援護機説」があった考察は、とても面白い。

地球での戦史を見ても、様々なプランや試作兵器があって、淘汰されて続いているわけですからね。
ごく一時期だけ猛烈に流行った戦術なんてものもある。
架空戦記における戦術批判は、ついついそういう視点を忘れがちです。

中央山脈のキャノン砲台設置にしても、共和国側としてはごく自然な発想に思えます。
コングの再度の襲来は、当時の共和国にとって大きな課題でしょう。
その砲台も、コングには有効でもサーベルによって突破・無力化というのも面白い。
そしてその後の平地では再びコングが猛威を振るう、という。

ゾイドの強さ比べは、集団vs集団で考えないと、どうしてもズレが出てくる気がします。

No title

毎晩、日誌を楽しみにさせていただいております。

サラマンダーへの考察ですが、対戦車襲撃機というのはどうでしょうか? 重爆使用では、爆弾投下してしまえばお終いですが、キャノンなら複数回の攻撃企図が可能です。サラマンダーをJU87C的に使用した場合、キャノン砲装備により運動性等は悪化すると思われます。しかし航続距離を考えると長期に渡り滞在できると思われガンシップ的な運用が可能ではないでしょうか?この時期、アイアンコングが当面の主敵と考えたご場合、ゴジュラスの援護が必須であるように思えます。減装薬の散弾でコングのミサイル等長距離武器を破損させて、ゴジュラス有利にとかいかがでしょうか? 
 コングの完全破壊は難しいでしょうが、背面装甲は薄いでしょうから、ダメージを与え味方への支援とするとかです。
 この時期の帝国の対空砲火や航空戦力を考えると、運動性の低下したサラマンダーでも、生き残れるかもしれません。

No title

>ロイさん
B-25にもそんな仕様があったんですね。
大発じゃあ75mmを喰らったら防げないなぁ…。上陸部隊としてはB-17やB-24より嫌な機体だったかもしれませんね…。

>puku2systemさん
対地攻撃機もアリですね。
そして対ダクスパ用という戦術は[それだあああああ!!!!!!」と思わず声が出るくらいに驚きでした。
たしかに効果範囲外から倒そうとすると空からが一番。
ミサイルはおそらくジャミングなどで弾道を外されるからキャノン砲になり…と考えると!
素晴らしい案を示していただきました。ありがとございます!

>YHさん
ゴルドスの105mmキャノン砲くらいなら、ギリギリで撃てそうな感じもあるんですけどね。
42cm砲はさすがに重そうです。

>ラウルさん
共和国軍が正確に機能する近接信管を開発していれば、それなりに効果はあったかもしれませんね。
時限信管に比べて近接信管は5倍くらいの命中率があったそうです。
米軍はマリアナ沖開戦で対空砲火で日本軍機をばったばったと撃ち落していますが、これが近接信管の威力を物語っています。
それでも単発でしか撃てないキャノン砲だから、総合的に果たせる効果は薄い機もしますが・・・。

ブロックス戦の場合は、何とかして中央でコントロールをする指揮機を狙いたいところですね。

>メカカブトさん
共和国軍は空軍力で常にリードしているイメージがありますが、それでも余裕ではなくけっこう切羽詰って必死に開発していたと思うと面白いですよね。
プテラスの開発に失敗し・・・というifがあったら面白いですね。
この場合はウルトラザウルスの砲撃にも悪影響が出るだろうし(着弾観測機の不在)、共和国軍はかなりの戦力ダウンをしそう・・・。
プテラスは共和国軍にとって奇跡のようなゾイドなんだなぁと思いました。

多くの資料を集めるごとに面で見た考察ができるようになります。今後も資料収集は最優先にやっていきたいです。

>みっちーさん
マーキュリーがどのように見方と連携するかも考えてみたいですね。
ゴジュラスの支援を考えると、ゴジュラス自身に付けてMK-II化させた方が早い気もしますが…。
でもマーキュリーが飛行能力を活かして先制攻撃→基地に戻って弾を補給・再出撃と波状攻撃をして、そのうえでゴジュラスを出撃させるといい感じにもなりそうですね。
帝国の対空能力はやはりコングの6連発ミサイルが脅威になりそうです。ただ6連発ミサイルを使えば後に控えるゴジュラス戦が不利になる事でもあり、コングとしては出来るだけ使いたくない事情も考えられますね。
他に脅威になりそうなのはレッドホーンのビーム砲くらいかなぁ…。
その他の小型砲程度ならサラマンダーなら耐えそうですね。砲弾に誘爆する事だけは恐いですが。

No title

対地攻撃、その中でも固定砲台の破壊であれば有用かもしれません。
固定砲台は戦車や戦艦と違い、動きません。
よって、重さによる速力や運動性の低下を気にすることなく強大な砲にでき、かつ装甲も分厚くできます。
また、動かないため、いつ、どこら辺に弾が飛んでいくかの計算がやりやすく、結果中てやすいといった利点もあります。

このため、爆風による衝撃では物理的な質量がなく貫通力がないため破壊しきれず、火炎放射でも熱が通りにくく表面上の融解のみ、76㎜砲では豆鉄砲、強大な砲と硬い装甲で返り討ちといった状態であり、サラマンダーのみならずゴジュラスらにとっても非常に厄介であったと推察します。

そこで物理的に質量のある砲弾、特に徹甲弾をぶち込むことを目的としたのではないかと考えました。
サラマンダーなのは地形の影響を受けず、どこにでも行ける航空ゾイド、キャノン砲を積んでも難なく飛べるといった点からだと思います。

静空戦は通常の機体に任せ自分は対地攻撃に専念するといった形であったと思います。
現実でもA10サンダーボルトⅡが問題なく運用されています。
そしてこれがうまく噛み合ったから後に同じように高速機でありながらキャノン砲を積んだシールドライガーMK-Ⅱも出てきたのではないかとも思います。

先に爆弾では貫通力がないと書きましたが、これは霧島がサウスダコタと砲撃戦をした時に、装填していたのが三式弾であり、徹甲弾ではなかったことから上部構造物を破壊はしたものの撃沈には至らなかった、武蔵に500㎏爆弾が直撃したが悠然と煙の中から出てきた等のエピソードから考察してみました。
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