ゴジュラス9バリエーション

ゴジュラス9バリエーションがコンプできたので一覧にしたり考えたりします。

[アーリータイプ版が存在すると思われるもの]

戦車タイプ:ベン・ハー
戦士タイプ:グリフォン
ドリルミサイルタイプ:ドリルダート
飛行タイプ:アルバトロス

これれらは学年誌の極初期に登場した機なので、「ゴジュラス強化改造完了よりも前に製作された機」と考えます。
グローバリーIII飛来がZAC2029、ゴジュラス強化改造完了が2030なので、その間に登場した仕様と思われる。

ベン・ハーはノロマなゴジュラスにマシな動きを与えるべく下半身を戦車にした。
またこの時期の地球人はゾイドよりも地球的な兵器が有効と考えていた。
それゆえゾイドをエネルギー源としてあつかった巨大戦車を作ったという側面もある。
上半身にゴジュラスが残る異様な姿は完全な戦車の姿にしてしまってはコアが混乱しエネルギーを発生させなくなる為。

グリフォン(本仕様には「グリフォン」「バトロイド」という二種類の名前が付けられている。今回アーリー版をグリフォン、後のものをバトロイドと解釈した)は、ノロマなゴジュラスを機敏に動かすべく人工装備を満載した仕様。
ロケットエンジンで飛行。腕は人型に改造。確かに強くなったが、もはやゴジュラスを使った意味とは…?
後にゴジュラス本来の能力を活かした強化改造が成功した為、本仕様のような「人工装備で無理やり強化」という方向性は廃れていった。
ただし後々の時代には「MK-II」をはじめ本仕様に近いゾイドも続々と誕生している。

ドリルダートは、ノロマなゴジュラスを戦闘任務から外し土木作業用に転用した仕様。
分厚い岩盤をぶち破るドリルミサイルは絶大な威力を発揮した。もしも地球人が来なければゴジュラスは本仕様のような土木タイプが主力量産機になっていたかもしれない。

アルバトロスは、「合体」等の実験を行った仕様。短時間の飛行やモルガとの融合を盛り込んでいる。
極初期の帝国空軍(シンカーさえ登場していない時期でヘリモルガが運用されているような時代)となら戦えるが、長く運用できるものではなかった。

極初期にはこうした仕様があった。
これらはゴジュラスの強化改造が完了すると共に姿を消した。ゴジュラスは無敵の格闘力で時代を築いた。
しかしZAC2032、アイアンコングの登場がゴジュラスに大きな脅威を与えた。
共和国軍は、直ちに対アイアンコング用強化改造ゴジュラスの開発を9つの研究所に命じた。


9つの研究所が全て真面目に取り組んだわけではなかった。というのも既存機の増産や別の開発で忙しかった所は以前に開発した改造タイプに最低限の調整を加えただけの「当て馬」的なゴジュラスを提出したのだ。
それでも、幾つかの研究所は素晴らしい仕様を提出した。この中でオギータ研究所の提出した長距離キャノンタイプが最高評価を得て「MK-II」になったのは有名である。

[9バリエーション]

戦車タイプ:ベン・ハーII
戦士タイプ:バトロイド
ドリルミサイルタイプ:ドリルダートII
飛行タイプ:アルバトロスII
格闘戦タイプ:ウォーリアー
重防御タイプ:バンカー
長距離ミサイルタイプ:バリアント
長距離キャノンタイプ:オギータ
高速タイプ:モンスーン

ベン・ハーII、バトロイド、ドリルダートII、アルバトロスIIは以前の仕様を強化改造型ゴジュラスに組み込んだだけの「当て馬」な仕様である。
これらの研究所は別件の仕事が忙しく今回のコンペに勝つつもりはなかった。
これらは当然だが以前の仕様よりは能力が高い。だがアイアンコングに本気で勝とうと思った仕様とは思えないものである。

ウォーリアーは、改造タイプというより腕に巨大な回転ノコギリユニットという巨大携行武器を持たせた仕様である。
腕のリーチが伸び有効だが砲撃戦を得意とするコングに対抗する仕様としては良いとは言い難く不採用になった。
しかし「携行武器」という考えは高く評価された。後のMK-IIが持っている「四連速射砲」は手で握る携行武器だが、本仕様が影響を与えた可能性もある。

バンカーはミサイルの直撃に耐える計画だが、当たり所によっては防げない事や重い装甲は運動性を低下させる事などから不採用になった。

バリアントはオギータと制式採用を最後まで争った仕様だが、ミサイルの精度が低くコストが高い事から惜しくも採用を逃した。
だが評価は高くZAC2036年ごろまで運用されていた事が確認されている。

オギータは9バリエーションの中では最も評価が高く制式採用を勝ち取った。後にブラッシュアップされ「MK-II」になった。

モンスーンは高速でミサイルを避ける設計だが、エンジンを過度に増設したので稼働時間が低下した。また火器を大幅に撤去した事から汎用性も低下した。
野心的な仕様だったが総合的にはバリアントやオギータに勝つ事はできず採用を逃した。

という風な想像をしました。
しかし一覧にすると壮観ですね。
真面目に取り組んだ研究所とそうでない所の差がよく分かる。やっぱりキャノン砲を装備したオギータ機が好きかなあ。バリアントも好きですが。
あなたの好みはどれでしょう?
というわけで9バリエーションでした。
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コメント

