ゴルヘックスのバリエ

線画ー
本日はゴルヘックスです。
ゴルヘックスは私の中でベスト4に入るくらいに好きなゾイドなんですが、改造機もなかなか特徴的です。

それにしてもゴルヘックス、いやあ美しいなあ。

メカの魅力の方向性の一つは、ゴチャゴチャしたエンジンやパイプなどがあって、それを流麗な装甲が覆っている事だと思います。
対比ですね。
ゴチャメカが流麗な装甲の美しさを引き立てるし、流麗な装甲はゴチャメカの力強さや駆動する感じをいっそう引き立てる。
ゴルヘックスのゴチャメカの彫の深い作りと、それを覆うデルタフレームの対比は本当に美しいと思います。

さて改造バリエ。箱裏には2種類のっています。

ひとつめ。

観測用仕様
ゾイド星の知られざる場所を調査する。



調査機です。長期間の調査を想定しているようである。
前後脚の間にはエレベーターがある。背部には大型の居住区ユニットがある。青いのは窓です。なかなか快適に過ごせそうです。
調査には巨大な望遠鏡を使う・・・ってクリスタルレーダーやないんかいっ!
本仕様はゴルヘックスの電子能力を評価して調査機にしたというより、このクラスとしては安定性が高くパワーもあるから居住区ユニットを付けたりするのが容易という所が選定の理由になったのだと思われる。
それでいいのかゴルヘックス。
パラボラアンテナが付いているのも特徴。クリスタルレーダーを使わないのか…。
もしかしてゴルヘックスの改造機ではなく、別の野生体を使ったぜんぜん別のゾイドなんじゃないかな。設計としてゴルヘックスのものを一部流用したので姿は似たが…という感じで。


ふたつめ

巨大電磁砲仕様
強力な電磁波により、金属を原子の単位まで破壊する。



これたまスゲー仕様です。やはりクリスタルレーダーはない。
代わりにぶっそうなものを持っています。
「金属を原子の単位まで破壊する」
荷電粒子砲並の威力かよ…。
本仕様もまた、ゴルヘックスが選定されたのはパワーのある恐竜型四足機械獣だったからと思われる。

巨大電磁砲はおそらく失敗に終わっただろう。なぜなら成功した場合は類する装備が登場しているはずだから。
共和国軍の思惑としては、本仕様で巨大電磁砲を試験。成功したなら更なる改良を加えた上で前線の各ゾイドに装備していく感じだったと思われる。
ゴジュラスがキャノン砲を装備したように、この装備が成功すれば共和国ゾイドの砲力は圧倒的に倍加しただろう…。
なにしろゴルヘックス級のゾイドで装備できるのだから、大型ゾイドはすべからく装備可能だろう。
頑張ればベアファイターやアロザウラーでもいけると思う。ゴジュラスキャノン砲より手軽で高威力の砲と言える。

本仕様を見て思い出したのは、かつて日本陸軍が開発しようとしていた「怪力線」です。一部では有名かなあ。
戦局を一気に覆すアニメみたいな極秘決戦兵器を夢見て開発が進められました。
これは強力なマイクロ波を照射して上空を飛ぶB-29を撃墜しようという発想の兵器です。
敵機は通常は低くても2000mから5000mを飛ぶし、一部例外的に低く飛んだ機でも数百メートルの高度はあります。
さて怪力線ですが、実験では数メートル離れた先に照射し小動物を殺傷する事に成功したり、サツマイモを美味しく調理する事はできたそうです。
ですが、数メートルならともかく、それ以上の距離に有効な威力を発揮させるには出力を超超強化させる必要があり、電力確保をはじめとする諸々の問題があって結局は完成しなかったそうです。
また仮に電力が確保できたとしても、高出力に耐えうる装備が作れたかは怪しい。

箱裏バリエの巨大電磁砲もそんな感じの失敗作じゃないかなあと思います。
末期の日本軍・・・・・・というか敗色濃厚になった軍は戦局を一変する超兵器を求めて暴走しがちです。
デスザウラーにいいようにやられていた共和国軍も同じような状況になっていたのやもしれぬ。


