復・刻・希・望

先日エイプリルフールのネタに使用したゾイドガム版シールドライガーMK-IIの説明書ですが、

改めて精密の極みですね。
さて今回は、新たに二種類の説明書をゲットしたので紹介します。

ゾイドガム第5弾は、ギル・ベイダー&オルディオスでした。

通常、ゾイドガムは4機種がラインナップされます。
1弾:ウルトラザウルス、ゴジュラス、アイアンコング、デスザウラー
2弾:ゴルヘックス、コマンドウルフ、レドラー、ブラックライモス
3弾:マッドサンダー、シールドライガー、ディバイソン、グレートサーベル
4弾:デッド・ボーダー、ダーク・ホーン、ガンブラスター、サラマンダーF2

ですが第5弾では
「ギル・ベイダーAタイプ」「ギル・ベイダーBタイプ」「オルディオスAタイプ」「オルディオスBタイプ」
という2機種各2タイプ=合計4種類という構成になっています。

AタイプとBタイプは色が違うのみ。
金型代を節約したのでしょうか。もしくは、この時期は選定するような機種がなかったという事情もあったのかもしれない。
(既に大型ゾイドは大半がゾイドガム化済みであった)

ゾイドガムは第6弾まで出ています。
そちらは
「ガン・ギャラドAタイプ」「ガン・ギャラドBタイプ」「バトルクーガーAタイプ」「バトルクーガーBタイプ」
でした。

末期で人気が落ちていたので売り上げが見込めず金型代を節約したと捉えるか、
本来は4機種が揃ってからリリースすべきだがとにかく早く出したいから機種が揃わない内から(苦肉の策として各2タイプという特殊対応をしつつ)リリースに踏み切ったと捉えるか、
これはなかなか判断の難しい所です。

ところで、バトルクーガーは90年7月発売で、キングゴジュラスは10月発売です。
ゾイドガム第6弾の開発がもう少しだけ後にズレていたら、もしかしたらキングゴジュラスのゾイドガム化もあったのかもしれませんねぇ…。

ゾイドガム第6弾の後には、カバヤは更にゾイドパズルというアイテムも出しています。
ゾイドバトルストーリーの名シーンをパズルにした感じのアイテムでした。

カバヤは本当にゾイドに寄り添っていたなぁ。
ゾイドガム第6弾の後にゾイドパズルが出たという事は・・・、もしかすると幻の企画としてゾイドガム第7弾「キングゴジュラス&デス・キャット」なんかもあったのかなぁ。
たぶん、メカ生体ゾイドのシリーズ展開終了を持って企画は撤回、原価のあまりかからないパズルに移行したのだと思うんですが。

前置きが長くなりましたが、ここからは説明書を紹介します。

ギル・ベイダー

相変わらずすげえなぁおい。ため息が出ます。
組み手順を見ると分かると思いますが、ビームスマッシャーが別パーツになっており手動ながら回す事もできます。
当時はこれがちょっと嬉しかったですね。

この弾のゾイドガムの成型色は青・白・赤でした。
正直、オルディオスを重視した色ですね。なのでギル・ベイダーにはちと辛い…。
タイプAは全身が青で構成されています。タイプBは白い構成で、これは後のギルドラゴンのようであった。
(「ゾイドガム ギルベイダー」とかで画像検索をすると出てきます)

相変わらず造形は完璧と言えるほどに本家版を再現しています。
ただ第4弾までと比べて退化してしまったのはキャノピーが開閉しない事である。
以前の弾の機はコックピットがちゃんと開いた。(例外としてマッドサンダーのみ開かなかったがこれは造形上仕方がないと思う)
ギル・ベイダーはキャノピーが大型なので開けるようにして欲しかったなあ。
キャノピー自体は別パーツなので不可能ではなかったと思うのですが。


ゾイドガムの説明書は、この弾より一色刷りになっています。これは明確な経費節約かな。
ゾイドバトルストーリーが載っているところは注目です。

あと「精密モデルですので切り残しやバリは綺麗に取ってから組み立ててください」という指示は本家キットにはない文言であります。
本家キットは「子供が手でパーツをもぎ取って」作っても大丈夫なようにゲート位置を作っているそうです。バリなどが多少あっても問題なく組める構造なのですね。
ゾイドガムはミニモデルなのでそういうわけにはいかない。模型としては本家をも上回る細かさなのですねぇ。

ジオラマを作って撮影しようぜとの提案があるのも凄いなあ。
まあ、たしかにゾイドガムのクオリティならジオラマにも使えるし何より200円で変えたしミニモデルだから気軽に挑戦できただろうな。

次、
オルディオス

コックピットが開閉せず、また前脚の部品点数がかなり減らされていますが、その他はかなり細かい。
コチラも精密模型的な感じですね。

オルディオスAタイプは、本家にかなり近い色をしているのも魅力です。
(「ゾイドガム オルディオス」とかで画像検索をすると出てきます)


そしてゾイドガム版オルディオスの最大の魅力は、オリジナルギミックの「変形」であります。
まぁ変形というほどの大それたものではないんですが、翼を水平に出来るのですね。