非公開コメント

No title

こんなにたくさんのゴジュラスが見られるなんて、いや~眼福眼福。
9バリエーションは、並べるとバリアント、モンスーン、オギータ研の洗練された感じが目立ちますね。
ゴジュラスはグレーや白が良く似合う。

私は何といってもアルバトロスが好きですね。
ドラゴン、恐竜と鳥は親和性が高いですから(鳥=恐竜ですし)、現代的にアレンジされたら格好良くなると思うのです。
一目でわかる無茶っぷりも改造ゾイドの魅力だと思います。

No title

バリアント、モンスーンはもう少し技術が進んで煮詰めれば有効な機体になりそうですね。
個人的にサラマンダーの改造機はみんな名前がカッコいい(ファイティングファルコン、ブラックバード、レッドバロン、マーキュリーなど)のに、ゴジュラスの改造機はやっつけで付けたような名前が多いのが気になります。
結構切迫してたんでしょうかね。

No title

面白かったです

一部の研究所は当て馬だけでなく、帝国スパイの撹乱偽装の参加もあったんではないでしょうか?
最初から本命の5個とド派手な4つに分けてコングの改良(性能は勝ったが、戦いそのものは負けたので改良してくるはず)に混乱を出すためなどです

実際、帝国は国力の低さから「新機軸」を優先する傾向と新型兵器装備型を乱発する面があり、結果、後半に軍の補給・生産の維持力が破たんして攻められると旧式機や実験機すら掻き集めないといけないほどに軍の充足率が堕ちると思いました

カラーリングについて

カラーリングに関してはバンカーがミリタリー感がありいいですね。モンスーンやオギータも見慣れたこともありいい感じです。

それにしても派手なカラーリングのバリエーションは何か意図があるんですかね?もしかしたらアーリータイプであることを隠すために派手に塗ったとか?

No title

9バリエーション、すごいですねえ。
こうして見ると、正しく恐竜的進化の極致というか。

子供にもわかりやすい方向性とも言えなくもないですが。
見栄えのする、いい改造ですね。……性能はともかく。

私はバリアントとモンスーンが好きかなあ。
バリアントは三式さんも仰る通り、Mk-IIに繋がったのでしょうし、モンスーンは技術が追い付いていたら凄かった、いわゆる時代が早すぎた機体とも言えそうですし。

そういうのって、正しく歴史って感じがします。

No title

長距離ミサイル装備は確かにいいですね

しかしこの9バリエーション苦し紛れの当て馬を提出したかもって考察もありますがわりと本気だったのかも…
アルバトロスを提出した研究所がサラマンダーやプテラスなど空中専用ゾイドの開発研究所だったとしたら自分たちの研究所の飛行技術を利用しない手はないでしょうしアルバトロスが採用されればゆくゆくは共和国全てのゾイドにたいする設計にも影響するでしょうしあえての独自性を出したのかも…

しかしやはり格闘能力がやや落ちる程度で砲撃力を確保したオキーダタイプは優秀ですね
バリアントの運用が続かなかったのは長距離キャノンを装備したゴジュラスやウルトラが普及したためかも…

No title

>メカカブトさん
一覧にすると壮観ですね。
いずれブレードライガーのABに至る前の一覧も作ってみたいです。

アルバトロスは私は前時代的な野暮ったさが込みで魅力的かなーと思う所もありますね。
でも現代風にアレンジしてみても面白そうですね。

>NoNameさん
モンスーンは特に「早すぎた」のでしょうね。
この後、高速タイプアロザウラーや新世紀時大のジェノやフューラーを見ればこの時代から前傾高速タイプの発送があったのは凄いと思います。

名前は語源が謎なのが多いですね。でもけっこうカッコいいのもあると思います!
雰囲気もそれっぽいですね。

>神楽歌さん
なるほどー、スパイなどが関っている可能性もありそうですね。
その方面まで絡めるとより深くなりそうですね。
スパイを警戒したとすれば、ゴジュラス改造を大胆に偽装したのだからまさに超規模の強化改造指示ですね。

>YHさん
初期の改造機はとにかく派手派手なのが多いですね。
テスト機は性能を図りやすいようにオレンジに塗るなどの措置が昔は採られていました。
なので、その一環かもしれませんね。

>やまさん
無茶な改造も多いですが、いずれも後の時代の強力ゾイドに繋がる部分が感じられるのも良いですね。
この競合はゴジュラスMK-IIを生んだだけでなく後の共和国軍の開発の方向そのものに多大な影響を与えていると思います。
まさにゴジュラスの名機ぶりを示すものでもありますね。

>w15さん
アルバトロスは初期型はサラマンダー就役前、9バリエーションはサラマンダー就役後の登場です。
もしサラマンダー開発と同じ研究所が担当したのだとすれば、アルバトロス初期とIIでは性能が劇的に違う可能性もありますね。
ところでサラマンダーの開発担当はかのチェスター教授ですが、アルバトロスが同じ研究所とすれば開発にはチェスター教授が関っていた可能性が…。

バリアントは成功していればウルトラもミサイル満載の姿になっていたかもしれませんね。
共和国軍がキャノン砲に傾倒する事になったのは間違いなくオギータ機の影響でしょうねー。
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