箱の年代記

さて引越しなわけですが、実はもう新しいトコに越して数日経っています。
でもってゾイドを仕分けたりしている最中です…。
なにしろ数が多いんですが、綺麗に整理して、必要な祭に出しやすいようにする事をテーマにして整理しています。
その辺の収納法は後々にコラムにでもしたいです。
以前に書いたダンボールでの収納法よりは飛躍的に綺麗にできそうな感じです。

さて、ゾイドのキット以外にも色々とあります。
その辺も綺麗に収納できるよう心がけて作業しています。
その中で本日は箱に関するものを。

箱も貴重な資料なのでできる限りは保存しておきたいところです。
幸いにもゾイドの箱は折り畳みが容易なので比較的収納しやすい。
今までは保存する箱を全て一つの大きなポリ袋につっこんで収納していたんですが、今回はそれを…、


こんな感じでチャック付き収納袋に仕舞うように改めました。
同じ袋にたくさんの箱をつっこむと、どうしても接する面がこすれて傷みます。が、このようにすれば綺麗なまま保てるというわけ。
大形ゾイドの箱であっても、ホームセンターに行けば収納できるサイズのチャック付き収納袋が売っています。
そして保存する全ての箱を収納できたら…、全てを一回り大きな袋の中に入れて保管します。

そんな感じなのですが、作業中におやと思う事があったんですが、


レッドホーンの箱が二つあります。
箱は一つあれば満足なんですが、レッドホーンの箱は確か何かのセットで一緒に付いてきたような感じで二個目をゲットしたような覚えがあります。
貴重なものなので処分するのも忍びなく、でも既に一個あるからどうしようかなぁ…という感じで保管しておいたものだったような感じ。
(以前にパーツ譲渡をしたいという話をしましたが、この辺の箱にも需要はあるものなのかしら…?)

さて、せっかくなので二個の箱に違いはあるのか比べて見ました。


裏面も、


側面も同じ。
(側面の余談。側面の写真は口をやや開けてる。正面メインの写真は口を閉じてる。比べてみよう)

まあ、同じキットなので箱に違いがないのは当たり前だよなあ…と思っていたところ、


開けたら違いがあった。

紙質が明らかに違います。
一方はダンボールですが、もう一方はボール紙のようです。
(ダンボールとは真ん中に波状の紙が入っている紙です。ボール紙はただの厚い紙)

あと、


ダンボールタイプは箱にベロが付いているんですが、ボール紙タイプはベロがない。

おそらく、製造された年が違うのかな…。
レッドホーンは84年から89年初頭まで生産され続けたロングセラーなので、途中で箱の仕様にも変化が生まれたのでしょうねぇ。

どっちが古いもので、どっちが新しいのかな…。
気になったので、何か探れないかと他の箱をあさってみました。


こちらメガトプロスの箱。88年から90年まで販売されました。すなわち、この期間に販売された箱ですね。
で、箱を調べたところ、


ベロが付いている。あと、紙もダンボールでした。
という事は、レッドホーンもベロ付き&ダンボールのものが後期生産型なのかな。
ボール紙に比べてダンボールは軽くて頑丈。しかもクッション性が高い。なので改定されたのでしょうねぇ。

ちなみにダンボールが採用されたのは大型ゾイドのみで、ゼンマイゾイドなどはボール紙が最後まで採用された模様。
この辺はコストの問題なのかな?

ほぉぉぉ。こんな違いがあったのですねぇ…。
新世紀ゾイドの箱も、よくよく見ると途中で一部にレイアウト変更が行われていたりします。
こちらは主に玩具安全基準法の改定で注意書きの欄を拡大する必要が出た事に由来する変更でしたが。
箱に注目しても、よりマニアックな追及が出来るかもしれませんねえ。

と、そんな風に思っていた所、もうひとつ違いに気付きました。
後期レッドホーン箱と前期レッドホーン箱ですが、箱の一部にこんな違いが…。


「ゾイド レッドホーン 内地」
おおお何ぞこの表記は。後期型にのみ、この表記があります。

結論から書くと、多分これは海外に輸出するレッドホーンと区別する為のものでしょう。
同時期にイギリスやフランスでもゾイドは展開されていました。


レッドホーンは日本版と同じ色で売られていたので、間違えないようこのような表記がプラスされたのでしょう。

しかし「日本」じゃなくて「内地」というのは何か良い。
戦時中、日本本土の事を内地と呼んだそうです。
何かこう、ゾイドバトルストーリー的に解釈できないものかな。

思いついたところとしては、これは暗黒大陸で生産されたレッドホーンであり、中央大陸(帝国軍)に納入されたレッドホーンという解釈ができるのかな。
「内地用」とわざわざ書かれているという事は、外地用すなわち暗黒大陸暗黒軍に納入するレッドホーンも存在した…。
それは暗黒軍用装備として運用・研究されダーク・ホーン開発へと繋がって行くのであった…みたいな。

そんなわけで箱でした。
それにしても箱は魅力的。箱を集めた資料集的な本が出ないかな。
以前に紹介した「まんだらけZENBU」もワクワクする内容でした。
これの決定版的なものが出れば良いのに。
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コメント

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No title

内地とはまたいい単語!