しかし、それにしても両仕様ともノーマルタイプとかけ離れすぎた形をしています。

こちらは箱裏をスキャンしたもの。
頭部デザインも似ているようで違うし、デルタフレームも、あるにはあるけど形は変わってる。もはや別機に見える。
けっきょく、ノーマルの線画を流用できたのは足のみでした。しかしその足にしてもキャップがなくなってるなど細かな差はありました。

強風と紫電みたいな・・・ この例えはごく一部にしか通じないか・・・・。

SF的でゾイドの中でも格別の位置にあるゴルヘックス。
ゴルヘックスは改造バリエもまた格別の位置にあります。


さてさて、ちと時間がかかりましたが線画再現ですが、これにて共和国側もコンプです。
正確に言えば「箱裏に改造バリエの線画が載っているものはコンプ」です。
マンモスやガリウスなどは「作例」として立体が載っています。それらはまだ再現していない…。
先日のフロレシオスを始め、やり始めてはいるんですが。
こちらも再現していきたいところです。
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コメント

非公開コメント

No title

ゴルヘックスは中型機としてはハイパワーユニット搭載で量産しやすくパワーもあり、性格も温厚なので背びれをオミットしてでも色んなバリエーションの改造機が造られたように思われます。(主に直接戦闘しない系の改造機)

窮鼠猫を噛む

野生体(コア)は似た体形のものを、構成するパーツはゴルヘックスの予備パーツで、というのはゾイドらしいですね。
工業的にも同じ規格のパーツで構成するのは合理的です。
メカ生体時代の改造バリエは見事にステゴサウルスらしさが潔く皆無!まともにゴルヘックスの性能向上を試みた改造は新世紀でダークスパイナーに対抗するためでしたね。

また電磁砲など、敗戦が濃厚になってきたところで無茶な実験兵器が作られたという史実と重なっている部分もリアルに感じられて興味深いです。
オルディオス誕生のエピソード(ゾイグラ増刊号)も、ギルベイダーの猛攻に追い詰められて、禁断の領域であるキメラゾイド開発に乗り出したとか。人間、追い詰められると恐ろしいことをするものです。

No title

サツマイモを美味しく…w


ゴルヘックスの改造機には原型留めてないけどカッコいいというか…理にかなっているっていうのか…
好きですね、こういう改造

No title

電磁砲はSF全開で格好いいですね。
ビビビビッと稲妻状の光線が出そう。
観測仕様はキャンピングカーとしてぜひ欲しい。

思うに、標準仕様のゴルヘックスは当時の電子機としては性能向上の必要がなかったのではないでしょうか。
そのため変わり種の改造機になった、と想像します。

この曲線的な頭部はいつ見ても惚れ惚れします
非戦闘用の改造や居住部分があると人の行動も想像できるのでゾイドをなんとなく身近に感じさせる良いポイントですね
未知の領域を調査する機体は、その活躍を考えるだけでもワクワクします

No title

ゴルヘックスが放った巨大電磁砲で焼きいもがホッカホカになる様子を想像すると可愛すぎます

No title

じ、「実はゴルヘックスの試作機である」という可能性・・・。
「クリスタルレーダー開発前に計画された、或いは実際に生産されたタイプ」とか・・・。
「調査にゴルドス回すのは勿体無いし・・・。 中型ステゴ? ゴルゴドスで充分じゃね? 居住なんてテントでも張ればいいじゃん」とか言われてたり(ゴルドスに小さしゴルゴドスに大し)。

或いはコスト面の問題で「そもそも背鰭レーダーって結構お高いのよ。 クリスタル? 単なる調査にそんな金かけられるか!」とか。

「遠征する兵の宿泊用に是非!ついでに探査補助も出来るよ!」実は随伴する待機車だったとか。
・・・そういえば、このタイプが必要となるような状況では各軍の宿営事情ってどうなってたんでしょう? そういう時はやっぱりグスタフ? そうでなくても、ステゴより居住に適任な素体がいたから、このサイトヘックス(ですよね?)はわざわざ生産されなかった?


