1990年の恐竜図鑑ゲット

新年早々いいものをゲットしたので少し紹介します。
個人経営の古本屋巡りをしていたところ、


こちらの古い恐竜図鑑を安くで手に入れる事ができました。
小学館の図鑑です。1990年初版発行。いい感じに古いです。

表紙はステゴサウルス。よく見ると背中のヒレが一列で復元されている珍しい絵ですね。
この頃はステゴサウルスの背びれは一列だった説VS二列だった説で議論がされていた時期です。
ゾイドで言うと、ゴルゴドスのような形なのかゴルドス・ゴルヘックスのような形なのかで議論がされていたのですね。
現在は状態の良い化石が見つかり二列だったとほぼ結論されています。

時代を感じます。
そう、時代を感じたいので買ったような感じ。

1990年というと、あのジュラシックパークが公開される3年前ですね。
その時期の恐竜図鑑の絵はどんなのだろう。

ちなみに、うちにはもう一冊古い恐竜図鑑があります。

右側の始祖鳥の方の図鑑です。1972年初版発行のものです。この図鑑は若干の改定をされつつ80年代後半まで販売されていました。
(左のは今回ゲットした図鑑です。カバーを外した中表紙はとリケラトプスだった)


そちらの方はこんな感じ。実にオールドですね。これはこれでカッコいいので好きだな。
7~80年代の恐竜。
これが今回ゲットした1990年の図鑑ではどう進化しているのだろう。


おおお、ちょっと進化してますね。でも現代のものとは少し違う感じもする。
過渡期を感じます。
前傾になりつつも尾は引きずっているものが多い感じ。
しかし、こうやって少しづつ研究が進んでいき、そして現在に至っている事がよく分かるものでもあります。
とても面白い。

そうそう、1990年の図鑑という事で今の図鑑にはない面白いものも乗っていました。


「ウルトラサウロス」
本種が史上最大の恐竜として紹介されていたのです。
本種は数年後に、「実は居なかった」事になる悲運の恐竜です。
(本種の化石と思われていたものが実はスーパーサウルスの化石であると判明し抹消された)
このような、今では「抹消されている」恐竜が見れるのも古い図鑑の醍醐味。

ゾイド・ウルトラザウルスは、1986年発売。
その当時に史上最大の恐竜であると信じられていた本種をモチーフにしています。
ウルトラサウロスは1979年に発見されました。
当時、史上最大の恐竜だと思われていたのはブラキオサウルス。それよりも大きな新種が出たとあって本種は世の中に衝撃を与えました。
余談ですがブラキオサウルス型のブラキオスが中型止まりなのは、おそらくウルトラサウロス=史上最大=超巨大ウルトラザウルス。ブラキオサウルス=大きさで抜かれた=中型ブラキオス。というものになったからだと思われます。

ウルトラサウロスは発見された1979年~1990年代初頭にかけて大きなブームを起こし…、そしてその数年後に存在が抹消されてしまった…。
そんな華やかだか悲しいんだか分からない本種ですが、そのような背景を知ればゾイド・ウルトラザウルスが世の中の動きに大きく影響を受けて開発されたことなども分かります。

さて、そんな感じで良いものをゲットしました。
恐竜の復元がいかにして発展しているかに凄く興味があるので、他の年代のものも機会があればゲットしていきたいなと思います。
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コメント

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自分も恐竜好き

ゴジュラス立ちのティラノサウルスもかっこいいですよね♪
今では確かに古いけど…
ウルトラサウロス…なつかしいなぁ><!確かにこいつがウルトラザウルスになったんだよな!
そういやセイスモサウルスも今では無効名になってるとか!ゾイドにされた竜脚類恐竜は
なんでこう抹消されていくんだろう(・・?

まあそれはともかく、ゴジュラスが一番ティラノに近いと個人的に思ってます。一つ目の理由は、
ゴジュラスもティラノも目が前向きについていて、立体視が出来るようになっている点。
頭部の大きさと腕の短さもティラノにそっくりです。正直ジェノよりティラノ似だと思う。
反論するなら、バーサークフューラーや凱龍輝持って来いって思います。
特に凱龍輝は目が前についているように見えないこともないし、頭部も大きくなってるからね!

恐竜の復元も昔と今とでは変わっていますよね!最近のティラノは実は羽毛があったのでは?
と言われていて面白いです。ゴジュラスやゴジュラスギガの背びれが
いつかは羽毛を参考につけた物だ!なんて言われるかもしれませんね♪
デザインも羽毛っぽくなったり…そう解釈するのも面白いかもしれませんね!