本家キット版だと翼は上に向いた感じで「飛行」という事を考えたら「?」な構造でした。
ですがゾイドガム版は水平に出来る事で、より「飛べる」事への説得力が増している感じがします。
これはまさに動力を持たないことの恩恵ですね。

翼を折りたたむギミックも本家と同じようにできます。
あと、おぼろげながらの記憶では頭部サンダーブレードが固定ではなく若干の角度を付けられたような記憶がある…。

この弾のゾイドガムは当時は全て持っていたんですが、残念ながら現存しておらず。無念。
いつかまた揃えたいものです。
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コメント

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No title

この手のお菓子は親にねだって買ってもらった記憶があります
小さい頃、生協のおもちゃコーナーで大きな存在感を出していたデスザウラーには手が届かず、それでも欲しかった時に買ってもらってうれしかったです<確かシールドライガーでした
この記事で受けたのはオルディオスのストーリーの「最新型ゾイド?」の「?」です

No title

説明書ひとつ取っても素晴らしいクオリティですね。

こういったブームの時期に脇を固めた様々な商品はなかなか残りづらい。
先の記事で少し出た駄菓子屋のカードなどもそうです。
メンコに意外な写真や解説があったり。

大人になって気づく後悔。
嗚呼、捨てなければ良かったなあ……。

No title

すげぇ…
お菓子のオマケとは思えんほどの物だったんですね

No title

我々が前から欲しかったのはこのシリーズの新作。
それと24含めた新規多様で硬派なコマンドゾイドシリーズ。
今なら下手な新シリーズ出すより売れると思うんですよ。
その分dふぁしにくいのかもしれませんがね。

これコマだのミニフィギュアだの出てた新世紀当初は大いに期待してたんですがねぇ。
小さな食玩という点を生かし公式改造ゾイドなんかも入ってて・・・もしくはボーナスパーツとかで組み換えで再現できたりとかね。
なんて当時は色々妄想したもんです。

No title

説明書の密度だけでオーパーツっぷりが見て取れますね。
さぞやジオラマの遠景モデルとしてユーザーの役に立ったことでしょう。
トミースタッフもこれ使ったのかな?こういった縮小モデルに頼らず自作、あるいは魔改造していたイメージがありますが。

No title

こういう食玩とか本当に復刻して欲しいです。
新世紀だとゾイドコレクション(手のひらサイズのガチャで発売したやつ)とか今更欲しい・・・・・

No title

これで遊べた子供は本当にラッキーだと思います。
精巧すぎるでしょ!
日本が誇るべき文明というかとにかくすごい。

No title

こうして説明書を見ると改めてゾイドガムの精緻さが解りますね。
オルディオスが翼を広げられるのも無可動かつパーツが軽量な小サイズのプラモならではだと思います。

自分は同じカバヤの勇者シリーズの食玩プラモ(マイトガイン~ガオガイガーまで)に触れてきた世代ですが、
ゾイドガムもそれと同等以上の完成度だと思います。
カバヤは何年か前にブレイブガムやトランスフォーマーガムとして新たに勇者シリーズやトランスフォーマーの食玩キットを出した事もありましたが、
ゾイドも同じ様に新たに食玩プラモ化して欲しいですし、
往年のキットの再販もして欲しいと思います。

No title

>神楽歌さん
「?」の部分ですが、この当時はこんな感じの口調が多かったですねー。
ゾイドグラフィックスなどを見ても同じような口調がよく出てきます。
もしかすると影響を受けたのか、はたまた同一人物が書いているのかも。

>メカカブトさん
メインアイテムはあって当然ですが、周辺アイテムの充実がブームを測る尺度になったりもしますね。
子供の頃はどうしても気付きにくいのですが、集めていれば良かったなあと思うものは私も凄く多いです。

>w15さん
これはまだ簡易なほうで、ウルトラザウルスの説明書は更にバケモノみたいなオーバークオリティーをしていますぞ。

>EZ喜&RZ哀さん
アタックゾイド/コマンドゾイドはぜひとも復刻して欲しいですね。
72化をしていないアイテム、未復刻のウォータースパイダーやサラディンなどをぜひお願いしたい限りです。

>A-10に乗りたい人さん
ゾイドガムも使われていますが、登場が後期なので今ひとつ数は多くないですね。
仰られるように魔改造機がメインですね。
あとはビッグポーズかな?

>NoNameさん
気軽に揃えられるアイテムは欲しいですよね。まずそこからスタートというのも手だと思います。

>フォンタナさん
私はとても幸運でした。
金型職人さんが本機出しすぎです。
今でもこのレベルの造形は食玩ではなかなか目にしないです。

>ラウルさん
オルディオスの羽は良いギミックですよねー。
まさに動力を廃止したシリーズならではの利点です。
バトストでもこの状態で飛んでいる事がけっこう多いので、それを気軽に再現できる意味でも嬉しいです。

カバヤの食玩は、後にパーツ分けなどを食玩として洗練最適化させてゆきますが、ゾイドガムの頃は「できるだけやってみよう」というか…、ノリノリで作りこみまくってる感じがあって最高です。
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