レッドホーンが帝国滅亡前から暗黒軍で運用されていたとの説は面白いですね。
暗黒軍が帝国ゾイドを接収してすぐに問題なく運用していたこと補強する説となるかも知れません。
機材が手に入ってもそれを使いこなすのはまた別の話ですし、共和国と戦争に入った暗黒軍が、完全に帝国の遺臣頼みだったとも思えません。
暗黒軍に旧帝国ゾイドを即戦力にする素地があったとするのは説得力があります。

第一次中央大陸戦争後の亡命時、交渉のカードとして供与がされたのかも!
レッドホーン以外の機種も供与の対象だったのかもしれません。

No title

 新居へのお引越しを為されたのですね。お疲れ様です。
 いや、疲れるのはこれからでしたか。失礼しました。

 箱とはまた面白い着眼点ですね! しかしレッドホーンの発売時期が1984から1989年までとは。1984年といえば「ゴジラ」が復活した年で、1989年はその次回作「ゴジラvsビオランテ」の公開年。その五年間というと特撮の技術もまた桁外れに向上した時期でした(すいません特撮オタクで)。
 そりゃあ、段ボールも仕様変更されたり進化したりするでしょうねえ。

 ……などと思っていたら、海外版ゾイドのラインナップを見て、爆笑。
 なんでマンモスやサラマンダー、プテラスが帝国カラーになっているんだ!?
 いやまあ、ゼネバス側にレッドホーンとアイアンコングしかいないから、数合わせでそうなったんだろうけど……なんというか、PSゾイドの鹵獲カラーやら、オーダイン・クラッツ少佐やらを思い出してしまってつい笑ってしまいました。
 あと、意外というかやはりというか、海外だとゾイドの名前は変わるのですね。はっきりとは読めませんが、なんだかレッドホーン以外はほとんど名前が変わっているようですね(そういえば『マリオ』シリーズのキャラクターも海外では名前が違います。例えばクリボーはGoomba……なんて読むんだろうコレ)。
 コングはなんだかかっこいいカラーだし。いやはや、ゾイドはいい感じで広大無辺だなあと改めて感じました。

 たくさんの資料を持っておられる三式さまには改めて脱帽いたします。
 それだけに整頓は大変でしょうが、頑張ってくださいませ。心ながら、応援させていただきます。

No title

引っ越しお疲れ様です。
ゾイドの箱ってビジュアル的にも資料としても素晴らしいですよね。改めて考えてみると、わたくしガンプラやラジコンなどゾイド以外のおもちゃの箱は軒並み捨てちゃってますが、ゾイドの箱だけは全て取っておいています。たかが箱ですがそれだけ魅力的なのだと思います。(ここのサイトのファンの皆様にとっては当然の対応かもしれませんが・・・)
遅ればせながらお譲りいただきましたバトルリサーチ3巻が本日無事届きました!実際手に取ると本のボリュームと戦史そのもののボリュームがこんなにあったのかと驚きました。公式のバトルストーリーとファンブックは持っているのですが、戦史の奥深さに改めて興味をそそられました。もちろん本の出来そのものも素晴らしく、これは人に感動を与えるレベルだと個人的に思っています(ハードル上げすぎでしょうか?)。そして執筆には相当な苦労があったものと容易に予想されました。
わたくしもこれを機により一層ゾイド研究にいそしみたいと思います。

No title

>メカカブトさん
グッと来るワードを使ってますよねー。
レッドホーンは、おそらく暗黒軍も早期から運用していたでしょうね。
レッドホーンから帝国技術を知りえた事が、帝国ゾイドを接収した後に次々に「暗黒化」ゾイドを誕生させることができた原動力なのかも。

亡命時の交渉は妄想がはかどりますよね。
レドラーはドラゴン型だから暗黒大陸産だと思われます。それが提供されている事情と比べてみても面白いです。

>ハデスさん
大型ゾイドの場合は動力ボックスが壊れたらシャレにならないので、手厚い防護が必要だったのでしょうね。
それが箱の仕様変更かも。

海外版はえらい事になってますよね。
なんていうか、ゴジュラスとコングが手を組んじゃったもんだから・・・、敵側が可哀想だなあというか。
レッドホーンとマンモスが突進したところで・・・。

>がたんごとんさん
箱の一覧みたいなのが欲しいですよねー。

ゾイドの箱はテクニカルデータなども含め魅力的な「ここにしかない」情報がわんさかあるので貴重ですよね。
場所は取りますが、捨てられねぇ… と。

バトリサの方、ご満足いただけたようで幸いです。
ボリュームはどえれえ事になりました。ただしここに満足せず、更にまい進して行きたい次第です!

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