グライドラー

グライドラーのバリエを描きました。
本機のバリエは少なく、おそらく箱裏に掲載された改造作例2種類のみです。

一つ目


なにやら装備が増設されている仕様。
詳細不明。
脚部についているのは爆弾かミサイルだと思います…がコックピット側面についているものは何だろう。
んー…、与圧装置とかかな?

共通コックピットは基本的には地上ゾイド用だと思います。それをグライドラーやペガサロスはそのまま使用している。
なので高空では寒さや空気の薄さが問題になったかもしれない。
そこで本仕様は外付けの与圧装置を付けてコックピット内の環境を改善した…のかなあと思いました。


しかしながら装備増=重量や空気抵抗の増加はグライドラーの能力を大きく下げる事になり、本仕様は大々的に量産される事はなかった。
また量産されなかったもう一つの理由として、この時代はそこまでの高空に上がる事も少なかった事情もあった。
みたいに想像しました。



後の飛行ゾイド…プテラスは高高度にまで上がる事ができます。
デスバードとの戦いでは何と3万mまで上がっている。さすがにこの高度になると機体限界を超えて凍り付いていましたが。
しかしコックピット内は特に問題なく普通であったようであった。

この事から、プテラスの新型共通コックピットは与圧式コックピットなのかもしれないなぁ…と思いました。
同コックピットはスネークスも持ちますが、同機は水上航行ができる。
新世紀の漫画版機獣新世紀ゾイドのステルスバイパーは潜って活動もしていた。
水中での運用ができるとすれば本機のコックピットも与圧式である事が望ましい。

共和国軍が新型共通コックピットを開発したのは、もしかすると「初代」「ゴドスタイプ」の両共通コックピットの能力が不満だったのではなくて、「飛行ゾイドや潜水ゾイド」という与圧式コックピットが必須な新型機を作ることになったのでそれに併せて新開発されたのかもしれない。

新世紀でも「初代」「ゴドスタイプ」の両共通コックピットは現役として使用されていた。
単純にプテラス型の共通コックピットが性能が良いのなら、この時期には全て更新されていたはずだった。
プテラス型の共通コックピットを付けたゴドスやガイサックである筈だった。
だがそうなっていない。
これは「初代」「ゴドスタイプ」は能力的には不足がない。ただし飛行ゾイドや潜水ゾイドには使えないという事を示しているのかもしれないと思いました。

与圧式コックピットを開発するにあたっては本気の開発経験が大きく活かされている…と考えても面白いと思いました。


二つ目


これは箱裏だけでなく、キット付属のミニカタログ第一弾でも紹介されています。
当時のトミーとしてはとてもお気に入りの改造ゾイドだった事が伺えます。


正直、そこまで好きじゃない改造ゾイドです。
ただグライドラーからペガサロスに発展する過渡期の形状としてはとても魅力的です。
コックピットの付き位置が変わって、むしろグライドラーというよりペガサロスに近い印象です。
脚部も大型のタイヤ式になった。
ノーマルタイプが持っていた着水機能はなくなっただろう。
タイヤはペガサロスを思わせる。
大型砲を持っていますが、これもまた攻撃力を増したペガサロスに受け継がれていると思います。

以前にグランチュラからガイサックに発展する過渡期を思わせる改造を紹介しました。



この時期の改造ゾイドには、このように開発史を想像できるものが多くあった。
本機もまたそのような例と言えると思います。

ただ本機は装備増に対してグライドラーのパワーが足りず、貴重なデータを残しつつも量産される事はなかったと思います。

グライドラーのバリエーションはどちらも「のちの時代の糧となりつつも、自身は量産されなかった」という輝かしくて不遇な機体。
それが魅力的なバリエーションだと思います。
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コメント

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No title

骨ゾイドの改造はのちに開発されるであろうゾイドっぽい形状した改造が多いですね・・・
まぁハイドッカーあたりで触れられてましたがこのクラスだと重量の都合があったかもしれんですけど・・・

No title

グライドラーは観光地で使われていたように思います。
ゼネバスはともかくヘリック共和国は常に遊び心も忘れていなかったように思われます。

No title

>w15さん
はっきりこの時代の作例って言ってあまりカッコいい改造ではないと思いますが、開発史が見えてくるあたりはとても興味深いと思います。
また「???」な改造が多いのも特徴ですが、それがまた試行錯誤している感じを出しているのも面白いと思えますね。

>kageさん
退役後はそうした運用もあったでしょうね。
国内にも余裕があったでしょうし。
あにしろゾイド戦役全期を通じて一切制圧されていない地域もあったので。
グライドラーの場合は着水機能があったので観光事業では大活躍しそう。航続距離も長いし。
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