後、最近知りましたが、熱血最強ゴウザウラーに出て来るマグナザウラーは、
アロザウラーにそっくりですよ!やはり会社が一緒だからかな?
エルドランシリーズって作品の様ですが、これに出て来る絶対無敵ライジンオーに
キングゴジュラスが出て来るアイディアがあったそうですね!出て来るなら見たかった;;!
没になったみたいですけどね…

No title

この図鑑は当時家にも学校にもあったので中身はともかく表紙をよく覚えています。
後ろの方のページで、イグアノドンは化石発見当時は角と思われてツノがあるトカゲみたいに描かれていたのが研究の結果爪だと分かって図鑑が変わったみたいなことが書かれていたような・・・・。

90年の図鑑ということで当然ながら今と違う部分もありますが良い図鑑ですね。
というかこの3年後にジュラシックパークが制作されたということにも驚きですが。
T-REXも当時はまだゴジラみたいに歩くと思っている人もまだまだ意外と多くて、ですが映画でしっかりと二本足で歩いていて凄い最先端の映画だな!と当時は感動したものです。

No title

セイスモ〉〉ウルトラ先輩、オレもっすよ(涙)

イグアンとイグアノドン

 アニメゾイドでのレイヴンに対するやられっぷりからゴドスファンになった身ですが、ゴドスのライバルであるイグアンは「名前からしてイグアノドンベースだろうけど……どこかイグアノドンなの?」と常々思っていました。
 私の世代では、イグアノドンは胴を水平にしたタイプだったのです。ちょうどこのたび三式さまが入手された、この1990年の図鑑のタイプですね。
 上で紹介なさった、1970年代のイグアノドンは直立しています。この姿を見ていれば、なるほどイグアンはイグアノドン型だと納得できます。

 そういえば、1970年図鑑でも、奥のほうではイグアノドンが前傾姿勢を取っていますね。走るときだけは前傾を取る、みたいな。
 こういう学説はいつのころから出始めていたのだろう。また、あえてこういう絵を入れた出版社の意図は? なかなか興味深いです。

 でも、そういえばPSゾイドでのイグアンはゴドスと違って図鑑のような前傾姿勢を取らなかった……
 はて?

No title

懐かしいですね。
記憶違いかもしれませんが、恐竜の方のウルトラも、ウルトラサウロスではなくウルトラザウルスと呼んでいた媒体があったと思います。
足の骨から推測したデジタル映像(黒いバックに緑の線のやつ)をTVで見た記憶があります。
当時はウルトラと並んで、マイアサウラもやたらプッシュされていたように思います。

なんにせよ、懐かしいですね。恐竜は本当にロマンです。
今の子たちも、低レベルなデマに流されず恐竜でワクワクして欲しいものです。

この図鑑は持っていました
スピノサパーみたいなスピノサウルスが載っていますよね 
とても懐かしいです

No title

>ゴジュラスファンさん
直立ティラノだったり首を大きく上げたカミナリ竜だったり、カッコイイですよねー。
学術的な研究は進んで当時をどんどん明かして欲しい。でも一方でこうした過渡期の学説も伝えていって欲しいです。これらも一時代を築いたものなので。

ゴジュラスはティラノに近いですね。頭部のデカさはまさにティラノだと思います。
背びれと名前はアレですが…。
この類の恐竜はアロサウスをはじめ他にも魅力的なものが多いので、個人的にはティラノサウルス=巨大ゾイド限定のモチーフ、大型以下は他の類似恐竜を とした方が面白いんじゃないかなーと思います。

マグナザウラーはゾイドに流用できそうですね・・・。
今キットが安く手に入るならやってみたいかも・・・。

>No Nameさん
イグアノドンの解説は詳しくありました。
当時の復元図はイグアナを参考にしているみたいですね。名称もそこからきているんだとか。

ジュラシックパークは本当に鮮烈でした。
映画の力は大きいですねー。
ただ弊害もあって、たとえばジョーズによってサメが必要以上に長危険生物だと思われ狩られまくった時期もあったりして、その辺も難しいよなーと思います。
現在ではジュラシックパークの描写でさえ古い部分が出ているのと誤りも多いので、その辺を刷新する新しい映画が出てこないかなーとも思います。

>No Nameさん
ブロントサウルが最近になって復活した事例から考えるに、セイスモにもワンチャンスが・・・・!

>ハデスさん
70年代図鑑の方でもティラノがやや前傾で走るシーンが出てきたりはします。
この辺はなかなか解説が難しい(また私が把握し切れていない)のですが、前傾であったという学説自体は古くから存在しています。また大きな支持を得ていました。
80年代の学年誌には恐竜特集が多くありますが、その中には前傾した姿勢で描かれているものもあります。
ですが説が浸透しなかった理由の一つは、当時は今と違ってインターネットなどが無いから発表したものに対する間違いの指摘が起こりにくい時代です。
それに大衆がロマンと学説を混同した「カッコイイ復元図を求めていた」事情も無視できません。
それゆえに大衆向けの書籍としては受けの良いイラストが使用され間違いも指摘されず という今では考えにくいゆるい時代があった事が大きな理由だと思います。
背景に前傾姿勢の姿がわずかに出ているのは、「学説」を知る者が「ホントはこっちなんだぞ!」と思いながら意地で入れた要素かもしれませんね。

>メカカブトさん
古い図鑑では「サウルス」ではなく「ザウルス」と呼んでいるものが多いですね。
ウルトラサウロスが「サウ”ル”ス」ではなく「サウ”ロ”ス」になっている事については最低な事情があります、、、、。
wikipediaあたりに詳しいのですが、こういう事はやって欲しくないなぁと思う事件が・・・。

>Passerさん
スピノサウルスも現在と昔で姿が大きく変わっていますね。
どの時代の復元図もカッコイイ!
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