ウルトラな歴史

メカ生体時代のウルトラザウルス改造機がコンプできたので開発史を考えつつ一覧にします。

試作機

バトスト1巻などで確認できる。
制式機との差は少ないが、胸部ミサイルポッド/魚雷発射菅が制式機8連装に対して10連装である。
この時期は小型ゾイドがどんどん強力になっていた時期。
10連装では威力不足だったので弾頭をやや大型化した8連装に改められたと思われる。

またキャノン砲砲身が肉薄に作られている。

左が試作機、右が制式機の砲身。試作機が肉薄であることが分かる。
砲身命数が短く後に改めたと思われる。

制式機

試作機に調整を加えて完成した。
胸部ミサイルポッド/魚雷発射菅が8連装に、キャノン砲砲身が肉厚で砲身命数の長いものになった。
こうして完成したウルトラザウルスは大活躍をみせゾイド戦史にその名を馳せた。

寒冷地仕様

背中に寒冷地対応用ユニットを付けた仕様である。
本来は寒冷地を苦手とするウルトラザウルスを極寒地でも活動可能なまでに温める。
同ユニットは、ザブリスキーポイントで多発する謎の失踪事件の解決の為に応急的に開発された。
その為、機能面は十分だが防御力は皆無である。
極寒地で運用中に撃ち抜かれれば、たちまちウルトラザウルスは行動不能に陥ってしまうだろう。

対空能力強化型

背中の飛行甲板に大型の対空ユニット”ゲパルト式対空砲”を付けている。
飛行甲板は使用不能になりビークルやプテラスの発着機能は失われた。
シンカーの攻撃を想定した仕様で、能力は想定通りを発揮した。

だが空襲への備えとしては大型対空ユニットを付けるよりプテラスを搭載した方が効率が良かった。
その事から優秀な能力を持ちつつも数機が生産されただけで終わった。

ゲパルト式対空砲ユニットは後の時代に改良されたうえで改造ディバイソン「ヘッジホッグ」にも搭載された。

レーダー小改造機

破損したレーダーや一部装備を現場部隊が改修した仕様。
このような小改造機は各部隊でみられた。

ヘリック大統領専用機

ヘリックの乗機である。全軍を統括する総司令官機として、通信力が大きく向上している。
見えざる部分では、居住性も大きく向上している。カラーリングも豪華さがある。
本機は大統領専用機として大々的に宣伝された。その事から共和国市民は元より帝国軍にも存在が知れていた。

共和国軍はそれを逆手に取り、ヘリック大統領専用機の”偽者”を配備した事もあった。
偽物機は外観は全く同じだが居住性などは幾分劣ると思われる。

空母仕様

フロレシオ海開戦に向けてプテラス搭載数や整備力を向上させたタイプ。
10機のプテラスを完全に整備・補給する能力を持つ。
一方、砲力は半減した。といっても帝国軍の海戦用ゾイドに比べれば圧倒的優位を維持している。
その能力でフロレシオ海開戦を勝利に導いた。

MK-IIタイプ各種

ウルトラザウルスに更にキャノン砲等の火器を増設したタイプ。
現場に応じて運用された。
またフル装備の仕様は煌びやかな外観も相まって共和国軍でプロパガンダ的な広告にも広く使用された。
(フル装備の仕様はグレートザウルスといいNEW改造セットのパッケになっている)

ビッグマザー

ニカイドス島上陸作戦に向け、マッドサンダーを輸送可能なように大改造された特殊仕様。
実に200機以上のウルトラザウルスが本タイプに改造された。
その能力で見事上陸作戦を成功に導いたが、その後に登場した暗黒軍デッド・ボーダーを前に大損害を被った。
生き残った機は、その後の活躍がみられない事からノーマルタイプに戻されたと思われる。

ウルトラザウルス飛行艇

中型ゾイドを三機程度搭載して空輸する事ができる輸送機仕様。ノーマルタイプよりも大型化している。
タートルシップに比べれば輸送量は低いが、速度面や武装では上回る。
敵地上空などのタートルシップでは墜落が避けられない地帯では、まだしも小回りの効く本機が運用された。
一説にはビッグマザーからの改造機とも言われている。