ボルへックス(ですよね?)は、「計画が一時凍結されて、忘れられた頃にグレートバスター開発中の研究員に発見されて活かされる。 ついでにスーパーガトリングにも活かされる。 ボルヘックス“大陸間戦争ゾイドはわしが育てた”」とかありそうです。
でもゴルドス辺りで研究再開しても良さそうなもんですが、回して貰えなかったんですかね。


サツマイモ・・・w ゴルヘックス型電子レンジとか欲しくなりますねw
・・・そういえば、ディメトロドンは電子レンジ戦法でライガーゼロと引き分けた(正確にはパイロット同士で刺し違えた)事がありましたね・・・。

No title

ゴルヘックスは割とドッシリとしたスタイルなので特殊な巨砲の装備や長期に渡る観測用の機体の素体としても優秀だと感じるバリエーションですね。
ただ、クリスタルレーダーなしだと「これステゴサウルス?」な気もしちゃいますが・・・。

望遠鏡を付けたゾイドというと、確かアニメ無印でもレイヴンの幼少期の回想で大砲の代わりに望遠鏡を付けたカノントータスがいた様な気がします。
だいぶうろ覚えですが・・・。

No title

>kageさん
中型ゾイドとしてはもっとも扱いやすいゾイドだったでしょうねー。
このような大掛かりな改造も性格から特に嫌がることなくすっと受け入れてくれたのかも…。

>A-10に乗りたい人さん
試作機は既存の素材で安く上げることも多いですからね。
この頃のゴルヘックスは最新鋭機なので、電子能力はこれ以上望むことが無理だった事情もあったでしょうね。

電磁砲はちょっと計画が夢見すぎな所がありますねえ。
まあゾイドの世界では時としてそういう計画を実際に実現することもあるから侮れないのですが

>w15さん
マイクロ波を照射するというのは電子レンジですからね。
それを超拡大してB-29を撃墜・・・・。無茶を考えよるで・・・。

本仕様は珍妙な感じですが、こうした仕様があることが世界観を構築している気もしますね。

>メカカブトさん
わかります。ギザギザのエフェクトを付けたいですねw

電子線能力は既に究極なので別の方向性になったのでしょうねー。

>横転臼砲さん
観測機仕様は完全に武装を撤去しているので民間用としても需要がありそうですねー。
未知の部分を調査して更なる枠枠を発見してほしいですね。

>No Nameさん
失敗作に終わった本仕様だが給食車として転用され各基地を回って喜ばれたのであった・・・・・・。

>kuehleさん
平行して開発されていた仕様という可能性はありますね。
ベアファイターも「ぜんぜん違うやんけ」な姿の機がありますからね。

調査用としては望遠鏡のほうはコスト面などでよいというのは可能性が高そう!
実際にゴルヘックスのクリスタルレーダーの意義は帝国軍ディメトロドンがいてこそという面もありますからね。

宿営はグスタフが大活躍していたと思います。
ウルトラザウルスは居住区が設けられていたので短期で解決できるのかな・・・?
居住区がないゾイドにとっては、本仕様やグスタフはうれしい存在だったかもしれませんねえ。

電磁砲はエネルギーを必要とするならゴルドスをまわした方が良さそうな気がしますね。
更新され余剰になっていた機もあろうに、不思議なことです。
この辺も理由を考えて生きたいですねえ。

>ラウルさん
ドッシリ感を活かした改造なのは嬉しいですよね。
直接戦闘は苦手なゴルヘックスですが、ドッシリした体格を活かせば使い道は多いという風に感じられる良い仕様ですね。
得意分野を活かしてる感じが好きです。でも…その結果がステゴサウルスらしさを失わせているのは痛し痒しですねえ。
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