輸送潜水艦仕様

海底基地への物資運搬を目的に開発された仕様。キングゴジュラスの建造を支えた。
本機をなくしてキングゴジュラスは完成しなかった。
キングゴジュラス完成直後に暗黒軍部隊に発見され被撃破となった。


以上。
全体的にみると改造機はどれも活躍している印象です。
空母仕様、ビッグマザー、輸送潜水艦仕様など共和国軍にとって極めて重要な作戦や戦いを勝利に導いたのは偉大だなと思いました。
ウルトラザウルス飛行艇が三機のキングライガーを運んだ一件も、激しい対空砲火の中を飛び正確にキングライガーを投下しているのだから大した物です。
(作戦自体は全て想定どおりに進みながらもギル・ベイダーがバケモノすぎたのが共和国にとって痛かった)

ウルトラザウルスは第二次中央大陸戦争後期頃からやられシーンが目立ち大陸間戦争では完全なやられ役でした。
暗黒ゾイド登場→ウルトラ「なまいきなチビめ。俺が倒す!」→なんとあの小さなゾイドがウルトラザウルスを倒してしまったではないか。
これ定番…。
しかし改造タイプはいずれも活躍し重要な作戦を成功させていたのだなあ…。ちと今回ウルトラザウルスを見直しました。
子供の頃、私がゾイドを知ったのがちょうどウルトラザウルスのやられシーンが多くなる時期で…、だから余りいい印象のないところもありました。
だけど大いに改める必要を感じました。

カラーリングは実に保守的というかほとんどノーマルのままで、ハデハデなのが多いゴジュラスと比べると何とも地味だなと思いました。
でもウルトラはやっぱりノーマルカラーが似合うなあと思いました。
そんな軍艦っぽい黒を保っていたウルトラが新世紀では銀になったのは衝撃でした。
新世紀ウルトラ…。
ここまできやたせっかくなので1200mmなあれもやってしまいたいなあと思う所がちらほら。
そんなに鮮明じゃないけど電ホビに真横からの写真も掲載されていたので近日やってしまうかも。
あぁー、しかしこれをやってしまうとゴジュラスの方も用意したくなるなぁ。
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コメント

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No title

改造ゾイドを個別に見ていくのも良いですが、このようにベース機体ごとに並べて解説するとより面白いですね。

改造ゴジュラスの時も思いましたが、開発の経緯や試行錯誤の変遷が伺えて妄想心が刺激されます!
ストーリーや各国の状況などもからめると読み応えが抜群です。

No title

大統領専用機の格納庫の上のやつがスナイプマスターのスナイプシートに見えました
実際、大陸間戦争でのウルトラの被害は接近された時か航空攻撃での敗退が多いきもします

No title

やりましょう1200mmウルトラキャノン!
あ、グラビティカノン仕様・・・・・

No title

新世紀のほうはバトストだと1機しかないぶん改造もデストロイヤーとキャリアーの2タイプしかなかったけど旧対戦だと改造機が沢山ありますねぇ…
ケンタウロスも厳密にはウルトラの改造機ではないけどベースはウルトラだし…
さすがは名機ですな

No title

すいません、一番上は私です。
名前が抜けていました。

No title

>メカカブトさん
ありがとうございます。
特に開発期が古く、しかも末期まで運用されたゾイドは「裏」を想像できますね。

>神楽歌さん
基本的には後方支援用だから接近されるとブラックライモスにすら苦戦しちゃいますね。
メカ生体時も新世紀時も手痛いダメージを受けています。
(新世紀時は厳密に言うとメタルライモス)
航空攻撃はやはり艦船と飛行機という構図がそのままだったのでしょうね。
何とか潜水艦にはソナーと艦載機で対抗できたようですが、航空機はどうしようもないのでしょうねぇ。


>A-10に乗りたい人さん
1200mm着工しました。
こやつ砲だけで大型ゾイド以上の線の量がある・・・けど仕上げてみせます。お楽しみに!
グラビティカノンのはやるとすれば左右両方を用意しないといけないですねー。

>w15さん
新世紀でも一機だけだった事を思えば改造バリエは多いのですが、旧大戦時の超量産されていた時代はやっぱり凄いですね。
惜しみなく運用できたのは国力とグランドカタストロフ前の豊富な野生体が見えてきます。
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